年始に余裕があればもう1話くらい投稿したいところですが
さてどうなるでしょうかね・・・
会議が終了し各々連絡先を交換した後、メティスパサー組と魔導師組が翠屋を後にした
十四郎の分身も本体と意思の疎通ができたのか、その場から姿を消し
デビットも屋敷に戻り今後の計画を練ると言い残し翠屋からでて屋敷に向かった
そんな中、高町家と月村家の面々は後片付けに勤しんだ
やがて後片付けも終わり、いつもの翠屋の配置が済んだところで
士郎は店を開けるべく、店先に向かい
看板を「CLOSED」から「OPEN」に変えたところで声を掛けられた
「あれ?今日はお店やってはるんですか?」
「ええ午前中は臨時休業でしたが、これから開店ですよ」
予期しない掛け声に驚きつつ、士郎は振り向きながら声を返した
声の出所からして小さな子かなと思っていたが、意外にも車椅子にのった少女と
少女の後ろには金髪の女性が車椅子を押していた
「なんやよかったわぁ、中に入ってもええですか?」
「勿論です、いらっしゃいませ」
士郎はドアを開けて車椅子の少女と金髪の女性を客席まで案内した
車椅子の少女は案内されつつ、店の奥で席についている子を見ているようだった
「あれ?すずかちゃん?」
車椅子の少女が奥にいる子の名前を呼んだ
「はやてちゃん!?うわ~、久しぶり~」
少女の友達なのか、すずかがこちらまで歩いてきて傍の椅子に腰掛けた
士郎はその場を離れ経過を見守ることにした
「はやてちゃん、この子は?」
金髪の女性から怪訝そうな声が出る
「この子はすずかちゃんっていって、師匠の妹さんなんよ!」
「師匠って、お兄ちゃんのこと?あったことあるの?」
「せや、この前知り合ってお世話になったんよ」
「へぇ、あの子の妹さんだったんですね、私シャマルって言います。よろしくね」
「月村すずかです、よろしくお願いします」
「そういえばはやてちゃんはどうやってお兄ちゃんと知り合ったの?」
「んとな、最初に師匠を見たんは商店街だったんよ
余りにも見事な値切り(?)っぷりやったから教えを乞おうと思うて声かけたんよ」
「値切りって・・・お兄ちゃんのあれは普通無理だと思うよ、お兄ちゃん普通じゃないし」
「うん、それは師匠から聞いたんやけど、そんとき師匠が昔病院に居たこと思い出したんや
んで、色々あって私の足治るかな~って診察してもらったんやけど・・・」
はやてはそこで言葉を濁した、なにやら言いにくいことなのか口ごもった
「はやてちゃんどしたの?言いにくいこと?」
「うん・・・師匠の非常識っぷりに賭けてみるんやけど、すずかちゃん魔法って知ってる・・・?」
「知ってるけど、それがどうしたの?」
「知ってるなら話は早い、私魔法のせいで足が麻痺しとったみたいなんや」
もう今は改善して、だんだんよくなってきてるんやけどなと続けた
「お兄ちゃんがはやてちゃんの足を治してくれたの?」
「そうや、正確にはデバイスとかいうんが麻痺の原因やったんやけど
師匠が壊れてたデバイスとかいうんを直したらしいんよ」
「そうなんだ・・・よかった、快方に向かってるんだね」
「せやせや、よくなれば学校にもいけるようになるんやで!」
翠屋の客席の一角で一般のお客さんには聞かせられないような会話が続けられていた
通常より遅い時間に開店したことと、開店して間もないからまだ他のお客さんは居ないが
この話がこのまま進むとまずいことになりそうだった
「はやてちゃん、魔法のことはあまり一般の方がいるところでは・・・」
さすがにまずいと思ったのか、シャマルから注意が入った
「おお?ごめんなぁシャマル、つい楽しくなっちゃって」
「いえ、楽しくなるのはいいのですが、まだ何も注文していないので
せっかくだからなにか注文してからのがいいかと思いまして・・・」
「そうやった、といっても何がええのかわからんなぁ・・・すずかちゃんオススメなのあらへん?」
「うーん、いつも私達が食べてるのは日替わりのケーキセットかなぁ
紅茶か珈琲とプチケーキが数個ついてくるんだけどね、おいしいよ」
「じゃあそれ注文しよか、シャマルもそれでええ?あ、すずかちゃんも食べる?」
「はい、楽しみです」
「うん、じゃあ私も」
「すみませ~ん、日替わりのケーキセット3つと・・・飲み物は紅茶でええ?」
はやての言葉に2人が頷く
「じゃあ紅茶でお願いします!」
3人は遠くからかしこまりましたという声が聞こえたので
再び話に戻ることにした
「そういえばはやてちゃんも魔法使いになったの?」
「うん、なんかシャマル達に聞いたら魔導師っていうらしいんやけどな」
「魔導師・・・ってことはさっき話が出てきたデバイスを使うの?」
「せやせや、夜天の魔導書っていうんやけどな、シャマルも他のみんなも
魔導書からでてきたんや」
「魔導書からでてきた?」
すずかの頭上にははてなマークが浮かんでいるが
その問に答えるべくシャマルが語りだす
「はい、私実は人間じゃなくて夜天の魔導書のプログラムなんですよ
私だけじゃなくて他に3人仲間がいますが、みんなは自宅で寛いでるはずです」
「はぇ~・・・デバイスってそんなこともできるんですね~」
「そういう機能をもったデバイスだからできるのであって
他のデバイスはできないんだけどね」
「あ、プログラムってことはシャマルさんは魔導師・・・になるんですか?」
「ええ、この体でも魔法は使えるしデバイスもあるから
普通に魔導師なのよ、私の他の仲間もみんな魔導師・・・1人守護獣だけど」
「シャマルは私に魔法を教えてくれてんよ、なんや私も結構魔力あるんやって
で、色々教えてもらっとるんや」
はやては嬉しそうにすずかに向かって語るが
すずかは何か考え事をしているようにみえる
「すずかちゃんどしたん?」
「・・・はやてちゃん、実はね今私がここにいるのはちょっとした事情があってね
魔導師とか魔法使いとかの学校を作るみたいで、その――」
「お待たせいたしました、日替わりケーキセット3つです
なにやら興味深い話をされているようですが、話に加わってもよろしいですか?」
すずかが話はじめた時後ろから士郎の声が聞こえてきた
「あ、士郎さんありがとうございます、さっきの会議内容を加味して
ちょうどいいんじゃないかと思うので士郎さんも話に加わってもらえますか?」
「ええ、私もそう思って声を掛けたのですが・・・よろしいですかね?」
はやてとシャマルは頭にはてなマークを浮かべるも、同席を許可した
「それでちょうどいいって学校のことですか?」
「ええ、詳しく話すと長くなるのですが簡単にかいつまんで話すと
魔法や超能力が使える子が増えてきてるのでそういう子達の学校を作ろうというお話です
あいにく魔導師の教員が不足していて、現在探している段階ですが・・・」
「シャマル?」
「はい私でよろしければ、他の騎士にも話しておきましょう」
「それは心強い、では詳しいことは後ほど連絡いたします」
士郎はそう言うと席を立ったが、ケーキセットはサービスにしておきますねと
最後に一言告げてその場を離れた
はやての口調がようわからん・・・
違和感ありありすぎます
本編みても関西弁なのか京都弁なのか・・・
かなり駆け足で書いたので中身が結構雑でしたが
後々見返して修正が色々入ると思います
今回の投稿で年内は終了となります
次は年始にできれば・・・
それではよいお年を