でも戦闘シーンは苦手、ならどうすればいいか・・・
よし主人公キレさせてチートにしとけば描写少なくて済む
それでいこう!・・・とか思ったことが俺にもありました・・・
な、お話
ちなみに今回とらハ3のネタバレが少し出ます
今までなかったの?っていわれると唸らざるを得ない
あと今回は予約投稿を試してみました
出張で執筆できませんので・・・
無事投稿されたら次の出張で執筆できないときも
この手を使おうと思います
それはなんの変哲もない春の昼下がりだった
僕は忍姉からおしつけられてた会社の雑務も終わって
一時のティータイムに心をゆだねていた
そんなまったりとしたひと時に・・・
『お兄ちゃん助けて!』
「な、な、なんだ?どうしたすずか!」
突然すずかの声が脳内に響く、あまりに突然のことに
軽くパニックになって声に出してしまった
これは相当恥ずかしいだろう、ファリンもテーブルの向こうで笑いこらえてるし・・・
ってそうじゃない、僕の妹になにかが起こったんだって
『すずか、どうしたの?』
平静を装って念話で問いかける
そこに忍姉がノックもせずに扉をあけて入ってきた
「忍姉ノックくらいしなよ・・・」
「それどころじゃないのよ!すずかに携帯がつながらなくて・・・」
それを聞いて非常事態ということを今さらながらに知る
『アリサちゃんと一緒にいるんだけど、変な人達に攫われて・・・
なんか外から波の音がするから港の方にむかってるみたい・・・
おねがいお兄ちゃん、お姉ちゃん私達を助けて!』
今聞こえてきた台詞を最後にすずかの声が聞こえなくなる
どうやら眠らされたみたいだが・・・
「忍姉さん!港付近の地図はある!?できればそれなりに拡大されたヤツ!」
「そんなのをどうするの!それより今は助けにいかないと・・・」
「いいから、ノエルさんもってきて!それがあればすずかの居場所がわかるの!
あと忍姉は車の準備を急がせて、さすがに足がないといくら詳細な地図があっても無駄だから」
僕は<ネストール・コマンド>を使いテキパキと最善の指示を出す
本来ならここら辺は忍姉の役割なんだけど、僕の能力のシステム部分までは知らないから
僕が指示を出すしかない
ほどなくして車と地図の準備が完了した
ノエルさんが運転席、僕が誘導係として助手席に
忍姉は恭也さんに連絡を取るため後部座席に座った
ファリンも来たがってたが、あいにく遊びに行くためじゃないのと
なんかあったときのために家に連絡役が必要なので留守番になった
車が発車して港の方向へ向かう
しばらく走り、港への案内表示板が見え始めた頃
僕が助手席で広げていた地図に反応があった
「ノエルさん、見つけました。すずかはこの先の倉庫街にいます
倉庫街の右からひーふーみー・・・5個目の倉庫です」
「わかりました、お二人ともしっかりつかまっててくださいね」
ノエルさんはそう言ってアクセルを踏み込んだ
きっと警察につかまろうとも月村の力でなんとかするつもりだろう
「伊織、恭也に連絡がついたわ。もう倉庫街についてるそうよ
どうやら恭也がすずかとアリサちゃんが連れ去られるのを遠めに見てたらしいの
このまま5番倉庫に向かうよりは恭也と合流して確実に誘拐犯を叩くわ」
「わかった、やるなら徹底的に確実にだね。さすが忍姉わかってる!
ノエルさん3番倉庫に向かって、恭也さん拾ってから
4番倉庫の裏手で僕達をおろしてほしい」
「了解しました、御武運を祈ります」
その後3番倉庫で恭也さんを拾い、4番倉庫裏でノエルにおろしてもらい
警察を呼んでもらうことにした
万が一ノエルさんを失うと月村家のライフラインが絶たれてしまうための処置だ
そしてすでに5番倉庫の近くまできた、地図が確かに5番倉庫を指してることを
確認してから作戦会議を行う
「作戦なんだけど、僕が単独で飛び込んで外に漏らしたのを2人に任せていい?
