おめでとう! かえでおばあちゃんが なかまになった! RTA、はーじまーるよー。
現在、逃亡した椿の消息を巫女三人衆(桔梗、楓、ほも)で追っている状態です。椿は奈落から譲り受けた四魂の玉を保持しているため、否が応でもその気配がだだ漏れになっています。したがってほもちゃんたちの魔の手からは絶対に逃げられません!
覚悟の準備をしておいてください。ちかいうちに訪問します。戦闘も起こします。奉行所にも問答無用できてもらいます。四魂の玉の準備もしておいて下さい!貴方は黒巫女です!牢獄にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!!
「百江。おぬしは、おねえさまに何を望むのだ?」
道中、楓からこんな質問をされました。またそんな絶妙に答えづらいことを聞いてきてからに……
そうですねぇ。強いて言うなら「桔梗に幸せになって欲しい」というところに尽きますよ。
死人だから成仏する事だけが唯一の救い、というのはあまりにも悲しすぎるじゃないですか。ひょっとしたら桔梗だって、2度目の人生を謳歌したいって思い直すことがあるかもしれませんし。
もっともその結果、エンディングで犬夜叉と結ばれたらそれはそれでショックを受けます(桔梗ガチ恋勢)
でも……推しが幸せなら、OKです!(サムズアップ)
ほもちゃんことプレイヤーはそんな精神でこのRTAを走っております。
「……左様か」
うんうん、どうやら納得していただけたようですね!(強引な解釈)
この回答を受けて楓は明らかに何かを考え込んでいる様子ですが、素知らぬふりで先に進みましょう。
村を二つ超えて森を抜けた先に、寺社が見えてきました。四魂の玉の気配はこの辺りでビンビンに反応しているため、椿の潜伏先は紛れもなくこの場所ということになります。
「まさかとは思うたが、やはり…!」
「覚えがあるのか、楓」
「この地には、かつて椿が修行を積んでいたという館がございます。当時神主を務めていた者は、今より十年ほど前に亡くなったという話でしたが……」
「そうか。奴とて、今更生まれ育った故郷が恋しくなったわけではあるまい。一体何を企んでいるのやら……」
どちらにせよ悪いこと考えてるのは間違いないでしょうね。†悔い改めて、どうぞ。
目的地の手前まで迫ったところ、不意に桔梗と楓が足を止めました。その先で待ち構えていたのは、椿とは身なりが異なるものの、巫女の装いをした二人の少女。
「わが名は紅葉!」
「わが名は牡丹!」
……誰?(AKNM)
「われらは妖怪退治の鍛錬を積んだ巫女である!」
「おまえたちだな。椿さまを狙う、悪党というのは!」
ご存知の方がどれだけいるかわかりませんが、この二人はアニメ版のみに登場したオリジナルキャラです。
彼女らは今は亡き神主の後を継ぐ形で館を守り続けている正統派の巫女さんなのですが、先に訪れた椿の口車にまんまと乗せられ、こうしてプレイヤーたちの前に立ち塞がってきます。
それにしても桔梗、楓、椿、紅葉、牡丹と……植物ばっか生えてんじゃねえかお前ん家ィ!
