仮面ライダーディケイド~昭和リイマジの世界~   作:火野荒シオンLv.X-ビリオン

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シオン「さぁて、書いていくか」
士「おい作者!!前回の俺の扱い!!!」
夏海「あれは士君が悪いじゃないですか!?」
シオン「そうだ!俺は悪くない!!」
ユウスケ「どうでもいいから前回のあらすじ。最初にバイクに乗って学生が喫茶店に登場。降りて中に入ろうとしたその時、なぜか喫茶店が写真館に変わる。その時同時に海東がやって来て訳もわからんことを残してどっか行く。そしてその後士が余計なことを言って夏海ちゃんの逆鱗に触れ、笑いのツボを押され虫の息状態になる。そしてバイクの学生が丁度入ってきて、栄次郎さんが入るように仕向ける………とまぁこんな感じだな」
士「ユウスケ勝手に進めるな!?」
ユウスケ「さぁ、喫茶店に来たはずの学生はどう反応していくのか!それじゃあスタート!!」
士「聞けよ!?」
シオン「後そこまで仰天しないからな」


自己紹介

青年は軽く戸惑っていた。

理由は簡単、本来自分は喫茶店に来たはずだった。

なのに店の中に入ろうとした瞬間、扉が光ったと思えば、全体が"喫茶店"から"写真館"に変わっていたからだ。

そして中から悲鳴に近い笑い声が聞こえたというのもあって、恐る恐る扉を開けると、自分と同じ制服を来た青年が二人、しかも声の原因がそのうちの一人だった。

訳もわからずその場で立ち尽くしていると、店の店長らしき老人から入ってくるように手招きをされ、とりあえず店の中にはいることにした。

そこまではいい。

問題は…………。

 

「はーい紅茶をどうぞ」

「あ、ありがとうございます………。あのー………」

「はい?」

「ここって喫茶店じゃなかったんですか………?」

「あーどうせいつものことだから気にしなくていいですよー」

「いや何時ものことって何!?逆に気になるよ!!」

「あ、クッキーもあるので、そちらもどうぞ」

「話聞いてますか!?」

 

老人から紅茶を普通にもらっている上に、『何時ものこと』と言われ、訪ねても華麗にスルーされる青年。

そして老人が青年にクッキーを出した後、白い機械的な蝙蝠がやってくる。

………その際『栄ちゃーん♪』と喋っていた気がするがこの際気にしないことにする。

そして老人―――栄次郎が白い蝙蝠と何処かに行くと、その後に、先程笑い死にかけてた青年と女性の人、そしてもう一人青年が自分の前の椅子に座っていった。

 

「―――全く、ナツミカンのせいで、危うく三途の川を渡りそうになったぜ」

「士君、もう一回してあげましょうか?」

「夏海ちゃんヤメテ!?」

「………えーっと………」

 

三人の妙なコントに青年は戸惑う。

すると士と呼ばれた青年が、青年に話しかけてきた。

「………そういえばお前誰だ?客か?」

「まぁ客っていったら客ですけど………。ここって喫茶店でしたよね………?」

 

先程からずっと思うことを士たちに訪ねるが、先程夏海と言われた女性ともう一人の青年は、多少返答に戸惑いを見せ、士に限っては、栄次郎と同じことを堂々といっていた。

 

「と言われましても………ねぇユウスケ………」

「なんというべきかなぁ………」

「俺達にとってはどうせいつものことだ。気にすんな」

「いや無理だから!?」

 

士の言葉にツッコミを入れつつ、とりあえず自己紹介をしておこうと青年は思った。

理由は少なくとも目の前の青年二人は、自分と同じ制服を着ているとはいえ、少なくとも自分はあったことがない。

もしかしたらこの町に引っ越してきたのかもしれないため、一応挨拶はしておこうという考えだ。

 

「まぁもういいや。俺の名前は"梅野カズヤ"。ここに来た理由は………どうせ答えてくれないからいいや」

「おい、俺はちゃんと言っただろ」

「あれで分かるか!?」

「大体分かれ」

「無茶ぶりすぎるわ!!」

 