この中だと一対多に一番向いてるのは僕だし、死なないしね。というか決定!」
有無を言わせず強引に作戦を決定させる、冷静そうにみえるかもしれないけど
僕は本気で怒ってるんだ、今まで生きてきた中で最高に怒ってるかもしれない
その怒りを察したのか2人は大人しく従った
思ったより作戦会議が早く終わったので準備に入る
「今日は本気で潰す・・・まずは[サバゲーナレッジ]
LOAD―ARCH BISHOP―からの~
【クレメンティア】【カントキャンディタス】【プラエファティオ】
そしてLOAD―SORCERER&SURA―
【連気功】【爆裂波動】【潜龍昇天】さらにー・・・
<ネストール・コマンド>セカンド、<カンフェリング・フォース>!」
味方補助魔法をかけた後自己補助スキルを使い効力を上乗せし
その挙句影で出来た意志を持つ大量のイドロイドを作り上げ
突撃形態を取る
「・・・伊織、あんたなんでもありね・・・」
「だが効果的だ、悪人にかける情けなどないからな」
「そうね、なにより私の妹に手を出したことを後悔させてやるわ
「いや二人ともアリサちゃんのことも思い出してあげてよ・・・」
漫才みたいになってきたが補助魔法の継続時間のことを考えると遊んでもいられない
「じゃあ僕は最速で突っ込むから中から出てきた雑魚をお願いね・・・【残影】」
伊織はそういうと影だけを残して敵陣につっこんでいった
さってと、どこから入ろうかなぁっと
倉庫裏から壁ぶち破って入ってすずかがいたら眼も当てられないし
堂々と真正面から扉ぶち破っていきますかね・・・
行動の指針を決めた伊織の行動は早かった
まず倉庫正面の扉をそこらに落ちていた角材に
<ペネトレイター>を掛けて切り裂き
空いた隙間から無数のイドロイド達を送り込んだ
もちろん女の子には怪我をさせないよう命令して・・・
「さて、誘拐犯さんたち・・・お仕置きの時間だよ!」
扉から入ってすぐに名乗りを上げる
この間も形を持たぬイドロイドが倉庫内を駆け巡る
「ぁあ?どっから入り込んだんだ?このガキ・・・ほらとっとと出ていけ
今は取り込み中だ」
明らかに素人のチンピラが僕の前に立ち追い払おうとする
それに対し僕は隙だらけの腹に【猛虎硬爬山】をぶち込み
ダメージを与えると共に数メートル吹き飛ばす
「おい、ナメた真似してんじゃねーぞこのガキィ!」
するとどこから現れたのかチンピラだけでなく
ヤクザみたいのも一緒くたに襲ってきた
ヤクザ・チンピラ連合の攻撃を避けつつ好機をうかがうけどさすがに数が多い
「おいおいどうしたクソガキ、避けてるだけか?なんだできるのは不意打ちだけか
がっかりだぜ、そのまま死ンじまえ!」
ピキッときたこんな雑魚に雑魚扱いとかされたくない
「・・・雑魚はどっちだか・・・【サイキックウェーブ】!」
自分を中心に不可視の打撃が周囲を襲う
魔法が止んだときには周囲にチンピラやヤクザが転がっていた
小さくうめき声が聞こえるので死んではいないだろう、ちょっとだけホっとした
軽く見渡してみると立っている人影もすずかたちの姿も見受けられない
同時にイドロイドの姿もないが【サイキックウェーブ】で巻き込んで
しまったのかと思い、軽く探索した
探索の結果、イドロイドもいなくすずか達もいなかったので
奥に階段があるのを確認した上で、上階層にいると判断し階段へ移動した
警戒しつつ階段を上り考察する
「たんなるチンピラの金目的の誘拐だったのかな・・・」
あまりにも歯ごたえが無さ過ぎる、すずかを狙ったのなら
