トータルイクリプスサンダーボルト 外伝   作:マブラマ

7 / 34
キラリフタリ

1998年9月23日

今日、俺と都、鈴乃、駒木に草野、村田と早乙女はジャムセッションイベントを行う

勿論橘司令から許諾を得た

ここでメンバー編成や担当、選曲をお浚いしておこう

鈴乃と駒木はボーカル、草野はサックス、俺はドラムに都はトランペット、早乙女はキーボード、村田はトロンボーン。

選曲は『Fly Me To The Moon』次に『A列車で行こう』美空ひばり日本語カバーバージョン。『ジャイアントステップス』『A Whole New World』『Things』

服装は都は胸元が少し見える黒いドレス、鈴乃はハリウッドセレブが着そうな胸元全開の黒いドレス、駒木は肌の露出を控えた黒いドレス、早乙女は胸元が少し見える黒いドレス、村田と草野、俺はタキシード姿だ。

特に都と鈴乃は気合が入っている

マイクの起動音が3回

周りには人がざわざわ集まって来た。

赤ん坊に子供、学生、大人、老人、軍関係者の人間が簡易的に設置されたパイプ椅子に座り込む

俺達は舞台を上がり、鈴乃が前に出た

「皆さんお集まり頂きありがとうございます。私は日本帝国軍佐渡基地司令部第三戦術予備部隊B中隊の長を務める大倉鈴乃大尉と申します。初めての方々やそうではない方々も来て頂きありがとうございます。今日、このイベントの為に気合を入れて少し露出が高いドレスを着てみました~」

楽観的に笑みを浮かび文化会館に集ってる皆に言い放った

十分露出が高いぜ

まあ、嬉しいけどよ

俺は鈴乃を見て頬を赤らめた

鈴乃が着てる黒いドレスを見た男性陣は大喜び

鈴乃はその男性陣に向け手を振る

そして投げキッスをした

こりゃ歓声が止まらないぜ

都も対抗し投げキッスする

何で対抗したんだ?

余興が終わり、音楽が流れ演奏し始める

『Fly Me To The Moon』鈴乃と駒木が滑らかな歌声で奏でた。

その歌声が男性陣は静かに歌声を聴いた

俺はひたすらドラムを叩き演奏する

都は優しい笑みを浮かびながらトランペットを吹く

3分5秒後、曲が終え次の曲に移行し演奏し続ける

『A列車で行こう』美空ひばり日本語カバーバージョン

ドラムが奏でつつ、早乙女が演奏するキーボードの音が響き鈴乃の歌声が甘くとろけるように聴こえる

鈴乃単体で歌う

リズムよくテンポ外さず

音が奏で続ける

歌声も

男性陣は鈴乃の歌声を酔い痴れた

リズムよくオブラートを包みつつ歌声を奏でた

3分12秒後、曲が終え次の曲に移行し演奏し続ける

『A Whole New World』

あのアラジンの主題歌になった名曲だ

鈴乃の歌声がチョコレートみたいに甘くとろけて美味しそうだ

駒木も負けず嫌いで声色を使い分けて歌を歌い奏でる

観客全員皆鈴乃と駒木の歌声で虜になってしまった。

甘く、切ない……ってダリル好みのジャンルじゃないか!

それはおいといて4分6秒後、曲が終え次の曲に移行し演奏し続ける

『Things』

フランク・シナトラとナンシー・シナトラの親子デュエット曲だ

親子でデュエット曲歌うアーティストは稀にある

鈴乃と駒木の歌声でリズムよくテンポを合わせつつ俺と都、草野、村田、早乙女は楽譜通りに演奏する

いい盛り上がりだ

英語、上手いな2人共……違和感がない

日本が反米感情を持っていても音楽は罪はない

音を奏でて楽しい

俺も鈴乃に色香惹かれちゃったか

2分43秒後、曲が終え次の曲に移行しようとしたが予定にはない曲が流れてきた

そして都がトランペットを置き、マイクを取り舞台の前へ出る

この曲は……『キラリフタリ』!?

