未知なる分岐が新たなガバを呼ぶRTA、はーじまるよー。
前回はラスボス奈落のアジトにカチコミをかけ、我らが桔梗様が「おまえは私に手を出せない」と絶対勝利宣言をしたところまで進むことができました。
ストーリーはいよいよ中盤地点に差し掛かっており、この先は桔梗にとって因縁の相手が次々と登場するようになります。
まずはマップ上でピンク色に光っている場所へ行き、頭上に!マークがついているモブ侍さんたちの話を聞きましょう。
「おい聞いたか。先日わしらが味方したところの領主が病に伏せり、亡くなったらしい」
「なに?されど、あのお方は少し前までぴんぴんしていたではないか」
「うむ。これは根も葉もない噂であるが……何でもその裏には、人を呪う黒巫女の姿があるのだとか」
この会話を聞いたことで、『楓の村』近辺にかの黒巫女が出現します。
黒巫女とは、闇堕ちした博麗霊夢……のことではなく、呪術で人を呪ったりする悪い巫女(小並感)の総称です。
したがって相手が人といえど手加減は一切必要なし。ホモ特有のやさしい暴力ではなく、ガチビンタをお見舞いして差し上げろ。
「黒巫女か……確かに捨ておけぬ相手だな。
準備ができたら私に声をかけてくれ。すぐにここを発つぞ」
我らが桔梗様も俄然としてやる気ですね。もう一度彼女に話し掛けると強制でマップ移動となるので、その前に最低限の準備を整えておきましょう。
ここで済ませるべきはスキルの追加取得です。今後の展開を想定し、所要時間30秒足らずで必要なスキルをゲットだぁ!(イキSGT)
ほもちゃんが新たに手に入れるスキルは『結界破り 弐』『浄化術 弐』『伸長』の3つ。
前2つのスキルは以前取得したものの上位互換。そして意外と重要なのが3つめのスキル、『伸長』です。これは武器攻撃の範囲を拡大するという効果を持っており、刀などの単純な物理攻撃の範囲が広がるだけでなく、たとえば破魔の矢を妖怪の群れに放った場合、一度に敵を巻き込める数が増えるという付加効力がついてきます。
なんていやらしいスキルなのだ……
また肝心の武器については前回桔梗から授かった弓矢を使います。以前も言いましたがこれは桔梗のお願いに負けた結果ですタイムを考慮しての最善策です。ほもちゃんは元々の霊力が最高クラスなので、外しさえしなければいいんですよ。
それでは改めまして。
武器、ヨシ!
スキル、ヨシ!
回復アイテム、ヨシ!
では行くぞー!
わっせ、わっせ……
はい到着!!
黒巫女の消息を辿り、目的地へ着くことができました。道中数回に渡って妖怪とのエンカウントがありましたが、いずれも「逃げる」を選択しているので体力的にも万全の状態です。
辺り一帯に張られている結界は非常に強固であり、初期に取得したスキル 『結界破り 壱』では、侵入を弾き返されてしまいます。なので『結界破り 弐』を取る必要があったんですね。これさえあれば結界も難なく潜り抜けることができてしまいます。
順当な成長誇らしくないの?
結界を抜けることに成功した桔梗とほもちゃん。目と鼻の先にはこれでもかというぐらいの怪しさでぽつりと建っている本堂がありますので、真っ直ぐあそこに向かいましょう。
「この気には一度触れたことがある。かつて椿と名乗っていた巫女だ」
この段階で敵の正体が明らかになります。今回の敵は過去に桔梗と面識のある相手でした。
椿は50年前、四魂の玉欲しさに桔梗を襲いますが、呪い返しを受けてあっさりと返り討ちに。その際右目に深い傷を負いますが、命を落とすことはなくこの時代まで生き延びています。
推定年齢は約70歳。誰がどう見ても完全なおばあちゃんなのですが、椿は妖怪に自らの魂を売ることで若さと美しさを保っています。いくら黒巫女とはいえ尋常じゃない堕ち方してますねこいつは……引導を渡して差し上げろ。
ちなみにこの椿という人物について、アニメ版だと桔梗の悲運はだいたいコイツのせいということになっています。
それというのも、桔梗は生前"誰かに恋をしたら非業の死を遂げる"という呪いを椿にかけられているんですね。
そんな限定的な呪いに引っ掛かるわけないだろ!いい加減にしろ!!とお思いになられる方もいるでしょうが、残念ながら桔梗は直後犬夜叉に恋をして非業の死を遂げてしまうのです。
なんだそれは……たまげたなぁ。
なお、本作では桔梗のバックボーンは漫画版寄りらしく、件の呪いについては特に触れられることはありません。なので椿を"完全に倒さずとも"桔梗は普通に生き残ってハッピーエンドを迎えられます。
椿は一度撃退すれば勝手に自滅して再起不能となるので、止めを刺す必要はありません。下手に追撃するとアニメ版の展開に分岐して椿と完全に決着をつけるところまで話が続いてしまいます。「深追いは絶対しない」というチャートをもう一度確認してから、敵陣に乗り込みましょう。
開けろ!デトロイト市警だ!
