スーパーロボット大戦Blank   作:フォトンうさぎ

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第0話:始まりの二人 ④Theme of Over.on(中編)

 ほの暗い倉庫の中で示された選択肢は二つ。謎の組織の一員だろうカーティスと共に行くか、ここで朽ち果てる――すなわち、死を選ぶか。

 

 フォント・ボーはザンスカールの知ってはいけない情報を知ったようで、生き残るのならカーティスと共に行く選択しか選べそうにない。まだ直接ザンスカールの追手や刺客が来たわけではないとはいえ、もう普段の日常には戻れないことをフォントは悟っていた。

 マシロもそうだ。パプテマスと言われて父が消されるのをその目で見ようものなら、ここで大人しく朽ち果てたいなんて選べないだろう。

 

「お、俺は……父さんがよこしたオーヴェロンとかいう奴を受け取って、あなた達と共に行きたいと思います。たぶん俺はここに……オリンポスのコロニーにいられ、ないんだ。そうするしか……ない」

 

 マシロは震えた体を抱きしめながらうつむいて話す。彼の答えは決定した。

 

「お、れの、答えは……? あの、カーティスさんはっ、いったい何者なんです? せめてそれだけが知りたいっ」

 

 対してフォントの方は、まだ他の道に対しての希望をわずかながら持っていた。『もしかしたら? 本当は? この人たちについていく方が間違いなのでは?』という探りをする。

 

「君たちには、私が誰だか知る権利がある。信頼のために正直に話そう。――私はカーティス・ロスコ。木星の特殊部隊、蛇の足(セルビエンテ・タコーン)の者だ」

 

「木星? 特殊部隊? 蛇の足みたいに存在しないもの……?」

 

洒落(しゃれ)に気づくとは鋭いね」

 

 カーティスは恐らく正直に話したのだろうとフォントは考える。だがしかし、木星。20年前に大規模な地球侵攻を実行した木星帝国の残身。

 しかもフォントが手に入れた情報では、天使の輪(エンジェル・ハイロゥ)の製作に関わっているのだ。正体を明かしたことで逆に疑心暗鬼になる。

 

「……カーティス、時間だ。外で騒ぎが起きているみたいだ。俺はガンダムに戻り準備をしておく。……コロニー内の戦闘というのはあまり行いたくないがな」

 

 会話には混ざらず、今までじっと自分の端末を見ていたキャプテン・アッシュが静かにその場を去り、倉庫の奥深くの暗闇の中に行く。通路の先に自分の機体を用意しているらしい。海賊なりのやり方であらかじめコロニー内の準備は良くしておいたのだろう。

 

「騒ぎ? だれ、が?」

 

「決まっているだろフォント。君を狙うザンスカールの連中だ。君には脱出用のザクを用意しているから、ベルお嬢様やマシロと共に……は無理かなぁ?」

 

「あの、ザクって? どこでそんなもの?」

 

「ザクⅡさっ、10年前の昔のね。式典用やお祭り用でセキュリティが甘かったから、ちょろっとくすねて来た。でもさすがにベルお嬢様が子供とはいえ、あのコクピットに三人は無理かな――」

 

 その言葉にムッとベルが頬を膨らませた時、その場に突如コロニーであり得てはいけない振動が起こった。足元が一度ぐわりと揺れ、衝突音で倉庫が振動する。

 

「なんだっ!? アッシュ、どうした!?」

 

『機体がふらふらしながらこちら側に墜落した! 攻撃する意思が無いようだったのでそのまま落とさせたんだが……。機体は――ん? ジ・Oだと? いや、その向こうから大型のモビルワーカーが複数来る! 急げ!』

 

 既にガンダムに乗り込んで外に出たアッシュの声が、カーティスの持つ小型の通信機に伝わる。

 

「ティターンズのジ・O? ――とにかくフォントとベルはザクへ、MSを動かせる知識は持っているんだろう? マシロは少し厳しくなるが私のガンダムへ……どうした? マシロ」

