この世界で所持デッキを必死に誤魔化して生き抜くお話 作:change
「なぁ小蛇よ、僕はなんで弱いって分かってる筈なのにこんな任務出されんの?」
「蒼神殿って力無い癖に、何だかんだ任務の達成率比較的良いでござるからなー」
もっとサボるか・・・・・・。
今回僕は、小蛇と共にAFカードの回収に来ていた。
また?と、この前の紅蓮との任務を思い出して思わずしわしわピ○チュウのような顔をビドゥンにしてしまったが、あのジジイは悪魔なのでそれだけ言って笑って去っていった。今度あのアロハをビリビリにしてやろうかな・・・・・・。
「紅蓮かサバイバルが居ればなぁ」
紅蓮とサバイバルは今回待機である。というのも、僕がアドバイスした通り、緑磨くんが本格的に《聖魔連結王》討伐に動いたらしく、この前ジャックと戦ったらしい。だがジャックも強く、緑磨くんを倒した際に実体化した《ドルファディロム》で襲いかかろうとして、それを庇った紅蓮が負傷したらしい。幸い、サバイバルの処置で数日すれば動けるようにはなるだろうとのことだが、まぁ僕としても、早く馬鹿みたいな行動を見せてくれないと逆に落ち着かない。
緑磨くんがそんな紅蓮を運んで来てくれたようだが、結構気にしていたようで、何というか心配だ。怒りに捕らわれないと良いが・・・・・・。
「今回の任務はちょっと危険だってビドゥンも言ってたでござるから、ちょっと注意が必要でござるな」
「危険?いつも危険だろーが・・・・・・」
「蒼神殿が知ってるか分からないでござるが・・・・・・数百万年前、この町にもクリーチャーは存在したんでござる」
「今明かされる衝撃の真実」
つまり地球にクリーチャーが居たりもした、ということだろうか・・・・・・。化石とかの話は聞いていないが、この小蛇の話し方からするに、今は居ないのだろうか。
「その地球に住んでいた、今も眠りについたまま生き続けている一部のクリーチャーを、私達は
「超生者ねぇ・・・・・・」
サバイバー、デュエマで有名な種族の1つだろうそれは、デュエル・マスターズの歴史でも最古の方に位置する種族特有の効果を持ったクリーチャー達を差す。
僕の記憶では《ボルメテウス》と《ロマノフ》に並ぶクロニクルデッキの1つとして復活したり、何故かアウトレイジ犬やアウトレイジ猫と戦い合っていたのだが・・・・・・まさかそんなサバイバーの話をこんなところで聞くことになるとは思わなかった。
「超生者は眠っているだけで、切っ掛けさえあればいつでも目覚めかねない、まぁある種の生きた化石って感じでござるな」
「こっわ、目覚めたら暴れたりするの?」
「それは勿論するでござろうな。でも、あんまし気にしなくて良いでござるよ。超生者は何か良く分からないプログラムを起動しない限りは一斉に動き出したりはしないって話らしいでござる」
それは恐らく《電磁星樹アマリンα》のFTにあった、『O.V.E.R.Evo.』の事だろう。完全にアマリンが戦犯という事で友人と笑い話にしていたから覚えているが、確かアマリンが戯れに起動したかで、12個あるプログラムが起動してサバイバーが復活・・・・・・という流れだった筈だ。正直、使った事の無い種族ではある為、此処ら辺の記憶は曖昧だ。シーザーさんの犯罪履歴(笑)を全て空で言うより自信が無い。
「まぁ、つまり今回の任務はどういうことで?」
「理由は分からないでござるが、超生者のアカシックなんたらが町の地下水路に出たとかなんとか。何でそいつだけ動いてるかは不明でござる」
「アカシック!!!???」
アカシック・・・・・・どいつだ!
「こう、特徴は?何か外見とか・・・・・・」
「虫みたいな?」
「虫・・・・・・?」
恐らく虫なら青緑辺りなのだろうが・・・・・・駄目だ、流石にアカシックと名の付くカードは記憶が怪しい。《アカシック・ファースト》と《アカシック・サード》、《アカシック・ファイナル》とかなら大体分かるんだが・・・・・・。でもアイツらサバイバーじゃなかったよな・・・・・・?違ったか?
