時空を操るもの   作:旭姫

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お待たせしました。

久しぶりの投稿になります

今回がおそらくこの章最後のアンケートになる予定です

もしかしたら今後にまだ建てるかも知れませんが、今のところはそんな予定はないのでこれが最後だと思います

今回の内容はズバリ、達也の三高メンバーとの友好関係についてです。

吉祥寺真紅郎、一色愛梨の2名が対象です

今回も投票よろしくお願いします


九校戦編 第五話

名簿が貼り出された翌日、達也は深雪と共に部活連本部へと向かっていた

 

理由は勿論、九校戦について

 

今回泉美はこの会に呼ばれてないので生徒会室で仕事をしている

 

なんでも、1人残って作業するほのかのサポートを探していたらしく、達也たちを待つために泉美が立候補したそうだ

 

達也達が部屋に入ると、エイミイに呼ばれたのでエイミイ達の輪に混ざることになった

 

「あ、紹介するよ。彼は司馬達也君。クラスメイトで、確かエンジニア候補だっけ?」

 

「ああ、そうだ。改めて、司馬達也だ。よろしく頼む。」

 

「そして、達也君の隣にいるのは四葉深雪さん。彼女もクラスメイトで一年生のエースよ!」

 

「四葉深雪です。よろしくお願いします」

 

「で、こっちがD組の里美スバル。女の子だけどカッコイイんだよ!男装の麗人ってやつ」

 

「里美スバルだ。よろしく、司馬くん、四葉さん。」

 

「(…ん?『認識阻害』?BS魔法師か。)よろしく頼む。」

 

「なるほど、司馬くんには気付かれたようだね。」

 

里美スバルという少女の違和感に若干表情を歪めた達也に驚いたように微笑む彼女の言葉はエイミイと深雪に疑問を残した

 

「僕はね、生まれつき『認識阻害』の術式を持っていてね、こういう動きは昔から僕を認識させるためにやっていたことが習慣付いていたのさ。要は、SB魔法師ってやつだ。」

 

「なるほどな。だからあの違和感だったのか。」

 

「その通りだよ。にしても、理論1位というのは伊達じゃないようだ。」

 

「まぁな。エンジニア候補として呼ばれてるんだ。これくらいは出来なくては。」

 

「ハハハ。気に入ったよ、司馬君。是非とも僕のエンジニアもして欲しいところだ。」

 

「話し合いが終わればだがな。」

 

4人で談笑をしていると、真由美や摩利、克人といった一高の生徒自治活動のトップ陣が入室したことで話はストップした

 

早速、一高の参謀こと市原鈴音から3年生から順番に選手を紹介、続いてエンジニアの紹介へと移った

 

最後に達也の名前が呼ばれたことで会議室は空気が一変した

 

曰く、「1年生がエンジニアは前例がない」だとか、「実力の足りない1年にエンジニアは勤まらない」だとか

 

しかもこれを言ってるのが全員達也が二科生(ウィード)と仲良くしていることが気に入らないとしている者達である

 

そんな中達也は目を瞑りながら黙って聞いていて、そろそろ帰ろうかと思い始めた時に、一高首脳陣の1人、十文字克人が声を出した

 

「黙れ!これは選手とエンジニアを決める会議であり、ここにいるのは生徒会が選び推薦した者のみ。その決定に口を出すということは生徒会に対しての侮辱と見るぞ」

 

この発言に生徒達(特に達也を嫌う面々)は顔を青ざめた

 

「だが、実力を疑うのは無理もない。前例がない1年生のエンジニア。ならば、その実力を見ればいい。司馬、お前が一高エンジニアとして活動するに値する実力を示して貰う」

 

全員の視線が達也へと向かう

 

「(はぁ…やっぱりこうなったか。)分かりました。そこまで言うのであれば示して見せましょう。して、誰のCADを使うつもりでしょうか?」

 

「そうだな…ここは責任をもって俺のCADと言うべきだろうが…」

 

「それは危険です!!」

 

「そうですよ!実力もわからないんですから!」

 

「なんて言われるからな…」

 

克人が自分のをと出したところを周りが止めに入る

 

これは予想できていたことではあった

 

「その役目、俺にやらせてくれませんか?」

 

立候補したのは達也とは因縁に近い関係を持つ桐原だった

 

「いいのか桐原」

 

「はい。」

 

