魔法つかいプリキュア! 〜奇跡と魔法と幸福の翼〜 作:シロX
ではスタート!
「と言う訳じゃ。理解は出来たかい?」
校長室で、校長の話を聞いた翼とナギの二人
ゲゲはというと、はーちゃんの遊び相手をしていた
「「よく分かりました(分からん)」」
二人同時に答えるが、その答えは正反対だった
「今の説明で分からないなんて、まだまだね」
「黙れ阿婆擦れ女が」
「ッ!!」
「リコストップだよ!ステイステイ」
魔法の杖を振りかざそうとするのを、ナギは何とかして取り押さえた
「リンクルスマホンは伝説の書物、それから出て来たのがはーちゃん!」
「へぇ〜」
「それでわたしとリコが伝説の魔法つかいプリキュア になって、リンクルストーンを集めてるの!」
「……これくらいの話で何とかなんねぇのか?」
みらいの簡潔な説明で大雑把に理解した
校長が一時間以上説明したのだが、それが一瞬で意味を成さなくなった
「別に全部理解してない程馬鹿じゃない。話が長い上につまらないんだよ」
「説明に面白さを求めてどうするのよ…」
そうすると、リンクルスマホンを持ってゲゲがやって来た
『ゲゲ、はー坊はやっと寝たぜ。ゲゲ、赤ん坊の世話は大変なもんだな』
「ふむ、お主は悪魔じゃったな。本当に居るとは」
『ゲ、悪魔以外にも世の中色んな奴がいる。天使も居れば怪物だって、魔王だってな』
「今魔王って言いました!?」
「此方の事情は全て話した。今危機的な状況、手を貸してくれぬか?」
手を貸すと言う事は、プリキュアであるみらいやリコと一緒に戦うと言う意味
「手を貸すわよね?」
「え、嫌だだけど…」
「はぁ〜!?」
「翼君お願い!」
「みらいの頼みなら仕方ないな」
リコに対しては即座に断るが、みらいに対しては紳士にその頼みを聞き受ける
「わたし何かした!?」
「何もしてない」
「キュアップ・ラパパ!!!」
魔法の言葉を発する前にまたも、みらいとナギが取り押さえる
「コホン!取り敢えず、君もみらい君と共に魔法学校で授業を受けてみないかい?」
「わたしは嫌です!!」
「…まぁいいか」
「ちょっと!そこは嫌と言いなさいよ!!」
「お前の嫌がる事を俺はする」
「早く魔法商店街に行くよ〜」
いつまでも足踏みする訳にもいかず、ナギが強制的に皆んなを移動させたのだった
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「此処が魔法商店街か」
「魔法の道具はいっぱいあるだよ!」
確かに、売られてる物は全て魔法道具。そこを除けば、人間界、つまりナシマホウ界と一緒だ
「制服はこっち。フランソワさんのお店よ」
リコに導かれるままお店へ入る
「あらいらっしゃい!二人とも久し振りね!それにナギちゃんに……リコちゃんのボーイフレンド?」
「こんな人を友達と思いたくありません」
「フフ、それでまた制服だよね?校長先生からまた話は聞いてるわ」
「よ、宜しくお願いします…」
珍しくも翼が丁寧に言葉を使う事に、ゲゲは体内から喋り掛ける
『ゲゲゲ、素直じゃねぇか』
「あんな人種に会うのは初めてなんだよ。てか、すっこんでろ」
「何か言ったかしら?」
「ああ、気にしないで下さい。翼はこういう訳の分からない人なんで」
「んだと!?」
