魔法つかいプリキュア! 〜奇跡と魔法と幸福の翼〜   作:シロX

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本編に戻るとか言った矢先にコラボです。一応自分の作品です。なので、その作品の主人公も出て来ますのでご了承ください

ではスタート


第14話 偶然の集結

みらいの部屋で、翼達は興奮して喋っていた

 

「聞いて聞いて!翼君!」

 

「聞くからそれ以上近付くな」

 

みらいは翼から離れると同時に、あるチラシを見せつけた

 

「今度はぐくみ市で歌唱大会があるの!」

 

そのキラキラとした目を見て嫌な予感がよぎる

 

「リコ…」

 

「ついて行くしかないわよ…」

 

「行くだけじゃないよ!三人で参加しよ!!」

 

「「はいぃぃ!?」」

 

 

 

 

 

////////

 

「やって来た〜はぐくみ市!久し振りだね!」

 

「久し振りって少し前に来たばかりだろ?」

 

ナシマホウ界へ来て間もない時、一度はぐくみ市へ来ていた事がある。

その時、とある少女達とも友達となっていた

 

「まさかその友達の中に、あの『ツインラブ』の人達が居たなんてビックリだよ!」

 

「あ〜、みらいがTVで観てたわね」

 

「いつもTVに釘付けだったモフ」

 

「興奮して話すのはいいが前だけはちゃんと見ろよ」

 

「大丈夫だよ!」

 

少し歩くとその会場場所へと着いた。そこでは人が混み合っており、参加者、お客含め大人数だった

 

「受け付けはあっちね。行くわよ」

 

リコを先頭に歩いて行く。けれどその途中、女の子が横から現れリコと並列で歩き出した

 

「…」

 

リコは何を思ったか少しペースを速めて追い抜かした

 

「…ッ!」

 

並列していて女の子もそれに気付いてペースを速めて、リコを追い抜き返した

 

「なっ!」

 

「あっ!」

 

そこからリコと女の子の早歩きでの競走が始まった

 

「待ってリコ〜!」

 

「俺達の名前も書かないといけないから、全員で行かねぇと!」

 

翼とみらいの言葉など耳に届かず人混みの中へと消えて行った

 

「貴女しつこいわね!」

 

「それはこっちの台詞よ!何そんなに慌ててるのかしら?」

 

「「キッ!!」」

 

二人は睨み合いながら受け付け前に躍り出て、同時に参加を申し立てる

 

「「歌唱大会に参加します!!」」

 

「え、では、この書類に参加者のお名前を…」

 

受け付けの人もその威圧感に少し身を引いていた

 

「わたしが先よ!」

 

「何言ってるのよ。わたしの方が先よ!」

 

「わたし!」

 

「わたしよ!!」

 

今度は受け付け前で睨み合いが始まろうとする時、背後から二人の声が重なった

 

「「迷惑だ!!」」

 

翼がリコの襟首を、女の子連れだろうもう一人の女の子も襟首を持って引き摺り出した

 

人混みから抜けて説教が始まる

 

「リコ、お前真面目だけが取り柄なんだら恥ずかしい事するな!」

 

「ローラ、お前もだぞ!周りに迷惑だ!」

 

「「だって!」」

 

「「だってもあるか!!」」

 

リコもローラと呼ばれる女の子の頬を膨らませて縮こまってしまう

 

そこへ丁度みらいや、ローラの連れと思われる人達が合流した

 

「リコ、翼君…はぁ…」

 

「ローラ、心配したよ!」

 

「ウチのリコがご迷惑を」

 

「いや、こっちこそローラが迷惑をかけた」

 

お互いに謝罪をし終えると、相手の女の子が声を掛ける

 

「そういえば自己紹介がまだだったね!わたし『夏海まなつ』!貴女達の名前は?」

 

「わたしは朝日奈みらい!この子はモフルン!」

 

「リコよ」

 

「翼だ」

 

「『涼村さんご』です」

 

