最期のほうに模擬戦もありますが・・・
だんだん主人公の化けの皮もはがれてまいります
よくある精神が肉体にひっぱられたってことで・・・
しかし戦闘シーンは苦手だわ
戦闘シーンを上手く書ける人は尊敬します。
追記
能力説明アンテルの項を追加しました
ノエルさんとファリンさん以外の全員が席に着き
少しするとノエルさんとファリンさんがお茶とお菓子をもってきた
私も含め各々に配膳し終わると、ノエルさんは忍さんの傍に
ファリンさんはすずかの傍に佇んだ
「さてお茶とお菓子も揃ったところで、自己紹介から始めましょうか
私は月村忍14歳ね、月村家の当主をしているわ。私のことは忍姉さんって呼んでね」
「14歳・・・、高校生くらいだと思ってました・・・」
「よく言われるのよねぇ・・・まぁ、大人びて見えるってことにしておくわ」
年齢を聞いておかしい事に気付く
確か原作で忍さんと恭也さんが知り合ったのは最低でも18歳のはずだが・・・
というか14歳で婚約者がいるとかおかしいだろう、リア充か!爆発しろ!
「それじゃ次はすずかね、ほらほら俯いてないでしっかりしなさい」
「う、うん・・・わたしは月村すずか4歳です、よろしくね伊織おにいちゃん」
すずかは顔をあげて人懐っこそうな笑顔で挨拶してくれた
「あ・・・うん、よろしくねすずか」
不覚にもすずかの笑顔にドキッとして生返事になってしまった
別におにいちゃんに反応したわけじゃない・・・はず
「次は俺か、俺は高町恭也15歳だ。忍より1つ年上だが婚約者になっている
これから色々とよろしく頼む」
うんうん恭也さんの設定はあってる、確か公式でも忍姉さんの一個上だったはずだ
「はい、よろしくお願いします」
「さてこれで一通り自己紹介はおわったわね。あ、ノエルとファリンは
さっきやったからカットで~」
忍姉さんの言葉にノエルさんは頷き、ファリンさんは一瞬驚いた顔をしたが渋々頷いていた
「んじゃこれから本題に入りましょう。まずは伊織のこれからのことなんだけど・・・
親権はもう頂いたから問題ないわ、戸籍の方もちゃんと直しておいたから」
まだ会ってから数時間しか経過していないんだが・・・
この手腕こそが月村家の当主といったところだろうか
「そろそろ本題に入るわね、伊織の能力のことだけど・・・」
やはりきたか・・・と感じた
――色々考えたがここいらで正直に話して協力者を得ておこう
それに、親権まで獲得されたならいくらなんでも放り捨てはしないだろう
「ここから先は私が説明しよう、私はメティスパサーだ。
メティスネームは<アンテル>という。能力はありとあらゆるメティスを生み出し
操ることが可能だ」
私の言葉に私以外の全員が絶句する
さすがにここまでなんでもありの能力だとは思わなかったようだ
「なにそれ、なんでもできるじゃない・・・」
なんとか忍姉さんが感想を返すも、その声は震えている
恭也さんも呆気にとられているし、すずかも・・・?
