仮面ライダーディケイド~昭和リイマジの世界~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
とある世界の某所の森の中。
真っ暗な闇のなかを一人、男が走っていた。
その男の姿は白いラインが2本、腕や脇に出ており、それが目立つような黒いボディ。
胸の部分には濃い緑色が出ており、腰にはベルトみたいなものが付いている。
―――何故俺がこんなことに………!
―――それに"あいつら"はいったい………!?
男はそう考えながら走っていると、突如近くの木に何かが突き刺さる。
「………遂に追い付いたか…………。まったく、大人しくしていればいいものの………。」
突如後ろから声が聞こえる。
男は振り返ると、そこにいたのは、自分と歳が近い青年と、全身黒タイツに胸と顔のドリルのようなお面みたいなものが赤い"兵士"みたいなのが、数体いた。
「お前………さっきの奴等の………俺の"身体"をこんなのにした奴らの仲間か!?」
「そうじゃないとお前など追いかける理由がない。だからお前を連れ戻しに来た」
「くっ………、誰がお前らなんかに!!」
男は青年に対して反抗する。しかし青年はため息をつくと、こう言い放っていた。
「―――全く、身の程知らずが………」
その瞬間、青年の腰に黄色と黒の十字のようなラインが入ったベルトのようなものが現れた。
そして両手を右に広げ、左腕を上に回しながら、少しずつ戻していく。そして左腕が斜め上に到達したとき、
「………変身………!!」
その掛け声をし、右腕を左に振り上げる。
その瞬間そこにいたのは、先程の青年ではなく、赤を強調したボディに、緑の複眼とマフラー………。
まるで機械のような"異形"が立っていた。
―――否、先程の青年がその姿になったのだ。
「な、何なんだ一体………!?」
「何、お前と一緒さ………。違うのは、自分が望んでこうなったことだがな」
「なっ………!?」
自分と一緒の存在。そう言われて男は一気に思考が混雑した。
―――自分があの"異形"と一緒………!?
―――そんなはずはない!自分があんな奴と………!!
しかし男が考えている間に、赤い異形は兵士―――コンバットロイドに、男を捕らえるよう命じていた。
「いけ、コンバットロイド。あの男を捕まえろ………!」
「「「イーッ!」」」
「くっ、来るなぁっ!!」
コンバットロイドたちは男を捕まえるべく、飛び掛かってきた。
男は叫びながら手を扇いだが、その瞬間、飛び掛かってきたコンバットロイドたちが、空中で引き裂かれていた。
「っ………なん………だ………?今………手を扇いだ………だけで………!?」
「そうだ。それが今のお前だ。どうだ?」
「嘘………だろ………。これ………が………俺………?」
「そうだ」
赤い異形は男の言葉を肯定する。
「そんな身体で逃げたら、町のやつがパニックどころか、人一人確実に死ぬだろうな」
「う………そだ………」
「諦めろ。どうせその身体ではどうにも出来ん。大人しく俺たちに………」
赤い異形がそう言った瞬間、
「―――嘘だぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
男が叫んだと同時に、男の腰に付いていたベルトの中央が回りだしていた。
「!!しまった!!」
赤い異形は直ぐ様男を押さえにいったが
―――その直後に巨大な竜巻が現れ、周囲の木々を吹き飛ばしていた。
数分後、その場に倒れていた赤い異形とコンバットロイドの生き残りが起き上がっていた。
「クソッ、油断していた………!まさかあの場面で"スイッチ"が入ったとは………!!」
「如何なさいますか。ZX(ゼクロス)様」
ZX、と呼ばれた赤い異形は青年に戻ると、再びコンバットロイドたちに命じていた。
「奴はまだ町に着いているかいないかの境にいるはずだ。急いで探せ」
「「「イーッ!!」」」
コンバットロイドたちは敬礼をすると、すぐに男を捜しにいった。
そして青年は独りになると、真夜中に浮かぶ月を見ていた。
「もう少ししたら俺の願いが叶う………。」
「だからその為にアイツには犠牲になってもらう………」
「待っていろ………。脱走者………仮面ライダー1号………!!」
はい、そんなわけで試験投稿としてプロローグを書きましたー。
………こんなんで大丈夫かな←
因みに基本こんな感じで書いていこうと思います。
一応ハルルさんの作品の一部を参考にしたけど、どうですかね?
まぁ、今回は士たちの出番がありませんでしたが、これからはバンバン出していきたいと思います。
ちゃんと昭和リイマジも出ますよー。
………まだ考案中なんだけどね!!←
それとネタバレしちゃいましたが、ZXが敵確定です。
果たしてこれからどうなっていくのか、今後に期待してください。
え、コンバットロイドたちのアレ、「イーッ!!」だったって?ショッカーじゃないのって?
………あいつら劇中でそんな掛け声あげなかったっけ?←
※ちょっとした追記
1号の変身者は、ZXの青年と歳が2~3歳上ですが、敢えて分かりやすいように『男』表記にしました。
※補足
この作品は、簡単無料ホームページという場所にある自分のサイトからマルチ投稿したものです。ご了承ください。