仮面ライダーディケイド~昭和リイマジの世界~ 作:火野荒シオンLv.X-ビリオン
士「因みに作者、さっきこれ書いてて間違えて消してしまったんだぜ。しかも終盤の部分」
シオン「言うな!orz」
ディケイドが戦闘員たちと対峙している頃、クウガは隙を見て学校内に入っていった怪人と戦闘員たちを追いかけて、戦闘をしていた。
「―――おりゃあ!!」
「ちぃっ!」
怪人―――クモンジンは、舌打ちをしつつ戦っていた。
クウガに邪魔をされ、思うように戦闘員を動かせないからだ。
「くそっ、埒が明かん!こうなれば………」
「何をする気だ!?」
突如として動きを止めたクモンジンをクウガは警戒する。
するとクモンジンは口から糸を出してきた。
クウガは慌てて避けたが、その隙にクモンジンは、戦闘員たちを一斉に進撃させた。
「今だ!行け、お前たち!!何としてでも捕まえろ!できる限り殺すな!!」
「「「イーッ!!」」」
「!しまった!」
クウガは戦闘員たちを追いかけようとするが、クモンジンに邪魔をされてしまう。
「余所見をしてんじゃねえよ!!」
「くっ!先にこいつを片付けないと………」
クウガがそう思っていると、ふとあることを思い付く。
そして近くの教室に入り、教室にある掃除箱から、モップを取り出した。
突然の行動にクモンジンは唖然としたが、クウガは構わず構えをとる。
「超変身!」
その掛け声と共にクウガが青い光を放つ。
そしてそこに立っていたのは、青い体をしたクウガ―――クウガ・ドラゴンフォームだ。
「す、姿が変わっただと!?」
「はぁぁぁ!!」
クモンジンは突然の出来事に未だに唖然としているが、その間にもクウガ・ドラゴンフォーム(以下クウガD)は、モップを『ドラゴンロッド』に変えて攻撃する。
それによりクモンジンはハッとし、再びクウガDと戦う。
しかしクウガDに攻撃が当たらず、逆にドラゴンロッドでカウンターを与えられた。
「な、何故だ!さっきより動きが早くなっている!」
「この姿は身体能力を上げるらしいから、咄嗟に反応できるのさ!」
「何!?」
クウガの言葉に一瞬クモンジンは怯んでしまう。
その隙にクウガDはドラゴンロッドを利用してジャンプをし、背後に回り込む。
そして振り返り様に連続でドラゴンロッドを当てていく。
その攻撃を食らい、クモンジンは大きく吹き飛ばされる。
「ぐおっ!」
「そろそろ止めだ!」
「くっ、まだだ。まだここで倒されるわけには………」
そう言ってクモンジンは後ずさりをした………直後。
「く、クモンジン様ー!!」
突如として先程の戦闘員に一人が何故か戻ってきた。
「貴様は、先程向かわせた戦闘員の一人……!?何故ここにいる!」
「そ、それが………」
「―――せいやぁ!」
「イーッ!?」
戦闘員が何かを言おうとした瞬間、別の戦闘員が何者かによって、投げ飛ばされてきた。
クウガとクモンジンは共に戦闘員が投げ飛ばされてきた方を向く。
するとそこにいたのは、先程向かわせたはずの戦闘員たちと対峙している人間が二人いた。
それを見たクウガDは、その人物たちを見て叫んでいた。
「えっ?カズヤにヒロシ!?」
「ん?その声………ユウスケか………?」
「え、ユウスケもこの変質者みたいなのと戦っていたの?むしろその格好何?」
………約1名、戦闘員を『変質者』呼ばわりをしていたが、クウガDは急いでカズヤたちに避難するように指示した。
「ちょっ、危ないから避難して!」
「って言われても………ねぇ………?」
「どちらにしろ、こいつらをどうにかしないといけないしな」
「いや、あの」
「ユウスケ、あの蜘蛛みたいなのはお前しか相手できそうにないからよろしく」
「ちょっとーー!!?」
クウガDの制止も聞かず、二人は戦闘員たちを相手にしていく。
そのときクウガは、カズヤの戦い方を見て不思議に思っていた。
カズヤの攻撃は拳法のようで、しっかりと戦闘員たちにダメージを与えているが、その攻撃の仕方が何処かで見た気がしたのだ。
「あれ………あの戦い方どっかで………」
「余所見は禁物って言わなかったかぁ!」
「おわっ!危な!?」
不意打ちをして来たクモンジンの攻撃を、間一髪避けたクウガは、そのままカウンターで相手の腹部にドラゴンロッドを突き立てる。
そしてクモンジンをそのまま突き飛ばすと、突然クモンジンが苦しみ出した。
そしてクモンジンは苦し紛れにこんな言葉をいい放つ。
「くっ………『NEOBADAN』に………栄光………あ………れ………」
そう言い終えた途端、クモンジンは爆散した。
クウガDは『スプラッシュドラゴン』を無事に決められたため、ホッとしていたが、その後先程クモンジンが残した言葉に首をかしげていた。
「『NEOBADAN』………?大ショッカーじゃなかったのか?」
そんな思いもつかの間、未だにカズヤたちが戦っているのを見て、助けに入っていった。
~~~
ディケイドはここに来て疑問を持っていた。
その疑問とは、敵の攻め方だ。
自分が仮に指揮を執るとしたら、今の自分のように戦闘員を相手にぶつけ、その隙に残りの戦闘員と、指揮官の怪人が人々を狙うだろう。
だが敵はその戦闘員の数があまりにも以上で、これだけいるのに、先程怪人と学校の中に入っていったのは、僅か50かそこらだ。
その上もうひとつ疑問を持っていることがある。
(何故奴等は、抵抗する人間を殺したりしないんだ………?)
