ホロライブ・オルタナティブver.IF正式版   作:天野空

100 / 109
大空スバルからの連絡により、裏世界【天界】が危険にさらされている事を知ったあなたは急いで、門へと急ぐ。
しかし、裏世界へ行く条件を満たしていないあなたは門の扉を開けれなかった。
そんな意気消沈するあなたに誰かが手を貸してくれる。
そして、無事に扉が開いた。
さぁ、ここからが決戦だ!


天空の超決戦!

「くぅ」

かなたが後ろに吹き飛ばされる。

それを咄嗟に受け止めるトワ。

「これはちょっと大変かな」

バックラーと湾曲刀を持ったアキが前方の頭上で飛ぶ敵を見つめる。

「連絡入れたけどこれなら呼ばない方がよかったかな?」

肩で息をするスバル。

その体はスバルアーマーに包まれ完全戦闘状態だ。

「そうだね、あの子も危険にさらされる」

アキがそう答えた。

先程からなんとか押さえてはいるものの、ホロメン4人で、スターズフォーと第X世代、そして意外な人物の襲来に対処している。

しかし、状況はかなり悪かった。

「まさか、あんたがそっちにつくなんてね」

トワは、前方に浮かぶ、杖に鳥を乗せた赤いマントの女性を見ながら言った。

 

数時間前、アキ達は最後の裏世界に行くはずのあなたを手伝う為に【ふぉーす】にある門の前に集合した。

何人かは様々な用事でまだ来ていなかったが、まだ時間はあった。

そんな時、裏世界に入って様子を見ていたかなたとトワが慌てた様子で門から出てきた。

「どうしたの?」

慌てているかなたにアキが聞く。

「来た、スターズフォーが来た!」

「え?」

かなたの言葉を聞いてアキは初め理解が出来なかった。

これまでの戦いは、ミオから全ホロメンに伝えられている。

しかし、世界の答えと呼ばれる彼が着いていないのにスターズフォーが現れるのはこれまでなかった。

それに攻撃を仕掛けてくるなんて。

「まさか、門を狙ってる?」

アキの声に頷くトワ。

「まずい、ここからこっちに出てこられたら被害が大きくなる」

スバルも慌てている。

「確かに、ここと裏世界ではプレイヤーの実力も数も違う。

こっちに出すわけにはいかないわ」

「それじゃ」

かなたが決心したようにアキを見る。

アキも強く頷いた。

「スバルちゃんは彼に連絡して。

かなたんとトワちゃんは私とスターズフォーを止める」

そして、アキ達は裏世界へと向かった。

スターズフォーは表への門のすぐ近くの浮遊石郡まで来ていた。

ここは多数の巨大な岩が浮遊している世界。

【ふぉーす】のような大きな浮遊大陸は失く、下はどこまで続いているから分からないくらい見えない。

かなたとトワは【変身】をして戦闘準備に入る。

アキもアイテムボックスから湾曲刀とバックラーを取り出した。

そして、スターズフォーのところに向かう。

ギャワーーーー

3人を見たスターズフォーが雄叫びをあげる。

大怪鳥ロックフェス、それがスターズフォーになったモンスターだ。

そして、その横にX世代のベルが浮いていた。

「3人だけなんですね」

ベルは腕組みをしてアキ達を見下ろす。

「まさか、そちらから攻めてくるとは思わなかったわ」

アキがベルに言った。

「助言がありましてね。

他の仲間は待った事でそちらに戦力が揃ってしまった。

だから、揃う前にやれば勝てますって」

「別に味方がいたって事か」

かなたはベルに言う。

「ま、別に味方ってわけではないんですけどね。

この場合はお互いに利害が一致したって事です」

そう言ってロックフェスの影から1人の女性が姿を現す。

「な、なんで?」

「ここにいるんだ?」

その人物を見て、かなたとトワが驚く。

「まっ鷹ね?」

そう言って鷹嶺ルイがニヤリと笑った。

 

その後、スバルも参戦するも敵の攻撃に押されていた。

「くそ!」

ロックフェスの猛攻にかなたとトワは傷つき浮遊石の上に吹き飛ばされる。

いくらチートと言えどスターズフォーを2人で相手するには荷が重すぎた。

そして、こちらも押されている。

「はぁはぁはぁ」

いくら攻撃しても復活するそんな相手をスバルは相手していた。

「どうしました先輩?

