もはや何がなんだか分からなくなってきたRTA、はーじまーるよー。
ちゃんちゃかちゃんちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃんちゃんちゃかちゃんちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃん
奈落を獄龍破で倒したと思ったら~
画面が真っ黒になって白霊山編が終わりました~
チクショー!!
いやチクショーなんて話じゃありません。
まさしく綱渡りの連続。フリーズすら疑った大ハプニングを乗り越え、それにも関わらずタイム的には試走時間を大きく上回っていたため、止めるに止められませんでした。
それでどうしてここまで好記録を叩き出せているのかって、腐っても叢雲牙の力が相当大きかったわけですよ。特に道中の七人隊を獄龍破一発で倒しきれてしまったことは嬉しい誤算でした。そのお蔭で後々発生するイベントを大幅に省略できたので。
がしかし、叢雲牙はもう手元にありません。桔梗曰く、この世から完全に消滅したとのこと。
一体何があったのか教えてちょうだい!とコマンドーばりに叫んでみても、「駄目だ」と門前払いを食らい真相にはたどり着けず、話はうやむやになってしまいました。
正直言って後ろ髪引かれる思いもありますが、そんなことはお構いなしに話は先に進んでいきます。桔梗は原作のように瘴気の毒を食らうことはありませんでしたが、ほもちゃんと二人してボロボロの状態であったため、暫くは近くの村で療養に専念することに。
プレイヤーとしてもここまでずっと神経を尖らせていたので、僅かな時間でもひと息つけるのはありがたいですね。
宿屋に着いたら早速二人で寝ましょう。このときの二人の距離で友好度を把握することが出来るのですが……お互い隣り合わせの近さであることから一安心。桔梗の寝顔を至近距離で堪能しながらおやすみなさい。いいにおいがしそう(直球)
しかし、束の間の平穏を享受できる時間は限られています。なぜならば、既にこの地には奈落の息がかかっているからです。くさそう(直球)
この章では奈落が白霊山で産み落とした赤子と邂逅を果たすことになります。フラグの成立条件は、町はずれの橋に佇む
朝が来たら桔梗を起こさないようにこっそりと宿を抜け出して、目標地点に到着!
はじめまして。きみかわいいね。飴ちゃんあげるからついておいで(事案発生)
「……あなたのたましい、ちょうだい」
ここで彼女が迷子の少女でなく奈落の分身『神無』であることが判明します。
ふざけんな!さっきあげたお菓子ちゃっかり貰っておいてそれはないだろ!!
神無姉貴とは、オカンのような関西弁で実家のような安心感を与えてくれると同時に、『クッキー☆BB劇場』最強キャラの一角を成す人物……ではなく、奈落が生み出した"無"の妖怪です。妖力や気配、はては匂いに至るまで「存在しない」ことが彼女の特徴になっています。
また一見するとょ ぅ ι゛ ょ の見た目なので忘れがちですが、神無は数いる奈落の分身のうち一番初めに誕生した分身です。つまりは奈落ファミリーの長女であるということ。
表情に乏しい彼女ですが、次女にあたる神楽が死んで風になった時などは形見の扇を水葬するなど、ちゃんと心がある一面を見せています。
たくさん喋りましたがつまり私が何を言いたいかというと、神無×神楽の姉妹カップリングはたいへんてえてぇということです。それ以上でもそれ以下でもありません。
そんなこと言ってる間に神無姉貴との戦闘が開始されていますが、彼女は自らの力で戦う術を持っておらず、その攻撃の全てが所持している武器"死鏡"に依存しています。つまり鏡の向けられた方向にさえ注意していれば、彼女が得意とする『魂を奪う攻撃』に当たることはないのです。もっとも攻撃に当たったところで、かごめのように精神力の値が高ければちゃんと耐えることができ──ファッ!?
「たましい……とらえた」
▼鏡に映る自分を見てしまった。
▼駄目だ……体に力が入らない…!
あ、そう言えばほもちゃんの精神力モロモロだったわ。
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
こんな所でガバプレイ発動かつ気絶しちゃうとかチャートに書いてありましたか…?(小声)
書いてませんでした……
い、いやしかし一旦落ち着け。手という文字を書いた人間を3人飲み込んで落ち着くんだ(妖怪並感)
神無との戦いが終わってGAMEOVER画面が出ていないということは、まだほもちゃんは死んでいないはずです。つまりこのままいけば、原作のかごめよろしく奈落一派の手に落ちます。やっぱり駄目じゃないか……
てなことを話しているうちに神楽まで来ちゃった!やべぇよ……やべぇよ……
「よお神無。こんなところで何してんだ?……って、その女は!」
「たましい、奪った……」
「本当かよ……それで、どうすんだ。ここでやっちまうのか?」
「まだ、早い。彼女には、かけらを探す役目がある」
言い訳をさせてください。
神無姉貴は最後まで奈落に忠誠を誓っていたにもかかわらず、犬夜叉達を巻き添えに自爆させられた(しかも未遂)かわいそうな女の子です。
そのため海よりも深い慈悲を持つ私は自らが犠牲となることで神無姉貴に花を持たせ、原作以上に目立ってもらおうと一計を案じた訳ですね。
はい、ごめんなさい(n回目の謝罪)
またやってしまいました。なぜ人はガバるのか。
私がやりたかったのは超絶華麗なRTA(リアルタイムアタック)!しかし現実はCHJ(ちょっと早いだけの実況プレイ)!!
