いや、あの言い訳させてください。いやね、最近忙しかったわけですよ!(聞くに堪えない言い訳)でも復帰します。はい、言い訳終了!
いつかの荒野
傭兵の一人「何故クルビアになったんだ?」
アルター「ライン生命医科学研究所に向かってるからだ」
ペイン「そう、私たちがな」
傭兵の一人「へぇ、なるほどね~」
アルター「この車に積んでる荷物はそのライン生命からの依頼の一つだ。中身は知らね」
「絶対知りたくねぇ」「絶対ろくでもない」「・・・劇物」
アルター「だから俺のアーツは使えない、アーツ機器だったりすると物によってはダメにするからな」
ペイン「そんな私たちに悲報だ。目の前にちょっとした峡谷があるな。その下を通る予定な訳だが・・・上には人だ」
アルター「まだ遠いが何で分かった?」
ペイン「アーツが頻繁に飛び交っている。つまり交戦中」
アルター「はぁ~、無視したい」
ペイン「まあ、まだ戦闘になるとも決まってはいない、それにこちらに気づくとも決まっていない」
アルター「いや気づくだろ。この車でかいし音もでかいんだぞ」
アルター(絶対なんか起こるだろうな~、最悪こっちが先制するが、逃げ安定か?どうするか)
ペイン「あと少しで峡谷に入るぞ、そして、動きが不穏になってきた」
後編へ(なので二話連続投稿)
スラム戦場
「・・・失敗か?」
猫は誰に向くでもなく問う
「いんや、此処には今は来れないそうだ」
応える悪魔在り
「まあ、協定が破棄されるまではだが」
「そうか、こっちも大方のスラムの避難は完了したと考えていいだろう。後は撤退くらいだ」
「フロストノヴァは何処に居る?あいつに号令を掛けさせたいが」
「前線だ、近衛局の対応指揮をしている」
「じゃあそこに向かう。俺のアーツが見えたら撤退だ」
「分かったチェルノボーグまでの足はどうする?」
「くすねる、もう使用者も居ないだろ・・・それとも書置きでも残しとくか?」
「分かった集められるだけ集めるようにしよう」
「じゃあ、この後の事は頼んだ」
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前線
「・・・・・・・・」
「ロドスとの交渉が終わった、恐らくチェルノボーグで合流の形になるだろう」
前線指揮を担うフロストノヴァとロドスとの交渉担当のアルターが話を進める
「メフィストには会ったか?」
「いや、どうかしたか?やっぱ嫌われてるのか?」
ニヤニヤしながらアルターは言う
「戦場だ、その様な素振りを見せる前に他に頼む、だが、そんな者は極僅かだ。奴はこの短期間で戦士になった」
「子供の特権てとこか」
「お前じゃないのか?」
「何?」
「私に届く情報ではお前は奴によく絡むそうじゃないか」
「そうだな、あいつが一番感染者として感情のままに言葉を口にするから話してると分かってくるものがあるんだよ」
「奴は感染者全ての声ではない」
フロストノヴァが若干眉を顰めながら言う
「分かってる、一つの声ってだけだ。ファウストに声を掛けろ、残りの爆薬で俺たちも撤退だ」
「いいだろう」
ドォーン ドドドォーン‼
近衛局「まただ‼爆発に巻き込まれないよにしろ!」
「んじゃ、撤退の合図といこう」
アルターがアーツを発動させ、周囲が赤黒く染まる
傭兵団「・・・撤退だな、退くとしよう」
鎮静軍「今だ退け退け!」
次々と鎮静軍の者達は撤退していく
雨衣「やられたな、もう戦闘の必要は無い、撤退だ」
メフィスト「ッ!おいお前!こいつを運べ!足が折れてる。負傷者は固まって移動しろ。移動しながら傷を診る。前線はファウストが抑えてる。撤退してる奴をこっちに連れて来い!」
ファウスト「・・・・・・」
幻影の射手「メフィストか?」
「ああ、変わった。まるで別人だ」
「あれがメフィストの新しい生き方だ。感染者の前にまず子供だ。俺からしたらお前もフロストノヴァも他の幹部の奴も、生き方を変えるチャンスが何回あるか、そもそもあるかも知ることは出来ないが、メフィストはそのチャンスで変えたんだ。・・・感染する前までは俺は教師をしてたんだ。一年たたない内に教え子が成長してたり夢を追いかけてたりしたりする。感染したらそんなことは無いと思っていたが違うらしい」
「・・・・・・少ししたら撤退だ」
