(竜騎視点)
『竜騎のアジト:ガレージ』
「さてと、此処のデータを纏めて整理しないと…」
「にーにー」
「ムーナ、もう少しだけ待っててな」
「にー」
今日は何も無い休日…データの整理をしていると、ムーナが遊んで欲しいと可愛く鳴いている。
『マイロード』
「どうした?」
『戸山様が来られましたが』
「香澄ちゃんが?」
ドラゾーが香澄ちゃんが来た事を伝えに来た。今日は来るとは連絡も来てなかったけど…まぁ、折角来たのだから上がって貰うかな。
「上がって貰って」
『了解しました』
「お邪魔しま~す!!」
『グフッ!?』
チュドーンッ!!
「………」
「にー?」
ドラゾーが返事をした瞬間に、香澄ちゃんが飛んで来た。しかもドラゾーは香澄ちゃんに飛ばされてる(汗)
「竜騎せんぱ~い☆」
「おう!?」
「えへへ~、おはようございます!」
「お、おはよう…」
俺を見るなり直ぐに飛び込んで来たよ…本当に元気が良いね(汗)
「香澄ちゃん、今日はどうしたの?」
「遊びに来ちゃいました!」
「そ、そう…」
「所で竜騎先輩」
「ん?」
「どうしてドラゾー君は壁に埋まってるんですか?」
「壁?………って、ドラゾーーーーーーーーー!!!」
『アガガ………』
香澄ちゃんが壁に指を指す方を見ると、さっき吹き飛ばされたドラゾーが壁に減り込んだままだった………(汗)
ーーーーーーーーーーーーーー
「ゴメンねドラゾー君」
『一瞬、エラーを起こすかと思いました(汗)』
「最近、ドラゾーがギャグキャラになり掛けてる…」
『断じてありません!!』
「落ち着け…」
俺はギャグキャラじゃないと否定するドラゾーを宥める。
「竜騎先輩、今日はリサさんは来ないんですか?」
「今日は来るとは言ってないけど…」
「んふふ~♪じゃあ今日はキラキラドキドキ出来ますね!」
「具体的には何を………?」
「一緒に遊んだりしたいです!」
「じゃあ…何をする?」
「ゲームとかどうですか?」
「良いよ、最近出たパーティゲームがあるからさ」
「やったー!」
「ドラゾーもやる?」
『はい、今日こそは負けません!』
「にーにー」
「ムーナは俺の膝においで」
「にー」
こうして、香澄ちゃんとゲームをする事になった。
ーーーーーーーーーーー
「あぁ~、またサイコロの目が1だ~」
『10まで出るので、確率が10分の1です』
「あ、でもアイテム貰えた!」
「お、レアアイテムじゃん!」
現在、香澄ちゃんとドラゾーを入れてゲームで遊んでいる俺。香澄ちゃんはサイコロの目で1が出てたが、レアアイテムを貰えたのか、直ぐに笑顔になってる。
「ん?もう昼か…」
「あ、私お弁当を作ったんです!」
「お、そうなの?」
「はい!竜騎先輩の大好物のエビフライも入ってますよ!」
「美味しそう!じゃあ一旦セーブして、お昼にしよっか」
「はい!」
そう言って、香澄ちゃんの作ったお弁当を食べる事にした。
「頂きます…お、また腕上げたんだね!」
「はい!竜騎先輩に美味しいって言って貰いたくて、頑張りました!」
「そっか、ありがとう!」
「どんどん食べて下さいね!」
そう言って香澄ちゃんのお弁当を堪能する俺。そして今更ながら…
「ねぇ、香澄ちゃんは俺の何処に惚れたの?」
「それはですね、キラキラドキドキと輝いてるからです!スッゴク優しくてカッコイイ、私の王様です!」
「王様か…、でも俺って一度は復讐に身を染めた冷酷で残忍な男だよ?」
「竜騎先輩は犯罪者相手にそうなるのは知ってます!でも、それは竜騎先輩が大事な物を守る為にそう言ってるって、私は分かりますよ」
「香澄ちゃん…」
この娘は本当にいい子だな…俺がこう言った人間だと分かって居ても、こんな風に慕ってくれてる…。
「それに、私は竜騎先輩の隣で星の女神になるんですから!」
「リサが居るのに…大丈夫?」
「はい、大丈夫です!私はまだ負けてませんので!」
『今井様が聞いたら…また黒くなりそうですね…』
「そうだな…」
「何をしてるのかなぁ?」
「「『!?!?!?』」」
「にー」
突然と後ろから黒い感情を込めた声が聞こえた。その声の主は勿論………
「り、リサ…」
「楽しそうだね竜騎~?香澄もアタシを差し置いてねぇ…」
「………………(震)」
『あわわわわ………』
リサだった。それも瞳から光が消えてるヤンデレリサだった………
「香澄は後で説教するとしてぇ…竜騎~?」
「は、はい…」
「今日の夜は…タノシイ調教ダカラ………覚悟シテネ?」
「………(汗)」
『「ひいぃぃぃ………」』
「にー?」
俺って、やっぱり黒いリサには勝てないなぁ…香澄ちゃんはこれでも負けないと言うのだけれど、実際の黒いリサには勝てないのなぁ…
Fin
ご観覧、ありがとうございました!
また思い付いたら書いて行きたいです。