??)はぁ…はぁ…(闇の中、少年はただひたすらに走り続ける…その先に己の居場所があることを信じて…そしていつまで走ったかわからなくなって来た時、真っ暗闇の中を通り抜けブワッと吹き抜ける風を感じ目の前が晴れた…そこには絶景ですら言い表せないような光景が広がっていた,,,)
??)ここは…(そのような感想を延べ立ち尽くしていると急に後ろから声をかけられた
??)ふふ…お帰りなさい
??)っ?!(バッ!と後ろを振り返った瞬間プツリと意識が途絶えた)
??)…、…い、..きろ..岸!
??)んん…ふぁぁぁ…よく寝た…(起きた少年は当たりをみ見回すと普段通っている学校の自分の席であった)
クラスメイト)危ない!
??)んぇ…?危ない?(不思議そうに前を見た瞬間眼前にとんでもないスピードでチョークが迫ってきて迫ってきた直後には少年の目玉とおでこにぶつかり砕け散った。なぜ二か所当たったかというと普段から居眠り常習犯の少年を懲らしめようと今日はたまたま教師が2本同時に放ったのである)
??)いったぁ!ぐへっ!(避けるまもなくチョークをくらい床に頭からもんどりうってぶっ倒れガッターン!!と派手な音を教室中に響かせた)
あんぎゃぁぁぁぁ?!(頭から倒れたのと目に当たったチョークの激痛で声にならない悲鳴をあげながら床をゴロゴロと転がる)
教師)ったく…いつも寝てるからそうなるんだぞ、2本投げる先生の技術力を誉めて欲しいものだ…黒岸、今から心を入れ替えて真面目に授業を受けるんだぞ
黒岸)先生目が開けられないほど痛いんですけど…(痛さで両目が開けられずあちこちに手をつけながらようやく自分の机に手をかけ椅子を持ってきて座るとそんなことを呟き結局その授業中は痛さでまともに受けられず最後の授業が終わった。)
教師)オシ、そいじゃあ今日の授業は終わり、気をつけて帰れよー。(授業終わりのホームルームで教師がそう言い学校が終わると一気に教室の中が騒がしくなる)
黒岸)あーあっ、ヒードイ目にあったぜ…(ぶつぶつと呟き教室を出て近くの水道で目を洗うと少し赤く腫れていた、洗い終わると階段を友人たちと楽しく話しながら雪崩のように歩く生徒たちの中に入り込み諸々の支度を終え家へと帰る。)
全くよう…あの先生ゆるさねぇからな…(不満げに憤り歩く道の中でとあるものを見つけ立ち止まる。)
なんだあれ…(その目先には何やら空間の裂け目が広っがておりその中はたくさんの目があった、ゆっくり近づき興味深そうにその裂け目を見る)
何これ…目玉?(そう呟きそれに集中して魅入っていると不意に後ろからドンッ!と背中を突き飛ばされ裂け目の中に落ちていく)
なんでだぁぁぁぁぁー!?(そんな叫びをあげながらドンドン下へと落ちて行く…するとかなり下まで落ちた直後ふわ…と体が持ち上がり落下が止まる。)
うおっ…急に止まるなよ…さっきの落下と今の止まるのでタマヒュンしたじゃんか…(ダラダラと冷や汗を流し文句を垂れていると目の前に人が現れる)
??)いらっしゃい…よくきたわね、歓迎するわよ?(そこに現れた人は長く髪を伸ばした金髪の女性である)
黒岸)うおっ..!?どこから出てきた…
??)ふふ…内緒…あなたはこれから私たちの世界…幻想郷に行くの…そこであなたは大いなる力を得ることになる…その力で日々を楽しんだり困ってる人たちを助けてあげてね…?
黒岸)えっめんど…というか元の世界には帰れないのか?
??)無理ね、あなたはあそこにいるべきではない人間よ…あなたはやってきたというよりは帰ってきた…の方が正しいもの…ああ、そうそう原宗鏡に住む人たちはみんな何かしら能力を持っているの…新しくきたあなたをみんな歓迎してくれるわ…何か困ったことがあったら『紫』に頼まれてきた、というのとそれでも効かない人たちとは戦うことになるかもしれないけど…そしたら全力でやっていいから,,,
黒岸)ちょっ…戦うって言ったって俺戦闘なんてしたことないんだからな!まぁ能力ってやつも気にはなるけど…
紫)ふふっ…あなたみたいなほと嫌いじゃないわ…あなたの能力は『重力を司る程度の能力』よ、うまく活用しなさい…ああ。あとはあなたの名前も聴かせてもらえるかしら?
黒岸)俺の名は…黒岸大雅(くろぎしたいが)、年齢は18、よろしく頼む…。
紫)大雅ね、覚えておくわ…私は紫、八雲紫(やくもゆかり)よ…覚えておいたらいいことがあるかもね…それじゃあ、長くなったわね。この世界を楽しんで、いってっしゃい!(そう縁が微笑みながら手を振ると再び落ちていきながら意識が薄れていく、『ああ、これから大変なことになりそうだ…』
と心の中で呟くのでした。)