「もしロドスが許すというのなら、ロドスに行くべきだ」
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龍門郊外
人気のないはずれに元レユニオン、鎮静軍の構成員が集まっている傭兵団はアルターだけだ。
「被害報告してもらおうか」
「負傷者多数、内ほとんどが軽傷で済んでいる、重傷者も命に別状は無い、戦死者は無しだ。が、少ないな」
「まあ、分かってたことだ。じゃあ戦果の方を」
「スラム住民の避難は完了、鎮静軍、近衛局いずれも死者は出ていないはずだ」
「よしよし、この急ごしらえの兵にしては上手くいきすぎるくらいだ。まあ幹部三人もいればこのくらいか、相手も敗残兵に無駄に死傷者は出せないからな」
アルターはフロストノヴァから告げられる報告に満足した表情だ
「・・・ペインたち傭兵団の姿が見えないが?何処に居る?」
「チェルノボーグに向かうための足を取らせてる、出来るだけ多く、と言ってもこんな状況だ捨てるほどある」
ザワザワ・・・ザワザワ
集まった構成員たちは腰を落ち着け話声が出てきている
「・・・時宜のようだ、お前の声が必要だろう」
「まあ、言うことは決めてるんだがな」
アルターは全員が見える少し高い位置に座しており構成員を見渡すことができる
自分の装備を手入れする者 不味い黒パンを食している者
自分のケガの手当をしている者 重傷者の処置に当たっている者
不安を零す者
アルターは立ち上がる。それに気付きほとんどがアルターを見やるが誰も何も口にしない、そんな気力もない。近衛局相手に耐えるだけだったのだから。
「・・・黙って聞いてろ」
アルターはそれだけ言って少し間を開ける。ふざける気は無いことを示していることは明白だ。
「此処に集まっているお前たちにとってレユニオンはなんだった?感染者の権利の為に力を振りかざす感染者の希望だったか?」
感染者たちはただ聞くだけだ。此処に居る者たちの共通点を考えれば何を言うかなんて分かっている。
「それとも、
その一言に重傷者の処置に当たっていた構成員、幻影の射手、スノーデビル小隊、メフィスト、ファウスト、フロストノヴァたちは反応していた。鎮静軍、レユニオンに対しての疑念が成り立たせた即席の軍隊、故に此処に居るほとんどは昔を知っている。自分が何を求めてレユニオンに居たのかなんて言われなくとも分かっている。
「俺等傭兵がレユニオンに入ったのはチェルノボーグより少し前だ。知っての通りその頃にはレユニオンは過激化していた。そんなところに何処から来たのかも不明な多種族混合傭兵団、そりゃあ怪しむさ、何処からかの差し金だろうと、だから俺らの役目は装備や資源の調達、無論タルラから情報は一切明かされない、資源調達を俺等に任せられた時点でチェルノボーグの計画は立っていたんだろうな。じゃなきゃあんな量の装備や資源の調達なんて俺たちにさせない。そしてチェルノボーグ、龍門・・・事がでかくなったな」
そうだ、レユニオンはもうここまでする組織になってしまっている。止められないところまで来ている。よくある話で、目の当たりにしたくない現実だ。
「そんなおれら傭兵団からしてみれば本来ここで逃げてもいいわけだ。ほぼ終わってるようなものだからな。だが俺の無理で今チェルノボーグに向かおうとしている。レユニオン、タルラを止めるために、まあ止めるのはついでだが」
そこまで言って遠くから複数の大型車がこちらに向かってくるのが見えるアルター傭兵団達たちが合流したのだ。
車をのエンジンを切り1人が運転席から顔を覗かせるせる。
ペイン「・・・おや偶然、丁度全員分の席が用意できてたみたいだな」
当然だが偶然な訳はない
「乗車をお勧めするぜ、此処に残っても残党狩りに会うだけだからな」
ケケッ、まっ、考えろ。そう言い残しアルターはさっさと乗車してしまった。もっとも荷台に乗っただけだが
「揺れると考えると最悪だな。ペイン 「なんだ?」長椅子代わりになるものと布…あ~緩衝材代わりになりそうなやつが欲しんだがありそうな場所在ったか?」
「長椅子代わりになりそうなものなら無さそうだ・・・布なら近くの倉庫群に大量にあったのを見たな、取りに行くなら向かうぞ」
「あぁ頼む、今のままだと腰が砕ける」
グゥル ググググググッ
!?
