四魂の玉から絶望的な事実を突きつけられた犬夜叉と百江。
しかし、それでも二人の闘志が消え去ることは無かった。
「桔梗、聞こえているか!?」
『無駄なことを。きさまらの力では、四魂の玉の因縁を断ち切ることは出来ぬ』
不遜な物言いに歯を食い縛る犬夜叉は、怒りの感情のままに技を繰り出そうとして、明後日の方向から現れた清らかな気配に気付く。
「なっ……巫女!?」
妖気に満ちた四魂の玉の中で、かの巫女に宿る霊力は、桔梗と見間違うほどの──否、それ以上の清浄さを有していた。
『あれは翠子。かつて四魂の玉を生み出した巫女であり、桔梗が魂を同化させた張本人だ。何百年もの間、玉の中でわれらと闘い続けている』
冥道の中を縦横無尽に飛び回りながら、翠子がひとたび剣を振るうと、破魔の衝撃破によって妖怪の群れはたちまち滅されていく。
しかし、先ほど犬夜叉が風の傷を放ったときと同じように、四魂の玉に宿る妖怪たちはあっという間に再生を始め、三度妖怪の姿を取り戻してしまった。
倒されては復活し、ひたすらに攻防を繰り返す。これこそが玉の中で永遠に行われてきた"闘い"なのだ。
しばしの間、翠子の圧倒的な戦いぶりを呆然と眺めていると、今度は明後日の方向から別の気配が現れる。
放射状に広がる蜘蛛の糸。その中心部に鎮座していたのは、彼らの宿敵である奈落の姿だった。
「奈落…?まさか、生きていたのか!?」
『今はまだ死んでいる。しかし間もなく目を覚ますことになるだろう。桔梗が元の世に戻りたいと願った刹那──奈落は四魂の玉の中で蘇り、この場所で新たな闘いが始まるのだ』
妖怪たちは遅かれ早かれこうなる定めだったのだと断言する。
四魂の玉を守る巫女。その役割を担うことになった瞬間から、桔梗の運命は決まっていたのだと。
「ふざけるな!桔梗はそんなことのために生まれてきたんじゃねぇ!!」
しかし犬夜叉からすれば、当然そのような事実は認められるはずもない。彼の根底にあるのは、ただ桔梗を守りたい、救いたいという純然たる思いのみなのだ。
「桔梗は、おれが生まれて始めて好きになった女だ!おまえの命はおれのものだと、もう二度と約束は違えねえと、おれはあいつに誓ったんだ!」
全身全霊の力を以て、風の傷を放つ。たとえそれが、届かぬ攻撃だと分かっていても。
「絶対助けに行ってやる!だから……おれが行くまでなにも願うな、桔梗!!」
最後まで決して諦めない。それが犬夜叉の犬夜叉たる所以なのだ。
「愛のパワーを真っ直ぐぶつけられる犬夜叉兄貴大好き。ホントニアコガレテル」
白熱する舞台。その中で、珍しくも沈黙を貫いてきた百江が一歩前に踊り出た。彼女は何故か片言気味に犬夜叉を褒め讃えながら、妖怪の群れに近づいていく。
「それに比べて……四魂の玉さん。あなたには一つだけ言っておくことがあります」
犬夜叉は慌てて百江を止めようとしたが、既に彼女の決意は固まっているようだった。
こうなったときの百江はたとえ桔梗をもってしても止めることはできない。犬夜叉ははやる気持ちを抑えながら、仕方なく彼女に道を譲った。
──その時の百江が、まるで獲物を見定めるかのような、野獣の眼光をしていたことには気付かぬまま。
百江は一度大きく息を吸うと、それまで手に持っていた骨喰の薙刀を思いっきり地面に叩きつけた。
「うるさいんで!さっきからブツブツブツブツよぉ!!
ここまでずっっっと裏で糸を引いておいて、その目的が"永遠に生き続けたいから"だなんて、俗物的すぎて草も生えないわ!!
もっと壮大な陰謀を期待してたこっちの身にもなりなさいよ!!
ハァ~~~あ ほ く さ。なにが『あらゆる願いを叶える宝玉』やお前!!
いざ口を開けば、やれ四魂の玉は絶対に滅びないだ、やれ桔梗は巫女として永遠に闘い続ける運命だ……黙れやサルゥ!それしか言えんのかこのサルーン!!」
戦国クレーマーと化した百江。その剣幕はなおも収まることなく……
「大体、翠子も翠子よ!
