人類銀河帝国 コリント朝 功臣列伝資料 「サテライト8班リーダー ケニーの日記」(航宙軍士官、冒険者になる異伝)    作:ミスター仙人

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閑話62「ガトル親父の雑記」⑳(親父、オウカ殿に長刀制作を依頼される)

 5月5日(コリント朝元年)

 

 超高性能ドローンをダウンサイジングした無人の魔道具が完成したぜ。

 量産型ドローンと云う名前になり、基本的に偵察能力に特化したものとなる。

 このドローンを叩き台にして、何れは超高性能ドローン並みの代物を作ってみせるぜ。

 

 5月15日(コリント朝元年)

 

 『トカレフ』と云うデグリート王国の誇る造船技術者の長の息子達5人を、モニター越しにアラン様から俺とドレイク殿に面通しされたんだが、コイツラ全員異様なまでの迫力で俺とドレイク殿を見るやいなや、ガバッと土下座すると、

 

 「お願いします!!

 一生懸命、下働きから始めたいと思います!

 どうか、弟子にさせて下さい!」

 

 と頼み込んで来たんで、俺とドレイク殿は顔を見合わせてから考えてみたが、俺の弟子と言える連中は既に1000人くらい居そうだから、ドレイク殿も構わないと言ってくれたので了解する事にしたぜ。

 トカレフ達5人は飛び上がって喜んでやがるから、ちょっと気になったのでアラン様に頼んで、あらゆる艦船での仕事を体験させてやって下さいと言うと、アラン様もOKとにこやかに笑って請け負ってくれたんで安心したぜ。

 

 5月25日(コリント朝元年)

 

 重巡洋艦『バーミンガム』と超巨大空母『グラーフ・ツェッペリン』が就役した。

 

 重巡洋艦『バーミンガム』の概要は、

 

 全長・・・・・400メートル

 

 全高・・・・・80メートル

 

 全幅・・・・・180メートル

 

 動力炉・・・・・『魔力凝縮炉』4基

 

 主砲・・・・・46センチ砲4門、副砲2門

 

 パルス魔導速射砲・・・・・両側舷側合計60門

 

 最大収容人数・・・・・5000人

 

 対地浮揚能力・・・・・常時2メートル(最大瞬間浮揚50メートル)

 

 巡航速度・・・・・40ノット(最大巡航速度70ノット)

 

 

 超巨大空母『グラーフ・ツェッペリン』の概要は、

 

 全長・・・・・700メートル

 

 全高・・・・・120メートル

 

 全幅・・・・・300メートル

 

 動力炉・・・・・『魔力凝縮炉』8基

 

 主砲・・・・・30センチ砲6門、副砲4門

 

 パルス魔導速射砲・・・・・両側舷側合計60門

 

 最大積載機数・・・・・ドラゴン15頭、グローリア殿、量産型ドローン300機、戦闘車両100台他

 

 対地浮揚能力・・・・・常時2メートル(最大瞬間浮揚50メートル)

 

 巡航速度・・・・・40ノット(最大巡航速度70ノット)

 

 この艦船達の就役式を、クレリア様以下帝国の上層部と大勢の一般帝国国民が参列してくれた。

 中でも、アラン様達の留守晩の帝国軍の責任者である、ダルシム中将が感激してくれて、何度もドレイク殿と俺たちに感謝しきりだった。

 何でも、ずっと留守部隊の面倒をしていて、アラン様と一緒に行動する事が出来ず、切歯扼腕していたらしい。

 この重巡洋艦『バーミンガム』ならば、十分過ぎる程アラン様の手助けが出来るし、一方の戦線を維持してアラン様の行動制限を取り払う事が出来るだろうと話してくれたぜ。

 

 超巨大空母『グラーフ・ツェッペリン』は、恐らく息子のケニーが艦長になるんだろうが、実際の処はアラン様が最終的に命令権を保つ事になるんだろうな。

 

 5月28日(コリント朝元年)

 

 久しぶりに自宅で寛いでいると、妻と娘が息子の嫁のミーシャさんを定期検診の為に、病院に行ってきて昼頃に帰ってきたが、何故かミーシャさんの皇妃宮での相部屋で有るオウカ殿が一緒に我が家にやって来た。

 まあ、仲が良いと聞いていたから、疑問に思う事も無く一緒に昼食を取るために、奮発してレストラン豊穣に向かいランチメニューを味わいながら食べて、様々な話題を出して楽しく過ごしていると、オウカ殿が突然俺に対して深く頭を下げて来たんで、驚いていると、

 

 「・・・ガトル殿、実は某この帝都コリントに来た理由の一つに、貴方の鍛冶師としての腕を後輩と夫から聞かされていて、是非某の刀を作製して貰いたいと願いやって来たのだが、クレリア皇妃陛下の親衛隊の一人としての仕事をしながら、後輩と夫の道場で腕を磨くのが楽しすぎたので、頼みに行くのが遅れてたら今の夫と付き合い初めてそのままの流れで、結婚する事になり更に直ぐに妊娠してしまい、よりガトル殿に会う事から遠ざかってしまったと思っていたが、相部屋になったミーシャ殿の御義父殿が何と件のガトル殿と聞き、今回是非会わせて欲しいと無理に頼み込んで参上させて頂いた。

 今は妊娠中の身なので、某専用の刀を作製して貰うのには、適しておりませんが、何時か元の体に戻り次第、某の技量を見てもらいそれに合わせた長刀を、是非作製して貰いたい、どうかこの通り!」

 

 と再度深々と頭を下げて頼んで来たので、

 

 「喜んで、オウカ殿の長刀を作製させて頂きますよ!

 なんと云っても、シュワルツ殿と同じ剣王たるオウカ殿の長刀を作製出来るとは、光栄ですぜ!」

 

 と答えたら、拝むみ倒された。

 しかし、俺はなんて恵まれた鍛冶師だろうな、剣王2人と元拳王の武器を作製出来るとはな、必ず俺が出来る限りの作品を作ってみせるぜ!

 

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