「おまえたち、見たところ邪な気配は感じないが……なぜ椿の味方をしている?」
「椿さまはわれらが姉弟子。お味方するのは当然のこと!」
「同門の巫女という訳か。されど、あやつが黒巫女であるということは聞かされていまい」
「黒巫女だと?それは椿さまではなく、おまえのことだろう!」
「……なるほど。これは少々厄介なことになったな」
どうにも話の通じない二人に頭を抱える桔梗。椿のように完全悪でない分、敵に回すのは厄介だということを理解したみたいですね。
そしてここから『紅葉と牡丹が味方のパーティーを一人ずつ指名してその正体を当ててくる』というよく分からんミニイベントが発生します。
これはアニメ版に準拠した展開なのですが、プレイアブルな全キャラに対して異なる台詞が用意されている辺り、なぜそこに全力を尽くしたのかとよくツッコみどころにあげられるシーンです。
「ねえ牡丹、
「でもよく見て。
「そうだよね。だったら……」
「「人間をたぶらかしたのはきさまか、巫女の姿をした妖怪め!」」
「わしゃ人間じゃ!」
妖怪と見間違われる楓おばあちゃん。悲しいなぁ……
「最後の一人はどう?弓を持っているけど……」
「でも服装がおかしいよ。多分だけど、変化が失敗した妖怪とかなんじゃないかな」
で、残るは制服姿のほもちゃんですが、二人には私が妖怪か人間かの区別がつかないらしく、かなり長い間審議をしています。
さぁ、私の正体を見破れるかな?
「なるほど確かに!それじゃあ……」
「「われらの目は誤魔化せないぞ、この女妖怪め!!」」
残念でした!(ホワイトマン)
私は妖怪じゃなくてほも(ヒト科)です。
正解率1/3だなんていけない子だな。先生がお仕置きしてやる!(意味深)
「そうやって調子づけるのも、今のうちだぞ!」
「われらが研鑽を積みし法術、とくと見せてやろう!」
二人が飛ばしてきた大量のお札は人型の式神へと生まれ変わり、こちらに襲い掛かってきました!
……が、式神は手のひらサイズなので攻撃力はゼロに等しいです。軽く小突いてやるだけで倒せます。
ここぞとばかりにm9(^Д^)プギャーwwwwwwしてやりたいところですが、この術は彼女たちの次なる攻撃への布石となっているため、侮りは禁物。
不敵な笑みを浮かべながら紅葉が手に握っているのは、今の攻撃の間に式神が奪い取った、一本の髪の毛。アニメ版と同様に、味方のうち誰か(今回だと桔梗、楓、ほもちゃん)の姿をかたどった式神を召喚するつもりですね。
「よくぞ術の正体を見抜いたな。変な服の妖怪め!」
だから私はほもだっつってんじゃねーか(半ギレ)
自慢の学生服をディスられまくって傷心気味のほもちゃんを尻目に、先ほど奪った髪の毛を札に入れ、式神の召喚術を唱え始める紅葉と牡丹。すると札から強い光が放たれ、巨大な人形が作られていきます。さきほどとは桁違いの質量を持つこの式神は、果たして誰の姿を映すのでしょうか。
「「いでよ、式神!!」」
真っ白な小袖と朱色の袴。
元結いで後ろに束ねられた黒髪。
左手には、彼女を象徴する身の丈ほどの長弓。
「なんと、まさか!?いや、しかしこれは──」
楓の呆然とした声色は、まさしく式神の正体を物語っていました。
「……きー……」
うわあ……これはどこからどう見ても桔梗様ですね……間違いない。
「いや、どこからどう見ても違うだろう」
桔梗は目を逸らしながらこの事実を否定していますが、口元をよく見るとぷるぷる震えているのが分かります。本当は自分を模した式神であることを認知しているようですね。
「……きー……きょー……」
あっかわいい(素)
え、身長体重はどれぐらいあんの?
え~、身長が500cmで、体重が**kgです(乙女の恥じらい)
今なんかやってんの?スポーツ……なんかすごいガッチリしてるけど(錯乱)
特にはやってないんですけど、弓道はやってます(超実践的)
唯一顔のみはデフォルメチックにされていますが、これはこれでアリ。マスコット的な可愛らしさも兼ね備えられており、思わずお持ち帰りしたくなっちゃいます……ならない?
楓、お前どう?
「ううむ。否定は出来ぬな」
「楓、おまえまで何を言っているのだ」
「あ、いや。申し訳ありませぬ。思いがけず本音が……」
「……きー……」
先ほどから式神の唸り声が辺りに響き渡っていますが、CVが桔梗のものなので威圧感はないですね。むしろかわいい。ひたすらにカワ(・∀・)イイ!!
