魔法つかいプリキュア! 〜奇跡と魔法と幸福の翼〜   作:シロX

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続き〜

ではスタート


第15話 黄色い眼の悪魔

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」」

 

「「「「「レッツメイク!キャッチ!」」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

「ゆらめく大海原!キュアラメール!」

 

 

「トロピカっていくよ!」

 

「「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」」

 

 

 

「まなつちゃん達がプリキュア!?」

 

「そうだよ〜!」

 

サマーが挨拶して中で、パパイアとラメールがヨクバールを蹴り飛ばして交戦していた

 

「サマー手伝って!」

 

「挨拶なんて後々!」

 

「は〜い!」

 

サマーも加わり一気にヨクバールを追い詰め始める

 

『ぺけ!』

 

コーラルが防御した後、背後からフラミンゴが現れて渾身の右ストレートをかます

 

「サマー!」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

 

サマーが放った技は、そのままヨクバールを押し返した

 

「凄い…!わたし達があんなに苦戦したのに」

 

「何か悔しいな」

 

「だったら今から頑張ろう!マジカル!翼君!」

 

ミラクルとマジカルは走り、翼は大きく翼を広げて飛び立つ

 

「ハッ!」

 

「フッ!」

 

「「せ〜のっ!」」

 

ミラクルとマジカルがヨクバールを掴み、大きく空へと投げ飛ばした。

そしてその先には翼が待ち構えていた

 

「ルラァ!!」

 

頭上から翼の右拳が減り込み、ヨクバールは地面へと勢いよく向かって落ちて行く。

勿論落下地点にはミラクルとマジカルが待っている。腕を大きく回りして二人同時に振り抜く

 

「「やあぁぁあ!!」」

 

勢いのついた強烈な攻撃はヨクバールを大きく吹っ飛ばして倒れた

 

「ヨクバー……」

 

 

 

「マリンハートクルリング!」

 

「「「「「おめかしアップ!」」」」」

 

「「「「「エクセレン・トロピカルスタイル!」」」」」

 

「「「「「5つの力!海に轟け!」」」」」

 

「「「「「プリキュア!マリンビート・ダイナミック!」」」」」

 

 

「「「「「ビクトリー!」」」」」

 

 

 

サマー達のお陰でヨクバールは浄化が出来た

 

残るは

 

 

 

 

 

「猛オシマイダー!!」

 

猛オシマイダーの攻撃の嵐を、帝は容易にかわし、受け流していた

 

「冗談だろ?まさかこの程度に苦戦してたのか?」

 

帝は手に持つ、上部にルーレット盤がある特殊なステッキ「オーシャンステッキ」で地面に打ち付け、土煙りを上げては目眩しする

 

「オシマイ!?」

 

「何も見えない!?」

 

「目に砂が入っちゃった!めちょっく!」

 

「拓人お兄さん何処なのです〜?」

 

「マシェリ!俺は此処だ!マシェリ〜〜!!」

 

「拓人、わたしに付いて来て下さい。マシェリ今行きます」

 

「ちょっと皆んな、漫才してる場合じゃないよ!」

 

猛オシマイダーだけでは留まらず、拓人やエール達も目眩しに合い、てんやわんやの状態と化してしまった

 

「援護は任せろ先輩方」

 

『FANTOME!』

 

謎の音声が鳴り響いた。

そして同時に猛オシマイダーに四カ所のダメージが通った

 

やっと土煙りが晴れるとそこには、帝は四人となっていた

 

「あ〜これはパンツだけじゃ物足りないなぁ〜。胸に加えて…あ、子作りも──」

 

何か言いかけた時、頭に強い衝撃を受けて話を打ち切られてしまい、更には攻撃を受けた帝が消滅した

 

「あっぶねぇ〜、潰される所だった」

 

しかし別の場所でそう呟いていた

 

先程消滅した帝は、ステッキの能力で出した分身。

その内一体がやられただけだった

 

本物は本物で欠伸をしてのんびりとしていた

 

「骨のない奴だ」

 

「いやいや帝君、今さっき『危ない』って言わなかった?」

 

「強者の余裕ってやつですよ拓人先輩。それよりも今がチャンスですよ」

 

猛オシマイダーを残った分身の二体が上手く引き止めていた

 

「ほら」

 

「ありがとう!行くよ皆んな!」

 

 

 

「「「「「メモリアルキュアクロック!マザーハート!」」」」」

 

「「「「「ミライパッド・オープン!」」」」」

 

「「「「「HUGっとプリキュア!今ここに!」」」」」

 

 

「ワン・フォー・オール!」

 

「オール・フォー・ワン!」

 

「ウィーアー!」

 

「プリーキュアー!」

 

「明日にエールを!」

 

「「「「「ゴーファイ!みんなでトゥモロー!」」」」」

 