もう終わりですか?」

デビルカードを使い赤と黒のミニドレスのような服を着て赤と黒の巨大な翼を広げたベルが笑う。

「ほら、これでどうです?」

そう言って翼を羽ばたかす。

強風と鋭利に尖った固い羽根がスバルをアーマーの上から攻撃した。

強風の為に避ける事も出来ず防戦一方のスバル。

スバルアーマーも所々破壊され下の肌が見えていた。

 

「そちらは大丈夫ですか?

アキロゼ先輩?」

アキと対峙しているルイが聞く。

「まさか、第六世代組も実装されていたなんてね」

「まだ、こちらの世界に来てそう長くはないですけどね」

アキにルイはそう答える。

「何が目的なの?」

「目的…ですか?」

「そう、今ルイちゃんが手助けしている方は、この世界を終わらせようとしている人達だよ」

「ん~それはちょっと違います。

彼女達はここで楽しく遊んでいるだけですよ」

ルイはそう答える。

「ただ、その終わりに世界が終わるかもしれないって事があるだけです」と付け加えた。

「それで、答えは?」

アキが武器を構える。

「目的ですか?」

ルイの言葉にアキは答えない。

「そんなに怒らないでください。

目的はですね、将来の為です」

「将来?」

「そうです、私達の将来。

いや、ラプラスの将来の為ですかね?」

そう言ってルイも杖を構えた。

 

ギャワーーーー

ロックフェスが倒れた2人に襲いかかろうとする。

「グワァーーーー」

そこに突然、咆哮がして彼女達2人の浮遊石の後ろから巨大な影が現れた。

 

「間に合った!」

俺は眼下に見えるホロメン達を確認する。

かなたちゃんもトワ様もスバルちゃんもアキちゃんも怪我はしてるようだけど無事だ。

「手はず通りにいきましょう」

そう言ってフードの女性はアキちゃんの方に飛び降りる。

俺も後に続いた。

小さな姫様も飛び降りた。

巨大な影。

赤竜帝は俺達を降ろした後、かなたちゃん達の方に向かう。

 

「スバルちゃ先輩~!」

小さな姫様、ルーナは飛び降りながら【変身】を開始する。

タンとスバルの前に姫士王の姿で降り立つルーナ。

チラッとスバルを見る。

破壊されたヘルメットから苦しそうだがにこっとスバルは笑った。

「な、な、な、な、な、な、な、な、な、な!」

ルーナがベルの方を見る。

「なに!

ルーナのスバルちゃ先輩をいじめてるのら~!」

振りかぶるその剣に凄まじい光が集まる。

そして、ルーナはベルにエクススラッシュを放った。

 

赤竜帝はその姿を人の姿に変えながらかなたとトワの間に降り立つ。

「よく頑張ったな、かなた、トワ様。

あとは任せろ」

笑顔でそう伝え、ココはロックフェスを見る。

羽ばたき続けながらロックフェスはココ達を見下ろす。

「ギャァ」

ロックフェスはそう鳴いて笑ったような気がした。

ダン!

ココが一歩前に出る。

その右足はドラゴンの足に変わっていた。

「トワ様に何をした」

ダン!

もう一歩前に出た。

その左足もまた変わっている。

「かなたに何をした」

「ギャ」

ココの雰囲気にスターズフォーであるロックフェスは後ろに下がる。

「お前は私のダチに何をしたぁ!」

一気に膨れ上がり立ち上る赤い気の奔流。

そして、その奔流から、ドラゴニュートフォームのココが一気にロックフェスに向かって行く。

「出直してこい、このくそ鳥が~!」

ココのドラゴンの鉄拳がロックフェスの顔をぶち殴った。

 