 

「――ジ・O? ティターンズは数年前に解体されて、そのフラッグ機なんて――パプテマス・シロッコの……それが、オーヴェロン?」

 

 ぶつぶつ言い続けていたマシロが突然顔を上げ、走り出す。足音でここから離れるというのをカーティスは目が見えなくとも察知した。

 

「マシロっ! どこへ行く!?」

 

「オーヴェロンが落ちたんです! それはたぶん、父さんがよこした!」

 

 はたしてそうなのかそうでないのか、カーティスにはわからない。きっと親子関係のものだから、読めない。

 そして今近くにいるフォントは重要人物で、ベルも木星の『さる名家』のお嬢様。ザンスカールの連中に渡すことなどあってはならないのだ。

 

「フォントとベルお嬢様はそのままザクへ。落ちたのが本当にオーヴェロンというものなら、このまま4機でオリンポスから母艦へと離脱する! フォントどうした!? ザンスカールが来るぞ! 狙いはお前自身と、お前が持つ端末に入っているだろうデータなんだ!」

 

「う・う……? やるしか、ないのか?」

 

 不安げにだが、ベルがフォントの元へと駆け寄り袖を引っ張る。彼女を任せられたということは……カーティスは戦闘を行うつもりなのだろう。この小さい子をいかれているとしか言えない状況で自分は任されたのだと、フォントはついに覚悟を決める。

 

「わかり、ました。ザクならプチモビの経験で動かせますっ。狙われているなら、やるしかない……! 案内を!」

 

 その言葉に対し、ベルが駆ける。足につけた小鈴のチリンチリンという音を頼りに、カーティスがその後をまるで周りがはっきり見えているかのようについていく。そしてフォントも。

 小さな足音に連れられてMSが置かれている場所に着く。フォントの眼前にいるモビルスーツは、10年前に生産が始められて、もうこの時代では旧世代のザクⅡと……ややくすんだ白銀色をした、全機が失われたはずの機体『クロスボーン・ガンダム』だった。

 

 

 同時に、外へ駆け出していたマシロも白いジ・Oを見つけていた。

 コクピットハッチは開いており、墜落した後だというのに『さぁ、どうぞ』と手の位置を調整していて、まるでマシロを待っていたというような形で存在していた。

 

「俺に乗れって、そう言うのか?」

 

 意を決し、自分の体に秘めていた身体能力を活かして手に飛び乗る。普段の学校生活では『目立つ・不幸になる』と父に言われてあまり見せなかったものだ。鍛えてなくて体力が無くても、一瞬の行動ならばできる。

 

「女、の子? 少女って父さんが言ってたか……撃たれているっ!?」

 

 コクピットに乗っていたのは、脇腹に銃創があり、そこへ最低限の止血をしていたパイロットスーツの少女だった。痛みで気絶してモビルスーツごとふらふらと落ちたのだろう。オーヴェロンに乗る直前に撃たれたのであろうか。

 目は閉じられていて、意識ははっきりとしていないようだ。

 

「死んで、ないよな? どうやって動かしてたんだ!? 君が気絶してちゃ、逃げられない!」

 

 重症のためゆさゆさと揺することはしなかったが、マシロは苛立って声を張らせる。その言葉に少しでも意識を取り戻したのか、少女はか細く呟いた。

 

「こ、この機体を……パプテマスさま……」

 

「くっ……! どいつもこいつも、シロッコシロッコって……! このモビルスーツ、借りる!」

 

 少女に操作法を聞き出すのは無理。操縦をさせるのも無理。ならば自分がやるしかないのである。

 マシロは少女の体をなんとかどかせ、自分の体をシートと少女の体の間に割り込ませる。

 

「さすがに窮屈だな……。本物のモビルスーツ、どうやって動かすんだ? フォントなら動かせるんだろうけど……いや?」

 