夜の一族関連で自動人形あたりがでてきてもおかしくは・・・
「・・・誰だ!」
考え事をしながら歩いていたので足音に気付くのが遅れたが
そこにいたのはとらハ原作にもいたイレインだった
「・・・自動人形か、厄介だな・・・」
思わず呟く、しかしその呟きに反応したヤツがいた
「ほう自動人形を知っているのか、小僧貴様忍の縁の者か?」
「誰だ!・・・って貴様は・・・」
そこにはやや目つきが悪いものの太った体にモスグリーンのスーツを着込んだ
典型的な政治家ルックである月村安次郎が佇んでいた
「月村安次郎、お前がこの誘拐事件の犯人か!」
「貴様がなぜ俺の名をしっているか知らんが・・・その通りだ
全ては月村忍から財産を奪い、ノエルを廃棄するためだ
そのためなら犠牲など厭わん!しかもそこにいる自動人形は
ノエルの後期型だ、貴様みたいな小僧ごときでは天地がひっくりかえっても勝てん!」
犯人かと問いただしただけなんだが、勝手にベラベラ喋ってくれちゃって
死亡フラグたちまくりだなぁ・・・そりゃ原作でもイレインにやられてたけど・・・
と、ここで気付いた・・・補助魔法の効力がそろそろやばい
相手がどれくらい強いのかわからないが、できれば切れる前に
勝負をつけたいところだ・・・
「まぁ、そういう事情はどうでもいいや・・・とりあえず月村安次郎
お前は眠ってろ【アルージョ】」
僕の魔法が発動した瞬間、月村安次郎の体が前のめりにどさりと倒れる
倒れた衝撃でも起きないところをみると相当深く眠りについているようだ
これなら多少近くでドタバタしても起きることはないだろう
イレインが此方を向き戦闘態勢に入る
「さて、自動人形・・・イレインだったか・・・貴様に恨みは無いが・・・
さっさと片付けさせてもらうぞ!【バキュームエクストリーム】」
戦闘開始の合図と共に放った魔法が小規模な竜巻となり
イレインの身体を拘束する
驚いて身を捩じらせているが上手く動けないようだ
「じゃあなイレイン、次はもっといいマスターに出会えよ
<タッチパネル>セカンド、<クラック>!」
機械に対して絶大な効果を発揮するメティスを放ちイレインを無効化した
イレインが倒れているその奥で月村安次郎も無傷で倒れていた
僕は2人をそこらへんに転がっていた縄で縛り、忍姉さんへ連絡することにした
『忍姉、倉庫内は完全に鎮圧したよ。恭也さんと一緒に中に入ってきて
2人がこっちにくるまでにすずか達探しておくから』
『・・・はっやいわねぇ・・・、わかったすぐいくから変なことしちゃダメよ』
しねぇよ!弟を少しは信用しろっての・・・ったく
2Fの奥を探してみると気絶している2人を見つけた
2人とも外傷がないところを見ると薬かなにかで眠らされたようだ
「ふぅ・・・無事でよかった・・・」
僕は呟き、2人を両腕に抱えて階段の下まで戻ってきた
丁度戻ったときに忍姉さんと恭也さんがいたので
内部であったことを説明したらイレインは回収していくとのこと
まぁ、イレイン残していったらオーバーテクノロジーとかで騒がれるだろうから
いい判断だったと思う
でも月村安次郎は自業自得なので放置しておいた
と言う訳で、主犯の月村安次郎を捕まえて事件は収束
僕達も少し事情聴取を受けただけで開放
発生からわずか数時間のスピード逮捕劇となった
その後アリサちゃんを無事に家まで送り届けて
イレインを忍姉のラボまで運んで・・・
僕が忍姉と恭也さんから追求を受けて・・・
やっと全部事後処理が片付いたのが夜の9時過ぎ