鈴乃はこっそりと俺に近づき和やかな笑みで言い放った

「ふふ、驚いたでしょ?実はこの曲は都が自分で作詞作曲した曲なのよ」

「そ、そうか。驚いたぜ」

鈴乃と駒木は舞台裏に入り俺は草野、村田、早乙女と共に都が手掛けた曲を演奏し始めた

都がマイクを握りオブラートに包みこみように優しい歌声を発していった

 

 

 

_____

 

永遠のように

抱きしめるように

 

じれったくて

もどかしくて

ほほゝみが嘘をつく

好きになってくほど

その先が見えない

 

これでいいの

それでいいの

私でかまわないの

愚問の連続

ときめきのジレンマ

 

絡まって ちぎった 運命と

躊躇って 結んだ めぐり逢い

さみしさは ほんとは

棘ですか 花ですか

 

きらりふたり ゆらりひとり

愛はなにを試してる

壊れながら 強くなる思い

 

永遠より 長い刹那

離したくはないから

繋がれてゆく時の絆を

忘れないで

 

 

いつかわかる

ことばかりを

心は隠したがる

大切なひとが

誰か知ってるのに

 

失って 拾った 思い出と

欲しがって 違った 宝物

幸せの 行方を

言えますか 訊けますか

 

きらりふたり ゆらりひとり

夢はどこに果てがある

挫けるたび 見えてくる光

 

1000年前 1000年先

信じ続けたいから

なによりも守りたい真実

忘れないで

 

合わせた手から

伝わるなにかが

はじまりだったら

祈ったっていい

誓ったっていい

 

きらりふたり ゆらりひとり

愛はなにを試してる

壊れながら 強くなる思い

 

永遠より 長い刹那

離したくはないから

繋がれてゆく時の絆を

忘れないで

 

 

 

_____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4分25秒後

都が歌い終え満面の笑みを浮かべた後、観客席から大きな歓声が上がった。

俺は都が歌う姿を見惚れてしまい嬉しそうな表情で笑みを浮かべた

昭和歌謡っぽさがあるがいい曲だ!

俺はアンタの事見惚れ直したぜ、都

大好きな都、大好きな鈴乃…俺は都と結婚し子供を授かり幸せな生活を築き生涯を過ごしたい

都と一緒に死ねたらどれだけ幸せだろうか

もし都と一緒にいられるなら思い残すことは何もない

そう思っていた

しかし、その願望はBETAによって打ち砕かれる事はまた別の話だ

都が舞台裏に入った後、次の曲に移行し演奏し続ける

ジャズのスタンダード曲である『ジャイアントステップス』だ

ドラムを叩き俺はリズムを合わせ汗かきながら演奏する

早乙女も笑みを浮かべながら黙々とキーボードの鍵盤を叩いて演奏

草野と村田もサックスとトロンボーンの音を奏でてリズム合わせテンション上がった

4分46秒後、全てのプログラムは終わりジャムセッションイベントは幕を閉じた

その場から立ち去ろうとしたが、一人の少女が俺を見つめていた

髪型はショートで色は灰色

服装は……この時代には合っていない服装を着ていた

服色は赤、白、黒の3色

少女は俺を見つめた

興味持ちそうな顔している

「よう、どうだった?俺達の演奏。聞き惚れたか」

少女は頷く

物静かそうな性格してそうだな

長々と話するタイプではない

「そっか、お嬢ちゃんまた機会あればだけどよ。次のイベント来てくれるかな?」

少女はニコッと笑みを浮かべ、「うん」と一言を添え頷き去っていった。




劇中に出てくる曲はジャズ音楽においてだけではなくどの音楽層にも認知され有名な曲ばかりですが『キラリフタリ』だけは違うんですよ
坂崎中隊長を演じた白石涼子さんが歌った曲ですが、作品劇中では「坂崎中隊長が自ら作詞作曲した曲」と設定になっています。
これはデジャブですかね?
次回は佐渡島防衛戦です!!
いよいよですね
次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。