 ふと、この操縦席が『懐かしい』ことにマシロは気づいた。座ったこともないこのコクピットの内部が、まるで自分が作り出してからどこかへ無くしてしまっていたのが戻ってきたみたいに懐かしいのだ。

 

「わかる? わかるぞ!? こうだ、コンソールやスイッチはこのように操作して、再起動!」

 

 コンソールに表示される、『"O"ver.on』の文字。ジ・Oの、オーヴェロンの操作をマシロは初見で成功させたのだ。

 

「こいつがオーヴェロン……。俺はこのマシンを、お前を知っているのか?」

 

 困惑しながらスイッチやコンソールを次々と叩き、戦闘モードへと移行させる。

 ……のだが、オーヴェロンは右手に持ったビーム・ショットライフルを上げたり下げたり、大きな盾を持った左腕を前後にガクガクと動かす。柔軟な動きができる人型機動兵器とは思えない、古い電動人形みたいな動きだった。

 

「初見で戦闘は、無理そうだな……。『知っている』のと『やれる』ではめっちゃ違いがあるだろ……。――あっ!?」

 

 モニターの先、建物の影から現れたモビルワーカー『サンドージュ』と画面越しに目が合った。

 サンドージュは長い胴体に四本ずつの手足を持つ蜘蛛(クモ)のような、かつての球形作業用ポッド『ボール』とは全く異なった姿を持つ。

 だがボールと同じようにいくつかの戦闘用の武器が搭載されており、複座式の頭部のすぐ下に小型のビームランチャー、尾のような本体下部にはビームストリングスを放出できる部位が設けられている。

 作業用モビルワーカーと(あなど)るなかれ。使い方だったり複数の機体での攻めならば、モビルスーツを圧倒できるとまで言われているのだ。

 

「ビーム・ショットライフルなら狙いは――! いや駄目だっ、コロニー内だと――」

 

 すぐに武器を構えようとしたマシロだが、一旦強力なビーム射撃を行えばコロニーで被害が発生することが頭の中ですぐによぎる。

 その隙に初めに遭遇した一機がオーヴェロン目掛けて小型ビームランチャーを発射――する前に首元を白銀と黒色をした槍で貫かれた。

 

 サンドージュの細い首が見事に千切れ落ち、その首元から槍『ドッズランサー』を黒の機体が引き抜く。その機体は右目が眼帯のようなパーツで隠されてはいるが、出で立ちはまさしくガンダムだった。

 

「黒い、ガンダム!?」

 

 自分の中でどこか気になる言葉だったが、そんなことはどうでもいい。マシロはすぐに通信をかけようとしたが、その前に黒いガンダムから通信が飛んできた。先ほど場を離れたキャプテン・アッシュからの通信だった。

 

「無事か!? ん、マシロ? 飛び方が分かるのならコロニーのゲートまで急げ。ライフルでも制御室に向ければ、あちらから開けてくれる!」

 

 通信の間に後ろから飛び掛かる2機のサンドージュ。しかし黒いガンダムは、『ガンダムAGE-2 ダークハウンド』は、まるで後ろに目でもついているかのように素早い動きでさらりとかわす。

 その直後には、左手で引き抜いていたビームサーベルと右手に持っていたドッズランサーでサンドージュ2機を撃破していた。機体性能の大きな差もあるが、神業と言える速さだ。

 

「スーパーパイロットを舐めるなよ。行けっ!」

 

「はっ、はい! 俺じゃ重たい足手まといだっ」

 

 バーニアを吹かせ、オーヴェロンの重たい図体を持ち上げて飛翔させる。コロニー内なら地球よりは飛行を続けられる。

 それに続いて、倉庫内から白銀の『クロスボーン・ガンダム』と、ザクⅡが一機ずつ飛んで付いていく。殿(しんがり)は瞬く間にさらなるサンドージュを撃墜して飛んだダークハウンドだ。

 

「制御室! 通してもらうぞ!」

 

