なんとか先の修正しつつ新作あがりました
ではどうぞ
兄貴村までの道すがら、僕はみんなに昔話を聞かせることにした
ここに来たときに話すって言ったこともあったけど
ゲームでしかみたことのないところにきたせいで、はしゃいでたのかもしれない
もしくはその両方かも・・・・・・
「それで、伊織話してくれるのか?昔話とやらを・・・・・・」
脳内に直接恭也さんの声が響く、やっぱり気になってたのか・・・
「わかりました、じゃあちょっと話しますかね。そんなに難しい話でもないんで
軽い気持ちで聞いてください」
僕に声をかけてきた様子だと、恭也さんはなにか重い話とでも思ってるんだろうか
すごい聞き辛そうだったからあえて軽い口調でそう言った
「ただ僕が昔やってたゲームにものすごくよく似てるだけだよ、ほぼ同じって程にね」
「昔やったゲームか・・・しかし伊織、忍のところにきてからゲームの類をやっていたとは
聞いていないんだが・・・」
ギクッ
忍姉ぇ、個人情報漏洩しすぎだろう・・・
なんか良い言い訳ないかな、えーと・・・・・・
「け、携帯機だからね、別に家じゃなくてもできるんですよ」
忍姉が何をいったとしても相手は恭也さん、ゲーム機には疎いはずだ!
そう確信した
「あれ?でも伊織くんどっか遊びに行くときはほぼ必ずすずかちゃんといっしょに
いたよね?それなのにゲームなんて出来たの?」
しかし次に脳内に響いたのは納得する恭也さんの声ではなく、疑問を問いかける
なのはの声だった
「それは・・・・・・そう!浜北達とやってたんだよ!」
あーだめかも、これはちょっと苦しいかな・・・
「・・・伊織くんて嘘付くの苦手になってきたよね、これすずかちゃんの影響?」
だめだこりゃ、完璧疑われてる・・・どうしてこうなった・・・・・・
って受け答えがだめだったんだ、あかん
「仕方ない、正直に言うよ・・・この前忍姉のお使いに出たときに
同い年くらいの女の子と知り合ってね、その子の家で遊んだときにやったんだよ
あの子元気にしてるかなぁ・・・・・・」
遠い目をしてはやての事を思い浮かべる、そんな昔の話でもないけどこれでごまかせるかな
そもそもはやての家じゃ遊んだ記憶はないけども、薦めればやるかなぁ・・・
「へぇ・・・伊織くんて結構手が早いんだね、その日に会った女の子と一緒に遊ぶんだ・・・」
なんかなのはが怖いんだけど、病んでるの?目のハイライトは?ナイスなボートなの?
なのはの好意には気付いてるけど、今は興味ないわけで・・・
というかこんな精神年齢100歳に迫るようなおじいちゃん捕まえて・・・ああ、見た目子供だったか
「なのはどうした?」
この状況が見えない恭也さんからの問いかけを無視してなのはが僕に迫ってきた
恐怖のあまり後ずさることもできない、なのはの手が僕の首にかかろうとした時
視界の端にいたフェイトが何かに気付いたようで鋭い反応を示した
「なのは待って、今クロノから念話が!」
「そうクロノくん・・・・・・え?クロノくん?」
なのははそう呟いた後、あたりをキョロキョロと見回した
「あれ?私なんで伊織くんに?」
「正気に戻ったのか、よかった・・・任務前に味方に殺られるかと思ったよ・・・・・・」
僕がホッと一息ついてると、フェイトの目が驚愕に染まった
傍目に見るとすごい慌てているみたいでちょっと面白い
暫くフェイトの奇行を生暖かい目で見てたらなのはに打たれた
「痛い・・・」
「フェイトちゃんばっか見ちゃダメ!」
「いやさ、念話してるときが見た目すごい奇妙だからつい・・・」
「・・・あ、ホントだ、フェイトちゃんなんか右往左往してる」
「でしょ?しかも念話に集中しててこっちに意識向いてないみたいだね」
「伊織、そっちの状況どうなってるんだ?上空で滞空してるみたいだが・・・」
念話に集中してるフェイトを尻目に、なのはと話してたら恭也さんから念話が来た
恭也さんの方を見てみると騎乗状態のまま此方を見上げていた
「えーっと、色々あって今フェイトがクロノと念話で話してるところです
何か指示があるかもしれないので、とりあえず待機してます」
「(なのはなのは)」
気になったことがあったので小声でなのはに話し掛ける
「(伊織くんどうしたの?)」
「(恭也さんのあの位置って、なのはの下着見えてるけどいいのかな?)」
「ふむ・・・現地に着いてから指示があるとか言ってたが、事情がかわったのか・・・
