犬夜叉RTA 桔梗救済ルート   作:パプリオン

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Part6 人見陰刀~巫蠱の術

 

作中で累計20回以上逃亡したラスボス(ギネス記録)が現れるRTA、はーじまるよー。

 

桔梗とほもちゃんは巫女封じの洞窟で四魂のかけらを手に入れたのち、戦で傷ついた人々が集う寺に訪れることに。当面はここで彼らの手当てをしながら、奈落についての情報を集めていきます。

 

ほもちゃんにはここでも薬草探しの渡世をやってもらいます。

しかし状況が状況なだけに、少しはそれ以外の渡世もこなしておかないと「お前何サボってんだよ稽古よぉ!」と皆からの心証を悪くすることがあります。ので、日中は出来る限り他の渡世も受けるようにします。

時折現れる妖怪は経験値的にうま味のある敵のみを倒し、残りは逃げるか桔梗様に任せておけば問題ありません。

 

そんなわけでしばらくこの地で慈善活動を続けていると、通常の侍とは装いが異なる一行が訪れてきました。

 

「ここに桔梗なる巫女がいると聞いた。我らに同行してもらいたい」

 

怪我や病をたちどころに治してしまうと評判になっていた桔梗の噂を聞きつけ、病弱な城主──人見蔭刀の家来がこの寺にやって来た……ということなのですが、実はこの城主こそがラスボスの奈落です(身も蓋もないネタバレ)

奈落は人見蔭刀の体を乗っ取り、城を拠点に四魂の玉をせっせと集めようとしています。しかし当然人間との関わりは極力避けようとしており、桔梗が呼ばれたのは人見家の家臣の独断であることから、偶然に偶然が重なっての邂逅なんですね。

 

しかしここで奈落との接触フラグを立てておかないと、ごく稀に終盤まで一切奈落と接触せず、四魂の玉が一向に集まらないという珍現象が起きることがあります。なのでこの誘いには必ず乗るようにしましょう。

 

邪見(じゃけん)城行きましょうね~。

 

「む、なんだお主は。用向きがあるのははこちらの巫女殿のみ。付いてくることはまかりならぬ」

 

は?ふざけんな!(声だけ迫真)

桔梗と奈落を二人きりにしたら犬夜叉に怒られちゃうだろ!なので私も行きまぁす!

 

「ええい、しつこいぞ!とっとと失せぬか!」

 

「もし、お待ちを……その者には私の手伝いをしてもらっています。何とぞご容赦頂けませぬか」

 

「ちっ。巫女殿がそう言うのであれば、仕方あるまい」

 

桔梗の見事な口八丁でほもちゃんの同行が許可されました。ここはチャート通りに他力本願で桔梗の後ろを付いて行きます。(こんな情けない走者で)すまない……

 

 

 

人見城にたどり着くと、周辺には誰がどう見てもお察しの禍々しい邪気が満ちていました。いかにもこの地には何かがありますとばかりの光景です。ここに仕える家臣達は何も感じていないんでしょうか。

 

入城後、桔梗とほもちゃんは一番奥の部屋へ通され、謁見の間で人見蔭刀(奈落)と対面することになります。

 

「そなた、名は?」

 

「桔梗と、申します」

 

「っ…!」

 

桔梗が50年前と全く変わらぬ姿で現れたことに対して、奈落は驚きの表情をみせます。この頃の奈落はなんというかかなり人間味が強く、桔梗との絡みも見ていて面白いんですよね。

あ、勿論隣に居るほもちゃんは現時点ではアウトオブ眼中なため、特に触れられることはありません。悲しいなぁ……

 

謁見を終えた直後、家臣のおっさんから主の容態をうかがわれました。

 

「まことに遺憾ながら、私の手には負えぬ様子。恐れながらお暇いたしたく──」

 

桔梗が遠回しにあいつはもう手遅れだと言うと、次の瞬間には槍で武装した足軽に囲まれてしまいます。なんで?(殺意)

 

「……どういうおつもりで?」

 

「あいにくだが、殿より城から出すなとの命令が下っておる。しばしこの地に留まってもらおうか」

 

侍が……舐めてると潰すぞ。

 

「百江、手を出してはならぬ。よいな?」

 

え?ああ、流石にこの場では大人しくしておくつもりですけど……

っていうかこんな台詞、初めて聞きました。後から調べてみたところ、ここまでにプレイヤーが力押しの行動を複数回していると挿入されるようです。

 

ほもちゃん力押しなんかしてましたっけ?残念ながら記憶にありませんね。

 

 

 

シーンが移り、桔梗とほもちゃんは牢屋の中にブチ込まれてしまいました。その場で処刑されなかったのは奈落が桔梗に強い興味(意味深)を抱いているためです。やっぱ好きなんすねぇ!