「兎に角行ってみないとでござるね」
「まぁそうだが・・・・・・」
何だか微妙に怪しさを感じるが、取り敢えずはその問題の地下水路へと進む。
道中暇なので小蛇と雑談しながら進むことにした。
「小蛇、そういえばお前って普段部屋から凄い音することあるんだけど、何してんの?」
「あぁ、あれでござるか?いや、大したことじゃ無いでござるよ」
「そうなの?」
「そうでござる。ただ壁に穴を空けて夜の風呂上がりの蒼神殿や紅蓮の部屋を覗こうとしているだけで──」
「お前は何しとるんじゃぁぁぁ!」
小蛇の頭にチョップが入る。グエェという声を出した後、頭を抑えている小蛇を余所に、遂に地下水路への入り口へと辿り着く。
「ったく、で、此処からどうするんだ?」
「奥に入るしか無いでござるね・・・・・・はっ!暗い場所にか弱い女の子と年頃の男2人きり、何も起きない筈も無く──」
「黙って歩けこの変態」
小蛇を先頭に歩いているが、少しハリー・○ッターを思い出す。バジリスクなんか出て来そうだ、と思いながらキョロキョロ周りを物珍しそうに見ながら歩いていると、遂に広い場所に出る。神殿のような沢山の柱があるのを見るに、調圧水槽だろう。
「こんな場所にほんとに居るのか?アカシック」
「報告に依れば居るらしいでござるが・・・・・・あれ?人でござるな」
「アカシックを探していたら第一村人を発見か・・・・・・見なかったか聞いてみるか」
手掛かりがあるかどうか、果たしてアカシックを見ていたりはしないだろうか、と、目の前で後ろを向いて突っ立っている第一村人に、少し期待をしながら話掛けてみることにした。
「あー、すみません、少し良いですか?」
「・・・・・・」
「あの、すみません、僕達ちょっと探してるものがあって・・・・・・」
「・・・・・・」
「返事が無い、ただの屍のようだ」
「こら、ド失礼だぞ」
小蛇の頭に2度目のチョップを繰り出す。しかし、確かに返事が無いどころか、振り向きもしない為、怪しいと思って男の正面に移動してみようとした。
すると、そこにあったのは──
「あのすみません、僕た・・・・・・ち・・・・・・」
「・・・・・・ん?どうしたでござるか?蒼神殿」
「・・・・・・ァ・・・・・・ァ」
「カ○ナシ?」
「アイエェェェェ!?アカシック!!?アカシックナンデェェェ!?」
「アカシック!?」
小蛇は驚愕といった反応ですぐさま驚いている僕を後ろの柱まで押し飛ばし、デッキを構えてアカシックの正面に出る。
想定外なのか小蛇も少し驚いているようだ。事前報告との違いが大きな原因なのだろうが・・・・・・それにしても何でアカシックが人に?
おっと、驚きのあまり外見の描写を忘れていた。何故僕がこの男がアカシックだとすぐ分かったかは、その顔にあった。
アカシックと名の付くクリーチャーは、基本的に本体はサイバーロードの赤子のような部分である。そしてこの男は、体こそ人間だが、顔のところに虚空が広がっており、そこにアカシックの本体がねじ込まれていた。血などは流れていないが、ぽっかりと目鼻口があるべき部分に穴が空いているのが悍ましい。
「こっわ・・・・・・えぇ・・・・・・こんなの子供向けじゃないだろ・・・・・・」
「蒼神殿、もし私が負けたら逃げるでござる。もしかしたら・・・・・・コイツは人を食う可能s」
「あぁ分かった!全力で逃げる!」
「そこはもうちょいこう、無いでござるか?ねぇ?」
変な期待をするな。僕だぞ?無理だ。
「兎に角小蛇、お前に掛かってる。頼むぞホント・・・・・・」
「や、やってやるでござる・・・・・・!」
アカシックがデュエマをする意志を持った小蛇を認識したのか、向こうもデッキを取り出す。恐らく相手はサバイバーだろうが、普通にサバイバー関係なくアカシック主軸とかいうパターンもある。
最も、どのアカシックかは分からないのだが。
「私のターンからでござる。《サイゾウミスト》をマナに置いて、ターンエンド」
