バンドリ-漆黒の竜王- 外伝   作:D・MAKER

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リクで、零一と有咲のバレンタインです!


外伝14:市ヶ谷有咲③

(零一視点)

 

 

 

「今日はやたら浮かれているのが多いと思ったら、バレンタインって奴だったか…」

 

 

俺こと佐久間零一は、バレンタインなんて無縁の男だ。今まで貰った事すらねぇし…俺にくれる物好きなんで居ないだろうからよ…。

それに楓の奴なんか料理の腕は最悪だしな…

 

 

「ん?誰からだ………有咲か…」

 

 

メッセージが来たから、誰が来たのかと思って見て見たら…有咲の奴だった。メッセージは…

 

 

『今日な、渡したい物があるんだ…だから、サッサと来い!!/////』

 

 

「何つー命令を含んだメッセージだ…、まぁ仕方ないから行ってやるとしようか…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

『有咲の家:蔵』

 

 

 

 

「おい、居るか…?」

 

「お、おう…来たな………」

 

「んで、何の様だ…?」

 

「んでって…何にも察しないのか?」

 

「だから何をだ…?」

 

「………………」

 

 

用があるって事で来たんだがな…、分からないから聞いてる。だがコイツ…何か子犬の様にプルプルし始めたぞ…。

 

 

「あぁ。もう!鈍い奴だな!彼氏なら彼女の事くらい察しろよ!!」

 

「理不尽だな…。うん、理不尽だな…」

 

「2回も言ってんじゃねぇよ!竜騎先輩の真似か!?」

 

「いや、特に意識してねぇ…」

 

 

何でアイツの名が出るんだ?

 

 

「コレを渡す為だよ!!」

 

「何だコレ…?今日は誕生日じゃねぇぞ?」

 

「バレンタインだろうが!?お前、今日がバレンタインだって事くらい知ってるだろ!?」

 

「俺には無縁だからな…」

 

「私が居るのに、無縁だなんて言わせねぇぞ!!」

 

「へぇ…作ったのか」

 

 

律儀な奴だな。まぁ…折角だから貰っといてやるか。

 

 

「ほら、食って見ろ…」

 

「おう。んぐ………」

 

「どうだ?」

 

「………」

 

「…何か言えよ…」

 

 

今味わってるんだから無理だろ…。

 

 

「んまい…。うん、普通に美味い…」

 

「彼女の手作りチョコなんだから、もっと何か言えよ!?」

 

「褒めてるさ…。そう、褒めてるさ…」

 

「だから2回も言わなくて良いっての………」

 

 

2回言ってはいけないと言う法律は無いんだ、特に問題は無いだろう。

 

 

「ふん…ありがとうな…」

 

「お、零一からお礼を聞くのは初めてだな…。特別にもっと言っても良いんだぜ?」

 

「そう思うなら、また次回の時だ…。そうか…俺が食べさせてやろうか…?」

 

「は、はぁ!?な、何言ってんだよ!?」

 

「どうした?して欲しいんじゃ無いのか…?」

 

「んな訳ねぇだろ!!」

 

「ほう、残念だ…」

 

「んなっ…!?///」

 

 

お、意地悪してやったら食い付いた…。コイツの反応、見てて面白いわ…。

 

 

「だったら、やれよ…!」

 

「じゃあ、やるぜ…?」

 

「ん………」

 

 

お、口を突き出したぞ………。さて、口に入れてやろう………

 

 

 

 

 

 

指で押し込む感じでな…。

 

 

 

 

 

 

「ん…?お、おい…指でなのか?」

 

「他に方法は無いからな…」

 

「………」

 

「?」

 

 

またコイツ、プルプルし始めたぞ…?今度はどうしたんだ?

 

 

「く…」

 

「く?」

 

「空気読めよ!!!!!!」

 

「?」

 

 

突然空気読めよと怒鳴られた。何故だ………?それはさて置き、機嫌を損ねたっぽいから、後で一緒に買い物に付き添ったら、機嫌は直ったわ…。

 

 

 

 

 

(零一視点END)

 

 

 

Fin

 

 

 




ご観覧ありがとうございました!
零一と有咲のバレンタインでした!
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