バンドリ-漆黒の竜王- 外伝   作:D・MAKER

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バレンタイン回です!


外伝30:Roselia

リサSide

 

「んふふ~☆ 今日はバレンタイン~♡」

 

 そう、今日は2月14日。アタシにとっては特別な日……そう、バレンタイン! 前日に作って準備してたチョコを持って、竜騎の家に向かってる最中なの!

 

「竜騎、今年も喜んでくれるかな~?」

 

 今回はハート型に、ホワイトチョコで文字を書いたチョコにしたんだよね~☆

 

「あ、でも友希那達もきっと……早く竜騎を独占しないね!」

 

 アタシはそう言って、竜騎の家へ走った。絶対に竜騎を渡したくないもん!

 

 

――――

 

 

「竜騎~、どこ~?」

 

 竜騎の家のスペアキーを使って、玄関から入る。今の所は他に来てないみたいだから安心したよ。

 

『おや、今井様」

「にー」

「ドラゾー! ムーナもおはよう☆」

 

 ドラゾーとムーナが玄関まで出迎えてくれた。ムーナはアタシの足に擦り寄って可愛い♪

 

「竜騎はどこ?」

『自室にいらっしゃいますよ。私はこれから買い物に行きますので』

「そっか、じゃあ竜騎とムーナは任せてよ」

「にー」

『お願いいたします。それでは私も……』

 

 ドラゾーはそう言って玄関を開けて行っちゃった。

 

「さてムーナ、竜騎の所に行こっか?」

「にー♪」

 

 ムーナを抱っこして、竜騎の元へいざ出発!

 

「竜騎~、入るよ~☆今日も依頼が来てたの?」

「あ、リサ。今日はPCのメンテナンスしてるんだ」

「そっか~、お疲れ様」

 

 ムーナを抱っこした状態で竜騎の部屋に入るアタシ。 竜騎も今日はPCのメンテナンスをしてて、今日は時間とか空いてるっぽい。

 

「アタシ以外は来てないのかな?」

「うん、今日は誰も来てないけど?」

「良かった~!じゃあ今日は竜騎と2人きりで、バレンタインを楽しもうよ~♡」

「あ、そう言えば今日だったっけ?」

「忘れてたの~? んもう、そんな竜騎も大好き♡」

「あはは……」

 

 抱き着かれて竜騎は照れてる。んふふ~、竜騎の照れてる顔もアタシには目の保養だよ~♡

 

「じゃあさ、今から2人で……」

「させないわよ?」

「「え……?」」

 

 どこからか友希那の声が聞こえた。気のせいだよね……アハハ。

 

「気のせいじゃ無いわよ」

「うわっ!?」

「ゆき、何でクローゼットから!?」

「リサが来る前からよ」

「そんな当たり前の様に言わんでも……」

 

 竜騎の言う通りだよ。んもう、折角2人きりで過ごせると思ったのに~!

 

「そうです、不法侵入ですよ湊さん!」

「こ、今度は紗夜!?」

「此処に居ます」

「何故に天井に張り付いてるし!?」

 

 いやいや、紗夜は忍者じゃあるまいし! と言うことは……残りの2人、あこと燐子も……?

 

「ババーン!」

「あこはタンスの中から。よく入れたな……」

「出るのも大変なのにねぇ……」

「ふっふっふ、どんな空間でも自由に出入り出来るのだ」

「そうだね、あこちゃん……」

「って、やっぱりりんも居た!?」

「しかも、竜騎のベッドの中から出て来た!?」

「竜騎さんのベッド、堪能してました……♪」

 

 ちょっと燐子、何を羨ましいことをしちゃってるのかなぁ? そこはアタシ専用(・・・・・)のポジションなんだよ~?

 

「竜騎さん、一緒に楽しみましょう……?」

「こら~、アタシが了承すると思ってるのかなぁ~?」

「今井さんの許可は、必要ありません」

「その事には同意よ。でもね、竜騎と一緒に寝るのは私なのよ? あと、ムーナちゃんも一緒にね……!」

「にー?」

「湊さん! 私が竜騎さんと一緒に寝ますので!」

「違いますよ~! おにーちゃんは、あこと一緒に寝るんだもん!」

「いやいやいやいや!? アタシが彼女なんだからダメって言ってるでしょ!?」

 

 何でいつも皆が来て邪魔をするのかな~? 空気読んでよねホント……。

 

「それはそうと、竜騎さん。バレンタインのチョコです」

「紗夜、ありがとう」

「あ!?」

 

 アタシが最初に渡す筈だったのに~!? 

 

「私も、頑張って作ったわ……」

「あこも作ったよ~!」

「2人もありがとう」

 

 竜騎も竜騎で、何でそんなに喜んで受け取るの~? アタシ、また嫉妬しちゃうじゃん!

 

「竜騎~、そろそろメインであるアタシのチョコだよ~☆」

「ありがとう! 開けて良い?」

「勿論だよ☆」

 

 竜騎はアタシの手作りチョコが入った箱を開ける。そうだ、良い事を思い付いちゃった♡

 

「ハート型でホワイトチョコの文字は……」

「今井さん、コレは……」

「んふふ~♡」

 

 竜騎は嬉しさの余りに固まってるのかな~? それはそうだよね~、何故なら……

 

 

 

 

 

 『アタシのハートも食べて♡』って書いてるんだから~♡

 

「見てるだけで甘いわね……」

「でしょ~? じゃあ竜騎、チョコを食べさせて上げる♡」

「リサ、チョコを口に含んで……」

「ん♡」

「んん!?」

「「「「!?!?!?」」」」

「にー?」

 

 アタシはチョコを口に含んで竜騎の唇を奪った。

 

「ん……んん……」

「ん……チュッ……んん」

 

 チョコを竜騎の口の中に入れて流し込む。アタシは両手で竜騎の頬を固定して、逃げない様にしてる。

 

「リサ、いつまでやってるの……?」

「リサ姉だけズルイよ~!!」

「んん……プハッ!! どう竜騎、アタシの口移しチョコは?」

「甘かった、凄く……うん。凄く甘かった」

「2回言ってしまうくらいに美味しかったんだね♡」

「ダメです……」

 

 そう思って、アタシはもう1回しようと再びチョコを口に入れようとしたら……燐子が邪魔をして来た。

 

「何で邪魔するの燐子?」

「次は私です……ん」

「んむ!?」

「「「「!?!?!?」」」」

 

 ちょっと、燐子まで同じ事をしてるし!? アタシの竜騎から離れてよ~!!

 

「プハ……美味しいです♡」

「えと……」

「んもう、アタシのキスで上書きしないとね~!」

「次は私よリサ?」

「はぁ!?」

「待ってください、次は私です!」

「あこですよ~!」

「ダメに決まってるでしょ!!」

「はぁ……やれやれ」

「にー」

 

 

FIN

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございました! 今回はRoseliaのみで執筆しました!
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