 マントをはためかせながら飛ぶクロスボーン・ガンダムが先行し、両手に構えているバタフライバスターという武器の一丁をコロニーのゲートの制御室に向ける。

 すると制御室は良い判断をしたのか、コロニーのゲートを解放して宇宙への出口を開いた。壊されてコロニーに被害が出るよりはマシなのだ。制御室はコロニーを運営している者ので、閉じ込めておきたいザンスカールのものではない。

 

「いい判断を感謝する。……んっ?」

 

 クロスボーン・ガンダムに乗るカーティス・ロスコは、目が見えないため『音』で全てを判断する。

 機体の周りをコクピット内で発する独特の音からイメージとして認識し、長年の訓練で鍛えてきた判断と知識で戦うのだ。常人には考えられないようなテクニックと認識力である。

 

 音で認識し、知識で戦う。故に――正体不明の聞いたことが無い敵は、異音によるノイズとしてでしか捉えられない。

 

 戸惑ったカーティスを見透かしたように、コロニーの出口で待ち構えていたハット帽子を被ったような機体は、猛スピードでクロスボーンに接近した。

 

「なんだっ、コイツ、は!?」

 

「カーティスさん!?」

 

 ザクに乗るフォントが叫んだ時には、クロスボーンのコクピットに緊急の接近戦をイメージさせる音が鳴り響く。

 とっさにバタフライバスターをその名のごとくバタフライナイフのように折りたたみ、ビームサーベルモードとしてハット帽子のビームの爪と斬り合う。

 

 いくら音だけでモビルスーツ戦が行えようと、謎の敵には無力。カーティスにとってはどんな姿か、どんな武装をしているか、どんな攻撃をしてきそうか、全てが分からなくなるのだ。

 

「フォント! マシロ! こいつはどんな姿をしている!? 俺は音で戦場をイメージして戦うっ。だから戦う相手が分からないと上手く戦えないんだっ!」

 

「えっ、えっ――!? ぼ、帽子を被ったような機体で……」

 

 ハット帽子の機体には手が無かった。その代わりに三本の指のようなものが半卵型の手根の部分から飛び出しており、そこから高出力のビームサーベルが伸びている。

 頼みのカーティスは上手く戦えず、フォントとマシロが戸惑う。後方にいたアッシュのダークハウンドが空を駆けて謎の機体に迫ろうとするが、その内にドリルのように回転したビームサーベル達がクロスボーンの右肩を正面から(えぐ)った。

 

「フォント! こいつはどんな!?」

 

「て、手にビームサーベルが三本生えていて、それをドリルのように回転させてます! 両手が、そうなっている!」

 

「両手がっ? サーカスの『デスフィズ』か!?」

 

 体勢を立て直しきれないクロスボーンに両手の爪で連続攻撃を仕掛けるデスフィズが、前へ出られなかったザクⅡとオーヴェロンへと急に攻撃対象を変える。

『コイツじゃない』。そうデスフィズのパイロットが判断したようだった。

 

 割り込んだダークハウンドがビームサーベルとドッズランサーで張り合うが、それを今度は両手をヘリコプターのように猛回転させて切り払い、猛進したデスフィズはザクⅡとオーヴェロンに斬撃を加える。

 

「う、わあああ!?」

 

「ぐあぁああ!?」

 

 左手辺りを切断されたザクⅡと、左腕の大きな盾に衝撃が加わったオーヴェロンがバランスを崩し、コロニーの地面へと落下していく。戦場に慣れていない二人は、操縦桿やペダルを離してしまったのだ。

 

「フォント!」

 

「マシロ!?」

 

 カーティスとアッシュが叫ぶ。切り裂かれた二機は致命傷には至っていない。無事ではありそうだが、初めての戦闘の恐怖やプレッシャーで動けなくなっている可能性はある。

 体勢を立て直したクロスボーンとダークハウンドがすぐに救援に向かう。今回の戦いは情報を持つフォント・ボーを、そして何かを抱えたマシロ・オークスが脱出できなければ負けなのだ。しかも二人に実戦経験はない。