あんたのせいで桔梗やかごめがどれだけしんどい思いさせられたか分かってんの!?
伝説の巫女だか何だか知らないけど、そもそもあんたが四魂の玉を産み出した元凶でしょうが!
そんなお手軽感覚で何百年も先まで続く禍根を残してんじゃない!
自分でブッチッパした糞ぐらい、自分で処理しろってんのよ!!
ちょっとでもその自覚があるなら、ボーと突っ立ってないで四魂の玉消滅させてみぃ!!」
場を、静寂が支配する。
四魂の玉に宿る妖怪たちは、一言も発することなく沈黙を貫き。
思いがけぬ流れ弾を食らった翠子は、口にこそ出さなかったが啞然とした表情で百江のことを三度見し。
とばっちりを受けなかった犬夜叉は、彼らのように罵倒されなかったことを心の底から安堵した。
「ふぅ、スッキリした……あ、そうだ。桔梗見てるか~?桔梗さん、桔梗さーん!四魂の玉に何も願っちゃだめだよ~!いつもありがとー!フラーッシュ!!」
最後に「あぇ」というよく分からない発声を残して、百江の大爆発はようやく終わりを迎えるのだった。
※※※※※※※※※※
…………はい。
最終回にしてほもちゃんの称号が新たに2つ追加されました。
ズバリ『唯一四魂の玉にクレームをつけた女』と、『唯一翠子を罵倒して困惑させた女』です。こんな奴は後にも先にもほもちゃんしかいないでしょう。
腹立ち紛れに破魔の竜巻で攻撃しようと思ったらいきなり薙刀叩きつけてからのこれですよ。もう操作もなにもあったもんじゃありません。
確かに説明書には『本作に登場するキャラクターはそれぞれに考えを持ち、時には自分の意志で行動することもある。縦横無尽に動き回る彼らの生きざまを楽しもう!』と書いてありましたが、だからといってプレイキャラまで勝手に動き出したらアカンやろ(素)
まあでも四魂の玉に対しては常日頃から私が思っていたことをほもちゃんが代弁してくれたので、よしとしましょう!(ガバ裁定)
なお、翠子に対しての暴言は完全にとばっちりです。許し亭許して。
しかしこうなったのも全部本郷百江って奴の仕業なんだ。だから私は悪くねぇ!私は悪くねぇ!
……軽く現実逃避を挟んだところで、いよいよ審判の時が訪れようとしています。
唯一の正しい願いを告げることで四魂の玉を消滅させられるのか。あるいは己の叶えたい願いを伝えてしまい、闇の中に閉じ込められてしまうのか。
全ては桔梗の心のままにということになりますので、ほもちゃんにできることはTDN一つしかありません。
祈りましょう。
遮二無二祈りましょう。
お願いします桔梗様どうか「唯一の正しい答え」を言ってください何でもしますから!!!
※※※※※※※※※※
「──願わない」
苦悩の末、ゆっくりと絞るようにして出された、桔梗の答え。
「私は……何も、願わない」
『何故だ。おまえには望みがあるのだろう。何も願わなければ、おまえはこの闇の中でひとり永遠に生き続けることになる。本当にそれでいいのか?』
迷いを焚きつけるかのように、玉は桔梗の心の中へ踏み入ろうとする。
しかし桔梗は、かの問いかけにもゆっくりと首を振るのみで。
「……犬夜叉と百江は、ここまで来てくれた」
一つの決意を胸中で固めた桔梗は、どこか儚げな表情のまま、再度口を開いた。
「それがどれほど危険なことか、分かっていながら……あの二人は、来てくれたんだ。
だから、それでいい。これ以上に望むことなど、私には何もない…!」
内に秘めていた願いを、四魂の玉に託すか否か。桔梗は最後まで迷っていた。
彼女は死人だ。この世に強い未練を残し、その魂を土と骨の器に無理矢理閉じ込めた存在にすぎない。
そんな桔梗が、負の感情──未練と執着を断ち切り、何も願わないことを選択するなどというのは、到底あり得ないことのはず。
不滅の理を持つ四魂の玉にとって、致命的な誤算ともいえる桔梗の選択。
奇しくもそれは、玉を消滅させるための"唯一の正しい答え"に合致する道筋だった。
※※※※※※※※※※
▼闇の中で煌めく一筋の光。
▼間違いない。あれは、桔梗を照らす希望の光だ…!