リコに突っかかろうとしたが、フランソワの前でやる訳にもいかず縮こまる
「早速始めるわよ。キュアップ・ラパパ!採寸なさい!」
魔法を唱えるとメジャーが浮いては、勝手に体を採寸し始める
「キュアップ・ラパパ!チョキチョキ縫い縫いよ!」
魔法の力で、瞬く間に制服が完成した
「出来たわよ。試着室はあっちだから着替えてらっしゃい」
背中を押されるがまま試着室へ放り込まれた
それから数分でカーテンが開かれる
女子生徒とは違い、青く彩られた制服はよく似合っていた
というより本人は
(馬子にも衣装って感じだな…)
静かに感想を内に秘めた
「翼君、はいこれ!」
みらいから渡されたのは、TVでもよく見る魔法つかいの帽子だ
試しに被ってみたものの
「な、なんか、馬子にも衣装って感じだね…フフ」
「笑うな。知ってる」
被せたみらいが笑いを堪えていた
「後は親御さんに連絡しないとだから、また学校に戻らないとね」
「ナギ、何故それを早く言わない。二度手間じゃないか」
「リコと翼が夫婦喧嘩してるから忘れちゃって」
「「夫婦違う!」」
「ハモったモフ!」
「じゃあ痴話喧嘩?」
「「だから違う!」」
そんな事を言いつつ全ての用事を済ませ、今日が終わる
////////
「「おはよう」」
「おはよう…ナギは?」
「ナギなら今日は部屋に篭るって言ってたモフ」
モフルンの返事を聞きながら席に座ると、チャイムが鳴り、教卓の前に教頭が現れた
「え〜、アイザック先生は腰痛の為お休みです」
「じゃあ誰が面倒を見るんだよ?」
「代わりの先生に来てもらっています。ではどうぞ」
「はい」
「ッ!?」
教頭の返事に代わりの先生が相槌を打つ。それが、リコにとって聞き覚えのある声なのに反応した
歩いて来る先生はとても綺麗な女性だった。そして何処となく、リコと似ている部分が見受けられる
それもその筈。何せ彼女は
「皆さんおはようございます。教育実習生の『リズ』です」
「お、お姉ちゃん?」
「え!?今、お姉ちゃんって言いました!?」
『ゲゲゲ、面白くなって来たな!」
リコの家族の姉なのだ
「姉貴が居たんだな」
「えぇ…」
「皆さん、リズ先生は魔法学校でも一、二を争う魔法の杖の使い手です」
「今日は、魔法の杖の実技をしっかり身につけて貰います。皆さん、どうぞ宜しくお願いしますね」
「「「は〜い!」」」
みらい、ジュン、エミリーは元気に挨拶をする
「あ、魔法の杖忘れた〜!取りに行って来ま〜す!」
いつもの事から、ケイは杖を忘れて取りに戻って行ってしまう
「魔法の杖の実技…」
そしてリコは、何か複雑な心境で杖を握りしめるのであった
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流石に教室内でやる訳にもいかず、実技は噴水広場がある外でする事となった
噴水広場に溜まってある池の水を使って、リズは魔法を唱える
「キュアップ・ラパパ!水よ、象の形になりなさい!」
池の水が事細かで、大きな水の象が完成した
「魔法ってこんな事も出来るんだね!」
「皆さん知っての通り、私達は普段魔法を使う時杖を使います」
リズによる魔法講義を聞く途中で翼は疑問を持った
(おかしいな。俺杖なんて持ってないのに何で魔法が使えたんだ?)