「遅くなってごめんね、アキロゼちゃん」

「ううん、来てくれてありがとう、そらちゃん」

そう呼ばれた女性はフードを取った。

フードの下から茶色のロングストレートの髪が現れる。

横跳ねの髪に星形のヘアアクセサリーを着けていた。

「はは、まさかそら先輩がここで来るんですか」

そらちゃんを見た彼女は後ろに下がりながら言う。

「ここは任せて、彼と他のみんなを」

「分かりました」

俺はそらちゃんに言われ頷いた。

アキちゃんも頷く。

「おっと、待ってくれますか?」

俺が行こうとすると彼女が止める。

「ゆっくりと自己紹介できないですけど、私は鷹嶺ルイと言います。

いつぞやは楽しかったですよ」

そう彼女は俺に言った。

やっぱり、あの時船の部品をくれた人。

《スキル【運命】が発動しました》

「どうしてこんな事を」

俺はルイちゃんに聞いたが、彼女はもう答えてくれないようだ。

完全にそらちゃんの方を向いて構えている。

「いきましょう」

アキちゃんに言われ、俺達は他のみんなの方に向かった。

 

「ルイちゃんどうしてもやるんだね」

そらはルイを悲しそうに見る。

「そら先輩の強さを見れる絶好のチャンスですから」

ルイはそう言って自分の胸元に手を置いた。

そして、胸元が光る。

胸元には例の紋章が現れた。

ギィン!

いつの間にかそらの左側から仕込み刀で斬りつけているルイ。

目の前のルイがぶれて消えていく。

それはクロヱの技。

仕込み刀で斬りつけたその太刀筋もいろはの太刀筋に似ていた。

「く」

攻撃したルイが後方に跳ぶ。

「それが円卓ですか」

ルイはそらを見ながら言った。

そらの横には全身鎧の騎士が盾を構えて立っていた。

先程のルイの攻撃を受けたのはその騎士だ。

「【円卓の騎士】そら先輩専用のスキル、まさかこの目で見れるとは光栄です」

ルイが嬉しそうに言った。

「このスキルが発動しててもまだ来る?」

「そのスキルが発動してるそら先輩に勝てる気はしませんが少し試させてもらいます」

ルイは腕を上げる。

そして、そのまま横からそらを捕まえるように振る。

ルイとそらには距離がある。

普通なら届かないその距離だが。

ルイの腕の動きと同じように紫の気が巨大な手となりそらを掴みかかる。

斬!

しかし、その巨大な手をさっきとは違う大剣を持った騎士が斬り落とす。

「やっぱり、私では使いこなせないか」

そらの背後に2人の魔導士が現れる。

2人が炎の玉を生み出し、ルイに向かって打ち出した。

炎の玉がルイに当たる。

しかし、間一髪避けるルイ。

「今回はここまでにします、そら先輩。

また、いずれ」

そう言ってルイは戦線を離脱する。

そらの周りから騎士達が消える。

そらはルイを追わずその後ろ姿を悲しそうに見つめていた。

 