「『一之瀬みのり』」

 

「『滝沢あすか』だ」

 

「『ローラ』よ!」

 

「『皇 帝』だよ〜!」

 

まなつ達と翼達の身長はそう大差なかった。恐らく同じ中学生だろう

 

自己紹介を終えた途端、帝はみらいの目の前まで迫った

 

「わわっ!?」

 

「朝日奈みらい…良い名前だ。なぁ今夜、あそこのホテルで熱い夜を過ごさないか?」

 

「おいお前──」

 

口説く帝を止めようと翼が割り込むも、帝が次に起こすアクションには間に合わなかった

 

「そんな訳でパンツご開帳!!」

 

「〜〜ッ///」

 

帝の手によって広がったスカートは、下着を露にしてしまった

 

「おぉ〜白だぽぴぃ!?」

 

翼に膝で顎をかち上げられて地面へ倒れた

 

「おいお前殺されてぇのか?」

 

「た、只の挨拶なんだが…」

 

「挨拶って貴方ねぇ…」

 

「見るならリコにしろ!俺が許す」

 

「何でよ!?」

 

「マジで!」

 

「ちょ、来ないで…キャアァァ!!」

 

 

 

 

 

「まなつちゃん達も皆んなで出るの?」

 

「うん!ローラを中心にね」

 

「フフン!このわたしがいるのよ?トロピカる部の優勝は間違いなしだわ!わ〜っはっはっはっ!」

 

そんなお調子者を翼とリコは苦笑いをしていた

 

「お前らはいつもあんな奴と一緒で疲れないのか?」

 

「疲れる…」

 

「でも、ローラの良いところでもあるし」

 

「それくらいしか良いところがない」

 

「ちょっとみのり、それどう言う意味よ」

 

「あはは…と、取り敢えず書こうか!」

 

みらいが参加用紙に書こうとした時、肩を叩く者が居た

 

誰かと振り返ると見知った人物だった

 

「やっほ〜みらいちゃん!」

 

「はなちゃん!?」

 

「みらいちゃん達も参加するの?」

 

「うん!あ、早く書かなくちゃ」

 

 

 

 

 

「凄い!凄いよ帝!超有名人達がこぞって集まってる!」

 

まなつの言う有名人とははな達のこと。キュアスタや女優、スケート選手にアイドルとして名を轟かせつつある少女達

 

「野乃はな」「薬師寺さあや」「輝木ほまれ」「愛崎えみる」「ルールー・アムール」

 

「有名人だなんて照れますな〜!」

 

「はな先輩、鼻の下が伸びてます」

 

「久し振りだね!」

 

「久し振りって少し前会ったばかりだと思うけど…」

 

更にそこへ、赤ん坊を連れた二人の男性がやって来た。

その人達もはな達の知り合い

 

「なんやぎょうさんおるな…」

 

「友達でも出来たの?」

 

「『ハリー』!『拓人』さん!遅いですよ!」

 

気付けば10人以上の集団が出来てしまった。中でも翼とリコは同じ事を考えていた

 

((凄く個性が強い人達が集まった…))

 

「ま、まぁどんなに凄い人でもわたし達が完璧に優勝するに決まってるし!」

 

「何言ってるの?グランオーシャンでも随一の歌姫を差し置いて優勝なんて有り得ないわ!」

 

「そ、それはわたし達も同じなのです!!」

 

リコ、ローラ、えみるの三人の間で火花が散り始める

 

「楽しい歌唱大会になりそうだね!」

 

「ヒートアップしなきゃ良いけどな…」

 

みらいの興奮はピークに達し、翼はもう既に疲れ果てていた

 

そろそろ大会の時間となる。全員舞台裏に歩き出した時だった

 

 

「猛オシマイダー!!」

 

「ヨクバール!!」

 

 

会場から少し離れた場所でヨクバールと猛オシマイダーが同時に現れた

 

「え、何々!?」

 

「「…」」

 

