知恵の女神の祝福   作:小鳥遊 渉

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茶番の流れが止まらない



22話

「「「ああっ!アリサちゃんなにしてるの!」」」

 

僕は衝撃的すぎて声もでない、というか未だに塞がれてるんだけど

すずかとなのはちゃんと・・・あと誰だろ?ごく最近聞いた声が叫んでる

その後雑草を踏みつけながらこちらに走ってくる音が2つほど聞こえた

(あと1人誰だろ・・・あ、アリシアか・・・お、らっき~)

寝そべっている為、頭をそらしてしか後ろをみれなかったが

やってみたところフェイトの下着が丸見えだった

フェイトはアリシアが叫んだからかびっくりしてアリシアの様子をみてたみたいだ

 

アリサとキスしてる最中にそうしたためか

アリサが口の中で艶やかな声を漏らしているのがわかる

・・・まぁ、わかったところで僕には成す術がないんだけどさ・・・

 

2人が僕とアリサにつかみかかろうとする直前に

僕とアリサの唇が離れた

・・・その離れた瞬間のアリサの顔が紅潮してて可愛かった

うん、やっぱり可愛いは正義だな。間違いない!

「お兄ちゃん・・・今アリサちゃんとキスしながら

フェイトさんの下着覗いてたでしょ・・・」

「ふぁっ!?き、キスはしてたけど・・・なんで・・・」

「い、いおりさんの・・・えっち・・・」

フェイトは赤くなってアリシアの後ろに隠れてしまった

その隣ではプレシアさんが呆れた顔でこっちをみていた

 

「伊織・・・ちょっと見る目変わったわよ、恩人てのは変わらないけど

私のアリシアとフェイトに色目を使うのは、私を倒してからにしなさい!」

ちょっと何を言っているのかわからないです

「色目って、使った覚えすらないんですが・・・下着は見たけど・・・」

「フェイト、バルディッシュを私に」

「う、うん・・・おかあさん、はいデバイス」

フェイトが顔を隠しながらアリシアの後ろから現れたけど

あきらかに顔が赤い、それとプレシアさんデバイスを持ち出すとか

殺る気ですか?殺る気ですね?ちょっとまって・・・立たせて・・・

「あ、伊織、模擬戦するの?じゃあどくわね」

「う、うん・・・って模擬戦しないよ!したくないよ!」

「問答無用っ!バルディッシュSET UP!【YES MY MAISTER!!】」

ああ、これもう完璧やる気満々ですね、避けようがなさそう・・・

とりあえず立ち上がってユーノあたりに結界張ってもらおう

確か前話したときに位相をずらして別の空間広げられるとか聞いた気がするし

「ユーノ、とりあえず結界張って、ちょっとこの戦い避けられそうにないから」

ユーノはやれやれと呆れた態度で君も大変だねと返してきた

 

ユーノが魔法を唱えると周りの景色が色を塗り替えられるように反転していく

プレシアさんも結界を張るのには賛成だったようで

こちらに向かってくることはしないでその場に佇んでいた

・・・というより変身中でした、眼福です

流石に危ないところはぼやけてるけど、スレスレあたりまで描写が入ってる

チラリと恭也さんを一瞥してみたが、恭也さんも顔を赤くしている

僕も顔が赤くなってるんだろうなぁと思いつつ

プレシアさんをどう無力化しようか考えていた

 

結界も張り終わり、プレシアさんの変身も完了。あとは僕がどう戦うかだけど・・・

せっかくだしあんまし使用していないセブドラスキル使ってみようかな

使うスキルも決まったことだし、ブーストだけしておかないと・・・

「LOAD―RANGER-」

ROの三次職レンジャーをロードすると手元に弓矢が

首元にウォーグの笛が現れた

 

「覚悟はいいようね、じゃあすぐに終わりにしてあげるわ・・・!」

宣告の言葉と同時に模擬戦・・・という名の全力戦闘が始まる・・・はずだった

「待てっ!」

恭也さんの静止が入らなければ

「俺も最近の伊織の行動は目に余る、お仕置きもかねて俺も参加させてもらうぞ」

プレシアさんは興が乗ったところを止められたのでおもしろくなさそうだったが

敵が僕で共通していることもあって、恭也さんの案に乗ったようだ

いや待てよ、無理だろこれムリゲーでしょう!

「いやいやいやいや、恭也さん何いってるの、マジで?1対2?

僕に死ねというのか!」

「何も殺す気はないさ、殺す気は・・・ただ俺の目の黒いうちは

なのはを悲しませることなど許さん!」

「同意見ね、あなたとは仲良くなれそうだわ。私の目の黒いうちも

アリシアやフェイトを渡すわけにはいかないわ!」

そんなこと微塵も思ってないよ!そりゃなのはちゃんもアリシアもフェイトも可愛いけどさ

それはただ可愛いだけであって・・・可愛いよなぁ・・・・・・

「「伊織顔が緩みすぎだ、覚悟しろ(しなさい)」」

自然と頬が緩んでたみたいだ、それにもうこうなったら止まらない

「このシスコンと親バカがぁ!」

「なんとでもいうがいい、俺はこれからお前をボコるだけだ!」

「親バカは、褒め言葉よ!」

 

3者3様のその台詞が戦闘開始の合図になった

 

 

 




主人公だんだんただの助平野郎になってきてますが
茶番の引力ってやつです、多分

そんなわけで次話は模擬戦(という名の本気戦)で
主人公対恭也・プレシア連合です
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