 

 

 

 

 

////////

 

「ミラクルちゃ〜ん!ご褒美のおっぱい揉み揉みダボバァ!?」

 

帝がミラクルに触れた途端、マジカルが怒りのの篭った拳を顔面へと振り抜いた

 

『ゲゲ、お前エール達の方へ行ったんじゃなかったのか?』

 

「エトワールの胸触ったら関節技決められたから逃げて来た…ワンチャン、ミラクルなら笑顔で受け入れてくれると思った」

 

「そんな訳ないでしょ!ねぇ、翼からも言ってやってよ!」

 

「…自分の場所へ帰れ変態野郎」

 

「俺、あまり指図されるの嫌いなんだよ……でもまぁ今回は素直に聞くよ。そんな訳でサマー、パンツ食べさせて〜!!」

 

帝が遠退くのを見届けると、入れ違いでエールと拓人が翼達に話をする

 

「やったねミラクル!マジカル!」

 

「エール達もありがとう!」

 

「にしても何で猛オシマイダー達が現れたのか……それにあの強さ。マジカルや翼君は何か心当たりは無いかい?」

 

「無いわ。そもそもヨクバールが居たのなら、バッティや他の人がいる筈」

 

「……」

 

マジカルが答える中で、翼は黙って考え込んでいた。

少しするとやっと口を開いた

 

「悪魔の仕業、とは考えられないか?」

 

「え、君達は悪魔とも戦っているのかい?」

 

『ゲゲ、だとしたらマズい。あれ程のヨクバールや猛オシマイダーを呼び出せる悪魔となったら、大体の検討はつくが──』

 

 

 

「よくもまぁ、ここまでプリキュアが集まったものねぇ〜」

 

 

 

その声がした瞬間、その場に居る者全員の動きを封じられた

 

『ッ!?』

 

「か、体が動かない!?」

 

「俺もだ!」

 

エールと拓人は必死にもがくも、口だけしか動けず何も出来なかった。

それは他も同じく、アンジュ達やサマー達も突然の事で状況を把握出来ていなかった

 

「どうなっているの!?」

 

『ゲゲ、こんな事を出来るのは』

 

「「「悪魔…!」」」

 

「ご名答」

 

全員の前に現れたのは一人の女性だが、中身は全く別物、悪魔だった

 

『ゲゲ、お前は誰だ!?』

 

「私は『ダゴン』。それにこの眼を見れば一目瞭然のなんじゃない?」

 

女性の目の色が変わる。それは黒い目でも無い

 

「"黄色い眼"?」

 

「あんな悪魔は初めてよ…」

 

「黄色い目だとどんな奴なんだ?」

 

『ゲゲ、ダゴンか……黄色い目は、上級の悪魔だ。数こそ少ないが力は強大だ』

 

「そう、そこの下級の悪魔の言う通り。さっさと殺されるのね」

 

「──誰が誰を殺すだと?」

 

ダゴンが指を鳴らそうとした時、帝は何故か悠然と動いては歩いていた

 

それだけではない。先程までおちゃらけた態度とは違い、鋭い目つきで雰囲気がかなり変わっていた

 

「変ね。動けない筈だけど……アンタ何者?」

 

「俺はこの世界で唯一無二の存在"始皇帝"だ」

 

「あの変態野郎とうとう頭イカれた?」

 

「「「「「帝(君)はいつもああだよ」」」」」

 

サマー達の発言で、皇 帝という人物がどう言う者か全員改める必要があると感じた

 

「でも、あぁなった帝は誰よりも強いし、止められないよ」

 

サマーからのお墨付きを頂いた帝。そしてそれは言葉通りだった

 

「ならこれでどう?」

 

「俺にはその様な小細工は【効かない】」

 

「ッ!」

 

「フッ…」

 

ダゴンが指を鳴らしても帝に異常は出なかった

 

「アンタ本当に何をした?」

 

ダゴンに見せつけるのはオーシャンステッキとは別の赤いステッキ「プリキュアの王杖(レガリア)

 

『ABSOLUTE!』

 

「ッ!ッ!!」

 

ダゴンは幾度とも指を鳴らすも変化など訪れない

 

「言ったろ。【効かない】と」

 

「言霊か!」

 

「全員【動け】」

 

その言葉通り、ダゴンによって動きを封じられていたが、体が軽くなり解放された

 

「おぉ〜!ありがとう帝!」

 

「なるほど、これが彼の力」

 

「もうお膳立てはいいだろう?」

 

帝の左右から、ミラクルとマジカルがリンクルステッキを持って飛び出した

 

 

 

「「ダイヤ!」」

 

 

「「永遠の輝きよ!私たちの手に!」」

 

「「フルフルリンクル!」」

 

「「プリキュア!ダイヤモンド・エターナル!」」

 

 

 