みんなで夕食を食べてお風呂入ってさぁ寝ようって時に
僕の部屋の扉がノックされた
「お兄ちゃんまだ起きてる?」
すずかだった、暗い顔をしているけど
今日怖い目にあったから寝れないのかなぁ・・・
「うん、まだ起きてるよ。どうしたの寝れないの?」
「うん・・・ねぇ、お兄ちゃん・・・今日だけでいいから一緒に寝てほしいな・・・」
ああ、やっぱり・・・しかも添い寝しろときたか
「うーん、じゃあ朝起きて僕の身包み剥がないんだったら・・・いいよ」
すると演技だったのかすぐに笑顔になって僕のベッドに入ってきた
「えへへ、おじゃましま~す」
僕のベッドはそんなに広いベッドじゃないから
2人でくっついて寝ないとどっちかが端から落ちそうだった
「えへへ~おにいちゃんの匂い~」
すずかの顔が緩んでる、可愛い
「僕の匂いなんかでよければいくらでもどうぞ
それより、そろそろ寝ようか」
「うん、お兄ちゃん今日はありがとう、おやすみ」
すずかは僕にそう言うとすぐに寝息を立て始めた
やっぱり疲れてたんだな・・・ふぁぁ~・・・
今日はスキルの使いすぎで僕も疲れちゃった・・・
すずかの可愛い寝顔写真に撮っておきたいけど・・・
手元にないや・・・いいや寝よう
「おやすみ、すずか・・・」
僕はそう告げて眠りに落ちた
はい、そんなわけで11話は誘拐のお話でした
作中で使われた地図に居場所が分かる機能ですが
あれはROのシステムまんまです。
同じギルドに所属してれば近くにいるメンバーがどこにいるかわかるってやつです
人の判別まではできませんけどね
あと主人公ブチ切れしてました、相変わらず描写は薄いですが
使ったスキルが多すぎるのと致命的すぎるので
オーバーキルすぎる気がしないでもない
能力解説
今さらですが()の中は使用作品:使用キャラになってます
カミカゼがメティス、ROとセブンスドラゴンはスキルになります
サバゲーナレッジ(セブンスドラゴン2020―Ⅱ:ハッカー)
一定時間毎に味方の体力を回復する
ネストール・コマンド(カミカゼ☆エクスプローラー!:オリジナル)
一時的に自身の指揮力・判断力を強化する
カンフェリング・フォース(カミカゼ☆エクスプローラー!:オリジナルセカンド)
大量のイドロイドを召喚し、統率のとれた動きをさせる
ペネトレイター(カミカゼ☆エクスプローラー!:速瀬まなみ)
対象を貫く
タッチパネル(カミカゼ☆エクスプローラー!:氷室浩美)
電気機器の任意の場所に触れるだけで、その機器のスイッチを操作できる
クラック(カミカゼ☆エクスプローラー!:オリジナルセカンド)
無機物の状態を任意の状態に改竄する
クレメンティア(RO:アークビショップ)
範囲内の味方に一定時間攻撃力・命中率・知識上昇の効果をかける
カントキャンディタス(RO:アークビショップ)
範囲内の味方の移動速度・攻撃速度を一定時間上昇させる
プラエファティオ(RO:アークビショップ)
範囲内の味方に物理攻撃に対するバリアを張る
猛虎硬爬山(RO:チャンピオン系列)
対象にダメージを与え、その衝撃で数m弾き飛ばす
サイキックウェーブ(RO:ソーサラー)
自分を中心に広範囲物理魔法を放つ
アルージョ(RO:ソーサラー)
対象をちょっとやそっとじゃ起きない深い眠りに誘う
バキュームエクストリーム(RO:ソーサラー)
対象を中心に2つの小規模な竜巻を作り出し動きを止める
使ったスキル多すぎて書くのが少し面倒でした(自業自得)