これだけはハッキリと真実を伝えたかった。
とまあ、こんな感じで見かけ上は完全に癒しキャラなのですが、この式神は本人の能力を忠実に再現しているという特徴があるため、見た目に惑わされてはいけません(手遅れ)
ナッパよけろーっ!!!!(唐突)
式神の桔梗が無造作に弓を構え、矢を射かけてきました。幸いにもその攻撃は外れましたが、矢の刺さった地面にはぽっかりと大きなクレーターができています。
式 神 の 実 力 た ま げ た な あ 。
「なんということじゃ。これは紛れもなく、おねえさまの破魔の矢!」
「……いーぬーやーしゃー……」
「ああっ、おいたわしやおねえさまっ。そのようなお体になっても、まだ犬夜叉のことを……
楓は、少しだけ寂しゅうございます!」
「……いい加減にしないと怒るぞ、楓」
どういうわけか楓がキャラ崩壊を引き起こしていますね。本物の桔梗も戸惑いを通り越してふくれちゃってます。
このまま場を放置していると、桔梗が「もう知らん!私は帰るぞ!」と言って通称"桔梗、おうち帰る!!!"現象が発生することがあります。
ので、おふざけはこのくらいにして攻略を進めたいと思います。
前述したとおり、ここで現れる式神は元となった人物の能力や性格をそっくりそのまま引き継いでいます。そのため、桔梗の式神もあんな外見をしていながら本家と同じようにスキが全く見当たりません。
ではどうすればいいのか。
実は先ほどの台詞の中に、大きなヒントが隠されていました。楓の「そのようなお体になっても、まだ犬夜叉のことを……」という台詞ですね。つまりこの式神は、本物の桔梗と同じように破魔の矢を射ることが出来ますし、本物の桔梗と同じように内心では犬夜叉のことを想い続けているのです。
はぇ~すっごい愛のカタチ(山崎まさゆき)
と、いうことで!
あの式神に向かってほもちゃん迫真の演技をぶつけてやりましょう。
あーーー!!!!あんなところに犬夜叉がーーー!!!!
「百江、急に何を言い出して──」
「……いーぬーやーしゃー。どこに、いるー……」
犬夜叉は桔梗にとって最も好感度が高い相手。桔梗と同じ思考を持った式神が、彼という存在に反応しないはずがありません。
式神はほもちゃんの指さした方向に気をとられ、完全に背中がガラ空きの状態に。倒してしまうのは実にもったいない気がしますが、心を鬼にして一撃を加えましょう。
桔梗さん、なんなら止めさすの譲りますけど、どうします?
「いや、構わぬ。とっととやってくれ。……あれは私じゃない。絶対に違うぞ……」
▼式神(桔梗) を倒した!
▼10 の経験値を獲得!
▼五行の式神 を手に入れた!
