両方友人であるとなっているので、それぞれの関係を
真紅郎→佐渡侵攻以前に数回会っただけで、現在はごくたまに連絡を取り合う(一条家はそれを知らない)
愛梨→愛梨の父が達郎と同じ学校の同級生で、達也が両親が亡くなってから四葉真夜と出会うまでの間は一色家が達也を気にかけていた
こういう感じにしたいと思います
頑張って辻褄を合わせてみました
正直真紅郎は同じ研究者な両親を持つということで、関係作りは難しくなかったのですが、愛梨に関しては繋がり作りが難しかったです
やはりアンケートに『両方あり』って枠を作るのは危険だなと今学びを得ました。
というわけで、第七話です
九校戦の会場である富士演習場
正確には富士演習場南東エリアは国防軍が九校戦の為に貸し出した場所であり、9校の代表選手やその関係者を収容するには充分な大きさを誇っている
九校戦の前に懇親会があるお陰でそれぞれの学校の生徒は懇親会に間に合うように学校を出ることになっている
そして、そのタイミングは会場と学校の距離が遠い学校から順番にと決められている
北海道の第八高校や九州の第九高校から順に、最後に東京の第一高校や静岡の第四高校が集まる
時は過ぎてついに第一高校が会場へと移動する日になった
今回、生徒会を代表してほのかや雫が出欠確認をしていた
「暑い…」
「冷却魔法はかけてるけど、足りない…深雪がいれば…」
「そういえば深雪と達也さん見てないね。何してるんだろう?」
「2人で一緒にいたりして…」
「雫に連絡来てないの?」
「来てない」
2人で雑談しながら来ていないメンバーを待っていると
「光井、北山。出欠状況はどうなっている?」
摩利が状況確認の為に降りてきた
「現在は七草生徒会長と、深雪と達也さんが来ていないです渡辺委員長。」
「そうか。先ほど真由美からすこし時間かかると連絡が来たのでな。達也くんと四葉からも現地集合を進言してきたからバスの中に戻っていいぞ」
「「はい!」」
本来なら真由美の連絡を受ける頃には達也達の遅刻は確定していたので先に向かう予定だった
しかし、メンバー達は真由美との合流を望んだ
勿論、深雪の合流や、1部の女子メンバーから達也の合流を求められたが、真由美はともかくとして他の2人は完全に来れないことが確定していたので、真由美だけを待つことになった
摩利は出欠確認をしている後輩2人をバスに送ると自身はバスの入り口の近くに待機していた
それから10分経つと遂に真由美はやって来た
「ごめんなさ~い!」
「遅いぞ、真由美。」
「ごめんね、摩利。家の仕事が忙しくて…」
「そうか。真由美が最後だ。早くバスの中に入れ」
―――――――――――――――――――
「で、司馬君と四葉さんが現地集合なのね。」
「ええ。にしても、会長も残念でしたね。」
「え?」
「その服も司馬君に見せるために張り切ってきたのでは?」
「え、り、りんちゃん?わ、私はそんなことは…」
「そうですか?ですが、1部の女子メンバーには人気な様で、優先順位も会長以上という方もいましたよ。」
「へ、へぇ…そ、そうなんだ…」
「会長、御気分が優れないのですか?」
「え?はんぞーくん?」
「服部副会長はいったいどこを見つめているのですか?」
「い、市原先輩!?わ、私はただ、会長にブランケットを、…」///
「副会長自らブランケットをかけてくれると。よかったですね、会長。では、どうぞ」
「え、」///
バスの中では達也がいないことですこしだけしょげてしまった真由美を鈴音がいじって、なにも知らない服部を巻き沿いにしたり、達也が来なかったことで若干機嫌が悪くなった1部の女子生徒がいたりといろんな意味で賑やかな移動だった
そんな状況を見ながら摩利は横に座っているやや落ち込み気味の少女―千代田花音を見た
「なぁ、花音。そんなにそわそわしているが、たかが2時間静かに過ごせないのか?」
「あ、摩利さん酷い!私だって2時間ぐらいじっと出来ますよ。でも、なんでバスはこんなに空いてるのにエンジニアと違うバスなんですか!今日も啓とバスデートだと思ってたのに…」
千代田花音は五十里啓という婚約者がいて、その関係は周りが1度見るとブラックコーヒーを頼むほどのいちゃつきっぷりである
そして、そんな啓とのデートを期待しながらバスに乗った花音は窓を見ていると、たまたま怪しい車を発見した
対向車線を不規則な速度で走る車
その車が突然スリップを起こした
ただスリップをするだけならよかっただろう。
しかし、その車はガードレールにぶつかって、バスへと降ってきた
「危ない!!」
花音は大きな声で警告すると自身のCADに触れた
その声に気付いて窓の方を見た生徒達のなかで何人かがCADに触れた
触れたことで魔法が準備される
狭い空間で多くの魔法が同時に別系統で使われたらどうなるか
―想子が相殺し合うことで魔法式が乱れ、魔法が上手く発動されず、想子だけが取り残される
やがてその取り残された想子が増えることで擬似的な『術式解体』状態になってしまう
「魔法を止めろ!十文字、行けるか?」
「守ることはできるだろうが、消火は無理だ」
摩利が生徒達を止めると、この中で一番の実力者である十文字克人へと声をかけた
しかし、受けた克人は渋い顔をしていた
すると、突如想子の乱れが掻き消えたのを知覚した
それと同時に車を消火する程大きな冷却魔法と車を止める謎の魔法が立て続けに放たれた
摩利が窓の外を見ると、空に会場で合流予定だった2人の代表メンバーがいた
「間一髪だな。助かったよ、深雪。」
「あの程度達也さん1人でも出来たのでは?」
「まさか。消火は無理だよ。」
摩利達一高メンバーは現地集合予定の2人のメンバーによって救われた
今回は九校戦会場への移動シーンでした
続きがありますので、次回をお楽しみ
次回以降に行うアンケートは具体性を持ったものに出来るように頑張りたいと思います。
なお、辻褄合わせでほぼ強引に作った設定ですが、意見は求めてますので、色々書いてくれると助かります
ではまた次回