本堂の中に居たのは現在進行形で呪いの儀式を行っている椿と、それを後ろからニヨニヨと眺めている悪趣味全開な奈落の傀儡。何やってんだこいつら……(呆れ)
傀儡の耐久力はESK姉貴の滑舌並みにモロモロなため、桔梗が弓を薙いだだけでバラバラに。
「おまえは、桔梗…!?」
同時に、ひとり取り残された椿は侵入者の正体に驚きを隠せない様子。
そら(50年前に死んだはずの巫女が術で若返っている自分と同じように当時と全く変わらない姿で現れたら)そうなるよ。
「椿、やはりおまえであったか。その様子を見るに、かごめのことを呪っていたらしいな」
「一体どういうことだ。あのかごめという女は、きさまの生まれ変わりではなかったのか!?」
「おまえに答える義理はない」
問答は不要とばかりに切り捨てる桔梗に対して、椿は幾分か冷静さを取り戻したらしく、桔梗の正体を冷静に見極めてきます。
「なるほど……その体、人のものでも妖怪のものでもない。きさま、そんなまがいものの体で私に説教でもしにきたのか」
「おまえに世の道理を説いたところで、無駄に終わることぐらい承知のうえだ。私はただ、呪詛の黒巫女を退治する役目を仰せつかったまでのこと」
「この私を退治するだと?あなどるなよ桔梗。私は、かつてお前に敗れた時の私ではない!」
両者の緊張感が高まっていくなか、外に張られていた結界が完全に消滅しました。かごめの放った矢が結界を打ち破ったのでしょう。件の二人も近づいてくる犬夜叉一行の気配に気づいたらしく、そちらに反応しています。
「ちっ。かごめのやつ、犬夜叉を射損ねたのか……」
「……いま、なんと言った」
あっ……(察し)
椿が意図せずして桔梗の逆鱗に触れてしまいました。目元が影になっているのは彼女のブチ切れ合図です。お前もう生きて帰れねぇな?
「おまえ、かごめの破魔の矢で、犬夜叉を殺させようとしたのか……!!」
「どうした桔梗。なにか嫌なことでも思い出し──ひっ!?」
桔梗はこれまで見せたことのない威圧感を伴って、一歩、また一歩と椿に近づいていきます。青白く光る霊力がオーラのように彼女の体から浮き上がっており、今にもスーパーサイヤ人と化してしまいそうな勢いです。
彼女がここまで怒りの感情を露わにすることは滅多にありません。宿敵の奈落と対峙した時だってもう少し冷静でしたからね。
ほもちゃんもおしっこちびりそうになりながら必死にその空気感に堪えています。
「くっ……死人のきさまなど、恐れるに足らぬわ!巫女であることを捨て、人であることすら捨てたきさまに、一体何ができるというのだ!」
「死人か……
「な、なにっ!?」
「巫女だとか死人だとか、そんなことはどうでもいいと言っている。
私はただ、卑劣な手で犬夜叉を殺そうとしたおまえを決して許さない。それだけのことだ」
おーこわ。近寄らんとこ……
愛しの彼を危険な目に遭わせる者は誰であろうと滅殺する。古き良きヤンデレドラマCDが作れそうなほどにキマっている桔梗さんを尻目に、プレイヤーの私はこの時露骨に動揺していました。
それというのも、ここまで割り切っている桔梗の姿は通常プレイを含め一度も見たことが無かったからなんですね。原作でも卑劣な手を使った椿に怒りはしたものの、警告をしたのみで直接手は出してません。
しかし見てくださいよ桔梗様のこの顔!今にも飛びかからんとする勢いで椿に迫ってるじゃないですか!