Ξ┌(┌ ^o^)┐┌( ^o^┌ )┐Ξ
やった!やった!やった!やった!
┌( ^o^┌ )┐ΞΞ┌(┌ ^o^)┐
どうやら我らが桔梗様は葛藤の末、何も願わないことを決意してくれたようです。
嬉しすぎて思わずイキますよー、イキますよ、イクイク…ハァ…ハァ…ハァ…ヌッ!…ウッ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、 ヌ゛ッ! ハァ、ハァ、ハァー…
私としてはバッドエンドも辞さない覚悟でしたから、まさかの大逆転という結果を受けて、リアルでも歓喜の雄叫びを上げてしまいました。
これはまさしく神様仏様桔梗様。あれほどの追い詰められた状況でその判断を下せる精神力、日本一やお前!
「……見えた、そこだっ!」
犬夜叉が光の差す方向に冥道残月破を放つと、それまでぼやけていた桔梗の気配が明確になっていきます。この冥道を抜ければ、間違いなく彼女が待っているはずです。
だから犬夜叉、お前
※※※※※※※※※※
人の何百倍も優れた嗅覚を持つ犬夜叉は、瞬間的に桔梗の居場所を探り当てていた。
桔梗はもう目と鼻の先だ。その事を悟り、嬉々として百江に追従の合図をかけようとする。
「間違いねえこの先だ。行くぜ百江!」
「……ちょっと待って。 私は少し後から行くよ。犬夜叉は先に行って、桔梗のことを助けてあげて」
「ああ?ここまで来て急に何言い出してんだ。あいつだっておまえがいた方が喜ぶに決まって──うおっ!?」
そんな抗議など聞く耳持たず、百江は自分の主張を押し通すために、犬夜叉を軽々と持ち上げて冥道の中に放り込もうとする。
「いいからいいから……そぉい!!」
持ち前の馬鹿力は、疲労していたりと言えど、衰えるところは一切無かった。
お姫様抱っこの体勢から上手投げでぶん投げられた犬夜叉は、それ以上反論する間もなく冥道の中へと消えていく。
「ヨシ!」
片足立ちで指差し確認を行った百江は、しばらく冥道の先を眺め続けていた。
「最初に桔梗に会うのは、きっと犬夜叉であるべきだから。犬夜叉じゃなきゃ、駄目だと思うから。
桔梗のこと……頼んだよ」
何かを悟ったような表情で、百江は二人の行く末を祈る。
どうか彼らが、この先いつまでも幸せでいられますようにと。
──犬夜叉と共に生きたい。
かつて、宿命に翻弄され続けた巫女が宝珠に抱いた願いは、決して叶わぬ夢物語でも、この世の理を変えてしまう大それた望みでもなかった。
だが四魂の玉は、そんな泡沫の願いすら叶えてくれることはなく、反対に二人から全てを奪い去っていった。
五十年の時を経て蘇った桔梗に残されたのは、やり場のない悲しみと、怒りだけ。
犬夜叉が生きている限り、桔梗は救われない。まして死人の魂が動くなどということは、本来なら決してありえない。
……そのはずだった。
いっときは犬夜叉を道連れに地獄へ落ちようとまでした桔梗。そんな彼女の心が変わったのは、一体いつからのことだったろうか。
ひょんなことから出会った変わり者の少女──百江の存在が、桔梗に少なからず影響を及ぼしていたことは、紛れもない事実だった。
大切な人を守るために戦う。
最後まで絶対に諦めない。
百江の信条は、気付けば桔梗の心にも強く結びついていた。
人として前向きに生きようとすることに、葛藤が無かったわけではない。
生前のころとは比べようもないほどに迷い、悩み続けた。
だがそんなとき、百江は決まって同じ言葉を口にするのだ。
『生きてる証拠だよ!』と……
迷い、悩み、苦しみ抜いて答えを導く。時にはその答えすら間違えてしまうこともある。