まるでバカ…!何も成長していない…!(ウンチー構文)
意識を失ったほもちゃんは怪しげな屋敷に連れ去られてしまい、その場所に居たのは前述の赤子。神楽と神無は奈落の代わりとして現れたこの赤子の指示によって動いていたわけです。
話を原作と同様に進めていた場合は、瘴気の傷を負ったままの桔梗が消息不明の状態であり、その痕跡を探していくうちに奈落一派の策略に嵌まってしまう……という展開になるのですが、今回のように桔梗が普通に生きている場合は、ご覧のようにイベント内容が多少変化するんですね。
いずれにせよ、この場は敵のすくつ(何故か変換できない)。どうやって逃げ出そうかを模索していると、件の赤子が流暢に喋り始めます。
「神楽、まずはそいつの持ち物を探ってみろ。面白いものが出てくるぞ」
▼神楽 に 四魂のかけら を9個奪われてしまった……
お前そんなにたくさんかけら持ってたのか(困惑)
そういえばほもちゃんは七人隊から大量のかけらをゲットしていたんですよね。
これだけたくさんあるブツを掠め取られると少し名残惜しさのようなものを感じますが、あくまで既定路線のためガバではありません。むしろ四魂の玉を完成に近づけてくれてGJと声高に叫びたいところ。
それより問題なのは、身動きの取れないほもちゃんが赤子の言いなりになってしまう可能性があることです。
桔梗やかごめほどの強い精神力を持っていないほもちゃんは、心に付け入られる隙を与えやすく、最悪の場合は赤子の思うがままに操られて四魂のかけら発見器に成り下がってしまいます。
「さあ、このわしを抱け。そして心の内を見せろ」
見た目は赤ちゃんのくせして超偉そうなので、私なんかはこいつのことを赤さんと呼んでいます。"まさに外道!!"なあのコラ画像が思い浮かんできますね。
それはさておき、ついに赤子がほもちゃんの心へダイレクトアタックを仕掛けてきます。
ま、待て。話せばわかる(投稿者:川の土手の下)
下手すると秘めていた闇を暴かれてしまい、マインドクラッシュの憂き目に遭います。プレイヤーとしても図らずしてお祈りポイントとなってしまったので、ひたすらに念を込めましょう。
神様仏様TDN様。
DRVS様GO様野獣先輩様。
HRN店長様KBTIT様虐待おじさん様。
じゅんぺい様TKGW様我修院様。
どうかほもちゃんに力を貸してください何でもしますから。
「ウ゛ォェッ!!」
??????????
突然嘔吐したかと思えば、ほもちゃんを突き飛ばして離れる赤子。この反応は非常に珍しいもので、たしか『プレイヤーが奈落以上によこしまな考えを抱いている』という条件下でのみ発生するリアクションのはずなんですが……ほもちゃんがそんな邪気にまみれた考えを持っているはずがありません(断言)
「お、おい。一体どうしちまったのさ?」
これにはさしもの神楽も困惑……というかプレイヤーの気持ちを代弁してくれました。どちらにせよ心への侵入を防ぐことができたので、結果はオーライなんですけど。
とにかく期せずして操作可能になったので、敵の攻撃(主に神楽の風刃攻撃)を掻い潜りながら撤退します。逃げるんだよォ!