まま、そう焦んないで(小声)
あとになって冷静に考えてみると、桔梗がこんな風になっちゃったのは概ねここまでのプレイ内容が影響していたのだと思われます。
プレイヤーは多発するガバをリカバリーすべく、あらゆる面でひたすらポジティブに動いてきました。
「これは失敗ではない。上手くいかない方法を発見しただけだ」と数多のミスから目を背け。
「RTAとはリアルに楽しく遊べればそれでいいのよ」と開き直り。
とにかく完走した感想を言いたいだけのために、多少の(少ないとは言ってない)ガバに目を瞑り、ここまで突っ走ってきたわけです。
それは桔梗との接し方一つをとってもそうであり、たとえば序盤で犬夜叉と心中しかけたときはもっと自分に自信持てと必死に励ましていましたし、巫女封じの洞窟で倒れそうになったときはひたすらに熱い言葉をかけまくっていました。
恐らくはそんなことを繰り返しているうち、桔梗に原作以上の積極性を身につけさせてしまったのでしょう。
どうするよこれどうする?もはや戦闘不可避じゃんアゼルバイジャン(思考停止)
本来引き際を見極めるはずの桔梗が「ガンガン行こうぜ!」とばかりにブレーキが利かなくなっているので、このまま進めていくと恐らくは今後も関わらなくて良い戦闘に首を突っ込んでいく展開が予想されます。
つまりその場しのぎでこの局面を乗り切っても、先々ロスが多発する可能性があるわけです。
ふと頭に過る、"再走"の二文字。
しかしプレイヤーは、同時にこんなことを思い浮かべていました。
再走はいやだ再走はいやだ再走はいやだ再走は
皆(視聴者)が、待ってんだ……
俺たちはただ、進み続けるだけでいい。
止まらねぇ限り、道は続く(次走者への期待)
俺は止まんねぇからよ……(再走拒否)
お前らが止まんねぇ限り、その先に俺はいるぞ!(自称世界1位)
だからよ、止まるんじゃねぇぞ…!
ということで、続行します!(学ぶことを知らない走者の屑)
「桔梗、おまえがその気なら望むところだ。積年の恨み、今ここで晴らさせてもらうぞ!」
さて、ゲーム画面に戻ると意図せずして戦闘が始まってしまうわけですが、椿のことは桔梗に丸投げしまーす(屑の極み)
開始早々これだよ!そんなんでいいのかよ!?と閉廷おじさんの声が聞こえてきそうですが、これでいいんです。二人の戦いは鼻くそほじってても桔梗が勝ちますので。
それを差し置いてでもほもちゃんが為すべきことは、椿が自らの体内に飼っている「妖怪の群れ」を倒すことです。
(とっとと椿本人を倒したほうが)早くなーい?と思われるかもしれませんが、この一見無駄にみえる行為が本RTA攻略の大きな鍵となります。
実はこういった形で出てくる妖怪の集合体には一体一体にきちんと敵判定があり、倒せば倒した分だけ経験値を獲得できる……という犬夜叉ならではの攻略要素が詰められているんですね。
つまりその群れをまとめてコロコロしてしまえば、経験値をドバーッ!っと稼ぐことができてしまうわけです。
「我が体内に秘められし力、とくと思い知るがいい!」
この台詞を合図に、椿は右目から大量の妖怪を出現させます。桔梗には「こいつらの相手は私に任せて!」とありがちな言葉をかけつつ、攻撃に巻き込んでしまわないように若干距離をとりましょう。
弓矢を構えたら、誘導した妖怪の群れをギリギリまで引き付けて……
せーのっ
破魔の矢ドーン!!!!
▼妖怪の群れ をまとめて倒した!
▼2370 の経験値を獲得!
▼百江 の段位が 21 に上昇!
うん、美味しい!
(経験値)ありがとうございます。アジャース、アジャース!
おっと、さすがに一射のみでは撃ち漏らしがいるようですね。
じゃあまとめてもういっかーい(クレイジーサイコレズ)
破魔の矢ドーン!!!!
▼妖怪の群れ をまとめて倒した!
▼1120 の経験値を獲得!
▼百江 の段位が 22 に上昇!
ああ^~たまらねえぜ。俺の心の傷がどんどん癒されていきますよ~!(ストレス発散)
こんな感じで現れた妖怪を残さず余さず滅していると、不意に会話イベントが挿入されます。
椿は呪いの標的をかごめから桔梗に切り替え、隙を突いて式神を放ったようですが……ひとつの油断もない桔梗にそんなちゃちな攻撃が通るはずもなく。
「うわあああっ!!」
呪い返しの法術をまともに食らった椿は、再び"完敗"の二文字を味わうことになりました。
ざぁ~っこ♡(メスガキ煽り)
「おのれっ、一度ならず二度までも……桔梗、きさまだけは絶対に許さぬぞ!」
八つ当たりばったりな捨て台詞を残しつつ、椿は残る妖怪を操り退いていきます。
ここから先は前述のとおり、椿を追うか追わないかによって話が分岐します。
勿論RTA走者としてはスルー1択なのですが……それでもいいですよね?