だが、それこそが人なのだ。
不完全な存在でありながら、懸命に生きようとする人間の姿なのだ。
高潔無比な巫女ではなく、一人の女として。
桔梗は待ち続ける。
決して表には出せない本心を、心の内で願いながら。
光。
固く目を閉ざし、闇の恐怖に堪えようとしていた桔梗に差し込んだそれは、まるで星々の煌めきのようであった。
一つの確信をもって手を差し出せば、冥道の中から出てきた少年が、その手を握り返す。
「犬、夜叉……」
名前を呼ぶ。
今から五十年前に教えてもらった、彼の名前を。
「犬夜叉っ…!」
もう一度、名前を呼ぶ。
二度と会えないと思っていた、愛しい彼の名前を。
「すまねぇ桔梗……遅くなった」
犬夜叉はおもむろに桔梗を抱きしめる。
桔梗もまた、万感の思いを込めて犬夜叉を抱き返した。
優しい温もりが、桔梗の心を満たしていく。
二人の鼓動が重なり、溶け合っていく。
「来てくれて、ありがとう……」
その言葉を皮切りに、桔梗は意を決した表情で四魂の玉へと向き直る。
犬夜叉が、来てくれた。
たったそれだけのことで、桔梗の迷いは吹き飛んでいた。
終わらせよう……全てを。
自分自身の宿命を、断ち切るために。
「四魂の玉……消滅せよ」
"ぴしり"という音と共に、四魂の玉へ真一文字に傷が入る。
「未来永劫、誰の手にも渡らぬように──」
玉に生まれた亀裂は、やがて連鎖するように広がっていき……砕け散るように消滅した。
もう以前のように、かけらとして残ることもない。
四魂の玉は、桔梗の願いどおりにこの世から完全に消え去ったのである。
犬夜叉と桔梗は、気付くと御神木の前で向かい合っていた。
四魂の玉が消滅したことで、二人は元の場所へ戻っていたのである。
「今度こそ、終わったのだな……すべて」
「ああ。おれたちは、勝ったんだ…!」
二人はお互いの想いを確かめ合いながら、口付けを交わそうとして──
「すいませーん、百江ですけどぉ。ちょっと熱いんじゃないこんな所で~?」
寸でのところで強制的に中断させられた。
「どうわっ!?」
「っ……百江!?」
こういうとき、いつもなら決まって空気を読んで姿を現さなかった百江が、珍しくも割って入ってきた。
そのことに僅かながら違和感を感じた桔梗は、何故犬夜叉と一緒ではなかったのかを問おうとして、思わず閉口した。
「百江──おまえ、体が!」
桔梗が闇の中で垣間見た、時空を超える光。
それと似通ったものを全身に纏っている百江の姿を見て、桔梗はよもやと最悪の想像を浮かべてしまう。
「あはは。桔梗の幸せの先を見られないのは、ちょっと残念だけど。これで私はお役御免ってわけだね」
「一体何を言っているのだ!?どうして急に、こんなことが……」
犬夜叉が傍目から見ても分かるほどに、桔梗は狼狽えていた。今生の喜びを一番に分かち合ってくれる筈の友が、今こうして消えかけているのだから。
なぜ、どうしてと続けざまに問われた百江は、居心地の悪そうな顔を浮かべたまま、懐から道鏡を取り出した。
鏡面の至る箇所には皹が入り、使い物にならなくなっている。
この道鏡は、百江が時代を越える際に必要となる大切な鍵だった。
仮に失ってしまえば、最悪の場合元の世界に戻れなくなる可能性も否めない。故に桔梗は、日頃からこの道鏡を丁重に扱うよう百江に言い含めていた。
その鏡が無惨にも破損した原因は──言うまでもなく、四魂の玉の影響であることは明らかだった。