「・・・・・・ボ、クノ、ターン、ドロー」
壊れたラジオの用な声ではあるが、確かにアカシックは言葉を発した。確かにサイバーロードともなれば知識に関係するものはすぐに飲み込みそうなものだが、これは少々不気味としか言いようがない。
「《キング・ムーγ》を、マナ二、1マナ、デ、《海底鬼面城》ヲ、ヨウサイカ」
「っ、サバイバーか。小蛇、気を付けろ。そいつら弱そうに見えるが、意外と油断や隙を突いてくる」
「分かってるでござる。私のターン、2ドロー」
「ボクモ、ドロー」
《海底鬼面城》の効果で、お互いカードを引く。殿堂入りとなった城カードだが、今回は守りで手札を消費する割に場にカードが残りにくいシノビ使いの小蛇にとっては、そう悪くないカードでもある。
しかし、《鬼面城》というカードを採用するデッキは、コンボパーツを即座に揃える必要があるデッキ、もしくは速攻辺りが多い。サバイバーで採用しているというのは、純粋に手札補充の為なのかどうか、サバイバーなんて戦う機会が皆無であった為、相手の狙いが捉えにくく、不安に思えてしまう。
「《バイケン》をマナに、2マナで《フェアリー・Re:ライフ》。1マナ加速してターンエンド」
「ボクノ、ターン。ドロー、《宣凶師ラッセルズβ》ヲ、マナ二、2マナデ、《コスモ・ポリタン》ヲ、ショウカン。ターン、エンド」
「小蛇ィィ!そいつ絶対殺せェェェェ!」
「うぇぇ!?どうしたでござるか蒼神殿!?」
前言撤回だ。コイツの狙いがすぐに分かった。《コスモ・ポリタン》なんて採用して、《海底鬼面城》も入ってるとなれば、もう大体の予想は付く。そして、サバイバーが入っているのであれば、恐らくはコイツのサバイバーのエースカードは・・・・・・。
「デュエル、ノ、ジャマスルヤツ、ハイジョ」
「スミマセンナンデモナイデスユルシテクダサイナンデモシマスカライノチダケハ・・・・・・」
「ん?今何でもって──」
「お前には言ってねぇ、さっさと進めろ」
小蛇はカードを2枚引き、んー、と迷う仕草を見せる。恐らく手札に《佐助の超人》と《メメント守神宮》なんかがあるのかもしれない。良く経験する2択で、マナを5にすればニンジャストライク5を使えるようになるのだが、《メメント》を置くと回収し辛くなり、シノビをブロッカーに出来るという安心感を暫く得られなくなる可能性があることで、こうしてシノビを使うときは迷う事がある。これは僕も共感が出来る部分だ。
「・・・・・・《バジリスク》をマナに、4マナで《Dの牢閣 メメント守神宮》を展開。ターンエンド」
「ボク、ノ、ターン、ドロー。《コスモ・ポリタン》ヲ、マナ二、3マナ──シンカ、《マーシャル・クイーン》」
「スプラッシュ・クイーンの進化って・・・・・・全然サバイバー関係無いじゃないでござるか!!」
「《マーシャル・クイーン》ノコウ、カ。テフダ3マイ、シールド二オイテ、3マイカイシュウ。ソシテS・トリガー、《龍脈術 水霊の計》、《瞬速のアタカマイトβ》。3マイドローシテ、《アタカマイトβ》ヲ、ショウカン」
《マーシャル・クイーン》。デュエマを長くやってる人であれば、マーシャルループなどで知っている人が多いクリーチャー。過去にデュエマの大会などでも好成績を残したデッキのエースだが、《マーシャル・クイーン》は何も、ループだけにしか使えないカードでも無い。
恐らくアカシックの狙いはあの《瞬速のアタカマイトβ》と《マーシャル・クイーン》のコンボだろう。《瞬足のアタカマイトβ》は、他のサバイバーとは一線を画す能力、“超サバイバー”を持つトリーヴァカラーのS・トリガー持ちサバイバー・クリーチャーだ。本来ならバトルゾーンのサバイバーにしか関与しないサバイバー能力も、超サバイバーともなると、全てのゾーンのサバイバーに影響を与える。