赤子は先の読心術で相当な体力を消費しているので、このエリアを一度抜けさえすればそれ以上追ってくることはありません。頑張って走りましょう。
「……」
と、逃げようとした先に神無がいたのでオリチャー発動!!(一門伝統)
彼女を持ち上げて人質にします。神無は赤子を抱くために鏡を置いていたので、この場においては戦闘力皆無の状態です。だから、簡単に持ち上げることができたんですね。
「てめえ、神無を人質にする気か!卑怯な真似しやがって…!」
まさか奈落一派に卑怯と罵られる日が来るとは思いませんでした。飛来骨並のブーメラン飛ばしてんなおまえな(激うま例え)
悔しがる神楽ですが、人質効果は抜群でちゃんと攻撃を止めてくれます。お前……なかなか姉想いじゃねえか(絶賛)
屋敷から出るとかなりの人目があり、神楽も迂闊なことは出来ません。ここまで来たらもう一度神楽と会話をしましょう。
「そいつを離してもらおうか…!」
あ、いいっすよ(快諾)
どちらにしても神無ちゃんは途中で解放する予定だったので、取引と行こうじゃありませんか。私は人質の神無ちゃんを手放す。そちらはほもちゃんをこれ以上追ってこない。OK?OK牧場?(激寒)
「なんだと…?」
神楽は完全な戦闘態勢から肩透かしを食らったため、やや不完全燃焼といった感じでしょうか。しかしこちらとしても、無駄な戦闘は極力避けたいというのが本音です。なんたってこれはRTAですからね!(定期)
「つくづく読めない女だね、あんた。奈落が警戒するわけだ」
まあ、私としてはその奈落を倒せさえすれば後のことはどうでもいいので……そういった意味では、いつか志が同じになるときが来るかもしれませんね(意味深)
「……今の話は、聞かなかったことにしとくよ」
あ、今のでキュンと来たね?(自意識過剰)
神楽には奈落を倒して自由を得たいという大望があるため、ある程度こちらの思惑を漏らしても問題ありません。むしろそのほうがいざという時に有利な状況を生み出しやすいので、縛りプレイなどでない限りは極力『神楽とは敵対しない』ことを匂わせておくのが良いでしょう。
で、神楽との約束を守るべく、神無はこの場で解放します。
怖かったねお嬢ちゃん。お詫びにもう一つお菓子をあげようね(続不審者)
「……」
なんとか言えよ変態。
失礼、心の中の現場監督が出てしまいました。
神無は基本的に無口で感情を表に出さないキャラクターなので、友好度や好感度の調整が難しいです。とはいえ感情が全く"無"なのかといえばそうではないので、基本的に優しく接していればそのうちデレます。
彼女との信頼イベントでは、お互いに打ち解けた状態で初めて笑顔を見せてくれるシーンがあるんですけど、普通に感動します。あと可愛いです。気になる兄貴姉貴が居たら是非本作をプレイしてみてね!
余談もそこそこに、神楽たちの撤退を確認したらほもちゃんも拠点に戻りましょう。
お待たせ、待った?(イケボ)
「百江!一体何処へ行ったのかと、本当に心配していたのだぞ…!」
あ、あれ?そこは「ううん、今来たとこ」って返してくれるはずじゃ……
いや、なんでもないです。はい……その節はまことに……センセンシャル……
「挙句、そんな病み上がりの体で奈落の一味と戦うなど……どうしておまえはいつもそうなのだ!お互いに助け合おうと言っておきながら、私のことを頼ってくれぬのだ!?」
もうほんとにその件につきましては……反省しておりますので……はい……
想像以上の剣幕でド叱られたところで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
※※※※※※※※※※
気を失いその場に座している百江の姿を目にして、神楽はしばしの間呆然としていた。なにせ直前では強大な力を手に入れた奈落を瞬殺した敵である。
もし1対1で遭遇すれば即座に撤退しなければならないと考えていたほどの難敵を、神無はいともあっさり下してしまったというのだ。
「それで、どうすんだ。ここでやっちまうのか?」
「まだ、早い。彼女には、かけらを探す役目がある……」
そして、神無はどこまでも奈落の命令に従順だった。
百江の持つ神通力──四魂のかけらを見つける力を利用するべく、彼女を生かしたまま屋敷へと運び、奈落の落とし子として生まれた赤子に操らせることを画策したのである。
「さあ、このわしを抱け。そして心の内を見せろ」
「……」
百江は虚ろな目で、命じられるがままに赤子を抱いてしまう。赤子は百江の胸に耳を当てて、彼女の内なる部分を覗き見ようとしていた。人間なら誰しもが心の中に秘めている"闇"を見つけることで、百江の精神を完全に支配しようという魂胆だった。
その姿を見て、奈落に強い叛意を持つ神楽は内心で舌打ちした。過去に自らを下した百江であれば、もしかすると本当に奈落を滅せるかもしれないと考え始めていた矢先の出来事だ。まさか、こうもあっさりと彼女が陥落してしまうとは……
しかし──やはり百江という人間は、その普遍的な想像をあっさりと裏切ってしまう存在だった。
