(竜騎視点)
『竜騎のアジト:自室』
「と言う訳で、頼んだキリー」
「分かりました!コッチはあたし達に任せといて下さい!」
今電話してる相手はキリー事、桐ヶ谷透子だ。何を話してたのか?
従妹のましろの誕生日の事だ。モニカはモニカで祝うから参加するとして、その前に俺と一緒に過ごそうと言う作戦を練っている。
「明日、猫ランドだったな…」
「にー?」
「あぁ、ムーナも連れて来て欲しいって言われてたもんな?」
「にー♪」
猫を愛する者の為のテーマパーク、その名も『ネコランド』。ましろが前から行きたがってたので、予約していた。
因みにリサ達にはバレない様に計画した…。
「明日、楽しんでくれると良いな…」
そう思う俺は、準備をして今日は早めに寝た。
(竜騎視点END)
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(ましろ視点)
『猫ランド』
「わぁ…猫が沢山居るよ兄様…!!」
「流石は人気の猫の為のテーマパークだねぇ」
「にー♪」
「ムーナちゃん、おいで」
「にー♪」
兄様に念願の猫ランドに来れたご機嫌な私、ニコニコしながらムーナちゃんを抱いている。
今日はテンションが高い?そうかな…えへへ///
「先ずは何行く?」
「あの、世界の猫シアター良い?」
「うん、行こう」
「にー」
先ずは世界の猫シアターに行く事にした。何でも、世界中の猫をシアターで見ると言うスクリーンで説明する物だ。私も兄様も夢中で見てる。
「外国に可愛い猫も居るんだね」
「うん、そうだね。世界は広しって事かな?」
「にー…」
「ん?ムーナ、妬かなくても大丈夫だよ…」
「にー」
ムーナちゃん、嫉妬してる(汗)
兄様が撫でると、ご機嫌になるけど…、でも今日は私も兄様に甘えたい。
ギュッ…
「ましろ?」
「今日は、リサさんも居ないから…いいよね?」
「勿論」
「ありがとう、兄様…」
今日はリサさんや、他のメス豚達も居ない。誕生日だし…もっと兄様を独り占めしたい。今日は…離れたく無いなぁ。
2時間後…
「美味しい…」
「ニャンバーガー、テレビでも評判だと聞いてたけど…凄く美味しい!」
「にー♪」
「ムーナちゃんも、ロイヤルバーガーを満足そうに食べてるね…」
「うん、ご機嫌だよ」
猫ランドの猫カフェの名物、ニャンバーガーは凄く美味しい。人間用と猫用の2種類があるから、ムーナちゃんも自分のを美味しそうに食べてる。
「そうだ、ましろ。今日の夜さ…」
「え?うん、良いよ…///」
夜、何かあるのかな?私は兄様の誘いを楽しみに待った。
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『竜騎のアジト:リビング』
「お邪魔します………真っ暗だね」
「ドラゾー」
「あ、付いた…」
パンッ!!パンッ!!
「シロ、誕生日おめでとう~!」
「「おめでとう~!!」」
「倉田さん、おめでとう」
『おめでとうございます!』
「み、皆…?あ…今日は…」
「そ、誕生日」
「兄様、皆…」
そうだった…今日は、私の誕生日だった…!!じゃあ今日、兄様が猫ランドの予約をしてくれたのは………
「はい、プレゼントだよ!」
「受け取って~!」
「わぁ、可愛い…」
「俺からも…」
「わぁ、白い蝶のブローチだ…!」
透子ちゃん達から可愛いぬいぐるみが4つ、兄様からは白い蝶のブローチ…とても可愛いし綺麗。
「ありがとう兄様…あと皆も…!」
((((私(あたし)達はオマケ…?))))
「喜んでくれて良かった…」
「ねぇ兄様…今日、泊っても良い?」
「し、シロちゃん…?」
「ましろちゃん!それはダメだよ!?」
「そうね、誕生日と言えどズルイわよ?」
「………黙っててくれるかな…?」
「「「………はい」」」
「………」
「まぁ、部屋は貸すよ。後は叔母さんに連絡して置かないと…」
「兄様と一緒の部屋は…だめ?」
「部屋は良いけど…部屋は…」
「うん、ありがとう兄様!」
この夜は、透子ちゃん達も別の部屋で寝泊まりする形になった。私は、兄様のベッドにこっそり一緒に入って寝たよ。
今日は素敵な誕生日だった…、ありがとう、兄様!そして皆………。
翌日、リサさんが黒い表情でお説教されたのは、また別の話………。
Fin
ご観覧ありがとうございました!
ましろの誕生日でした!