 

ただしここでモタモタしていると、ほもちゃんの方は用無しとばかりに斬り殺されてしまいます。とっとと脱出しましょう。

 

門番さん門番さん、ちょっと退いて貰っても良いですかに?

 

「ん、なんだ。変な気は起こさぬことだな──どわぁぁっ!?」

 

霊力を手に込めた状態で格子を触ると、木製の檻は跡形もなく弾け飛びました。

おっ開いてんじゃ~ん!*1

 

原作では桔梗が死魂虫を駆使してスマートに脱出を試みていましたが、力ずくであればこんなやり方も出来るということです。

やっぱり力押しがナンバーワン!

 

その勢いで向かいの檻で若干呆れ顔をしている桔梗も助けましょう。こっちも開いてんぞぉ~↑おい!

 

「私はたまに、おまえが人であることを疑う時がある……」

 

またまたぁ。桔梗様だって霊力のステータス的にはやろうと思えばやれることじゃないですか~。

 

さて、ここから先の進路についてですが、城の1階に預けられている二人の武器を回収して脱出……という最短ルートを通ることになります。城内をくまなく探索することもできるのですが、現在奈落は城を抜け出しているうえ、近辺にはあまり有用なアイテムが無いため、RTA的にはまず味です。とっとと外に出てシャバの空気を吸いましょう。

 

城から出ると、南の方角にある山中から強い邪気が放たれていることが分かります。そこへ向かうと次のストーリーイベント(巫蠱(こどく)の妖怪)が発生するのでいざ参らん!

 

……しばらくは地味な移動シーンが続きますので、16倍速でイキましょう。

 

そしてこの間は手持ち無沙汰になるので、み な さ ま の た め に ぃ

 

『巫蠱』についての説明をば。

巫蠱とはムカデやゲジなどの虫を共食いさせ、最後に残った一匹(蠱毒)に願をかけて誰かを呪う……というクッソ胸糞悪い呪術のことです。

犬夜叉のストーリー上ではその虫を妖怪に読み替えており、奈落が数多の妖怪を喰い合わさせて完成した最強の一体を吸収し、己の強化を図ろうとしています。

本来の流れなら犬夜叉一行と桔梗がその術の中に巻き込まれて一悶着あるのですが、本RTAではこ↑こ↓が重要な短縮ポイントとなります。

 

"どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません"と言わんばかりに開いている洞穴の入口付近に向かうと、その場所にいたのはかごめ、珊瑚、七宝、雲母の犬夜叉組。肝心の犬夜叉本人と弥勒法師は瘴気の元を確かめるべく、穴の中へに入っていってしまったようです。

 

「犬夜叉は、この中にいるのだな?」

 

「え……ちょっと!」

 

かごめの返答を聞く前に歩を進める我らが桔梗様。犬夜叉に会いたくて会いたくて仕方ないみたいですね……

 

そんじゃほもちゃんもイクゾォォォォ!

洞穴に一歩足を踏み入れたら、即座に後ろ向くんだよ180°!

そして山から出るゾォォォォ!!

