洞窟には桔梗とほもの二人だけ……何も起きないはずがなく。
ようやく冒険の第一歩を踏み出したRTA、はっじまっるよっ!
前回、プレイヤーの想定していた会話イベントが発生せず、ギリギリのところでほもちゃん自ら桔梗の心中を阻止。再走案件を回避しました(回避できたとは言ってない)
そうして遂に始まった桔梗との旅路。
打倒奈落という最終目標を掲げながら、歩き巫女として様々な拠点を巡って癒者の務めを果たしたり、人々を困らせる妖怪を退治したりしていきます。
このまま道なりに進んでいくと原作通りに傷ついた人々が集う寺にたどり着くのですが、その前にランダムイベントが発生したらしく、桔梗が不意に足を止めました。それと同時に聞こえてきたのは幼子の泣き声。
「子供の声だ。行ってみよう」
桔梗は躊躇いなく声の元へ向かおうとしていますが、このゲームn週目の私にとっては全力で制止したいというのが素直な心境です。やべえ巫女封じ先輩じゃん……触れたくねえなぁ(小声)
「そんなところで何をしている?もしかして、迷子になってしまったのか?」
泣きじゃくる子供に優しく声を掛けようとする桔梗でしたが、近づくにつれその子供が砂のように消えてしまいます。もしやこれは神隠しの力……?
いいえ違います。TDN罠です。
「まさか、これは…!」
気付いた時には既に遅く、不自然に口を開けていた洞窟にみるみる吸い寄せられていきます。なんだこの驚異の吸引力は。ダイ○ンかな?
この洞窟は通称「巫女封じ」と呼ばれる妖怪の体内であり、引き込んだ巫女の法力を奪い取るという変わった能力を持っています。対象が法師を含めず巫女に限定されているあたり、この妖怪はそういう癖の持ち主に違いありません。
桔梗は勿論のこと、霊力が一定の数値に達していたほもちゃんも巫女判定を受けてしまったようです。お前の認識ガバガバじゃねえか。
されどここまできたら引き返すこともできず、またその場に踏ん張って耐えることも不可能に近いので、桔梗と一緒に洞窟の内部へと誘われましょう。
支店を板に吊るしてギリギリ太るカレーセットアッーーーーーーーー!!
「巫女封じの洞窟か……少々不味いことになったな」
薄暗い洞窟の中で、ようやく桔梗も敵の正体に感づきます。この場でじっとしていても解決策は見出せそうにないので、僅かに光が見えている方に向かって進みましょう。
「……っ!」
しばらく歩いていると、桔梗が不意に膝をついてしまいました。呼吸は既に荒くなっており、何やらただ事ではないことが分かります。おっ、でえじょうぶかでえじょうぶか(悟空)
こうなってしまった理由は言わずもがな、妖怪「巫女封じ」の特殊能力によるものです。
洞窟内では霊力系統の技を一切使用できず、また外界とは完全に遮断されているため、死魂虫も入ってくることが出来ません。それにより現在、桔梗の中にある魂が尽きかけているんですね。
これはいけない。とっとと妖怪倒さなきゃ(使命感)
「百江……おまえはさっきから平然としているが、本当になんともないのか?
霊力を持つ巫女であれば、私のように動けなくなってもおかしくないというのに……」
んにゃぴ、私みこじゃなくてほもなので……
勿論影響が全く無い訳ではありません。靴の中にずっと小石が入っているような不快感はちゃんと感じてます。
馬鹿正直にそう答えたら苦笑されました。「おまえというやつは……つくづく読めぬやつだ」とか言われてますけど、(RTA走者の脳内なんて)そりゃ読めないでしょ。
そんな会話をしている間にも桔梗はどんどん弱っていき、遂には一歩も歩けないまでになってしまいます。
アカンこれじゃ桔梗が死ぬぅ!桔梗が死ぬねんこんなぐらいじゃ!
「このままでは足手まといになってしまう。百江……私を置いて、先に行け」
出、出ーwww隙有死亡旗建奴www
巫女封じに遭遇した際の桔梗は、珍しく弱音を吐くことが多いです。持ち前の霊力がほとんど使えないことが影響しているのでしょうか。
とはいえこんなところで死を覚悟しているようでは、奈落との戦いで命がいくつあっても足りません。ここは日本一熱い男の言葉を引用して、桔梗を奮い立たせましょう。
どうしてそこで諦めるんだそこで!ダメダメダメダメ諦めたら!
周り(RTA)のこと思えよ!応援してる人(RTA走者)たちのこと思ってみろって!