工事完了です……
式神は扱いが傀儡と一緒なため、どれだけ強敵であっても得られる経験値は10で固定されています。
ほ く さ あ
その代わりと言ってはなんですが、レアドロップが発生しましたね。『五行の式神』は、主人公が致死に至るダメージを受けた際に、一度だけそれを肩代わりしてくれるアイテムです。これによって事故死の確率がかなり減りますので、一つのガバも許されないRTAにおいてはありがたや。*1
「そんな馬鹿な。われらの式神を……」
「こんなにもあっさりと倒しちゃうなんて、聞いてないよぉ…!」
式神を打ち破ったことで、紅葉と牡丹は嘘のように大人しくなります。ここで二人をみっちりと調教してSM奴隷オークションに売り出してやっても良いのですが、タイムがもったいないのでとっとと先へ進みましょう。
椿戦ではそれなりに強い相手との戦いが続くため、アニメ版準拠のルートを選ぶと地味にきついステージ構成となっています。
だから深追いはダメってチャートに書いてあったんですね……(届かぬ思い)
椿を追って三千里。
邪気が色濃く増している"多宝塔"までたどり着くと、次にほもちゃん達を待ち構えていたのは奈落ファミリーの一員、神楽でした。
「てっきり犬夜叉達が来ると思ってたが、厄介な連中が現れたね」
お久しぶりです神楽さん。森でお会いして以来ですね。ほもちゃんのこ↑こ↓、空いてますよ(万年フリー)
「減らず口を。前のようにいくと思ったら、大間違いさ!」
ああんひどぅい……
残念ながら神楽姉貴に露骨なフラれ方をしてしまったので、腹いせに撃退したいと思いまスゥゥゥ。
今回は向こう側も足止め目的でこちらと戦う姿勢でいますから、以前の時のように簡単には退いてくれません。
従ってここで選べるのは『戦う』という選択肢のみ。戦じゃ戦じゃー!(戦国並感)
戦闘開始と同時に流れるBGMは、「風使い 神楽」。
いわゆるキャラ専属のテーマですが、特にこの曲は"犬夜叉"らしさ、そして"神楽"らしさが如実に現れていてあぁ^~たまらねぇぜ。
「風刃の舞!」
神楽の十八番の攻撃──風刃の舞は風を操りカマイタチを起こす技です。
彼女の早さに特化した攻撃は驚異となりかねないので、しっかりと結界を張って防ぐようにしましょう。
……あっヤバイ『結界術』のスキル取ってねえ!!!!
ほもちゃんが先立って取得していたスキルは『結界破り』で、これは『結界術』とは似て非なるものです。前者はあくまで「結界を破る」ためのスキルであり、これを通常攻撃の目前でやろうものなら糠に釘、暖簾に腕押し……TDNまぬけに過ぎません。
つまり今の私ですね。
そ れ で は み な さ ん さ よ う な ら──お、待てい。桔梗と楓が結界張ってくれたゾ。
はぁータスカルタスカル。勿論私は二人が結界で守ってくれることを信じて疑わなかったので、これっぽっちも動揺なんてしていません(震え声)
お楽しみいただけたかな?
ないです(自問自答)
「馬鹿な……あたしの風が、届かないってのか!?」
おっ、どうしました?(一転攻勢)
無駄だよ。この結界は、私の「どうぞ」という声にしか反応しないのだ(大嘘)
こんな恥ずかしい攻撃、親が見たら泣きますよ(下水道橋博士)
「てめぇ、好き勝手言いやがって!この技を食らっても同じことが言えるかい!?」
続けざまに神楽が放ってきたのは、奥義"龍蛇の舞"。ヤメテー!
いやほんと、調子乗ってました。謝るんでマジで許して下さいなんでもはしませんけど!
そんな命乞いが通じる筈もなく、竜巻の渦がほもちゃんたちに襲いかかります。二人の結界も一点突破のこの技は防ぎきれないらしく、ややあって大きな亀裂ができてしまいました。このまま攻撃を受け続ければ、当然結界は粉々に砕かれてしまいます。
これはまさしく(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!な状態なので、遊びなしで神楽を一撃KOする必要があります。
具体的な方法としては、「破魔の矢で龍蛇の舞に込められている邪気ごと神楽を射抜く」というもの。幸いなことにそれを為すための武器(弓矢)はこの手に持っていますので、あとはタイミングの勝負となります。
…
……
…………
……………………今です!!
結界が破れたと同時に、ほもちゃん全力の一射を撃ち込みました。
巻き起こされた風圧によって若干軌道がずれた破魔の矢は、しかしながら見事に神楽の足元に命中。
「畜生っ……!」
当然これだけでは完全に倒しきることはできませんが、形勢不利を悟ったのか、神楽はいつもの白羽を使って退いていきました。口ほどにもないな!ガハハ!
