(紗夜視点)
「さて、コレで竜騎さんの差し入れも出来ました」
「お姉ちゃん、何処に行くの?」
「竜騎さんの家よ」
「あたしも行きたい!」
「日菜は丸山さんとの約束があるでしょ?」
「あ~、そうだった~。残念…」
今日は竜騎さんとギターの事で相談と言う事で、差し入れのケーキを作って向かう所。
日菜が自分も行くと言ってるけど、丸山さんとの約束を忘れてたみたい。全く…自由と言うか…。
「じゃあ、私は行って来るわ」
「行ってらっしゃ~い!」
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『竜騎のアジト』
「おじゃまします」
「紗夜、いらっしゃい」
『紗夜様~!』
「おはようございます竜騎さん、それとドラゾーも」
竜騎さんの家に到着し、竜騎さんとドラゾーに出迎えられた。
「えっと、弾く時のタイミングですが…」
「だったら、こんな感じはどう?」
「流石は竜騎さん、とても参考になります」
竜騎さんと2人きりになるのは、随分と久しぶりな気がする。今日は今井さんも居ないので今日は楽しく過ごせそう。
「竜騎さん、今日はケーキを作って来たんです。宜しければ…」
「本当?ありがとう!じゃあ珈琲でも淹れるよ」
竜騎さんは嬉しそうにして、珈琲を淹れると言ってくれた。だけどその時…
『おい、マイロードは今はお取込み中だぞ!!』
「フーッ!!」
「「?」」
何やら騒がしいわね…。ムーナも凄く唸り声を上げてるし…
「「「兄貴(親分/竜騎様)!!!」」」
「お前ら、揃ってどうした…?」
光君に、日向君と鈴井君が突然やって来た。騒がしいわね…。
「兄貴!俺の方が兄貴の側に相応しいっすよね!!」
「親分と俺には、固い絆があるんですよね!?」
「竜騎様、私のであれば何時でも竜騎様の望む事を!ですので、お傍には是非私と…!」
『おい、無礼執事共!マイロードは今、紗夜様と大事な話をされてるんだ!邪魔するな!」
「「「うるせぇバカゾー!!」」」
『フギャッ!?』
「え………グフッ!?」
3人が竜騎さんの一番が自分だとアピールし始めた。ドラゾーはそれを止めるが、逆に吹っ飛ばされて………竜騎さんにヒットした!?
「「「あ………(汗)」」」
「竜騎さん、大丈夫ですか!?」
「みー!みー!」
「『………』」
竜騎さんはドラゾーと共に気絶してしまった。
「おい、テメェ等の所為で竜騎様が気絶したじゃねぇか!」
「いやいや、お前が投げたからだろ!」
「そもそも、テメェ等が親分の隣を取ろうとするからだ!」
「3人共…」
「「「!?」」」
私は彼らが鬱陶しくなったので、睨みつけました。すると彼らはブルブルと震え始めた。
「私とデュエルです…」
「氷川先輩…?」
「あ、あの…」
「早くしなさい…3人同時に」
「はい…」
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「シャーク・ドレイクで終わりです」
「「「ギャアアアアアア!?」」」
3人相手を纏めて吹き飛ばした。全く、竜騎さんをこんな事をしたのですから、償って欲しい物ですね。
「ん…」
「竜騎さん、大丈夫ですか?」
「あぁ…うん。3人どうしたの?」
「大丈夫です、粗相を起こしたので制裁しただけです」
「そうなんだ…」
『全く、無礼執事共と来たら…』
「にー」
「さて、ケーキを食べましょう」
「うん…」
『私も紗夜様の作ったケーキ、食べたかったです~』
「にー?」
それから、竜騎さんの淹れた珈琲と私のケーキでお茶会をした。
「美味しい…!」
「お口に合って良かったです。竜騎さんの淹れた珈琲も美味しいですよ」
「良かったよ」
竜騎さんはケーキを美味しく食べている。ふふ、美味しく食べてる顔を見てると此方も嬉しくなるわね。
「竜騎さん、頬にクリームが付いてますよ?」
「え?拭かないと…」
「ジッとしてて下さい…」
ペロッ…♡
「ふぁ!?」
『ああああああ!?』
「ご馳走様です…♡」
「紗夜も大胆だね…」
『マイロード、なんて羨ましい事を…!紗夜様、私にも~!』
「ロボットなので、先ず無理なのでは無いかと…?(汗)」
『ひ、酷いです~…!?』
「「あはははは」」
「にー」
暫くは楽しいお茶会が続きました。因みに3人はアレ以来…何故か私を見る度に震えて居るけど、気きのせいかしら?
Fin
ご観覧ありがとうございました!
紗夜は怒らせると大変です…w