(IFルートです)
(友希那視点)
「………コレをこうするのよね」
私は今、台所に立って居る。何故かって?決まってるじゃない…バレンタインだからよ。
そう、竜騎にチョコを渡す為よ…、本当ならリサに教えて貰う所だけど…今回は頼る訳には行かないの。リサも竜騎にチョコを渡すのが分かってる、だから私も譲れない…。
今回は自分の力で竜騎にチョコを渡す…。
「あら?湯銭って、お湯を入れるんじゃ無いのね…」
湯銭と言うから、チョコにお湯を入れて溶かすのだと思ってたわ…。料理って思った以上に難しいわね…(汗)
「次は…型に入れて…、後は何か、コーンフレークでも入れてから冷やそうかしら」
竜騎に美味しいと言って貰う為にも、私は必ず完成させる…!だからリサであっても、紗夜や燐子…あこにも…!
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『道中』
「我ながら美味しく出来たと思いたいわ…。竜騎は喜んでくれるかしら…」
遂に完成したチョコをラッピングして、竜騎の元へ向かう私。絶対に美味しいって言って貰いたい…。
「リサ達も今来てるのかしら?」
もしも来てたら先を越される…、私は少し急いで竜騎の家に向かった。
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『竜騎のアジト』
ピンポ~ン♪
先ずはインターホンを鳴らす。
『は~い。湊様、どうされましたか?』
「ドラゾーだったわ」
『ドラゾーです』
何時ものボケかしら?全く、AI(?)ロボットなのに冗談なんて…。
「竜騎は居るかしら?」
『はい、作業が終わったのでムーナを膝に乗せてゲームをしてます』
「渡したい物があるの、上がっても大丈夫かしら?」
『はい、どうぞ』
「お邪魔するわ」
私はそう言って竜騎の家に上がる。
「竜騎、お邪魔するわよ」
「にー」
「お、ムーナはコッチの方を選ぶのか?」
「にー♪」
「………」
私が声を掛けても、ムーナちゃんを膝に乗せてゲームをしてる…。本当に昔から夢中になると周りが見えなくなるんだから…。
「竜騎…?」
「あれ、ゆき?何時から?」
「今さっきよ。用が有って来たのよ」
「にー?」
「あ、ムーナちゃん…////」
ムーナちゃんは今日も可愛い…!って、そうじゃ無いわ…。
「竜騎…コレ…」
「コレは…?」
「今日は…バレンタインだから…、作ったの…////」
「コレを…ゆきが?」
「えぇ…リサ達よりも、早くあげたかったから…」
「ありがとう、食べても良い?」
「えぇ…」
竜騎はそう言って、中を空けた。
「お、美味しそう♪頂きます…ん…」
「ど、どうかしら?」
「うん、美味しい…」
「そ、そう…ありがとう////」
「うん、じゃあ…リサ達には内緒でお裾分け…」
「え?…んん!?」
「んちゅ…」
「んん…!?」
竜騎は美味しいと言ってくれた後、私に口移しをしたのだ。竜騎の唇の味も一緒になってる…////
「どうだった?」
「良く…分からない…///」
「じゃあ、分かるまでする…?」
「竜騎…////」
私達は、リサ達が居ない事を良い事に口移しを続ける。偶には…こんな甘い日も良いわね………////
(友希那視点END)
Fin
ご観覧、ありがとうございました!