それは捕らえた人間が抵抗しても、殺さない上に、気絶させようとすらしていないのだ。
普通だったら、どの組織も、抵抗するものは殺すか気絶させて無理矢理つれていく事が多い。
だが、今行っていることは、【ただ人々を捕まえて、無理矢理つれていく】事である。
いつもとは少し違うことに、ディケイドは多少困惑するが、今は目の前の敵を倒すべき。
そう思い、再び戦闘体制を整えたときだった。
「そこまでだ。下がれ」
突然後ろから、誰かの声が聞こえる。
と同時に、ディケイドの回りにいた戦闘員たちは、一斉に下方に下がり、方膝を地面につけていた。
ディケイドは急いで後ろを向くと、そこにいたのは
―――様々な年齢をした男女が複数人いた。
その背後には、コンバットロイドというドリルみたいな赤いお面をしている戦闘員たちが控えている。
ディケイドは人目見て理解した。
この者たちは、恐らく、大ショッカーの幹部クラス、それもトップクラスの集団だと。
「………お前たちか。大ショッカーを率いてこの学校を襲った幹部は」
ディケイドは集団に訪ねるが、一番真ん中にいた青年が歩き出してくる。
「フッ、確かにそいつらを率いてきたのは俺達だ」
「やはりな」
「だが貴様はひとつ勘違いをしている」
「………何?」
青年の言葉にディケイドは疑問を持つ。
が、すぐにその答えは青年の口から放たれた。
「俺達は『NEOBADAN』。世界を支配し、救うもの」
「ネオ………バダン………?世界を………支配して………救う?」
ディケイドは青年の言う事に首をかしげる。
それはそうだ、世界征服ならまだしも、支配した世界を救うと言っているのだ。
敵組織が大ショッカーではないことは理解できたが、今の言葉が全く意味がわからない。
「世界を救う?世界征服を狙うやつらが?」
「そうだ」
「………一体どういう意味だ?」
「貴様が知る必要はないし、知っても無意味だ。だからディケイド、貴様はここで………」
青年はそう言うと、腰にベルトのようなものを召喚する。
しかしディケイドは、そのベルトを見て、目を見開いていた。
だが青年は、ディケイドを気にせずに両手を右に広げ、左腕を上に回しながら、少しずつ戻していく。
そして左腕が斜め上に到達したとき、
「!?」
「邪魔になる前に死んでもらう。………変身………」
その掛け声をし、右腕を左に振り上げる。
そして青年の姿は一瞬で姿を変えた。
赤を強調したボディに、緑の複眼とマフラー………。
ディケイドはその姿を知っており、驚愕している。
そして目の前の"青年だった"存在は、左大腿からナイフのようなものを取りだし、ディケイドに向けていた。
「―――俺の名は"秋雨リョウ"。又の名を………" 改造人間ZX"だ………! 」
※冒頭で士が言ったことは本当です。
まさか間違えてボタンを押し間違えてしまうとは………orz。
前回ユウスケが戦闘なしだったので、【量よりも質】みたいな感じで、クモンジンに戦ってもらいました←
因みにクモンジンは適当に選んだ犠牲者です←←
それでも以外と活躍したよこの子………。
投げ飛ばされる戦闘員w。
【変質者】で固定しようとするヒロシww。
ユウスケの警告無視して戦闘員たちをなぎ倒すカズヤとヒロシwww。
そしてカズヤの行動は伏線になっていますが………←
士が疑問に思っていること、【敵が殺しを全くしない】。
これ、伏線のようなものです。
何の伏線かは言いませんが←
ここに来てZXキター!!
後、それ以外の人たちは、『RIDERSPIRITS』を読んでいるなら、大体の怪人は分かると思います。
そしてリョウの言ったことの意味とは………?
そして御免なさい、キリがよかったので戦闘前にしてしまいました←
次回はしっかり戦闘回を書いていくつもりですので、お楽しみに。
さて、その次回は、もしかしたらオリジナル技のひとつ出すかも。
ただ言えるのは、【意外と忘れ去られるあの機能】が出るということです。