「わかった。司馬、お前には桐原のCADを調整して貰う。幸いにもこの部屋にはCADの調整器があるからな。それを使え」

 

達也は黙って立ち上がると、調整器の前に座り、桐原も達也にCADを渡す

 

「お前にやって貰う課題は、桐原の日常使いするそのCADのデータを競技用CADにコピーすることだ。なお、手を加えることは禁じる。」

 

「了解しました。…しかし、同じ種類ならともかく違う種類のCADのコピーはあまりおすすめしませんが……。まぁいいでしょう、安全第一で行きます」

 

その発言に理解できたのはエンジニアのメンバーのみ、他はどうして?と頭に?を浮かべている

 

それもその筈で、桐原が普段使っているCADは競技用のCADよりも性能が高い

 

その為性能の高いものをそのスペックの落ちた物にそのままコピーすると必ずエラーを起こしてCADが機能しなくなる

 

そうなってしまえば魔法師は魔法を発動しづらくなってしまう

 

そんなわけでスペックの違うCAD同士のコピーは世間的にもあまりオススメされていない

 

達也は早速CADを2台おいて、桐原を誘導する

 

桐原が想子測定器に手を触れると想子のデータが画面に表示される

 

「桐原先輩、もう離して貰って結構です」

 

桐原が手を離すと、達也はキーボードを叩いた

 

周りの面々が画面を覗こうと画面の見える位置に立つと全員が息を飲んだ

 

普通、想子のデータとは特定の振動周波数などのグラフで表示される

 

しかし、達也の画面にはそのようなグラフは無く、あるのは何万にも及ぶ程の数字の羅列

 

それが幾つものタブで分けられてそれが付いたり消えたりしている

 

これが達也が【シルバー】たる所以であり、世界最高峰の技術者と言われた【トーラス・シルバー】の十八番、〝完全マニュアル調整〟である

 

達也の画面を覗き見る者の1人、中条あずさは無意識に息を止めてしまっていた

 

目の前で行われている行為を理解できるものは少ないだろう

 

何せ、日本にも出来る人がほとんどいないとされている〝完全マニュアル調整〟をやってのける人間がいるのだ

 

その実力は自身を含めたエンジニア達よりも2ランク以上上

 

あずさはなんとしてでも達也をエンジニアに率いれようと決めた

 

「終わりました」

 

「……そ、そうか。桐原、試してみろ」

 

達也から競技用CADを受け取った桐原は早速魔法を発動させた

 

発動させた魔法は『高周波ブレード』

 

発動させた桐原から、誰もが予想しなかった、否、達也と深雪だけが予想できた言葉が帰ってきた

 

「嘘だろ…!?」

 

「感触はどうだ?」

 

「違和感がありません。むしろしっくり来ました」

 

「だが、仕上がりのタイムも遅いから当校のエンジニアとしては認められないんじゃないか?」

 

「私は賛成です!!」

 

声を上げたのは達也を引き込もうと決めたあずさ

 

「司馬君がやったのは〝完全マニュアル調整〟であり、技術力は我々よりも数段上です!」

 

「中条の言う通りだ。桐原のCADは競技用に比べて高スペックだ。それに関して違和感を与えなかったとすれば、その技術は称賛に値するだろう。」

 

「だが、前例が…」

 

「前例など関係ない。勝つためにはより良い成果を得る必要がある。司馬はその実力を見せつけた。ならば認めるべきだろう。十文字会頭、俺は司馬達也のエンジニア入りに賛成します」

 

あずさに加え実力主義者の服部が賛成したのだ

 

これには嫌悪感だけで動いていたメンバー達も認めざるを得なくなってしまう

 

「そうだな。服部の意見はもっともだ。俺としても司馬のエンジニア入りを認めよう。」

 

一高一番のエンジニアに実力者の服部、さらに首脳陣の十文字までもが賛成に回った

 

これにより達也のエンジニア入りが確定した




前書きにも書きましたがアンケートのご協力よろしくお願いします

なんかアンケートが多くてごめんなさい…私が優柔不断だから…

と言うわけでいつも通り締め切りは次回投稿日までです。

よろしくお願いします

ではまた次回

達也の交遊関係(三高編)

  • 一色愛梨のみ
  • 吉祥寺真紅郎のみ
  • 両方とも友人
  • 両方とも初対面
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