すずかは面白いものでもみつけたような笑顔を浮かべている
・・・意外とすずかの精神が一番強固なのかもしれないな
「それと、実は・・・私は魔法使いでもあり、剣士でもある。商人の特性もあるし
暗殺者の真似事も可能、神官のとして神に仕えてもいるし狩人としても活動が可能だ」
つまり大体なんでもそれなりにできる。と、繋げた
この話に超反応を示したのが恭也さんだった
眼をギラギラと滾らせ、今すぐにでもこの場が戦場になりそうな有様だ
「恭也、落ち着いて・・・伊織、それは本当に?証明できるの?」
「勿論、忍姉さんある程度暴れても大丈夫な場所はある?」
「外でいいなら庭に出てもらえれば森みたいになってる場所があるけど・・・
本気?恭也はかなり強いけど、怪我とかしないかしら・・・」
忍姉さんは意外に心配性のようだ、少なくとも私は怪我を治せるんだし
そんなに心配しなくてもいいように思うのだが・・・
「大丈夫だよ、怪我してもメティスで治せるから」
忍姉さんは暫く考えた後、ノエルさんの立会いのもと
1度だけ試合を行うならいいと言ってくれた
庭に出て少し行ったところに森の広場のような場所があったので
そこで恭也さんと対峙した
恭也さんは刃を潰してある小太刀を2本両手にもって構えている
「準備はいいか?伊織君、試合だからね合図は必要だろう」
恭也さんはそう言ってノエルさんに目配せをした
「ちょっとまってくださいね、忍さん木刀か竹刀とか・・・片手でも両手でも持てる剣は
この家にありますか?」
「ええ、恭也がこの前置いていった木刀ならあるわ・・・今持ってこさせるわね」
そう言ってファリンさんに獲物をもって来させるよう指示する
ファリンさんは指示を受け取り木刀を探しに行ったが、数分もしないうちに
広場へ戻ってきて、私に木刀を渡してくれた
「これなら・・・LOAD―LORD KNIGHT―よし準備OKです」
ロードナイトの能力を引き出したお陰か体力・速力・耐久力が底上げされるような
感覚が自分を襲う
(今の恭也さんは御神流を修めていないはず、これなら善戦くらいできるか・・・)
湧き上がってきた力に喜びを隠せず不敵な笑みを浮かべたまま試合開始の合図を待つ
「この試合は死合ではありませんので、どちらかが有効打をもらったときは
ノータイムで中断とさせていただきます。このことを留意して置いてください」
恭也さんと私がそろって頷く、恭也さんも合図が待ちきれないようでうずうずしているようだ
私は開始の合図の前に木刀を両手で持ち、恭也さんに向かって構えた
「それでは、はじめっ!」
合図と共に私は【パリイング】を使う、パリイングは確率で相手の攻撃を弾く技である
いくら恭也さんが原作時より力量で劣ってるとはいえ、私の身体も子供のそれであり
長時間の戦闘では先にこちらがバテてしまうと判断した
私は短期決戦で決めるためパリイングで初撃を弾きガードが甘くなっているところに
最大の攻撃を叩き込んで一瞬で決める方針をとった
「いくぞ、伊織君!」
恭也さんがこちらに突っ込んでくる
それを間一髪で横に避けて、攻撃を繰り出す
「【バッシュ】!」
恭也さんの攻撃を避けたあとからの体勢が不安定なところ
右肩から袈裟懸けに強烈な一撃を叩き込んだ
「ぬぅ・・・重い・・・が、甘い!」
寸でのところで左手の小太刀に阻まれる
右手の小太刀が私を襲う、さすがに子供に本気ではないようで技は使っていないようだ
「これなら・・・問題ない!【バーサーク】!」
もう一本の小太刀をパリイングでいなしながらスキルを使う
移動速度と攻撃力を上げて一気に勝負をつける!
一瞬で両方の武器を弾かれた恭也さんは後ろへ飛び退こうとするも
強化された移動速度は私と恭也さんの間を刹那の間に詰め私の木刀が
恭也さんの逆胴を捕らえた
「そこまでっ!伊織様の勝利です!」
ノエルさんの号令を聞き、戦闘状態を解除する
「LOAD-NOVICE―」
私の肉体強化が元に戻っていくのが分かる
といっても気だるい感じはしない
例えるなら強化魔法が解けるような感覚だ
「くそっ、もう一回だ!」
先の戦闘に納得していないのか恭也さんが食い下がるが
「だめよ恭也、1回だけっていったでしょ
また今度にしてあげて、伊織も病み上がりなんだしね」
と忍姉さんにたしなめられていた
「恭也さん、ありがとうございました。また今度でいいならお付き合いしますよ」
「本当か?ならまた次の機会にしよう。次は本気で戦おう」
「はい、わかりました・・・」
可哀想だと思ったのがとんだ藪蛇になってしまった
だがこれで私がメティス以外の能力が使えることもわかってもらえただろうし
結果よければ全てよし!
ということにしておこう、そうしないと精神がもたない・・・
私はそう思い込み、やけに機嫌がいい恭也さんや始終空気だった
すずかと共に部屋の中へ戻っていった
ROの能力については本編のようにしました
全ての能力を無尽蔵に使えるとチートすぎるにも程があるので・・・
流れ的にはload―職業名―でその職業に関するスキルと最高クラスの能力を
得ることが出来るといった具合です
ROのスキル使用時は【】で括りメティスと差別化してみました
技説明
アンテル
ありとあらゆるメティスを作り、操る
パリイング
相手の攻撃を高確率で受け止める
バッシュ
相手に強烈な一撃を叩き込む
相手は確率で気絶する
バーサーク
体力と移動速度、攻撃力を高める代わりに
回避率が下がり一切のスキルが使用不能
時間経過で元に戻る