―――正直、あの人不憫だな………。

ユウスケは心の中でそんなことを思いつつある。

むしろ堅苦しい性格なのかと頭の中で思いつつ、自分も自己紹介をした方がいいだろうと、カズヤに話しかけていた。

その際夏海も自己紹介をする。

 

「あ、俺は小野寺ユウスケ。この写真館で居候しているんだ」

「私はこの写真館を経営している祖父の孫の光夏海です」

「あっ、どうも………」

「そして俺は門矢士。通りすがりの旅人だ。覚えておけ」

「いやあんたさ、どう見てもここに暮らしているでしょ」

 

士の言葉に尤もなことを言うカズヤ。

確かに旅はしているが、一応ここに住みながらだ。

そして夏海は追撃………かどうかは不明だが、士に借金があるらしく、その事に口を出す。

 

「ま、強ち間違ってないけどな」

「それより士君!そろそろ先月前の分のも含めて今月の家賃を払ってください!!」

「俺の写真がいい出来だったらな」

「いつもピンぼけの癖に」

「ユウスケ後で殴る」

 

―――もうなんなのこの人たち………

カズヤはつくづくそう思う。

それはともかく、カズヤはもうひとつ気になっていることがあって、それを士たちに訪ねた。

 

「ところで……士とユウスケだっけ?」

「どうした?」

「あんたらの制服って、"星空大学"の制服だろ?もしかしてもうすぐ来るという転校生?」

「「え?」」

 

士とユウスケは自分達の服に目をやる。

するといつのまにか自分達の服が、目の前にいるカズヤと同じ制服になっていた。

士は"何時ものこと"なので特に驚かないが、今回はユウスケも服装が違って驚いている。

………因みに夏海は、何故か羨ましそうに士たちを見ていた。

 

「あれ?いつの間に服が!?」

「大体分かった。俺達はその学校に行くようになってるらしいな」

「それにしても大学生ですかー………。いいですねぇ二 人だけ………」

 

士たちの反応を見ると、さっきまで服装に気づかなかったようだ。

むしろ何故気づいてなかったのだろう。

カズヤはそんな疑問を持つが、どうせ言っても適当にはぶらかされるだろう。

そう思ったカズヤは、どうやら士たちは学校の位置まで知らないだろうと思い、念のためという理由で持っているパンフレットを士たちに渡した。

 

「どうやらあんたら道も知らなそうだから、そのパンフレットをあげるよ」

「マジ!?ありがとう!!」

「というかお前ここの学生だろ?何でまたパンフレッ トなんか」

「………なんとなく?」

 

ともかく、パンフレットを渡したカズヤは、ふと腕の時計を見る。

現在5時半………来たのがざっと、40分前。

 

するとカズヤは、「いっけない!」と言うと慌てて荷物をまとめ出す。

 

「どうした?」

「今日は道場で練習があるんだ!悪い!!御馳走様でしたー!!!」

「いえいえ、どういたしまして」

 

夏海は返事をすると、慌てて出ていくカズヤを眺めていた。

 

「………なんだかそそっかしい人でしたね」

「俺はむしろ、不憫な奴だと」

「おや?さっきの青年はもう帰ったのかい」

 

栄次郎が先程玄関の扉から音を鳴ったのを聞き、とことこと歩いてくる。

 

「もうちょっとで新しいクッキーが焼けたのに……」

『栄ちゃーん♪クッキーがもうすぐ焼けるわよー♪ 』

「はいはーい。今からそっち行くねキバーラちゃん」

 

先程の白い蝙蝠―――キバーラが栄次郎にクッキーが焼けたことを伝えに来る。

栄次郎は再びそそくさと台所に行くと、士の前に来て、何かのメモを渡してきた。

 