「大丈夫ですか!」 

俺達はそらちゃんと別れた後、スバルちゃんの元に向かった。

そこにはルーナちゃんが倒れないように剣を杖にして、その横からスバルちゃんはルーナちゃんを支えていた。

「大丈夫、どこもやられてない。

ルーナはさっき力を使い果たしちゃって」

そうか、さっき一瞬見えたのはあの必殺技か。

「はぁはぁはぁ、やったのら?」

ルーナちゃんが目の前を見る。

そこには頭だけ宙に浮き尚笑うベルがいた。

「はぁ~危なかったですよ。

咄嗟に避けてなかったら全て消滅させられるところでした。

さすがに全て消されたら私も終わりですから」

ベルの頭はそう言って炎に包まれる。

その炎は大きくなりそして、火柱に変わる。

「はぁ~」

そして、火柱からゆっくりと何事もなかったようにベルが現れた。

「フェニックス」

俺はその姿を見て言った。

「スバルの攻撃もことごとく受けられてそして、復活された」

スバルちゃんも悔しそうに言う。

「全て消せば復活しないんだね」

アキちゃんはベルを見て言う。

「それじゃ」

アキちゃんが俺達にひそひそ言ってきた。

「分かりました」

「うん」

俺とスバルちゃんは頷く。

「ルーナ、座って待っててさっさと終わらすから」

スバルちゃんはルーナちゃんをそっと座らせた。

「スバルちゃ先輩」

弱々しい声、そんなルーナちゃんの頭を優しく撫でる。

「行くよ」

アキちゃんは俺達にそう言ってベルに向かっていった。

「突進したところで私の前では無意味ですよ」

ベルはまた大きな翼をはためかせようとする。

しかし、ダン、ダン。

バックラーの影からアキちゃんが拳銃を撃ち翼に穴を開ける。

すぐに再生すると言っても一瞬じゃない。

アキちゃんが間合いを詰めるには十分な時間だ。

拳銃をアイテムボックスに入れ代わりに湾曲刀を取り出すアキちゃん。

そのまま、ベルを斬り刻む。

ここだ!

俺はアキちゃんに言われた通り、鬼切丸の雷の魔法を網のようにしてベルを包み込んだ。

「スバルちゃん!」

「任せて!」

スバルちゃんはひとまとめになったベルに両手を向ける。

「ファイナルブラスター」

スバルちゃんの両手から巨大なレーザーが放たれる。

レーザーは網ごとベルを消し去った。

「やった!」

俺の声にスバルちゃんはその場に座り込む。

スバルアーマーも全てパージされ消えた。

「やったね」

アキちゃんが戻ってきて俺達に声をかけてくれる。

「まさか、こんなに早く倒すなんて思ってみなかったです」

「なに?」

声のする方を見るとルイちゃんがいた。

その手にはベルの羽根が握られている。

「やばい、復活される」

俺の言葉に身構える俺とアキちゃん。

しかし、スバルちゃんとルーナちゃんはまだ立てない。

「ああ、もう私は撤退します。

目的は果たせましたので。

では、おつルイルイ」

そう言って背後に機械でワープホールを作り飛び込むルイちゃん。

「な、なんなんだ?」

「今は置いといて、ココ会長の方に急ごう」

「はい」

「スバルちゃん達はここで休んでて」

アキちゃんの言葉に頷く2人。

俺達はココちゃん達の方に向かった。

 

「す、すごい」

俺達はココさんの方に走った。

そこには巨大な鳥をドラゴニュートフォームになったココさんが空中で乱打している姿が見えた。

「でも、スターズフォーだけあって倒しきれてない」

そうか、HPがやたらに多いから。

「2人とも大丈夫ですか」

俺達は何とか立ち上がろうとしているかなたちゃん達を支える。

「ありがとう。

早くココを加勢しないと」

立ち上がったかなたちゃんはココさんを見る。

でも、見た感じかなりダメージを受けている。

なら、俺はかなたちゃんの背中に手を置く。

そして、唯一使える魔法を使った。

「回復魔法?」

かなたちゃんが聞いてくる。

「はい、友人にこれは覚えてろって言われたので。

どうですか?」

「ありがとう、少しは楽になった」

自分で立つかなたちゃん。

俺はトワ様のところに行って同じように回復魔法をかけた。

「ありがとうね」

トワ様も自分で立てるくらい回復した。

「これくらいしかできないですから」

「それだけできたら十分」

トワ様がそう言って微笑んでくれた。

「さ、ココちんだけに任せてられない」

トワ様が未だに決着のつかないココさんの方を見て言った。

「ココに加勢しよう」

かなたちゃんもココさんを見る。

「でも、今の僕達だと力が足りない」

「なら、あれやる?」

かなたちゃんにトワ様が言った。

「いいの?」

「仕方ないでしょ。

それにココちんを加勢するのと、あのムカつく鳥をぶん殴ってやらないと気が済まない」

「それは僕も」

2人は頷き合う。

「アキロゼ先輩、トドメは任せました」

かなたちゃんがアキちゃんに向かって言った。

「任せて」

その言葉に笑顔で頷く2人。

「じゃ、行くよ」

「分かった」

そう言って2人は同時に巨大な鳥へと飛翔した。

螺旋を描き飛ぶ二人。

白と黒が交わり飛ぶ。

そして、いつしかその螺旋は1つとなった。

 

『おらぁ~!』

ドカァ!