そして、此処まで話せばカード効果を知らなかった勘の良いデュエマプレイヤーの方も気付いているかもしれないが、《瞬速のアタカマイトβ》がサバイバーに与える能力、それは“S・トリガー”である。
「成る程、《マーシャル・クイーン》で《瞬速のアタカマイトβ》の効果でS・トリガーを得たサバイバーを踏み倒しまくるって作戦でござるか・・・・・・」
「ボク、ハ、コレデターン、エンド」
「私のターン、2ドローでござる。《フェアリー・Re:ライフ》をマナに、《佐助》召喚で1ドロー1捨て墓地からマナチャージ、ターンエンド」
──キツいな、小蛇。
小蛇のシノビデッキはクリーチャーによる守りが兎に角固い。しかしその一方で、相手を妨害したり、仕掛けたりするのが苦手なデッキだ。《バイケン》や《バジリスク》などが出せれば色々と動けるかもしれないのだが、《バイケン》は《佐助》で出す方がアドも稼げて除去も出来る上、《バジリスク》はコスト6の耐性などは特に無いシステムクリーチャーである為、除去され易いという弱点がある。
つまり小蛇が攻めるには、どうしても相手の攻撃へのカウンターを狙う必要がある、ということだ。現状、《鬼面城》で手札はあるが、場にクリーチャーは存在せず、殴り手も居ない。マナを置いてターンエンドくらいしか、今強い動きが無いのだということなのだろう。
「ボク、ノ、ターン。ドロー。《アタカマイトβ》ヲ、マナ二、3マナデ、サイシンカ、《マーシャル・クイーン》」
「2枚目・・・・・・っ」
「コウカハツドウ、3マイオイテ、3マイカイシュウ。S・トリガー、《クリスタル・メモリー》、《オメガ・ゴライアスδ》、《宣凶師ラッセルズβ》。デッキカラ1マイ、テフダ二。2タイヲショウカン」
《オメガ・ゴライアスδ》はサバイバー能力でパワーを+5000し、「W・ブレイカー」を与え、《宣凶師ラッセルズβ》はサバイバーにウルトラセイバー:サバイバーを与える厄介なクリーチャー。この時点で《アタカマイトβ》のパワーは3000から8000となり、W・ブレイカーを得ただけでなく、他のサバイバーが身代わりになれるという耐性まで得てしまった。此処まで来ると、最早太古の種族デッキだとか、そう馬鹿にしてもいられない。
「ターン、エンド」
「私のターン・・・・・・2ドローでござる」
だが、小蛇も決して負けそうな訳でもない。相手の攻撃を抑え、どうにかターンが回ってくれば、勝てる可能性が十分ある。今のうちに手札にシノビを装填させ、マナを7か8辺りまで伸ばしておけば、そこから先は耐えきれるかどうかの我慢勝負となる。《メメント》もある分、幾らサバイバーが耐性を持とうと守りきれる自信はあるだろう。
「《フェアリー・Re:ライフ》をマナに、6マナで《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》を召喚!その登場時効果で、《アタカマイトβ》は次のターンアタック不可でござる!ターンエンド!」
「手札は5枚、《バジリスク》が出た・・・・・・これで後は封殺系が来なければ良いんだが・・・・・・」
「ボクノ、ターン、ドロー。《サイバー・I・チョイス》ヲ、マナ二、5マナデ《マーシャル・クイーン》ヲ、シンカ、《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》。《ライベルモット》デコウゲキ、シテ、コウカハッキ」
手札は4枚、そこから《マーシャル・クイーン》を彷彿とさせる能力を持つ《ライベルモット》が、更なる超生者の軍勢を呼ぶ。
「S・トリガー、《キング・ムーγ》、《シェル・ファクトリーγ》」
「・・・・・・やべぇでござるな、これ」
「《キング・ムーγ》ノコウカ、デ、《バジリスク》ヲバウンス、《シェル・ファクトリーγ》デ、《ラッセルズβ》ト《キング・ムーγ》ヲテフダ、二」
「ニンジャ・ストライク5、《佐助》、効果でドローし《バイケン》を場に!効果で《宣凶師ラッセルズβ》をバウンス!墓地から1マナチャージ」