 

ほもちゃんの迷いなき奇行に対して、桔梗を含めた一行は困惑を隠しきれない様子。

ですが、RTA的にはこれで正解なんです。

 

ここで発生するストーリーおよび戦闘は、該当のエリア内に片足でも踏み込むと自動的に発生し、プレイヤーが関与しなくても勝手に進んでいくという特徴があります。

プレイヤーが絡むことによって発生するイベントシーンの時間を加味すると、戦いに参加しない方が時間を短縮できるという訳です。

 

ということで桔梗さん。ここは新宿調教センターよりも危ない場所なので、一旦退いて様子を見ましょう。

 

「……危険なことは元より承知のうえだ。少なくとも私には、いまここで何が起きようとしているのかを確かめる必要がある」

 

突然の急ブレーキが通じるはずもなく、結局桔梗は一人で中に入ってしまいました。友好度は当然下がるうえ、桔梗の曇り顔を拝むことになりますが……心を鬼にして耐えましょう。

 

「ねえ……あの時はありがとう。犬夜叉のこと、助けてくれて」

 

と、ここで急にかごめから話しかけられましたが、これは…?

ああ、桔梗の心中イベントを阻止した時の話ですね。あの時はもうほんっっっとにビックリしましたよ。

 

「かごめちゃん、この子と知り合いなの?」

 

「うん。前に犬夜叉が桔梗と会っていた時に……ちょっとだけ」

 

一行は三者三様の視線でこちらを見つめてきますので、きちんと無害アピールをしておきましょう。

ぷるぷる。私悪い人間じゃないよ。現代からタイムスリップしてきたTDN女子高生だよ。

 

「な、なんじゃと!おぬしはかごめと同じ世界から来たというのか!?」

 

「だけど……それじゃあんたは、どうして桔梗と一緒にいるのさ?」

 

よくぞ聞いてくれました珊瑚ちゃん。一から語れば夜通しかかることは請け合いですが、それでも構いませんかな?

 

「あ…えっと、それじゃあまたの機会にしようかな……なんて」

 

こんな感じでほもちゃんの正体を適度に晒しておきつつ、一方でイベントの成功率を上げるため、かごめには犬夜叉の元へ向かってもらうよう暗に促しておきます。

 

「かごめ、ここはオラたちに任せるのじゃ!」

 

「私も大分回復したし、行ってあげなよかごめちゃん」

 

「うん……ありがとう。珊瑚ちゃん、七宝ちゃん」

 

かごめはほもちゃんの存在を気にしつつ、桔梗の後を追っていきました。これで安心だずぇ!

プレイヤーが介入しないことで次のイベントまでは原作通りに話が進むため、そこまでは待機時間となります。折角なので珊瑚たちとコミュニケーションを図ってみましょうか。

 

ッスーー……天気、いいっすねぇ……

 

「え?ああうん。夜だけどね」

 

「星空が綺麗ということじゃろうか」

 

見事バッドコミュニケーションを獲得しました。ありがとうございます。

二人ともまだこちらを味方だとは認識していないため、話がことのほか弾みません。仕方がないのでちっこくなっている雲母でも撫でていましょう。ほもちゃんいきなりの行動に珊瑚が警戒していますが、もふもふしているだけなので問題ありません。

そんなこんなで時間を潰していると、突然地響きのようなものが起こり始めます。

 

「うわっ…!今度は一体何?」

 

「見ろ珊瑚!山が割れるように動いとるぞ!」

 

犬夜叉が巫蠱の術によってキメラ妖怪になってしまうことを避けるべく、桔梗が山にかけられていた術式を打ち破ったんですね。犬夜叉と戦っていた妖怪は吸い寄せられるように奈落の元へ。桔梗もイベント上強制的に囚われの身になってしまいます。

ちなみにプレイヤーがこのイベントに参加していると真っ裸の奈落が桔梗を抱きかかえているシーンを拝むことができます。多分変態だと思うんですけど(名推理)

 

しばらく待っていると山中に入っていた犬夜叉たちが戻ってくるので、彼らと共に桔梗を助けに行くルートを選択します。一人で行くことも可能ではありますが、その場合全力で奈落に狙われることになるのであまりオススメはできません。

 

夜明けと共に出発することを決めたら、この日はとっとと寝ましょう。犬夜叉一行は相変わらずこちらを警戒していますが、話が進んでいけばこの問題は勝手に解決します。無理に好感度や友好度をあげる必要はありません。

 

 

 

──翌日。

 

オッハー!!!!オッハー!!!!(爆音)

桔梗探しにイクゾォォォオエッッッ!!!!

 

「いやうるっせぇな!」

 

ダイナモ感覚でガンギマったら犬夜叉に怒られたので今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

*1
開けたんだよなぁ……

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