この世界で所持デッキを必死に誤魔化して生き抜くお話   作:change

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成人式や同窓会に行った方々、お疲れ様です。何とか今日最新話が出せましたが、こんな感じでちょっとだけペースが今後も落ちて行くかもなので、宜しく御願いします。
と書きましたが、良く見たら前回から2日経過していました。もっと経ってると思ってた・・・・・・幻覚か?


第27話 「わけがわからないよ」

「さて、こうして集まった訳だが・・・・・・」

「さっさと始めちゃおう、サバイバル。資料漁ってくれたんだろ?」

「・・・・・・そうだな、おい紅蓮、寝るな!小蛇、起こしてやれ」

「紅蓮殿ぉ~、ほら起きるでござるぅ」

 

ラボに集まったクローバーのメンバー。今回は任務などを止め、前回の、古代の遺物とクリーチャーにより誕生したディスペクターが引き起こした大事件についての会議をする運びになった。

 

あれから2日が経過した。昨日はサバイバルとビドゥンが資料集めを、小蛇と紅蓮が防衛、蒼神はサバイバルとビドゥンに秘密でNofaceの調査と報告を行っていたが、それにより一通り事件の発生原因が判明した為、こうしてその次の日、つまり今日、こうして会議を行っているのだ。

参加メンバーはビドゥン以外のクローバー全員。ビドゥンは現在、地下の研究施設で色々と調べ物をしているらしく、昨日からほぼ缶詰状態で、食事と風呂以外で出て来ていない。

 

「まず前回の事件についてだ。前回、ショッピングモール付近で俺と紅蓮は零無と遭遇し、そのまま紅蓮がデュエル。新たな力を蓄えていたことも分かったが・・・・・・それは今は関係無い為省く」

 

新たな力というのは、Nofaceから預かった《Disゾロスター》や《ギャラクテスト・シデンシーザー》、《レディオブ・ローゼルド》の事である。しかし、今回の議題に零無の新たな力に関する話は必要無い為、サバイバルはそこを省いて説明を続ける。小蛇に起こされた紅蓮は既に寝そうな勢いだが、蒼神と小蛇のWチョップを頭に受けることで何とか意識を保っている。

 

「紅蓮と零無のデュエルはデュエル空間を作ってのものだったが、途中で空間を裂いて、上空から石柱らしきものが飛来。その後、それに釣られるように5体のディスペクターが出現。暫く暴れ回り、紅蓮が刀で応戦するも撃退には至らず、最終的にその場に居た零無の《零獄接続王》の力で消滅を確認した」

「あぁ、あのディスペクターもかなり骨のある奴らだったが・・・・・・《零獄接続王》、アレは格別な力を感じた。かなり強いぞ」

 

そんなん分かってるわ、という風な表情の他3人。しかし、此処までは前回起きたことの確認だ。此処からはそれらを分析、調査して判明したこと、そもそも何がそこまでの問題だったかを話し合う場だ。

サバイバルはソファに座る蒼神と小蛇、床に胡座を掻いている紅蓮が理解し易いよう、引っ張ってきたホワイトボードに何枚かの写真を貼りながら、黒いペンでボードに文字を書く。

 

「まず、今回の事件を大きく問題視してるのは、その異常性だな。ディスペクターを暴れさせるパラレルの構成員は、これまでもちょくちょく居たが・・・・・・今回はその規模もデカく、合体の仕方が特殊だった」

「クリーチャーと合体していた古代の遺物っていうのは、通称『カタストロフィー』と呼ばれる5つの超兵器の事でござるな」

 

小蛇の発言にサバイバルは頷き、蒼神もそれに続き発言する。

 

「『カタストロフィー』は、この世界で知られている他の古代の遺物などが使用されていた時代を終わらせる原因にもなった、災害を引き起こす力を持った兵器、って認識であってる?」