頑張れ頑張れやれば出来る気持ちの問題だ絶対出来──(以下、無限ループ)
ヘラっていた桔梗を立ち直らせたところで、彼女を背負います(唐突)
勿論これは動けなくなってしまった桔梗のためであって、私にやましい気持ちはひとつもありません。
「すまない。おまえには苦労をかける」
おほ^~
ちなみに恋愛ルートでここまで来ていると、なんと桔梗をお姫様抱っこすることができちゃいます。顔を赤らめながら「な、なにをしているのだ!」「早く降ろさぬか!」などと言って恥ずかしがる桔梗は必見!
皆様におかれましては、ぜひとも本作を購入してプレイいただきたいと思います。というか、買うのだ(豹変)
※※※※※※※※※※
「桔梗、私の背中に。ほら!」
「いや、しかし……」
「大丈夫だよ。さきっちょだけ、さきっちょだけだから!ホラホラホラホラ」
百江は基本的に一度決めたことは曲げない。短くも浅くない付き合いからそのことを理解していた私は、それ以上反対する言葉を続けなかった。
私を背負い、何故か鼻息を荒くしながら歩き始める百江。その華奢な見た目とは裏腹に、人ひとりを抱えても平気な体幹をしているらしい。
彼女の背中に身を委ねていると、ひどく懐かしいような、不思議な感覚に襲われた。
なぜ?どうして?
頭の中を巡る疑問は結局解けず仕舞いであったが、それが不快なものでないことだけは確かだった。
「すまない。おまえには苦労をかける」
「いや全然。困ったときはお互い様って言うでしょ?」
「お互い様、か……っ!?邪気が迫ってくる。これは──」
※※※※※※※※※※
目的地まであと一歩というところで、突如羽虫の大群が襲来しました。
助けてー!妖怪集団に襲われてまーす!こいつら妖怪の仲間でーす!!
ここでの戦闘は回避不可のため、背負っていた桔梗を下ろして戦いに臨みましょう。武器はPart2にて入手した大太刀です。ほもちゃんは最初のステータスガチャで最高値の霊力を引いていますが、巫女封じの中ではこれが死にステと化すのが痛いですね……これは痛い。
「逃げろ百江、せめてお前だけでも…!」
予想外の事態に桔梗も動揺を露わにしていますが、これぐらいの敵ならばボタン連打のゴリ押しで倒しきれるはずです。
それでは武器の大太刀を構えまして……
オラッ!死ねッ!!イキ死ねッ!!!(CNCN亭)
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駆逐完了です。
ぬわああああああん"魂"を奪われたもおおおおん!!!!(死人並感)
肩で息を切るほもちゃんの後ろに散乱しているのは、"羽虫だったもの"の死屍累々。
接触ダメージを三度ほど食らったため体力は残り半分を切っていますが、こんなところで一段落ついてる暇はありません。桔梗の身体から魂が抜け切ってしまう前に、とっとと洞窟の最深部へ向かいましょう。
背景の色が赤く変わり、ドーム状のだだっ広い空間に辿り着きました。その頂点には巨大な目を模した化け物が蠢いています。こいつが妖怪『巫女封じ』の本体です。ガンQかお前は。
とは言え厄介なことに敵との距離がかなり離れているため、ほもちゃんの太刀(意味深)ではどう頑張っても攻撃が届きません。
ではどうすればいいのか。その答えはずっと行動を共にしてきた桔梗にあります。
その弓矢ええやん。(攻撃力)なんぼなん?……14万?うせやろ!?
ということで一時的に桔梗の持つ弓矢を拝借します。
加えて攻撃系統の個別武器スキル『強弓』を取得!
これにより、霊力が使えない状態でも物理攻撃でヤツを撃破することができるようになりました。
矢を番えたら視点が一人称になるので、敵の目の中心部を狙って……よく狙って……放てぇぇぇぃ!(戦国武将感)
ヨシ!抜かりなく一発で当たりましたね。敵を撃破したことで辺りを覆っていた洞窟も消えていきま──
▼妖怪に刺さった筈の矢が弾き返された!
▼まずい……このままじゃ、あいつを倒すことが出来ない!
ませんでした。
あれぇ!?丘people!?なんで終わらないのぉ!?
アッ……どうやらこの妖怪、四魂のかけらを所持しているようです!
本作で会敵する敵は、低確率で四魂のかけらを1~3個程度持っていることがあります。かけらを持つ敵は当然ステータス値が通常よりも高く設定されており、攻撃力に加えて体力や防御力が通常よりも一回り近く上昇しています。
だから、ごり押しの弓矢では、倒せなかったんですね。
などと言っている場合ではありません!
なんでこんなときに限ってそんな乱数引いてんだよお前えええ!親譲りのガバ運受け継いでキモティカ?キモティクナイ=ダルルォ!?
「百江……あそこだ!四魂のかけらが光る部分を、狙え…!」
さっきから桔梗が指示を出してくれていますが、残念なことにほもちゃんはかけらの気配を探知することができません(無能)
視えねぇってのは恐えなあ。
「なに…!?おまえ、かけらの気配が分からぬのか…?」
そうだy……ん?ちょっと待てください。
脳内に走る、一瞬の閃き。
ここでオリチャー発動!!(一門伝統)
やってみせろよほもちゃん!