天使と悪魔の翼を持つその女性の一撃がロックフェスを吹き飛ばす。

「わぁぉ、その姿になったんですか?」

ココはその女性に声をかける。

黒く長い髪、五芒星の天使の輪を頭に掲げ、2本の悪魔の角。

青と緑のオッドアイがココを見つめる。

『本当は嫌だけど今はお互いに利害が一致したから。

それにこの状態もそう長くはいられない』

そう、彼女は言った。

「なら、さっさとあれをやっつけましょう」

ココがロックフェスを見る。

『分かった』

天魔の彼女は頭の五芒星を取り右手にはめる。

『はぁぁぁ~!』

彼女が気合いを込めることで五芒星が回り彼女の気が右手に集まってくる。

『いけるよ』

「こちらもオッケー」

大きくドラゴンの翼をはためかせココはロックフェスに突っ込む。

ロックフェスは迎撃しようと口を開く、ブレスだ!

しかし、ココはロックフェスの頭上を超え一瞬で背後に回った。

そして、背後から巨大なドラゴンの腕をぶちこんだ。

天魔の彼女にぶっ飛ばされるロックフェス。

そこで彼女は右の拳をロックフェスに放つ。

ロックフェスの体はその拳に貫かれた。

 

「そう、そこで立って。

鬼切丸の魔法を銃に流して」

「はい」

俺は言われた通りに肩に乗せたロングバレルに雷の魔力を流し込む。

俺は今、アキさんが出した巨大なロングバレルを担いでいる。

目標はあの巨大な鳥。

「や、やった」

ちょうど鳥を見た時、あの助けに行った彼女が巨大な鳥を貫いた瞬間だった。

「今!」

アキちゃんが銃の引き金を引く。

ダン!と凄まじい勢いで雷を纏った弾が巨大な鳥に向かって発射された。

見事に鳥の額に命中。

そして、巨大な鳥は断末魔もあげれないまま光となって消えていった。

「す、すごい」

「さっきのは対コメント集の弾だから、その属性の敵にはすごい威力を発揮するの」

アキちゃんは笑顔でそう教えてくれた。

「やったね」

「お疲れ」

空から3人が降りてくる。

「あれ?あの長い髪の女性は?」

俺はキョロキョロ周りを見るが見当たらない。

「あれはトワとかなたが合体した姿」

「え?」

「もう、次は絶対やらない。

トワは天使じゃないから」

そう言ってふんと明後日の方を見るトワ様。

本当の奥の手だったんだな。

「これ、ありがとう」

かなたちゃんが赤い小手を僕に差しだす。

「これって」

確か前にかなたちゃんに渡した赤竜帝の小手。

「返すの遅くなっちゃってごめんね」

俺はかなたちゃんから小手を受け取りココさんを見る。

ココさんは頷いていた。

「ありがとうかなたちゃん、大事に使うね」

俺はかなたちゃんにそう言った。

「おお~い」

声に振り向くとそらちゃん、スバルちゃん、ルーナちゃんがこちらに走ってきていた。

スバルちゃん達は体力戻ったんだな。

たぶん、そらちゃんの回復魔法のお陰かな?

「みんな本当にお疲れ様」

みんなが揃ったところでそらちゃんからの激励の言葉をもらった。

「まずはここから出てゆっくりできる場所に移動したいのら」

ルーナちゃんが言う。

「それは賛成」

スバルちゃんもそれに賛同する。

「それじゃ、1回外に出ましょうか?」

アキちゃんの言葉に全員が頷いた。

それから俺達は裏世界から出る為に門へと向かった。

これで5つのスターズフォーをやっつけた。

ひとまずこれで驚異は去ったのだろうか?

それとも、まだ驚異は終わっていないのだろうか?

俺は少し不安になりながらも頭を振る。

今はまず勝利を噛み締めたい。

そう思いながら門の前に待つみんなのところに走っていった。




裏世界編もこれにて最後になりました。
このお話が完結するのも後少し。
それでは最後までお付き合いくださいませ。
では、また次回
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。