『そうだディケイド。さっき突然この紙が私の目の前に張り付いてきたのよぉ……』

「それで?」

『どうやら貴方宛の手紙………というよりメモみたいね。差出人は鳴滝さんじゃないのは確かだけど』

 

それだけを伝えると、メモを渡して直ぐに栄次郎の元へ飛んでいった。

士はメモの中身を読んでみた。

 

 

―――どうもディケイド。管理者の紅渡です。

今回の世界のために、貴方には"星空大学"の転校生として暫く滞在してもらいます。

理由はすぐに分かると思います。

どうか学校生活を楽しみながら、来るべき時に備えてください。

PS: どうやら星空大学は厳しい校則と制服登校らしいのです。

そしてあまり意味ないでしょうが、貴方の机に教科書などを置いておきました。

それと、明日から登校してもらいます。

 

 

 

「…………いきなりすぎるわぼけぇぇぇぇ!!!」

「∑どうした士!?」

 

主にいきなりすぎる転校生扱いと、明日からいきなり登校と書かれ、豪快に叫ぶ士。

しかも理由はすぐに分かると書かれてもどうしようにもない。

とりあえず士は色々疲れ、とりあえず寝ることにして、一日を終えようとした。

ただし夏海に「夕飯とお風呂を済ませてください!!」と言われ、両方とも済ませた後、ユウスケに「俺達明日からいかないといけないんだろ、準備しろよ準備」と言われ、最終的に寝たのは11時頃だった。

 

 

 

~~~某所~~~

 

 

 

 

「………どうやらディケイドが来たみたいですねぇ……」

 

とある場所にある"拠点"とも言うべき場所で、男が玉座に座っていた。

そしてその前にはZX。

どうやらZXはこの事で呼ばれたらしい。

 

「それで………あんたは俺にそいつをどうしろ と………?」

「まぁまぁ、一旦変身を解いたらどうですか?」

 

ZXはそう言われ、青年の姿に戻る。

そして青年は男に再び何をするべきか訪ねた。

 

「で、俺はそいつを"いつも通り捕まえてくる"のか?それとも」

「ああ、本当はしたくないが、彼は仮面ライダー。その力を使えば我々の"目的"を

邪魔されるだろうねぇ」

「それじゃあやっぱり………」

「殺すしかないですね」

 

そう言って男は自分の後ろにあるモニターを付ける。

そこに映っていたのは、士だった。

 

「彼が仮面ライダーディケイド。ライダーの中でも取り分け危険だ」

「そいつを倒せばいいんだな?」

「はい」

 

青年は返事を聞くと、再びZXに変身する。

そしてZXがその場から立ち去ろうとしたとき、玉座の男から声をかけられた。

 

「彼が要るところはちょうど三日後に攻め込もうと思う"星空大学"です」

「そうか」

「しかしまぁ、倒せるかはともかく、貴方を見たディケイドはさぞ驚くでしょうねぇ………。なんせ本来"仲間"である貴方は」

「やめろ」

 

ZXはそう言って"十字手裏剣"を近くの壁に投げて突き刺す。

 

 

「言っただろう?俺は"仮面ライダー"ではない」

 

 

「俺は自分で"改造人間ZX" と名乗っているからな」

 

 

ZXはそれだけを言い残すと、男のいる部屋から出ていった。




いろんな意味で疲れた←
小説家ってやっぱり大変ですね………。
改めて見に染みましたよほんと。

青年カズヤは真面目だけど少し堅苦しい、ついでに少し不器用なやつです←
そして彼の心からの疑問がwww。
"何時ものこと"といって華麗にスルーする栄次郎さんwwww。
空気扱いされるキバーラwwww。

士たちのコントww。
普通に考えてこんなカオスに耐えられるわけありませんよねwww。
そして紅さんのメモwwww。

敵がシリアスってどういうことなの←
そして今回の敵は他の組織と色々ずれています。
文章が伏線。
そしてZXが「自分は仮面ライダーじゃなく改造人間だ」と言った心理は………?

次回までたぶん戦闘がないです。
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