なんとでもなるはずだ!
オリチャーだと!?
ということで、本来取るはずの無かった霊力系統のスキル『神通力』を取得します!
これでかごめや桔梗のように四魂の気配を察知出来るようになり、敵のかけらを仕込んでいる位置が正確に視えるようになりました。
『神通力』スキルは、本来上記の二人が仲間の場合は取得するうま味が少ないです。四魂の気配を追える人はそう何人も要りません。しかしこれもガバ回避の為。ましてや再走だけはしたくなかったので(本音)、やむを得ない決断です。
でもそれじゃあ後半のスキル取りに響くだろうって?
…………はい。
気を取り直して、さらにもう一発!!(HTKKKS)
狙いを定め、二射目を放ちます。飛んでいった矢は吸い込まれるような勢いで、一直線に妖怪の持つかけらを射抜きました。
妖怪巫女封じは強烈な光と共に四散爆発。本体を倒したことで、洞窟全体が砂のように散り散りになっていきます。
▼妖怪巫女封じ を倒した!
▼700 の経験値を獲得!
▼時代樹の朝露 を手に入れた!
▼四魂のかけら を 1つ 手に入れた!
▼百江 の段位が 8 に上昇!
▼桔梗 の段位が 31 に上昇!
桔梗の段位がようやく1上昇しましたね。最初から強いキャラは成長の伸びが悪いです。レベルアップに必要な経験値がぐっと増えていますので。
新たに入手した「時代樹の朝露」というのは、いわゆる体力全回復アイテムです。今後のボス戦などで苦戦したら即座に使っていきましょう。
四魂のかけらについては……後述のこと。
巫女封じを倒したことで洞窟の結界が破れ、死魂虫達が桔梗の元へ寄り添ってきます。魂が満たされたことで、ようやく桔梗もいつも通りの元気を取り戻してくれました。
「百江……あの時おまえは、私を置いて先に進むことも出来たはずだ。それなのに、どうして最後まで諦めなかった?」
桔梗の真剣な問いに対するほもちゃんの返答は……
『それが私の信条だから』
『桔梗の側にいたいから』
『私、人より諦めが悪いから』
『桔梗が死んだら悲しむ人がいるもん』
『んー、分かんない。何となく!』
『諦めたらそこで試合終了ですよ』
『諦めなければいつしか雨は止み、そこには虹が架かるんだよなぁ…』
『そんなことよりおうどん食べたい』
いや選択肢多スギィ!
大抵は『はい』か『いいえ』の選択肢なのにいきなりこんなたくさん出てきたらビビっちゃうだろ!
製作者さんは力の入れどころさんを間違ってませんかね…?
まま、エアロ。
今回はRTAをやっているので一番最初に選択されている『それが私の信条だから』を選びましょう。
お前……珍しく真面目じゃねぇか。
ほもちゃんがあっけらかんに返答すると、桔梗は目を閉じながらフッと笑みを浮かべてくれます。可愛い。
友好度を順調に稼げている場合、このリアクションをしてくれることが多いです。なんだ、やっぱり前回のガバはガバじゃなかったんだな。ガハハ!
「絶対に諦めない……それがおまえの信条か。今回ばかりは、色々なことを教えられてしまったな」
桔梗らしいクールなセリフですが、そこに棘はありません。
その証拠に、ほもちゃんとすれ違う際に一言。
「……礼を言う」
ですってよ奥さん!
おほ^~たまりませんわ。やっぱり、桔梗ルートを…最高やな!
走者の私がRTAを忘れて桔梗様の魅力を存分に噛み締めているところで今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
四魂の玉について……お話しします(唐突)
みんな、四魂の玉って、知ってるかな
四魂の玉というのはね
たとえば、「強大な力を与えてくれる」とか、
あるいは、「どんな願いも叶えてくれる」といった、
宝珠のことをいうんだ
四魂の玉を消滅させる方法は、
所有者が、玉に唯一の正しい願いをすることに、あるんだよ
そして、「正しい願い」と、「よこしまな願い」は……
どちらが、上かな?(曲霊の誘い)
もちろん、旅の目的は四魂の玉を消し去ることだから……
「正しい願い」のほうが、上だよね?(清浄な光)
四魂の玉の先の部分に、「よこしまな願い」が集中するとね
玉を使った者は、心を喰われてしまうんだって
イヤだねぇ
いま、「よこしまな願い」持っていない子は、
これから先、「よこしまな願い」を、
持たないようにしようね!(清らかな心)
いま、「よこしまな願い」を持っている悪い子は……
やめようね!(邪悪な心)
そして……半妖や死人を含めた、みんなを大好きになって
みんなのために、生きようね!(博愛主義)