玉は桔梗やかごめと同じくらいに、百江のことを恐れていた。奈落や曲霊を使って抹殺を試みるも、全てが失敗に終わり……彼女が玉の内部へ乗り込んできた際、これ幸いとばかりに手を掛けていたのだろう。
「ごめんね。ちゃんとしたお別れもできないうちに、こんなことになっちゃって」
「百江……」
風のように現れて、嵐のように去っていく。よくよく考えてみれば、それはいかにも百江らしいことだったのかもしれない。
だが桔梗にしてみれば、感情を整理する時間がまるでなかったということも、また事実である。
やっとの思いで奈落を倒し、己の悲願を果たしたというのに……その喜びを分かち合う暇もなく離れてしまうことが、堪らなく悲しいと思えてしまったのだ。
「そんな悲しい顔しないで。べつに死に別れる訳じゃないんだからさ。
桔梗があと500年ぐらい余分に生きてくれれば、現代で再会できるよ」
「っ…本当におまえは、最後まで無茶苦茶なことを……」
苦笑しながら瞳の潤いを拭おうとする桔梗を尻目に、百江はその場にいたもう一人にも最後の言葉をかける。
「犬夜叉。わざわざ言うまでもないことだけど……桔梗のこと、よろしくね」
「ん…おう、こっちのことは任せときな。おめーもせいぜい長生きしろよ」
犬夜叉も普段と違って悪態付くことなく、彼なりの励ましの言葉を送っていた。彼女が本当にこの時代から消えようとしていることを、本能的に察していたから。
「それじゃあ、さよならは言わないよ。またね、桔梗」
「あ……待ってくれ、百江。これをおまえに──」
最後の別れを惜しむように、桔梗はおずおずと懐から取り出したものを百江に託す。
「特別なまじないをかけておいた。元の時代でも、おまえが幸せになれるようにと」
桔梗が旅の合間を縫ってこっそりと作っていた、魔除けの御守。
いつか百江が現代へ帰る折に、渡すつもりの代物だった。
もっとも、それを渡すのがここまで急になるとは、思いもしなかったが。
「そっか……ありがとう。桔梗の手作りなら、きっと効果覿面だね!」
「無論だ。私を誰だと思っている?」
桔梗は変わった。
こんな風に軽口をたたき合う姿も、以前であれば絶対にあり得ないものだった。
もう死人の概念に囚われることも、巫女としての運命に翻弄されることもないだろう。
桔梗の人としての生き方は、まさしくこれから始まるのだ。
「百江……私たちは、また会えるのか?」
既に視認することが難しくなるほどの状態になっている百江に対して、桔梗は改めてそう問いかける。
言葉の実のままに、
そして、その問いに正面から答えるべく、百江は深く頷いた。
「もちろん。だって私たちは──」
──四魂の玉なんかより、ずっと強い絆で繋がっているんだから。
※※※※※※※※※※
ぬわああああん疲れたもおおおおおおん
これにて本RTAは完結です。
終わり、閉廷!以上、皆解散!!
ラストで突然のお別れイベントが発生したことにより、面食らった方も多くいらっしゃったかと思います。
当初は四魂の玉と戦うことなくエンディングを迎える予定だったので、現代に戻るにしてもほもちゃん自らの意思でとなるはずでした。
しかしご覧の通りイレギュラーが発生し、まんまと四魂の玉の思惑に乗せられてしまったため、「現代」から来たほもちゃんは、半強制的にこの時代から退場する運びとなってしまったのです。
RTA的には桔梗生存かつ友情ルート完走という目標を達成できたので万々歳なのですが、ほもちゃんが消滅したときの桔梗の心情を鑑みれば、「君は桔梗様ファンクラブ会員失格だ」と言われても仕方のないことをやらかしてしまいました。
桔梗様ごめんなさい。僕を死刑にしてください!!