「あぁ、それで合ってる。それと《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》や《神羅ブリザード・ムーン》のディスペクターなどが組み合わさって暴れていた、というような形だった訳だな。カタストロフィーの力とディスペクターの力が混ざった結果、あの様な暴走をしたのだろう」

 

恐らく放置してても、存在を維持する為のマナが足りず、何時間かで実体化が解け、消滅していたかもしれないが、とサバイバルは付け足す。紅蓮は腕を組み、目を閉じ、うんうんと頷いて・・・・・・いや、頷いているのではなく、既に寝てしまっている。小蛇と蒼神は起こすことを諦めた。そもそもコイツは多分理解出来ないな、と諦めたのだった。

 

「なぁサバイバル、それで、この事件の首謀者は分かったの?」

「不明だ。だが、恐らくはパラレルだろう。Nofaceは俺達とジャックの戦いの後に現れ、カードを取っていったような奴だ。もしそういう性格なら、このような目立つことをするよりも、もっと他を利用し、安全に隙を突いて目的を達成しようとする・・・・・・気がする」

 

成る程、と蒼神は納得する姿勢を見せ、同時に小蛇は、Nofaceの名前が出たことでどこか機嫌が悪くなる。が、すぐに表面を取り繕い、いつも通りの小蛇の調子でサバイバルに話しかける。

 

「でも、まだパラレルがやったと決まった訳じゃない・・・・・・でござるよね」

「あぁ、さっきも言ったが、これは飽くまで俺の予想だ。だから、この考えが外れもすることを念頭に入れておいてくれ。ただでさえ、Nofaceは良く分からないからな」

「・・・・・・そうだなぁ」

 

蒼神は溜息混じりに同意する。全然分からん、という気持ちが大いに溢れているのは、他の誰が見ても明らかだった。

少しだけ、会議が静かになる。誰も言葉を発さない沈黙の時間。どこか居心地の悪さを感じるその雰囲気を壊したのは、さっきまで寝ていた紅蓮だった。

 

「俺もNofaceと戦いたいな・・・・・・戦えばどういう奴か分かる」

「出たな脳筋思考・・・・・・と言いたいけど、実際お前のその良く分からんデュエルによる理解力は当たるからなぁ・・・・・・何なのお前、言葉喋るよりデュエマしてる方が良いんじゃない?」

「蒼神・・・・・・お前、天才か?」

 

蒼神、二度目の溜息。今度は呆れの感情が混じったものだった。紅蓮のその願望は、今やNofaceを演じている蒼神としては勘弁したい欲求でもある為、それも含めて溜息が漏れ出てしまった。

 

「はぁ・・・・・・まぁ、紅蓮はウチで一番の戦力だ。Nofaceと遭遇して紅蓮が居た場合、紅蓮に叩かせるのが良いだろう」

「同意でござるな。紅蓮殿、Nofaceをボロッボロになるまで・・・・・・いや、ボロボロになっても刀でグサグサしまくるでござるよ。天・誅、でござる」

「おっかなすぎる。というか、Nofaceは貴重な情報を持っているかもしれないんだ。ちゃんと捕まえて連れて来い。で、話が脱線してるから戻すぞ」

 

ぐだぐだして来た空気をどうにかしようと、サバイバルは議題に関わる話への軌道修正を図る。

 

「取り敢えずだ。今回の事件の予兆になったものとして、この石柱があげられる」

「何でござるか、これ?」

「時計だ。ビドゥンはそう言っていた」

 

時計、ローマ数字が12個刻まれたものが写真に写されていた。2つの針が光を灯せば赤く輝きそうな紅玉のようなもので出来ており、そのどちらも12を指していた。

 

「どういったものかまでは少し調べるといって、まだ説明されていないがな」

「少なくとも、デュエル空間たたき割って来るような代物なんだろ?全くヤバくないって訳は無さそうだ」

 

蒼神の言う通りだ、とサバイバルは言う。

そもそも、デュエル空間はジャックなどを始めとするパラレルの構成員も使う技術であり、この空間は一度展開されれば、出入りが出来なくなる上に、内部と外部の空間が断絶し、例えば車などが突っ込んで来てもすり抜けるようになっている謎の超技術。それが外から降ってきた石に叩き割られたなど、普通じゃないことは明らかだ。