みらいとはなはお互いに目配せをする。それだけで何をすべきか理解する

 

「ハリー、まなつちゃん達と一緒に逃げて!」

 

「任せとき!」

 

「え、皆んなは!?」

 

「他の人達の避難をさせに行ってくる!リコ、翼君!」

 

 

 

 

 

////////

 

「ヨクバール!」

 

「猛オシマイダー!」

 

「二体…ここは二手に分かれてそれぞれ相手にする。俺とはなちゃん達で猛オシマイダー。翼君とみらいちゃん達であのヨクバールを!」

 

「いちいち言わなくても分かってる!みらい、リコ!」

 

 

 

「「キュアップ・ラパパ!」」

 

「「ダイヤ!」」

 

「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

 

 

「「魔法つかいプリキュア !」」

 

 

煉魔之刀剣(れんまのとうけん)──侵食率20%!」

 

 

 

「「「「「ミライクリスタル!ハートキラっと!」」」」」

 

 

「「「輝く未来を抱きしめて!」」」

 

「みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

 

「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

 

「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

「キュアマシェリ!」

 

「キュアアムール!」

 

 

「「「「「HUGっとプリキュア!」」」」」

 

 

 

「やぁぁ!!」

 

定石通りエールが出方を伺う為仕掛けた

 

「オシマイ!!」

 

エールの拳が猛オシマイダーの腹に減り込むも、全くと言っていい程効いてなかった

 

「ならもう少し強く!」

 

拓人が腕を下げる

 

それが合図となりアンジュ、エトワールが加わり、マシェリとアムールが両足を蹴り付けてバランスを崩させた

 

「よし、このまま倒れれば」

 

倒れれば後はエール達で浄化が出来る。そう思っていたが

 

「オシマイ……ダー!!」

 

前に崩れる状態から踏ん張って持ち堪え、エール達を弾き飛ばした

 

「マシェリ!」

 

「は、はい!」

 

体勢を立て直しながらも、マシェリはミライクリスタル・ルージュを拓人に投げ渡す

 

受け取った拓人は、メロディソードと似たアイテム「クロノスタクト」にミライクリスタル・ルージュをセットする

 

「止まれ!!」

 

クロノスタクトから放つアスパワワの波が猛オシマイダーに直撃した。

すると猛オシマイダーの動きが完全に止まった。時間を一時的に止めたのだ

 

そしてそれを見計らった様にエール、アンジュ、エトワールが前に出た

 

 

 

「「「心のトゲトゲ飛んで行け〜!」」」

 

「「「プリキュア・トリニティコンサート!」」」

 

 

 

完璧までに直撃した

 

浄化をして一安心。エール達は急いで翼達の援護へ向かうとしたのだが

 

「待って皆んな!何か変だよ」

 

立ち上る煙を凝視する。その中で、直撃したにも関わらず猛オシマイダーが何事もなく立っていた

 

「猛オシマイダー!!」

 

猛オシマイダーの咆哮でエール達を吹き飛ばしてしまった

 

「きゃあッ!」

 

「アムール!」

 

拓人の近くに、アムールが転がって来たのを体全体を使って受け止めた

 

「ありがとうございます拓人」

 

「それより、この猛オシマイダー何かおかしい…」

 

「はい、今までと比べて37%程戦闘力が増してます……拓人来ます!!」

 

「ミライクリスタル・ハーモニー!」

 

クロノスタクトにセットされていた拓人の緑色のミライクリスタル「ミライクリスタル・ハーモニー」

 

その力は一分後までの制限はあるものの、完全な未来を視る事を可能とさせるもの

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「────ッ!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

これを用いてエール達をフォローするつもりだったが、拓人は全く動こうとしなかった

 

「拓人攻撃が来ます!早く指示を!」

 

「……このままでいい。俺を信じて動かないでアムール」

 

「…はい。拓人の言葉を信じてます」

 

「猛オシマイダー!!」

 