『ゲゲゲ、それはオレが悪魔だからだ。悪魔って生き物は人間とは違って強力な存在だからな』
「魔法の杖は、産まれた時に杖の樹から授かるもので、人によって形は様々ですよね」
「へぇ〜、リコのもちょっと変わった形だ!」
「べ、別に良いでしょ!」
「二人共、まだ説明中だって事忘れてるだろ?」
講義はまだまだ続き、魔法を使うにもイメージが大切だと言う
「キュアップ・ラパパ!水よ、象の玉乗りをしなさい!」
リズは、水の象から更に水の玉を作り玉乗りをさせる
「皆さんも、水で好きなものを作って10秒間形を保って下さい。それが今日の課題です」
リズは砂時計をテーブルの上に置き、誰が最初に挑戦するか見守る
「では、最初にやってみる人は?」
「はいはい!わたしから!」
全員、出来るか不安で中々挑戦する者がいない中で、みらいだけが手を挙げる
「キュアップ・ラパパ!水よ、モフルンにな〜れ!」
水はモフルンの形になろうとするが、外の途中で崩れてしまい弾けた
「すぐ崩れちゃったモフ」
「貴女が朝日奈みらいさんね」
「はい。この子が友達のモフルンです!」
「モフルンモフ!」
「可愛いお友達ね。宜しく」
まだ初心者なみらいに、リズは少し手解きする
「いいですか、魔法の杖をしっかり持って、大きさや形を具体的にイメージして魔法の言葉を唱える」
「分かりました!」
みらいは改めてもう一度、モフルンをイメージする。モフルンがどんな形で、どんな感触か
「キュアップ・ラパパ!水よ、モフルンにな〜れ!」
歪だった水は徐々に形を整え、そしてモフルンの形となった
「出来ました……あ」
しかし気を許してしまい、形は一気に崩れてしまった
「みらいさん、途中で気を抜いてはダメですよ」
みらいに続き、ジュン達三人も挑戦する
しかしながら形は出来たものの、それを10秒間維持し続けるのは至難だった
この10秒が、意外にも困難を極める
「アイツらも順調そうだな。それで…」
翼はリコの方へと視線を移す。未だに固まって動かないリコに声を掛ける
「おいリコ、早くしねぇと全員合格するぞ?」
「い、今からやろうと思ってたところだし!」
リコは一瞬リズへ視線を移してから、授業に取り掛かる
「キュアップ・ラパパ!水の象よ、玉乗りしなさい!」
リコがやろうとしていたのはリズと同じこと。みらい達が簡単な物でやるとは別に、リコだけかなり難易度が高い事をやろうとしていた
「くぅ……」
しかし、水は宙に浮くだけで形までいかず大きく弾けた
「ブッ!?」
弾けた水は全部翼へと降り注ぎ、全身を濡らした
「おい…」
「次は絶対成功してみせるわ…!」
その後も皆、魔法の実技に恐れる事無く挑戦し続けるも、一筋縄ではいかなかった
みらいやジュン達は形は出来てはいるものの、維持する集中力が足りず力尽きてしまう
一方でリコは、何度も難易度の高い形で挑戦する。しかし結果は目に見えて分かっていた
維持以前に形が作れず失敗しては、翼が水を被る羽目になっていた
「キュアップ・ラパパ!水の象よ、玉乗りしなさい!」
かれこれ十回以上はしてるが、それでも成功する兆しは全くなかった
「はぁ…はぁ…」
「リコ、少し休んだ方がいいよ」
「平気よ!!」
「リコさん、無理せずイメージをハッキリ持って──」
「無理なんてしてません!」
リズに憧れ、真似してはこれまで頑張っていたリコ。
しかしどうしても魔法だけが上手く扱えない。何やっても失敗ばかり
その焦りからもあり、余計リコの集中力を欠いていた
「出来るわ。貴女の杖は──」
「杖が何だって言うの!わたしには出来ないの!!」
「リコ!」
「お姉ちゃんにわたしの気持ちなんて分からないわ!!」
リコは授業を放り出してそのまま何処かへ走って行った
「リコ待ってよ!」
みらいはリコを追い掛けて行ったが、翼は追い掛けようとしなかった
『ゲゲ、お前は探さないのか?』