構成員「ちょ!?早!?」
「あー違う違う、ちょっと調達しに行ってくるから戻ってくるまでに決めろ。あぁあと幹部は後で話あるから~」
などと言い残して行ってしまった。
「・・・行っちまいやがった」
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残された方々
「行っちまいやがった、何しに行くんだよ・・・ハァ」
リーベリ傭兵が運転席から空を見上げながら愚痴るのも仕方がない。
ザッ ザッ
「ん?乗る気になったみたいだな、いや最初からか」
「あぁ、また会ったな」
「ん?あぁ!さっきのメフィストの所に居た・・・」
ブルト「そういえば名乗り忘れていたな・・・ブルトだ」
アサルト「俺はアサルト名前は無かったから自分で付けた・・・まぁそこは気にしてないから気は遣うな」
「分かった、にしてもあんたが言ったこと本当になりそうだな」
「あぁロドスとの遺恨を減らせそうって話だろ。まあ、ロドスには謎の第三勢力に映っただろうからそのせいもあるな、まあ、実際そうなっているが」
「俺はアルターならどうにかできそうに感じるよ」
「俺は出来そうじゃなくて出来るだろうなと思ってる」
「そんなにか?」
「そんなにだ。アルターだけじゃない、ペインもいるしスノーデビル小隊、ファウスト、駒は無いがメフィストも居るからな」
「考えただけですごいな」
「まあクラウンスレイヤーたちとかスカルシュレッダーたちが居るともっといいんだがあいつらは居ても付いてきそうにない」
「・・・スカルシュレッダーは死んだ・・・さっきスノーデビル小隊の奴から聞いた」
「・・・そうか・・・・好青年ではあったんだがな」
お互い目を合わせることはないがきっと死者を悼んでいるのは同じだろう。
「クラウンスレイヤーがどうなったかは・・・でもよくは無いだろうな」
「『望む結果があるとは限らず、最悪の結果は常にすぐ隣に佇む』・・・アルターが読んでた本にあったな」
「本を読むんだな。当たり前だが・・・辛いな」
「奴はどんな本を読むんだ」
いつの間にかフロストノヴァが会話に混ざり始めた
「なんでも、童話、図鑑、料理本、ファッション誌、新聞、医学書、論文、写真集、まあ、ホントに何でも読む、一度胸糞悪くなる本をあえて勧めてみたが読んだよ。感想は『二度と読まねぇ』だった。アルターは本は常人の比じゃないくらい読む。さらに全くジャンルを選ばない」
「知れば知る程よくわからない男だな」
「知りたいか?」
「?」
「何をだ?」
「アルターがお前たちに隠してる秘密教えようか?」
「何故だ?」
「アルターがまだ完全にお前たちを
二週一本なんて言ってすみませんでした。
はい、前書きで書いてある通りです。失踪はするつもりはありません。ですが、失踪する場合はタイトルに(永久凍結)と書いておきます。
はい、不穏なことはさて置き(屑)
アルターまさかのライン生命と関係持っちゃってる!?はい、前編後編に分けます。やりたかっただけだけだからお付き合いください。
あと文才をください。