ただこの攻略法、桔梗から弓矢を授かっていなかったら詰んでたんとちゃうか?
……あとで桔梗様には何か喜ばれる品物を献上しておきましょう。
さておき、連戦に次ぐ連戦もようやく終わりが見えてきました。残す敵は眼前の塔に潜む椿のみ。
このまま中に突入すると彼女がこの建物で何をしていたかが判明するのですが、小イベント発生にかかるタイムを考慮し、椿が自ら出てくるのを待ち受けます。
その間ただ棒立ちになっているだけなのもアレなので、今のうちにこれまでの戦いで受けたダメージを薬草で回復しておきましょう。
「おねえさま、来ますぞ」
「ああ……構えろ。楓、百江」
三人がそれぞれの武器を構えたところで、ようやく椿のお出ましです。
お ま だ セ
「神楽め、口ほどにもない。足止めすら満足に出来ぬとは……所詮は半妖の分身に過ぎぬか」
つい先ほど桔梗に惨敗して逃げ帰ったとは思えないほどに余裕ぶっている椿の図ですが、その両腕はおおよそ人のものとは思えないほどに肥大化しています。どうやら四魂の玉の力を使い、多宝塔に封じられていた鬼を自らの体内に取り込んだようですね。
「椿、大人しく四魂のかけらを渡せ。あれはおまえ程度が御しきれる代物ではない」
「黙れ桔梗!なにもかも、きさまが悪いのだ。きさまさえ存在していなければ、永遠の若さも、無限の力も、初めからこの椿のものだったのだぁぁぁ!!!」
その言葉を最後に、椿が文字通り"鬼と化して"いきます。
「素晴らしい、素晴らしいぞ!これが、四魂の玉の力…!」
「なんということじゃ。椿め、玉の力で鬼と同化しおったのか!?」
「愚かなことを……」
追い詰められた敵が自ら巨大化&怪物化というのは王道を往く展開ですが、永遠の若さと美しさを求めた果ての姿がこれというのは、なんとも皮肉な結末ですね。
「この力を持って、私は永遠を手に入れる。さしあたって桔梗、まずは目障りなきさまから葬り去ってくれよう!」
「む…いかん!みな椿から離れるのだ!」
楓の提言どおり、ここは一旦距離を取りましょう。椿は戦闘開始後すぐに雷を落としてきますが、これは掠っただけでも大ダメージを食らいます。
椿はその外見どおり、元の策略系キャラから脳筋ゴリ押し系キャラに変わってしまったわけですが、正直言ってこの状態の彼女と戦うのは骨が折れます。
その理由というのがですね……ちょうど今桔梗が放とうとしている、破魔の矢によってお分かりになるかと思うのですが……
「ふ、ふふふ。どうした桔梗、この程度か?」
「まさか、おねえさまの破魔の矢が効かぬとは!」
ご覧のとおり。これまでの敵と違って破魔の矢でも一撃必殺とならないうえ、受けた傷はみるみるうちに塞がっていきます。
四魂の玉と巨大な鬼を取り込んだ状態の椿は、防御力と体力、そして再生力が異常なまでに跳ね上がっています。また、彼女自身が元来持っていた巫女の力により、こちらの浄化攻撃の威力が半減されちゃうんですよね。
なんて厄介な体をしているのだ……
いやーほならね、実際問題この難敵をどうやって攻略すればいいのかって話なんですけどもね、これに関しては味方の必殺技を組み合わせた"合体奥義"をブチ当てるのが手っ取り早いです。
合体奥義は味方と同じタイミングで特定の技を出すと発動する、超高火力の必殺技です。
原作だとかごめの破魔の矢と犬夜叉の爆龍破や風の傷などを合わせた技がこれに当たります。劇場版のラストとかでよく出してたヤツですね。
今回は桔梗ルートかつ双方の武器が弓矢であることから、桔梗とほもちゃんのダブル破魔矢を食らわせるところなのですが、丁度この場にはもう一人破魔の矢を射れる巫女──楓おばあちゃんがいます。なので今回は、三人での合体奥義、トリプル破魔矢を椿に食らわせてやりましょう。
……と、簡単に言ってみたは良いものの、二人でも発動操作に手こずる合体奥義を三人でやろうとするには、超シビアなタイミングを見極める必要があります。ついさっき神楽を倒したタイミングなどととは比べ物にならず、いわゆるフレーム単位でのボタン操作をしなければなりません。
当然ながらその間、敵からの攻撃が一切止んでくれるなんてご都合主義もありません。
したがって、
「椿の攻撃を避けながら」
「残る二人の体力等にも注意を払いつつ」
「椿の攻撃の暇を縫って」
「三人が同タイミングで必殺技を放つ」
これらの条件をすべて満たさなければなりません。
果たしてそんなことをぶっつけ本番でやれるのか、それともやれないのか。
やれるのかやれないのか。どっちなんだい!!
