(竜騎視点)
『駅前通り』
「駅へ行くのも久しぶりだなぁ」
久しぶりに秋葉原に行きたくなったので、今日は1人で行こうと駅へ居る。目的は新しい発明の為のパーツ、秋葉原なら店も部品も沢山あるからだ。
「ムーナはドラゾーに頼んでるし、大丈夫だろう」
そう思い、切符を買おうとした時だった。
「ふえぇ…此処何処~?」
(あ、またカノちゃんだ)
流石に今回は秋葉原に行くから、今回は此処でアデュー!
「あ、竜騎く~ん!!助けて~!」
「!?」
俺は全速力でその場を離れた。
「えぇ!?」
俺はそう言って去った。今回はやむを得なかったんだ…許して欲しい。
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『駅:ホーム』
「はぁ、後は電車を待つだけだ」
そう言いながら、秋葉原へ向かう電車を待つ。それにしてもカノちゃん…またチサと待ち合わせて迷子だったのだろうか?
「竜騎く~ん!!」
「うえぇ!?」
そんな風に思ってたら、何故か俺を追い掛けて来てるよ!?何時もなら迷子が続くパターンの筈なのに!?
「どうして私を置いて行ったの…?何時もの竜騎君なら…助けてくれるのに」
「あぁ…もう直ぐ秋葉原行きの電車が来るから…気付いて無かった。ゴメン」
「エ?気付イテタヨネ…?」
「ううん、全くk…」
「気付イテタヨネ…?」
「………」
「気付イテタヨネ…?」
どうしよう、以前の様にヤンデレ化してるよ!?
「それで…何か用?」
「千聖ちゃんを探して貰おうとしたけど、今から竜騎君に付いてくね」
「は?」
いやいや、チサと待ち合わせしてると言うのに何を言ってるの!?
「良いよね?もしも断ったら…」
「断ったら…?」
「リサチャンニ、アル事無イ事…言イ付ケルカラ………」
「勘弁して!?」
リサに捏造された内容を言い付けられたら、間違い無く死ぬ!調教では済まない(汗)
「分かった、連れて行くだけだから…」
「ウン、分カッテクレレバ良イヨ」
こうして、カノちゃんも一緒に秋葉原へ向かう事になった。
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『秋葉原:カフェ』
「ふう…取り合えず必要なパーツは買えた」
「ふふ、良かったね」
「所でさぁ…」
「何?」
「何時まで一緒に居る気?」
そう、用事が終えたと言うのに何故カノちゃんはまだ一緒に居るのだろうか?しかもカフェに何故居るのだろうか…俺も含めて←
「リサチャンニ…」
「分かりました…」
はぁ…リサにチクられる訳にはいかない。だから今日は大人しくするしか無いか。
「此処のケーキ、美味しいね」
「うん…(甘いけど何か別の味も感じる)」
う~ん、ヤンデレの味と言う奴か?(どんな味だ)
「さて、コレが終わったら帰るとしようかな」
「え…?早過ぎるよ?」
「おいおい…チサは良いのか?」
「千聖ちゃんなら、多分大丈夫だよ」
「何が大丈夫なのかしら?」
「!?!?」
「え?」
ふと、何処からともなく黒い何かを含んだ声が聞こえた。そして横を向くと…
「ふふ…(黒)」
「ち、チサ…」
「ふえぇ!?千聖ちゃん…!?」
何時の間にか、ニッコリと青筋を立てて笑顔を向けているチサ…“白鷺千聖”が居たからだ。
「花音が私との待ち合わせを放り出すなんてね。しかも竜騎さんと楽しそうにね…?」
「ふえぇ…!?」
「竜騎さん、どうして私を誘ってくれなかったのかしら?」
「カノちゃんが無理やり付いて来ただけ…」
「2人共、正座…」
「落ち着いて…」
「せ・い・ざ!」
「「は、はい…」」
結局、チサに怒られてしまうハメに。しかも…
「竜騎クン…覚エテ置イテネ?」
(理不尽)
Fin
ご観覧ありがとうございました!
次回もお楽しみに!