原作とはなんだったのか・・・
メティスパサーの2人と出会い、そのまま何事もなく
模擬戦までの数日を過ごせる・・・はずだった
今日はノエルさんに偶々お使いを頼まれたので商店街までやってきたんだけど・・・
なんか半透明でふよふよ浮いてる子がこちらを見ていることに気付いた
ためしに目を合わせてみると嬉しかったようで此方についてきた
ついてきたのはいいんだけど、このままだと僕は一人で虚空に向かって話す
変な人だと思われてしまうのでアリサに連絡して来てもらった
ちなみにアリサを呼んだのは携帯の電話帳で一番上にいたからという
しょうもない理由だ
「それで、わたしを呼んだのは何か用でもあるの?
もしかして愛の告白?ああ、だからすずかがいないのね」
何を言っているのかさっぱりわからない
「いや違う違う、勝手に納得しないでよ・・・実は僕の横に幽霊らしき人(?)が
いるんだけど、アリサの体をちょっと借りれないかなと思って」
「は?何?伊織って霊媒師だったりするの?」
「霊媒師じゃないけど、魂を憑依させたり解除したりすることは出来るよ」
「アンタどこまで非常識なのよ・・・、で・・・その子はどんな子なの?」
「ええっと・・・金髪でツインテールの可愛い子だよ、上手くいったら蘇生できるかも」
「蘇生って・・・いいわ、貸してあげる。でも上手くいったらその子を紹介してね」
あわよくば仲良くなって・・・とかブツブツ聞こえるけど大丈夫かなぁ・・・
「うーん?いいけど・・・まぁやってみるね。ああ、目立つとまずいからそこの物陰で・・・
LOAD―SOULLINKER―【ノービスの魂】」
スキルをアリサに掛ける、すると幽霊の子の魂がアリサに吸い込まれていく
「どう?しゃべれる?」
「・・・ぁー、あー・・・あ?あれ?しゃべれる、わたし喋ってる!」
「そか、よかった。何か僕を見てたけど何か用かな?生き返らせてほしかったりする?」
「うーん、できれば生き返らせてほしいなぁ・・・でも見返りとかないし・・・」
「いや?見返りなんていらないよ。ただ今までこのスキル使えるところがなかったから
使ってみたいってだけだからさ・・・それでいいならだけど」
どうみてもマッドの思考そのものだけど、忍姉からうつったのかな・・・
「うん、このままだとどうなるか分からないし、お願いしてもいいかなぁ」
「おっけーぃ、ところで体とか残ってる?僕が使うスキルは肉体と魂があって
はじめて使えるんだけど・・・」
そこで初めて幽霊少女は困ったように顔をしかめる
「体はあるにはあるんだけど、ここから遠く離れた場所にあって・・・
座標は分かるんだけど、転移魔法使えないから・・・」
「座標がわかるなら、言って貰えればこっちで使うから言ってみて」
「ええっと、地名が時の庭園で座標が876C44193312D6993583D1460779F3125なの」
「わかった・・・LOAD―ACOLYTE―【ワープポータル】」
「あ、わたし名前アリシアっていうの、よろしくね」
彼女は思い出したように自己紹介して、僕も自分の名前を言った
「さぁ、そろそろ入って、アリシアから入らないと・・・僕が入ったら
その転移魔法消えちゃうんだ」
僕がそう言うとアリシアは急いで柱を潜り、僕もその後に続いた
「わぁ・・・ホントに時の庭園だ・・・」
「ささ、魂憑依させてるけど残り時間あんましないから案内よろしくね」
「うん、わかった。こっちだよ!」
そういってアリシアは身体が保存されているところまで案内してくれた
目の前にはアリシアの身体らしきものがポッドの中に保存されている
「よし、じゃあアリシア・・・とりあえず、アリサの体から魂を分離させるね
LOAD―ARCH BISHOP―【クリアランス】」
僕が魔法を使うとアリサの身体からアリシアの魂が煙のように抜け出した
するとアリサの体が支えを失ったように崩れた
どうやらアリサは気を失っているようだ
「アリサも大事だけど先にアリシアかな・・・【エピクレシス】」
アリシアの魂が肉体に吸い込まれていく
やがて魂が全て肉体に吸い込まれたあと、アリシアの目が開いた
・・・そこまではよかったものの、ポッドの中に満たされていた液体により
アリシアがおぼれかけていたので【ホーリーライト】でポッドのガラスを割り
液体が流れ出すのを見届けて、事なきを得た
「アリシア、大丈夫?僕が分かる?」
「ぅん、うん!分かる、私生き返った!」
「よかった、無事に成功したみたいだ・・・」
僕は<ディスカバリー・アナライズ>でアリシアの身体に異常がないか調べたが
特に身体的異常は検出されず、鈍っていると思っていた筋肉にも衰えがないことに驚いた
「ぅ・・・ぅぅん・・・あれ、ここは・・・どこ?」
そこでようやくアリサが目覚めるも、見たことのない場所にいることで
すこし戸惑いが見える
「アリサ、おはよう。ここはアリシアの肉体が保存されてたところだよ
たったいま無事に蘇生が終わったんだ・・・」
「あ、アリサちゃん・・・だよね?身体貸してくれてありがとう
わたしアリシアっていうの、よろしくね」
「生き返ったのね・・・うん、わたしはアリサよ、よろしくね」
そこで僕はアリシアが何も着ていないことに気付いた
アリサはまじまじとアリシアの体を眺めている
・・・ホント歪みないな、アリサは・・・
「とりあえずここにいても仕方ないからここを出ようか
じゃあアリシア、ここを整備してた人に挨拶しにいきたいから
案内してくれるかな?」
「うん、こっちだよ」
そういってアリシアは庭園までの道のりを先行して歩いていってくれた
アリシア救済回です
とうとうROにオリスキルをいれてまいました
能力的には微妙ですが、霊媒師の真似事もできます
主人公本当に死角がなくなってきた・・・
しかしアリサは歪みねぇな
能力説明
ノービスの魂(RO:オリジナル)
一般人の魂を他者に憑依させる
条件は外見が似ていることと憑依させたい魂を視認できること
クリアランス(RO:アークビショップ)
支援魔法の効果や状態異常を回復
エピクレシス(RO:アークビショップ)
一定の範囲内に蘇生魔法をかける
魂と肉体が離れていても、一定の範囲内なら蘇生可能
リザレクション(RO:プリースト系列)
単体蘇生魔法
魂と肉体が離れていると蘇生不可能
ホーリーライト(RO:アコライト系列)
神聖な光で対象を攻撃する