 

「サンプルとして石柱を回収したかったんだが・・・・・・紅蓮の力を持ってしても、コンクリートの地面に深く突き刺さった石柱は抜けなくてな」

「紅蓮でもかぁ・・・・・・それじゃあ霊長類には無理だな」

「さり気なく紅蓮殿が化け物であると分かる発言でござるな。まぁ、持ってこれなかったものは仕方ないでござる。それで、一応聞くでござるが、その後の街の様子は?」

「あぁ、大混乱だったな。ニュースにも成ってたぞ?今までもクリーチャーが暴れるなんてことはあったが、このレベルのは前代未聞だってな」

 

ソファに座る小蛇の膝に、サバイバルの投げた新聞が置かれる。それを広げて見てみれば、確かにサバイバルの言う通り、この街の事が大々的に書かれていた。それを見た蒼神は、まずクリーチャーの暴走に多少慣れてそうなところが意味分からん、と困惑していたが、すぐにこの世界は元々異常だったな、と思い出し、深く考えないことにした。

 

「そして、最後になるが、これが問題だ」

 

サバイバルはホワイトボードに貼られた写真を見せる。鈍色の雲がうっすらある青い空に、加工でもしたのかと言いたくなるような、自然さの全くない、平面的な黒い歪な形の何か。

 

「歪みだ」

「歪み・・・・・・あー、何かこう、異次元的な?超獣が出てくる的な?」

「そうだ、とは言っても、出てくるのは怪獣よりも強いとかそういうのではない。俺達も知ってる、クリーチャーとかだな」

 

とか、と言ったのは、つまりクリーチャー以外も出てくる可能性があるということ。サバイバルは、この歪みからは何が出てくるか分からない、だが、間違い無く超獣世界・・・・・・クリーチャー達の世界に関係するものだと言い切った。

 

「これについては俺も詳しい訳じゃないから、詳しく知りたいなら、俺の説明だけでなく資料を読んでくれ」

「ということは、これはビドゥン調べかな・・・・・・了解、後で読んどくから、取り敢えず話の続きがあるなら頼む」

「まぁ、これ以上は殆ど無いんだが・・・・・・その歪みから出てくる驚異に備えて、暫くは全員任務を中止し、警戒態勢を取る、という話だ」

「つまり蒼神殿の良く分からない別件も、暫くは無しってことでござるかね?」

 

そうなるな、とサバイバルは言うが、蒼神は何ともない表情を浮かべていた。尚、内心ではそこそこ焦っている。ただ取り繕っているだけである。

 

「だからまぁ、そうだな。紅蓮、小蛇、蒼神、お前達と俺は、此処暫くは交代であの歪み周辺の監視だ。俺とビドゥンが問題無いと判断した場合、その時点でまたいつもの体勢に戻す」

「了解。まぁ、僕は問題無いよ」

「同じく問題無いでござる~。紅蓮殿、ほら起きて」

「Zzz・・・・・・ん、あぁ、問題無しだ」

 

嘘吐け話聞いて無かったろ、と紅蓮にわざわざツッコム者はこの場には居ない。全員の同意ありと判断し、サバイバルは会議を終了し、解散を許可する。

 

「ふぃ~、また忙しくなりそうでござるなぁ・・・・・・」

「だなぁ・・・・・・自室戻るかぁ」

「まだ少し眠いな・・・・・・Zzz・・・・・・」

「此処で寝るな馬鹿!自室で暖かくして寝ろ!」

 

それぞれがそれぞれの自室に戻って行き、蒼神もすぐに自室でスマホを取り出し、DIENを開く。

 

「暫く活動無理っぽい・・・・・・、っと」

 