やーーーれるっ!!!
「行くぞ、二人とも。狙うは四魂のかけらの在りか……椿の右目だ!」
「お任せください、おねえさま!」
コマンド入力が成功したことで、合体奥義発動時の固有ムービーが流れます。三人が一斉に放った矢は一直線に椿を貫き、見事HPゲージを削りきることに成功しました。これにて勝利確定でございます。
一時はどうなることかと思いましたが、私とて伊達にありとあらゆるパターンの合体奥義を試してきた訳ではありません。日々のゲームプレイが自然と本RTAの練習に繋がっていたという事ですね。
どうや、俺凄いやろ。凄い?ゆうてみ?凄いって。
ほんならケツの穴見せろや!(過激派)
「馬鹿な……何故、この私が…!」
鬼の体が砕けて元の姿に戻った椿は、その勢いのまま地面に叩きつけられます。
「四魂の玉……待て、私はまだ…っ!」
どこかから羽音がしたと思ったら、椿の右目から奈落の従える毒虫──最猛勝が現れ、あっという間に四魂のかけらを奪い去っていきます。初めからこうするつもりだったのは明白ですが、椿は用済みとばかりに切り捨てられてしまいました。
「私の美しさが、失われていく……若さを、保つことができぬ……」
数多の妖怪と四魂の力を失ったことで、昔の姿を保つほどの力は残されていません。それどころか鬼と同化して破魔の矢を受けてしまったため、彼女の体は既に限界を迎えているのです。
「なぜだ、桔梗。なぜ人である私が朽ちて、死人のおまえが生きるのだ…!」
「椿──私には呪う相手でなく、愛する者がいる。
その想いを果たすまで、私は死なない。死ぬことは……できない」
「っ…!」
椿はハッとした表情を浮かべながら、塵となって消えていきました。
黒巫女として人を呪う半生だった彼女にも、アニメ版の回想シーンで垣間見た巫女としての過去があるわけで。"想い人"という言葉に、何か思うところがあったのでしょう。
「過去に囚われた者の末路、か。私も人のことは言えぬな」
自嘲気味にそう呟く桔梗様。
ですがちょっと待てい!桔梗は椿と違うゾ。
「おねえさま、ゆめゆめそのようなことは申されますな。おねえさまと椿とでは、何もかもがちがいますゆえに」
いや発言被っとるやないかーい。
村を守る巫女として私情を出すことが少ない楓ですが、幼いころのシスコン成分はまだちゃんと残っていますから、こういう時は実の姉をちゃんと諫めようとしてくれます。なんだかんだ言っても桔梗のことを放っとけないんでしょうね。
ともかくほもちゃんと楓、両名の意見が一致しているため、多数決によりこちら側の意見が採用されることになりました。異論は認めませんのでそのつもりで(民主独裁主義)
……以上、終わり!閉廷!皆解散!!
区切りが良いので今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。