「椿との禍根を、残したままにはしておけない。ここで決着をつけねば……」
そうだそうだ!ケッチャコつけに行くんだよ桔梗様はぁ!じゃけんチャートガン無視でついていきましょうね~(熱い掌返し)
なお、これにより推定20分ほどのロスが確定した模様。
再走して♡
嫌です……
なんで?(殺意)
気を取り直して追撃に向かいたいところさんなのですが、その前にこの場所へ駆けつけた犬夜叉一行とちょっとした会話があります。
彼らはかごめが受けた呪いを断ち切るべく、術者である椿を倒そうとしていました。そのため今回は偶然にも目的が一致していたということですね。
「桔梗、かごめのことを助けてくれたんだな」
「椿とはたまたま因縁があったまでのこと。おまえたちの助けになったというなら、それは単なる偶然だ」
まったくもう、桔梗様は相変わらず素直じゃないんだから。
ほも知ってるよ。さっきはかごめを操って犬夜叉を殺させようとした椿が許せなかったんだよね。
『私の大切な犬夜叉を傷つけたお前は生きて帰さないッ!!』って言ってましたもんね。
「ともかく、肝心の椿を取り逃がしてしまったことには変わりない。私たちはこれから、あやつを追うことにする」
「だったら、おれも一緒に──」
「……おまえはかごめのもとに居てやるべきだ。呪術から解かれたとはいえ、体の方はかなり消耗しているはずだからな」
いやそこは引き下っていくのか(困惑)
桔梗がいつも以上に積極的な性格になっているので、「私と一緒に来い」ぐらい言うのかと思いましたが、この場はあっさりと別れてしまうようです。
まあ好きって気持ちを再自覚したばっかりだからね、しょうがないね。
ともかくこれで会話は終了。ロスであるという致命的な事実には目を伏せつつ、椿討伐へいざ鎌倉!
イクゾー! デッデッデデデ!(カーン)デデデデ……
「お待ちくださいおねえさま!」
!?!?!?!?!?
出鼻をくじかれ、思わず盛大にずっこけてしまいました。
聞き馴染みの
あれ~おかしいね、いつもこんな場所には現れないのにね。
ちょっと待ってください。これもしかして……もしかするかもしれませんよ?(ONDISK)
「此度の敵は黒巫女、椿であると耳にしました。不肖ながらこの楓もお役に立ちとうございます!」
冗談はよしてくれ(タメ口)
聞いてない。聞いてないですよこんな展開は!
確かにこのゲームではストーリー上絶えず変動する友好度システムによって、仲間以外のキャラが一時的に共闘関係になってくれることがあります。死ぬ気で頑張ればラスボス奈落に対してそれ以外の全NPCキャラを味方につける……なんてことも出来なくはありません。
しかしだからといって、おばあちゃんを戦わせたらあかんやろ(正論)
「楓……おまえ、本気なのか?」
「かようなこと、冗談で言えるはずがありましょうか。力で劣るとはいえ、わしとて巫女の端くれ。必ずやおねえさまの一助となりましょう!」
き、きき、桔梗さん、ここは動揺せず冷静に判断してください(動揺)
椿は先ほど普通に戦って勝てた相手。二人の力をもってすれば、さらなる助力は不要。
っていうかさっき犬夜叉の同行を断ったのだから、楓の申し出だって受け入れる理由はありません。
そうですよね。ね?ね?ね?(圧)
「──良いだろう。楓、もう一頭馬を持ってきなさい」
「ありがとうございます、おねえさま!」
やっぱりな♂
楓が想定外の立候補をしてきた時点で、なんとなくこうなる予感はしていました。
どういう心づもりで一緒に戦いたいだなんて言い出したのかは分かりませんが、少なくとも攻略本や@Wikiに載っていなかった展開であることだけは確かです。
これは面白くなってきたぞぉ……(建前)
壊れる~!チャート壊れちゃ~う!!(本音)
お覚悟完了した楓が仲間に加わり、プレイヤーが狂い始めたところで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。