最早バレないかどうかという事にドキドキする段階も過ぎ去り、どこか慣れて来た蒼神は、冷静に暫く自分がNofaceとして活動することなどが難しいというメッセージをPokerのグループに送る。既読は付かないが、暫くしたら誰か確認してくれるだろうと、すぐに閉じる。

 

「さて・・・・・・ちょっと思い出すか」

 

蒼神は一人、元居た世界での事を思いだそうとしていた。

今回の事件、あの時《凍電混成 チャクラザード》や、《勝嵐電融 トルネビウス》などが暴れていると気付いた時点で薄々勘付いていたが、石柱というものが発覚した事で、蒼神の中でその予想は本当になりつつあった。

 

──多分、今この世界は《聖魔連結王》を倒して、次回、《禁時混成王》・・・・・・という感じなんだろうな。

 

アニメで言うところの、四天王の一人を倒し、主人公が少し強くなったところで、また新たなあ敵が壁として立ち塞がる、そういう話の始まりのようなところなのだろうと、蒼神は考えていた。

実際、デュエマの背景ストーリー上の展開でも、蒼神が知っている背景では、《聖魔連結王》が倒され、その次に《禁時混成王》が出現、という流れだった。既に《零獄接続王》や《勝災電融王》を目にしているが、今回の事件を見て間違いなく、《禁時混成王》がメインの話だろうと、そう思っていたのだ。

 

「《凍電混成 チャクラザード》、《尖骨縫合 アレグスカル》、《龍恐連結 ランブラグ》、《勝嵐電融 トルネビウス》、《雷乱接続 サンダニカ》・・・・・・まぁ名前はぶっちゃけ朧気だが、重要なのは名前じゃなく、コイツらがカタストロフィーシリーズ・・・・・・まぁ、進化クロスギアと出て来た事だよなぁ」

 

今上げたディスペクターの内、4体にはFTというものがあり、そこには《禁時混成王》の齎す滅びの象徴として出現した、5つの進化クロスギア──《ネオウェーブ・カタストロフィー》、《ツナミ・カタストロフィー》、《エクスプロード・カタストロフィー》、《プロミネンス・カタストロフィー》、《グランドクロス・カタストロフィー》の内どれかの物と思わしき記述が存在している。

 

──今回こうして一緒に出て来たのも、まぁそこらの関係性だろうな・・・・・・。全くの無関係と言うよりは、そうであると考えた方が可能性としては有り得るし。

 

蒼神は思考する。これから起きることは何か、一番想像出来ないのは何なのか。自分が生き残る為に、此処をどう上手く切り抜ける必要があるかを。

 

「まず、フィオナの森が300%燃え、8分後にもう一度燃える・・・・・・まぁ、どうでも良い。正直一番どうでも良いから、これに労力割くより他に割こう。この街にフィオナの森あるけど、まぁ燃えても僕は困らんし・・・・・・」

 

「次、確か《ザ・ユニバース・ゲート》が発生し、《超神星ブラックホール・サナトス》と《超神星ビッグバン・アナスタシス》が出現し対消滅。その際の光で封印されていたサバイバーが覚醒して進撃を開始・・・・・・だったか。ヤバすぎるな、御丁寧にこの世界には超生者なんてのが居るし、思いっきりそれが目覚めそうだ。危険度は高め」

 

「3つ目は、えー・・・・・・あぁ、そうだ、時空の裂け目からゼニスが降臨。空から無数の三角錐が降り注ぎ、ワールド・ウォー・ゼニスが勃発だったか・・・・・・まぁ、もしこれ起きたら詰みじゃねぇかな。無理」

 

「んで、4つ目は使い手のいない超銀河弾がいきなり虚空から発射。9000個もの次元の穴が空き、それぞれが超次元と繋がるんだったな。これもOUT過ぎる」

 

「その次が、地中深くに眠っていた5つの進化クロスギアが暴走。ディスペクターへと力を与えながら、全てのクロスギアと禍々しい融合を起こして生命体のようになる・・・・・・か。まぁこれは前の事件だろうから、もう対処出来たと言える」