今度は打ち破られる事なく決まった。これで全て終わったと思ったが

 

「この程度、足止めにしかならないわよ?」

 

そう簡単には倒されなかった

 

体を見てもそれらしいダメージは無く平然としていた。

ダゴンの言う様に、足止め程度しかならなかった

 

「知ってるわよ。わたし達の魔法が通用しないって事くらい!」

 

「だから翼君に託したの!」

 

ダゴンの上、そこには煉魔之刀剣(れんまのとうけん)の侵食率を50%まで引き上げた翼が構えていた

 

「取った!!」

 

浄化出来ないなら選択肢は一つしかない

 

憑依されてる女性ごとダゴンを殺す

 

「それを見抜けないと思った?」

 

ダゴンは振り返り、振り翳す腕を掴んで翼を地面へ抑え込んだ

 

「「翼(君)!!」」

 

「アムール、ミライクリスタルを!時間を戻す!」

 

「それより俺の方が早い!」

 

拓人はアムールからミラクルクリスタル・バイオレットを受け取り、帝も言葉を綴ろうとしたが、それよりも早くダゴンが先手を打った

 

「「「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!?」」」

 

ミラクル、パパイア、アンジュが腹を押さえてその場に崩れ落ちた

 

「「何!?」」

 

「いわゆる人質ってやつ?今彼女達のお腹の中をがっしりと掴んでるの。この意味分かるわよね?」

 

ダゴンは左手で翼を取り押さえて、右手でミラクル達を文字通り掴んでいた

 

「あぁ!!お腹がっ!!」

 

「うっ…どうなって…」

 

「はぁ…うっ!」

 

右手首を軽く捻ると痛みは膨れ上がり、ミラクル達三人を苦しめる

 

「形勢逆転」

 

「貴様!」

 

「おっと、それ以上口を開くのはNG。開こうもんなら…」

 

「ウ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛!!?!」

 

「ごはッ!!」

 

「〜〜〜ッ!!?」

 

手首を更に捻り痛みを与える

 

ミラクルは絶叫し、パパイアは吐血し、アンジュは声を抑えてるが痛みによって汗が止まらなかった

 

「おい変態それ以上は刺激するな!ミラクル達が死んでしまう!!」

 

「死ぬ……チッ!」

 

帝はステッキを下げて戦う意思が無い事を証明する。不服だが、翼達にはこれしかなかった

 

此方が動く前にダゴンの方が早く、最悪な結末が待っているだけ

 

ならばいっそのこと

 

「……飽きた」

 

ダゴンは翼を蹴り飛ばし、右手を開けてミラクル達を解放させた

 

「ミラクル大丈夫!?」

 

「大丈夫…ありがとうマジカル」

 

「テメェどういうつもりだ!!」

 

「飽きたって言ったでしょ?それに、アンタらとは只のお遊び。殺すのだっていつでも出来る。じゃあ」

 

「待ちやがれ!!」

 

去って行こうとするダゴンに向けて、煉魔之刀剣を投げつけたが雲の様にして姿を消して、刃が届く事はなかった

 

「クソ!勝ち逃げされた!」

 

「けれど追い払いは出来た。それで良いんじゃないのかい?」

 

「そんなに気を遣わなくてもいいと思うよ!」

 

拓人とエールにそう言われて翼は落ち着きを取り戻す。

確かに逃げられはしたが、悪魔と関わっていながらそこまでの被害は出ていない

 

 

 

 

 

////////

 

「リコ先輩のパンツゲット〜!この芳しい匂い堪らん!!」

 

「この、返しなさい!怒るわよ!!」

 

 

「これで…はい、大丈夫です」

 

「悪いな」

 

帝はリコのパンツを頭に被って二人で鬼ごっこをしており、翼はさんごに手当てをされていた

 

「歌唱大会一応やるらしいけど……問題児」

 

ボロボロの翼、失礼極まりない行動をする帝の二人を見て拓人はそう溢していた

 

「「「任せた」」」

 

みのり、あすか、ほまれにそう頼まれた。

恐らく、この中でも一番年長で男の拓人にあの問題児二人を託されたのだ

 

「胃がキリキリしてきた…」

 

「そんな時はパンツを拝んで、おっぱい揉んで楽しむ」

 

「ば〜か、その前に歌唱大会だ。ほら行くぞ、リコもパンツで騒ぐな恥ずかしい」

 

「わ、わたし今何も履いてないのよ!!」

 

「知るか。ノーパンで出ろ」

 

「はいはい!行こう皆んな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思わぬ出会いに喜ぶ翼達。

 

それと同時に悪魔にも強力な存在がいる事を知った────黄色い目の悪魔という存在に




やはり三世代出すとなると会話に支障が出る

これでコラボ回は終了です

ここまでの拝読ありがとうございました〜
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