 

 無論、デスフィズの正体を理解しつつあるカーティスと、優れた腕を持つアッシュが本気で戦えばデスフィズには勝てるだろう。

 だが、デスフィズに勝つだけでは駄目。コロニーでの多数の死者と怪我人、そして敗北条件を満たしかねない恐れがある。

 

 落下したザクⅡとオーヴェロンはなんとか地面に降り立つが、目前にデスフィズも降り立つ。その後ろにダークハウンドと損傷したクロスボーン。

 

 そこへザンスカールがよこしたサンドージュの数機も集まって、コロニー内だというのに小型ビームランチャーや糸状のビームストリングスを好き放題にデスフィズ以外へ向けて放つ。

 まだ混乱した人たちが多くいる街中だ。小型のビームランチャーやビームストリングスはコロニーの外壁損傷までとは至らないものの、その大地に生えた建物やそこに生きる人たちを滅茶苦茶にしていく。

 

「ははははっ! いいぞ! 強力な援軍だ。我らザンスカールに、『エンジェル・コール』の情報を!」

 

 そこでサンドージュの一機がデスフィズの援護に回ろうと近づいた。何者かは知らないが、援護をしてくれるなら強力な同志――

 

「邪魔くせぇぞ? お前ら」

 

 デスフィズの爪状のビームサーベル、正式名称『ビームファング』がサンドージュの頭部コクピットを突如として貫いて、その中をビーム粒子で焼き尽くした。

『味方ではないのか?』。絶叫すら発せず、複座に乗り込んでいたザンスカールの兵二人が絶命して緑の粒子の中に消え去る。

 

「あ、あぁ……死ぬ? 死ぬの、か?」

 

 フォントはぞっと震えた。同じくマシロも。

 こんな簡単に、命が――消えた?

 

「どうしたフォントー! しっかりしろ! 飛べるのなら逃げるんだ! 俺達はこいつらを全滅させるのが目的じゃない!」

 

「くっ! わらわらと……! マシロたちの援護に行けん!」

 

 サンドージュに加え、両肩がシールドのような形をしたモビルスーツ『ゾロアット』までコロニーの出口から数機入ってくる。カーティスとアッシュなら生き残れはするだろうが、フォントとマシロにとっては絶体絶命だ。

 

「そいつはサーカス、サウザンドカスタム! そのデスフィズは異常なまでの近距離戦特化だ! 距離を取れ―っ!!」

 

「ははっ、遅いぜっ」

 

 デスフィズに乗っている者が嘲笑し、ザクⅡに向かってビームファングを突き出した。必中の距離、ザクⅡの推進力では逃れられない間合い。迫りくる『死』を、フォントは感じた。




【おまけ!】

【中段メッセージ:フォント・ボー&ハロロ】

「す、すごい! このスパロボという作品……いろんなロボットで満載(まんさい)だ! ブログを書くのにもサイトを作るのにも捗るぞ!」

『おぉー、御主人様のテンションが猛烈に上がっておりますねぇ! ……あれっ? アレクトと先生って、ロボットなのでしょうか?』

「そ、それは……言わないお約束というもんだよハロロ! 細かに分析しちゃいけない!」

『うーん? ですが、スーパーな『ロボット』が参戦する作品でして? シリーズのコンセプト上、いかがなものかと私は考えますが』

「ストップ、ストーップ! いいんだよ、集大成というロマンがあるんだからっ! 好きな作品が好きなシリーズに出る……これだけでも細かいこと抜きで嬉しいものなんだよ! だからいいんだっ!」

『AI的にはロマンや嬉しさというものはサッパリ? ですが様々な可能性を集めるというのは、得られる利益や作品のプレゼンテーションにピッタリ――』

「これ以上厄介なことを喋らないでくれバカAI!」

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