知恵の女神の祝福   作:小鳥遊 渉

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無印開始!

原作介入は主人公とすずかにしました
どっかでアリサも来るかもしれない(予定)



12話

あの誘拐事件から時は経ち・・・僕は4年生、すずか達は3年生になった

僕達が通う私立聖祥大学付属小学校では3年の時に

進路希望調査なんてのがあるんだけど・・・

といっても高校とかでやるやつなんかじゃなくて、単に自分の目標が

どこにあるか~ってのを書くだけのやつね、所謂わたしの将来の夢!的な

妹のすずかが今日それを書いて先生に呆れられたんだってさ

 

「で、すずか・・・正直に言って、進路希望になんて書いたの?」

ちなみに僕は去年忍姉が経営してる会社の情報セキュリティ責任者って書いた

・・・トラウマを消したいなんてかけないしね

「私はお兄ちゃんのお嫁さんて書いたよ・・・第二希望はお姉ちゃんのところの技術者だけど」

「へぇお嫁さん・・・へ?オヨメサン?」

ってすずか何‘女’の目でこっちを見てるの?いやいや頬を染めないで!

何発情期?発情期なの?夜の一族の発情期ってこんなスパン短かったっけ・・・

「せめて希望順位は入れ替えなよ・・・」

「ダメ!入れ替えたらなのはちゃんとアリサちゃんに獲られちゃう!」

なんかすごいアクティブだなぁ・・・最初に会ったころは恥ずかしがりやの

おとなしい子だったのに、どうしてこうなったんだろう・・・

 

「あ、そういえば今日なのはちゃんがフェレットを拾ってたよ」

「拾ってたって、飲食店なのにいいのかなぁ・・・」

珍しいな、なのはちゃん動物は好きだけどお持ち帰りとかはしないのに

まぁ猫はうちの家に、犬はアリサちゃんのところに行けばもふもふできるから

今までは必要なかっただけかもしれないけど

「じゃあ今そのフェレットはなのはちゃんのところにいるの?」

「ううん、そのフェレットさん怪我してたみたいで・・・

槙原動物病院に入院してるの、お兄ちゃん興味ある?」

槙原動物病院か、あそこは月村が出資してるんだっけ・・・

「うん、興味ある・・・てか触りたい、よし今からちょっと行って来る!」

「あ、それじゃあ私もいきたい!まだ夕飯までは時間があるし・・・」

「うーん・・・まぁ僕といっしょにいれば大丈夫かなぁ・・・

魔法使って飛んでいけば早いしね」

「そうと決まったらノエルに言ってくるね!」

そう言ってすずかは僕の部屋を出て行った

僕はもう部屋着に着替えていたのですずかが許可を貰ってる間に外出着に着替えた

「ノエルに言ったら、お兄ちゃんがいるならいいって!お兄ちゃん行こう!」

「ほらほら、そんなに慌てないでもフェレットは逃げないから・・・多分

さてLOAD―ACOLYTE― すずかすぐ乗ってね【ワープポータル】」

僕が魔法を唱えるとすずかの目の前に光の柱が現れる

「ありがとうお兄ちゃん!」

すずかは僕にお礼を言って光の柱に入っていった

「さて忘れ物はないよね・・・あ、靴もっていかなきゃ・・・って僕も乗らなきゃ」

そして僕も光の柱を潜り、部屋の中には誰もいなくなった

 

移動した先は槙原動物病院から少し離れた公園の茂みの中

僕もすずかも無事転移が完了した

「それじゃ槙原動物病院にいこうか」

「うん、行こう行こう!」

しばらく歩くと槙原動物病院についた、ついたんだけど・・・

「なんでここの塀壊れてるんだろ・・・」

「ホントだ私が夕方きたときは壊れてなかったのに・・・」

なんか段々いやな予感がしてきた、耳を澄ますと少し離れたところから

剣戟の音が聞こえてきた

「・・・なんかあっちで戦ってるような音が聞こえるけど・・・」

「・・・ホントだいってみようよ」

僕とすずかは恐る恐る音の方向に歩き出した

剣戟の音が止んだ、戦いは終わったのかな・・・

「他に人もいないし明かりを焚いておこう【ルアフ】よしこれでよく見えるな」

「お兄ちゃんバレないようにしてね・・・」

「わかってるって、戦闘も終わったみたいだし急ごう

こんなところで戦ってる人を拝みにいかないと」

「お兄ちゃん、私のことちゃんと護ってね」

「もちろん、すずかには指一本触れさせないから安心して」

そう告げて僕達は戦闘していたと思しき場所に向かって走り出した

 

思っていたより戦場は近かったらしい

少し走ると人影と小動物の影が見えた

「そこにいるのは誰だ!」

先手必勝とも考えたが相手が敵とは限らない

こちらの姿は【ルアフ】で見えるだろうけど、相手の正体までは分からないので

とりあえず事情を聞くことにした

「ふぇっ?い、伊織君なんでここに?」

「なのはのお友達?」

「う、うん・・・一つ上の男の子なんだけど・・・」

そこにはなのはが戸惑った表情で立っていた

隣にはフェレットと思しき小動物がいる

・・・まぁ会話できる小動物なんていないんだけどさ

「なのは?しかもなにその格好コスプレ?」

「なのはちゃん、コスプレに憧れてたんだね・・・

大丈夫私は応援するよ!その魔法少女っぽいコスチューム!」

「にゃ~!コスプレじゃないのにー!」

 

夕飯時の界隈になのはの悲鳴が響き渡る

と、そのまま走って行ってしまった

「あ、なのは!まってー!」

その後をフェレットが追いかけていった

そして残されたのは僕とすずかだけ

「・・・明日なのはちゃんに何があったか聞いてみようか」

「・・・うん、そうしよう。今日はもう帰ろうお兄ちゃん」

僕たちは呆気にとられて追うことが出来ずに

仕方なく【ワープポータル】で帰宅することにした

 




本当にいまさらですが、スキルはゲームの効力とは違う事があります
ゲームそのままの効力だと色々制約が多いのでそうしてます、仕様です

能力解説
ワープポータル(RO:アコライト)
記憶内にある任意の場所に移動する
また移動地点の詳しい座標が分かれば
その地点に移動することが出来る

ルアフ(RO:アコライト)
自分の周りを旋回する明かりを作り出す
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