「《キング・ムーγ》ノ、ウルトラ・セイバーデ、フセグ。W・ブレイク」
小蛇のシールドが2枚割れる。実体化まではしていないようだが、もしこれが実体化したクリーチャーの攻撃だった場合、僕なら恐怖で足が震える自信がある。
「S・トリガー、《ドンドン水撒くナウ》でござる。効果で2マナブーストし、マナから《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ》を回収、そのまま《宣凶師ラッセルズβ》をバウンス!」
「《シェル・ファクトリーγ》ノ、ウルトラセイバーデフセグ。ターンエンド」
よし、なかなか良いカウンターを決めた。僕は大嫌いだが《ラフルルラブ》が居るなら、此処からトリガー呪文は差程気にしなくて良さそうだ。
「私のターン、2ドロー。ノーチャージ、《バジリスク》を召喚して《ライベルモット》を攻撃不可にするでござる。そして《バイケン》で攻撃時、革命チェンジ!《ラフルル・ラブ》!」
「よし、これで呪文は怖くない。後は何が出てくるか・・・・・・っ」
《ラフルル・ラブ》が攻撃を仕掛け、《鬼面城》毎シールドが2枚ブレイクされる。
アカシックのS・トリガーは・・・・・・
「っ、無いか!」
「ターンエンドでござる!」
ラッキーだった。此処で《キング・ムーγ》や《シェル・ファクトリーγ》が出て来ていたら、結構キツかったかもしれない。
しかし相手はそれを出さなかった。これならこのまま押し切れるかもしれない。
「ボク、ノ、ターン、ドロー。《カシス・オレンジ》ヲ、マナに、《メメント守神宮》ヲ、テンカイ」
「チョマッ」
「小蛇ィィィ!?だ、大丈夫だよな!?」
《メメント》が消えて僕は心臓が凍り付いたかと錯覚するほど焦ってしまった。しかし、小蛇は一瞬予想外な相手のプレイに驚いただけで、すぐに手札を見て落ち着いていた。
「いやまぁ、大丈夫でござるが・・・・・・っ、ちょっと焦ったでござるね」
「《アタカマイトβ》デ、《ラフルル・ラブ》ヲ、コウゲキ」
「っ!ニンジャストライク2で《裏斬隠 カクシ・レシピ》を召喚!《バジリスク》と《カクシ・レシピ》で、《宣凶師ラッセルズβ》と《オメガ・ゴライアスδ》を攻撃不可に!」
《ラフルル・ラブ》が破壊されるが、何とか残り2体の攻撃は制限する。此処で攻撃を食らうのは少々不味いと判断したか・・・・・・。
「ターンエンド」
「わ、私のターン、ドロー!・・・・・・おぉ、この盤面を返すカード、来たでござる・・・・・・!」
小蛇は詰めのカードがある。どうやらそれを引き込めたのか、分かり易く胸を撫で下ろす。
因みに、小蛇に胸は無い。撫で下ろすも何も無い。
「蒼神殿?」
「ナンデモナイデスヨー?ドーゾツヅキヲ」
「・・・・・・ノーチャージ、2マナで《ムルムル守神宮》を展開!《バジリスク》で攻撃寺、革命チェンジ!《時の法皇 ミラダンテXII》!ファイナル革命により、7以下の召喚をロックして1枚ドロー!」
「呪文が怖いが、少なくともこれで《アタカマイトβ》は差程怖くない、行ける!」
「T・ブレイクでござる!」
アカシックのシールドが、《ミラダンテXII》により0枚になる。
コスト8以上のサバイバーで、効果が強いやつは浮かんでこない。知識が無いから、というのもあるが、クリーチャーのトリガーは気にしなくて良い筈だ。
問題があるとすれば・・・・・・呪文。
「S・トリガーは・・・・・・っ!?」
「ゴクリ・・・・・・」
「・・・・・・S・トリガー」
あ、終わった。
「《❤︎応援してくれるみんなが元気をくれ〜る》デ、2ドロー」
「「応援なんて誰がするか!!沈めェェェェェェェェ!!!!」」
僕と小蛇の叫びと共に、小蛇の《佐助》のダイレクトアタックが決まった。
アカシック・セカンド「何でファーストとサードを覚えててセカンド覚えてないんすか?」