猛オシマイダーの口から光線が吐かれても微動だにしなかった

 

拓人はゆっくりと口角を上げて笑った

 

「その未来は既に視ているよ」

 

その瞬間、拓人とアムールを守る様に青い盾が出現し光線を弾いた

 

「え、何が起こったのですか?」

 

「どうやら強い味方が来てくれた様だよ」

 

ゆっくりと歩き、拓人達の前に立ったのは避難させた筈の帝だった

 

「この借りはプリキュア皆んなのパンツで手を打って…痛!?」

 

「お前は…もう言うのも疲れた」

 

「大丈夫ですか?」

 

帝だけではない。みのりにあすかも続いて猛オシマイダーの前に立つ

 

 

 

 

 

『ゲゲ、このヨクバール強いな!?』

 

「ヨクバール!!」

 

「「フッ!!」」

 

翼に突進して来るヨクバールだが、ミラクルとマジカルが前に立ってその巨体を受け止めた

 

「食らえッ!」

 

ガッチリ捕まえてる隙に、翼が勢い良く飛び出し、飛び膝蹴りをかました

 

「ヨクバールルル!!」

 

因果斬り(カルマぎり)!!」

 

後退りながらも大勢を整えつつ、口から光線を吐き出して反撃に出る。

それに対抗するのは翼の因果

 

20%の力とはいえ、その光線を容易に打ち消した

 

「今だ決めろ!!」

 

 

 

「「リンクルステッキ!」」

 

「「ダイヤ!」」

 

 

「「永遠の輝きよ!私たちの手に!」」

 

「「フルフルリンクル!」」

 

「「プリキュア!ダイヤモンド・エターナル!」」

 

 

 

「ヨクバー……ルッ!!」

 

技は完璧に決まりはしたが、ヨクバールが自力でダイヤモンド型のケージをこじ開けた

 

「「そんな!?」」

 

「ダイヤモンド・エターナルがあっさりと破られるなんて…」

 

「ヨクバール!!」

 

「「「ッ!!」」」

 

「モフ〜!?」

 

「は〜!?」

 

大きな咆哮に翼達は何とか耐え忍んだが、モフルンとはーちゃんが吹き飛ばされた

 

「モフルン!」

 

「はーちゃん!」

 

ミラクルとマジカルが手を伸ばす前に、先に二人をキャッチする者達が現れた

 

「おっと危ない!」

 

「気を付けなさいよ」

 

「危うくわたしまで飛んじゃうところだったよ」

 

「まなつちゃん!?」

 

「ローラにさんご!?」

 

モフルン達をキャッチしたのはまなつとローラで、遅れてさんごも到着した

 

「ありがとうモフ!」

 

「どう致しまして!」

 

「貴女妖精なの?」

 

「可愛い〜!」

 

『ゲゲ、なんて言うか』

 

『フフ、まったりとしてるわね』

 

モフルン達をミラクルとマジカルに返して、懐からコンパクトを取り出した

 

「帝〜!そっちは一人で大丈夫よね〜?」

 

「大丈夫!」

 

「OK!じゃあ皆んな集まって!」

 

まなつの周りにみのりとあすかも集まり、それぞれコンパクトを持つ

 

「貴女達何を?」

 

「あ、わたし達もプリキュアなんです!」

 

「「はぁぁ!?」」

 

「今、プリキュアって言いました!?」

 

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」」

 

「「「「「レッツメイク!キャッチ!」」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実(フルーツ)!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「ゆらめく大海原(オーシャン)!キュアラメール!」

 

 

「トロピカっていくよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」




そんな訳で、はぐプリ、トロプリ組とのコラボです。

他の作品については、下記にURL貼り付けておりますので、ご興味ある方どうぞ

「トロピカル〜ジュ!プリキュア PICARO」
https://syosetu.org/novel/251873/


「HUGっと!プリキュア ROAD TO MAESTRO」
https://syosetu.org/novel/227575/
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