『おまえがいない未来に、私の幸せなどあるものか。
百江が私のことを大切に想ってくれているように…私だって、おまえのことを大事に想っている……!』
百江の心から真っ先に出てきたのは、桔梗との幾多に渡る思い出だった。そこには当然嫉妬や憎しみといった負の感情は存在してない。負の感情のみを持つ赤子からすれば、忌避すべきものだ。
赤子は精神を集中させ、さらに深いところを覗き込もうとする。
それが大きな間違いであったと、後で死ぬほど後悔するとも知らずに。
『ワン!ワン!』
『三回だよ三回』
『ワンワン、ワン!』
見えてきたものは、この世に産み落とされたばかりの赤子にとって筆舌に尽くしがたいものだった。
一人の男が複数人の面前で裸になり、犬の真似をしている。この光景自体意味の分からぬものであったが、なによりも妙なのはその光景が百江の心に強く焼き付いているという事実であった。
『なんだお前根性無しだな』
『だから痛てぇっつってんじゃねえかよ』
やがて場面が移り変わり……赤子は再び首をかしげる。
裸の男が、今度は二人。互いにどこかやる気のない言葉の応酬を繰り広げている。また、やはり不思議なことに、百江はこのやり取りを楽しんでいたという痕跡があった。
これは一体、何を意味しているのか……
『ハイ。うん。うん。わかった。あのさ、ビール買ってきて。ウン。ハイ、ヨロシクゥ!』
次に出てきた人間は衣服を纏っていたが、百江の記憶では彼が"神"に値する人物だと認識されていた。赤子にしてみれば若干日に焼けているだけの人間に過ぎず、意味不明な神格化が不気味さに拍車をかける。
『先輩!?何してんすか!やめてくださいよ本当に!』
『暴れんなよ…暴れんな……』
フゥンホォンと喘ぎながら見せかけのような筋肉質の体を誇示する、醜い野獣のような男。その男と衾を同じくしているのは、アンアンとどこか美しさを感じさせるような声で喘いでいる、爬虫類のような男。
……この光景に至りて、ようやく赤子は理解した。これは先の時代の"衆道"に当たるものだと。
(澄ました顔でこんなことばかり考えていたのか、この女……)
『お前のことが好きだったんだよ!』
『アァッ!ハァッ!イキスギィ!イクイクイク…アッ…ンアッー!』
百江は特にこの野獣と称される男を好いているらしい。まさしく最悪の趣味と言えるし、実にどうでもいい情報だ。
そもそもこれは、赤子の探ろうとしている"闇"とは完全に異なる部分である。しかしどういうわけか心の底へ行きつく前に、この衆道に関わる光景が山ほど存在し、蓋をしているのである。つまりはこの部分を越えなければ、百江の深淵を覗くのは不可能ということ。
『なにやら、お゜も゜し゜ろ゜い゜こ゜と゜に゜な゜っ゜て゜ま゜す゜ね゜ぇ゜~』
『落ちろ!……落ちたな。縛らなきゃ……』
『痛いのは分かってんだよおいオラァ!!!YO!!!!』
癖のある喋り方と数々の特徴的な台詞回しが売りの男。
上半身に比べて下半身が貧弱すぎる金髪肌黒の男。
常に怒りながら鞭や竹刀で子供とは思えない子供を徹底的に虐げる男。
彼らは百江の中で三人一対と見なされているらしい。
無論、これも目的とは異なる不要な情報だ。だが心の底まであと少し。ほんの僅か我慢すれば、百江は自らの手に落ちる。
ここで止めておけば、まだ後戻りすることは可能だったかもしれない。しかし赤子は、ここまで来て引くに引けぬと、さらに深い部分を見ようとしてしまったのである。
奈落から遺伝した執念さが仇となったか。あるいは彼女が他にどんなものを見ているのかを知りたいという、生半可な好奇心が生まれてしまったのか。
──いずれにせよ、それが地獄への道に続いていることを知らぬまま。
『もう待ちきれないよ、早く出してくれ!』
『非常に新鮮で、非常に美味しい』
『スプーンが止まっ…て見えるのは、私だけでしょうか?』
なぜ汚物を飲み物として扱っている。
なぜ汚物を食事に塗れさせている。
なぜこの二人は明確な拒否をせずにそれらの汚物を食そうとしている。
おいちょっと待て。そんなものを口に入れたら──
『ウーン…ウーン…ンー…ンン?…ンン?…』
『パッ,ヴエエエエ...プン!』
『ンンッ… マ゜ッ!ア゛ッ!↑』
「ウ゛ォェッ!!」
「お、おい。どうしちまったのさ?」
それはまさしく悪夢だった。
見るも汚らわしい光景を目の当たりにした赤子は、百江の心への侵入を諦め、慌てて精神世界から戻ってくる。
(異常だ……はっきり言って異常だ。こやつは、到底わしの手に負える存在ではない!)
それからのことは、あまり記憶に残っていない。神楽たちは逃げ出そうとした百江と一悶着あり、結局は取り逃がしたらしいが……
精神的に衰弱しきった赤子は、それを咎める気にもならなかった。
(百江という女……あいつは、桔梗以上に危険な存在だ……!)
奈落からは桔梗こそが真に危険な存在だと教えられていたが……この日をもって、その認識はいともあっさりと塗り替えられた。
赤子にとって、ひいては後に誕生する白童子にとって……この世でもっとも警戒すべき相手が生まれた瞬間だった。