「失敗する度に水を浴びてるんだぞ。探しに行く訳ないだろ」
『ゲゲゲ、冷たいねぇ〜。リコ坊は至って真面目にしてるんだぜ?』
「それは分かってるが……チッ」
翼は軽く地面を蹴って歩き出した
「翼もリコを探しに行くの?」
「俺がリコを?ありえねぇよ」
////////
リコは屋外の廊下で座っていた。そこで泣き出したはーちゃんの世話をして、落ち着いたところだった
「ふぅ…」
「こんな所で何やってんだ?」
「…翼」
早速翼がリコを見つけ出した
「とっとと戻れ。リズ先生が首を長くして待ってる」
『ゲ、リコ坊諦めんなって』
「無理よ…」
「ああそう。それじゃあな」
「えぇ!?」
すぐさま立ち去ろうとする事にリコは驚く。そしてゲゲは、翼の腕を引っ張り止めようとする
『ゲゲゲ、いくら何でもそれは無いぞ。ゲ、こういう時こそリコ坊を慰めてやるのが──』
「本人が無理って言ってるんだ。なら無理だろ」
『ゲゲ、ツバサ、リコを連れ戻す為に探してたんじゃないのか?』
「勘違いしてるみたいだから言う。リコがどうなろうと俺の知った事ではない。所詮は他人なんだ」
段々と翼とゲゲとの間に不穏な空気が流れる
「まさか俺が漫画とかの主人公みたく、励まして同情すると思ったか?ハッ、ありきたり過ぎてつまんないな」
『ゲゲ、リコ坊の気持ちを少しは考えたらどうなんだ?あぁ!?』
「ゲゲやめて!翼の言う通りよ。どうせわたしには…」
「さっき見ていたが杖を投げ捨てようとしていたな?」
翼はリコの元へ歩き、杖を奪い取る
「え、ちょ!」
「捨てるなら手伝うが?」
そう言って翼はリコの杖を投げ捨てようと振りかぶる
「待って!!」
リコはその腕を掴んで止めた
「何だよ?」
「……っ」
リコの目には涙が溜まっていた。流石の翼もバツが悪くなり、腕を下ろした
「…俺はお前の事が嫌いだ。だからといって、何でもかんでも意地悪する訳じゃない」
翼はリコに杖を返してあげた
「捨てねぇよ、お前は愚直にやっている。それについては心からスゲェって思える。やると決めた以上はやり切れ。お前らしく」
「リコ!」
そこへ丁度みらいとモフルンもやって来た
「悲観的になるのはいいが一人で勝手にやってろ。周りを巻き込むな。お前自身何考えてるか知らないが、みらいだけはずっと側に居る。プリキュア にしたって、今此処に居るのはリコがリコらしく考えて行動した結果からだ」
『ゲ、ツバサもやっぱりリコ坊が心配だったんだな』
「黙れ」
落ち着いたところで、実技をしていた池の側で大きな爆発と土煙が舞上がっていた
「あそこリズ先生が居る場所!」
「一体何が起きたって言うの!?」
『…ゲゲ、あれはヨクバールだな』
砂時計がヨクバールとなってリズ達を襲っていたのだ
「みらい、翼!乗って!」
翼とみらいはリコのほうきに跨り、すぐさまリズ達の元へ急ぐ
「お姉ちゃん!!」
ジュン達を避難させて、残ったリズだけが対処しようとしたが返り討ちに合い気絶さていた
「本物のお出ましだね。覚悟しな!アタシの力で叩きのめしてやる!そこの弱っちい奴と同じ様に」
「みらい達の話通りだと、アイツもエメラルドを狙う敵…」
『ゲゲ、「スパルダ」って名前だったな』
蜘蛛の様な姿をした初めて見る敵。スパルダも闇の魔法つかいの一人
「みらい、翼お願い!」
「「キュアップ・ラパパ!」」
「「ダイヤ!」」
「「ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「「魔法つかいプリキュア !」」
「
「行きなヨクバール!」
「ギョイ!」
ヨクバールの鼻から水を連射して攻撃するが、翼達三人は巧みに避け、逆に攻撃を仕掛ける
「ハァァァ!」
「ダァァァ!」
「そこだ!ゼァッ!」
三人の猛攻撃にヨクバールは耐え切れず倒れる
「お姉ちゃんを傷付けるなんて許せない!」