 

「後はこう・・・・・・5体の《天地命動 バラギアラ》が降臨したゼニスと共鳴してゼロ文明の力を吸収し、ゼロとレインボーの矛盾によって新たなゼニスである《「色災」の頂 カラーレス・レインボー》へと変貌して暴走だったよな。良く覚えてるわ、意味不明トンチキデュエル・マスターズって感じで。最悪5体居ると思うとクソですわよ」

 

「あと・・・・・・後は・・・・・・えー・・・・・・何だっけな、闇文明で円卓を媒介としてオリジナル・ハートが再生し、その影響で闇文明の七王が復活。七王はゴッドになっており、G・リンクを起動して新たな闇の王が誕生する、だったか?確かそうだよな・・・・・・まぁこれは問題無い。問題あるけどすぐ問題なくなるから一旦思考から消す。所詮は闇のコント集団だし」

 

「その後だったな、オリジナル・ハートの力は隠された存在の《業王 ディガロ》と《幻王 ザイン》の二王もゴッドとして復活させ、9体によるゴッドが誕生。しかし、《覇王ブラックモナーク》の復活とイデア・フェニックスが顕現した衝撃で一瞬で消し飛ばされて出番終了。正直これは寧ろ早く来て欲しいくらいだな。覇王様はまだしも、イデア・フェニックスはまだ表舞台にそんな出て来てないから不安だが」

 

「そんで次が、禁断の星が呼び寄せられて禁断爆発。アチーチ・タウン周辺半径2万kmが消滅し、フィオナの森も8分ぶり4回目の炎上をする・・・・・・これ、良く考えたらフィオナの森炎上から4回目の炎上の8分間で今まで上げたことが起きてるんだよな。どんなソードマスター○マトだよ・・・・・・というかこれも怖いな、実質威力のヤバさが極まった隕石だろ。これだけで余裕で世界滅びるわ」

 

「そして、水文明の禁断の12のプログラムが同時起動。水文明中のコンピュータが熱暴走し、リキッド・ピープルが各地で蒸発。良く分からん、良く分からんがよりによってそのプログラム、此処の地下にあるっぽいから怖いんだよな・・・・・・リキッド・ピープルが人間にすり替わって同じ現象起こしますよとかいうクソ再現来たら諦めて死ぬしかないな」

 

「そして最後・・・・・・世界が不思議なオーロラに覆われ謎の大爆発が発生。平和、平和だね」

 

蒼神は11個の災厄を記憶から引き出し、整理しようとする、するが・・・・・・。

 

「いや多くね?」

 

無理無理無理無理無理無理、予測可能回避不可能とはこういう事だよ、と蒼神は即座に頭を抱える。そもそも今上げた11個も相当ヤバいが、12個目はオマケで《禁時混成王》が目覚めるというのだから、もう世界何度滅びれば良い?と聞きたくなるようなものである。

 

蒼神は思わず自分が元の世界から持って来た《禁時混成王》のカードを取り出し、意味も無く恨み言をブツブツ言いだし始める。

 

「お前・・・・・・お前ホント・・・・・・あのさぁ・・・・・・」

 

返事がない ただのカードのようだ。

蒼神は仕方無く《禁時混成王》のカードを仕舞い、対策を考える。

 

──まぁ、緑磨くん居るし問題無いとは思うが・・・・・・それでも尋常じゃ無い被害が出かねないし、僕の生死までは保証されないからな・・・・・・。どうするべきか・・・・・・。

 

考え、考え、考える。

暫くうーんうーんと唸り声を上げていた蒼神の脳裏に、ふと一人の顔が──というより、仮面が浮かんできた。

 

 

 

「・・・・・・まぁ、多分Nofaceならどうにかしてくれるだろ」

 

 

 

人、これを他力本願と言う。




禁時混成王「よっしゃ生誕サプライズや!ワイの生誕をトリに11個凄いサプライズするでぇ~!」
DMP「自重しろ馬鹿」
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