もう何度目か分からない反省の弁を述べつつ、聞こえてくるエンディングテーマは、知る人ぞ知る名曲『卒業~さよならは明日のために~』の犬夜叉アレンジVer.です。これはアニメ版第124話「さらば愛しき桔梗よ」で流れた挿入歌で、『Dearest』と並んで桔梗のイメージソングのような扱いになっています。
桔梗との友好度をMAXにした状態でエンディングを迎えた場合にのみ聞くことのできる曲であり、私が大好きな犬夜叉ソングでもあります。
もちろん恋愛ルートで完走した場合に聞ける『Dearest』の方も超名曲なので……というか犬夜叉の曲は全部名曲揃いなので、まだ聞いたことがないという方は、是非本作をプレイするか、『犬夜叉 ベストソングヒストリー』というアルバムを買って聞いてみてください!(媚びを売る)
通常プレイ時、初めてこのエンドにたどり着いた時は普通に泣きました。それはもう号泣しました。桔梗もやっと、幸せになれたんやなって。
原作では死別の折、涙を流しながら犬夜叉と口づけを交わした桔梗。遠回りしながらも最後の最後で犬夜叉と分かり合うことができたのは、彼女にとって唯一の救いだったのかもしれません。
しかしそれはあくまで「別れの言葉を伝えるのに間に合った」ことに過ぎず、ハッピーエンドとはほど遠いものでした。
本当は桔梗だって生きたまま犬夜叉と結ばれたかったはず。
その胸中を想像すると、やっぱり私はこの結末が見たかったんだよ!!(欲望ダダ漏れ)
さて、一部個人的な思いの丈をぶちまけたところで待望の完走した感想なのですが……
いくらRTAであっても、大長編のストーリーを走りきるのはとても大変だと思った(小並感)
最初は「なんかRTA
だけどいろんなルートを模索したり、敵妖怪を
道中では相次ぐガバの発生により、何度もコントローラーをぶん投げたくなる衝動に駆られました。しかしその一方で途轍もない豪運に恵まれ、幻のブドウを発見したONDISKのように狂喜乱舞するといったことも多々ありました。
叢雲牙に関しては文字どおり諸刃の剣だったと言えるでしょう。あれを最後まで保持できるようなチャートづくりが出来れば、さらなる時間短縮が見込めるかもしれません(再走の余地を残す投稿者の鑑)
エンディング後、『終劇』のロゴが出た所でタイマーストップ!
記録は10時間08分20秒。
タイム結果に関しては……最早多くは語りません。
しかしながら、私以外の走者が現時点でな~ぜ~か~誰一人として存在しなかったので、必然的に私の記録が世界1位となります。やったぜ。
……と、思いきや!
なんと本作投稿中に他プレイヤー様が現れました!!!!
こちらはRTAではなく通常の実況プレイとなりますが、この界隈に犬夜叉作品を一つでも増やしたいという私の願いが叶いました。
もう何も思い残すことはありません(砂になって消えるAA)
またこれ以外にも、本作をご覧になって「まだまだ。そんなんじゃ甘いよ」という方、あるいは「いやいやこっちのルートで走ればもっと時間短縮出来るだろオラァン!?」という方がいらっしゃいましたら、犬夜叉RTA、是非走ってみてください。私は喜んで見ます(鋼の意志)
さて、クリアデータのセーブ後にスタートボタンを押すと、ほもちゃんが現代の実家に戻っており、自由に動かせるようになっています。
だけどほもちゃんはもう戦国時代には戻れないんじゃ……とお思いの方、ご安心ください。
クリア後に発生する【あれから】のイベントによって、ほもちゃんは再び戦国時代へ舞い戻ることができるのです!
【あれから】についてのお話はRTAとは関係ない部分なので、しばらくしたら番外編として上げようかなと思っています。
……いや上げないかもしれへんわ。断言すんのやめとくわ。確信がないわ。
皆様におかれましては、長時間のご視聴、お気に入り登録、評価、感想等本当にありがとうございました。
何度も言いますが、失踪せずに完結できたのは紛れもなく本作を応援してくれた視聴者の皆様方のお陰です。
ありがとうございますやでほんま。プレイヤーからしたら。
それではまたどこかでお会いしましょう。
じゃあな!
……あ、そうだ。
最後に一つ、とても大事なことを言い忘れてました。
犬夜叉RTA流行らせコラ!!!!
本当の本当に終わり!
本郷百江(ほもちゃん)
令和から戦国時代にタイムスリップしてしまった少女。
人間離れしたパワーとスピード、そして霊力を併せ持つ。
初めて会った桔梗に一目惚れし、彼女の幸せを叶えてあげようと尽力する。
その独特な言葉遣いは当初桔梗らを大いに困惑させていたが、そのうち誰も気にしなくなった。
※※※※※※※※※※
由緒正しき"本郷神社"の一人娘であるが、幼くして両親を失っており、天涯孤独な身の上。
気に入った相手を命がけで守ろうとする理由は、"仲間の死"を他の誰よりも恐れていたから。
ひとりで辛かったとき、孤独に負けそうなときに『
本編の語録はほぼすべて暗唱することができる。
仮に本作の「その後」を実況プレイするとして(書けるとは言ってない)、どんなパートが見たいと思いますか。教えてくださいなんでもしますから!
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桔梗が現代にタイムスリップ
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神無・神楽の再登場
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本作未登場な敵キャラとの絡み
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「天下覇道の剣」以外の犬夜叉劇場版