「弱いくせに出しゃ張るからだよ。魔法学校の先生なんて大したことないね!」
「なんて事言うの!リズ先生は生徒思いで、皆んなが尊敬する立派な魔法つかいなんだから!」
『ゲゲ、悪魔のオレよりも酷えな…』
「立派な魔法つかい?くだらない!」
ヨクバールは翼へと走って行く。とはいえ無防備な事には変わりなく、翼は煉魔之刀剣を振り上げると
「ヤァァァ!!」
「ヨクバール!?」
マジカルが翼の前に出て、蹴りの一撃でヨクバールを吹っ飛ばした
「わたしの大好きなお姉ちゃんを馬鹿にしないで!!」
「今、大好きって言いました!?」
「おっかねぇ…」
「わたしはお姉ちゃんを、大好きなお姉ちゃんをいつか超えて、もっともっと立派な魔法つかいになってみせるんだから!」
その時、マジカルが持つリンクルストーンのアクアマリンが光り輝いた
「マジカルの想いにアクアマリンが応えたモフ!」
「「マジカル!」」
マジカルはリンクルステッキを持ち、アクアマリンをセットする
「リンクル・アクアマリン!」
リンクルステッキから放たれる冷気が、ヨクバールの鼻を凍らせて攻撃手段を封じた
「今だ!」
「「ダイヤ!」」
「「永遠の輝きよ!私たちの手に!」」
「「フルフルリンクル!」」
「「プリキュア!ダイヤモンド・エターナル!」」
ヨクバールを浄化し終え、リズが目覚めるまでマジカルは様子を見ていた
「ん…ぅう…」
「目が覚めた。二人はさっさとどっか行って帰って来い」
「は〜い。行こマジカル」
「えぇ」
////////
「10秒突破です!」
騒ぎが収まった後授業は続き、みらい達は何とか合格した
そして残るは
「リズ先生、勝手に抜け出してすみませんでした。わたしも、もう一度お願いします!」
「えぇ」
リコは池を真剣な眼差しで見つめていた
「大丈夫。出来るわ、貴女なら」
最後にリズから背中を押して貰い、リコの緊張は和らぎ少し微笑んだ
そして集中しイメージする
「キュアップ・ラパパ!水よ、ペンダントになりなさい!」
今度はちゃんと唱えれており、形になってはいるものの今にも崩れそうだった
「お願い!壊れないで!」
リコは更に集中力を上げると、それに応えるかの様に、魔法の杖とリンクルストーンのダイヤが輝く
すると崩れそうだった水のペンダントは、形を整え凍りついた
「キラキラモフ!」
「氷になっちゃった!」
それはリコ自身にも驚くことだった
「あの…コレ」
「氷の魔法は上級者でも難しい。良くやりましたね!合格よリコ!」
これで晴れて全員合格し、その証であるハンコを押してもらった
「ありがとうお姉ちゃん」
「やった〜リコ!!」
「ちょ、離れなさいってみらい!」
////////
授業を終えて部屋に戻ろうとした時、リコは翼に呼び止められた
「何か用事があった?」
「……」
翼は腕を組んで難しい顔をしていた
「どうしたのよ?」
「あのなリコ……悪かったな」
「何が?」
「お前に言った事や、そのつもりは無かったが杖を投げ捨てようとした事……悪かった」
リコはキョトンとする。
会って間も無いが、口喧嘩が絶えない事が多い事もあったから
「本当にどうしたのよ?変な物でも食べたの?」
「……もういい知らん」
「もう冗談よ。わたしの方こそありがとう」
「フン、せいぜい頑張るんだな。泣き虫魔法つかいさんよ」
「な!?泣いてなんかないし!」
「嘘つけ。あの時泣いてただろ!」
「あんなの嘘泣きよ嘘泣き!」
そんな始まった二人をみらい達三人は見守っていた
『ゲゲ、また始まった』
「止めるモフ?」
「ううん大丈夫だよ。ほら見てあの二人」
口喧嘩してるが、その表情はとても笑顔でいた
「仲良しだと思わない?」
『ゲゲ、喧嘩するほど仲が良いって事か?』
「それなら安心モフ!」
頬を引っ張り合う二人に、思わず笑みが溢れるみらいだった
割と主人公が厳しめの世界
次回はオリ回を挟みます