まぁ、ともかく次の方針が決まったら連絡してくれ、置き去りにされてはたまらん」
「(お兄ちゃんのえっち、忍さんに言いつける)」
「(なのは・・・真顔で言わないで、本当に怖いから・・・)
「了解しました」
恭也さんの未来に黙祷を捧げることしかできないなぁ
話してることはすごい真面目なのに見方を変えるだけでひどいことに・・・・・
そうこうしてるうちにフェイトの念話が終わったようですごい慌ててなのはに話かけていた
「クロノが・・・リンディさんに監禁されたって言ってるんだけど・・・!」
「「へ?」」
「なんでもアースラの武装隊でなのはがもってる以外のジュエルシードを
集め終わったとか。封印処理はリンディさんがやったって言ってた」
「いや、ちょっと話がよくわからないんだけど・・・どういうことなの?」
「んー・・・・・・要約すると・・・ジュエルシードが全部集まって、それをリンディさんが
独占したみたいそれでクロノがリンディさんに反発したら監禁されたんだって」
僕となのはは顔を見合わせる、リンディさんがなんでそんなことをしたのか
さっぱりわからない
「恭也さん、状況が変わったので今そちらに降りますね」
僕はそう言ってなのはとフェイトに降りる場所を示唆する
2人は軽く頷いた後、僕に続いて降下した
下では恭也さんが待ち構えていた、どうやら状況を説明してもらいたいみたいだ
「それで状況が変わったといっていたが、どういうことなんだ?」
「ええ、さっきのクロノからの念話でリンディさんが乱心したとの
連絡がありまして・・・」
「乱心?糖分の取りすぎか?」
恭也さん地味に酷いこと言いますね・・・
「アースラの武装隊によりジュエルシードが集め終わって封印処理を施した後
抱え込んだらしいです」
「ほうジュエルシードが・・・ならば問題ないんじゃないのか?」
「いえ、どうやら抱え込んで何かやらかすみたいで・・・
クロノは営倉に監禁されたそうです」
「なにをするか知らんが、武装隊とやらはリンディ提督を抑えなかったのか?」
「そこらへんの詳しい状況まではわかりませんが・・・リンディさんに何かがあったのは
確かなようで」
「ふむ・・・そうなると、この任務とやらはどうするんだろうな・・・」
確かにその通りだ、これどうなるんだろ・・・・・・
「あの、それなんですけど・・・」
僕と恭也さんが思案しているところにフェイトが声をかけた
反射的に僕と恭也さんはフェイトを見る、なのはは事態についてこれず置いてけぼりだ
「クロノからこの任務は一旦保留してリンディさんを押さえてから再びということになる
らしいです」
「任務はそれでいいが、ここからどう帰る?アースラの転送装置は使えないだろ?」
「恭也さん恭也さん、簡単ですよ」
「伊織どうにかできるのか?」
「はい、転送魔法ありますから(通学のときもたまに使ってるし)」
余計なことは声に出さないようにして転送魔法が使えることを伝える
すると今まで沈黙していたなのはから思いも寄らぬ声が飛び出した
「伊織くん、通学のときにも偶に使ってるもんね、いいなぁ~」
「わ、バカ、なのは!」
「伊織・・・あとで忍に伝えておくからな、こってり絞られるといい」
「ぅ・・・ま、まぁそれは置いといてどこに移動します?」
なのはにはあとでお仕置きを受けてもらおう、拒否は認めない
「どこでもいけるのか?」
「ええ、自分が記憶している場所ならどこでも・・・」
「ふむ、そうだな・・・」
恭也さんが再び思考の海に意識を落とす
その間に僕はフェイトとなのはの意見も聞いておく
少し時間が経過した後、考えがまとまったようで顔を上げた
「どこでもいけるなら、地球上で魔法がバレても問題ない場所にするか
例えばそうだな・・・忍の家の敷地内あたりか」
「わかりました、フェイトとなのはもそこでいい?」
僕が2人に話を振るとどこでもいいよ~と返答が帰ってきた
「じゃあ転送しますね・・・LOAD-ACOLYTE-【ワープポータル】
光の柱みたいなドアみたいなのが出るのでそこに入ってください」
僕の声がその場に響くと共にワープポータルが出現し
なのはとフェイト、恭也さんが光の柱に消えて行った
自分的には今回ちと長めでした
今までお待たせした分とでも思ってください
この先の流れのプロットは出来上がってますのであとは展開だけすれば・・・
次はこんなに遅くならないようにがんばりますので
生暖かい目で見守ってていただけたら幸いです