ホロライブ・オルタナティブver.IF正式版   作:天野空

37 / 109
ころね理事長に言われた学園祭、あなたはその中で1つの考えを導きだしていた。
さぁ、学園祭に向けて準備をしよう。


学園祭に向けて

「集まってくれてありがとう」

次の日の放課後、第七教室に昨日俺が声をかけたホロメンのみんなが集まってくれた。

放課後までにここに集まってもらえるように伝えたのだ。

そして、なかなか捕まらない1人も、もう一度あのクエを受けて会う事ができて呼んでいる。

しかし、ホロメンがこんなに集まると圧巻だな。

若干1名なぜここに集まったのかよく分かってない人もいるんだけど。

ちょこ先生、本当にスバルちゃんに説明してくれたのかな?

「さて、あと1人ゲストを呼びたいと思います」

俺の言葉に不思議がるホロメン達。

俺はアイテムボックスからある物を取り出す。

それはみこちゃんにもらった強制召喚符。

この為にくれたのか分からない。

でも、俺はここでこのアイテムを使うのが一番だと思った。

床に符を置く。

そして、俺は符に願う。

その呼ぶホロメンの名は。

「呼ばれて颯爽と現れる。

ホロライブワールドに現れた最強の歌姫の一角。

星街すいせい」

『すいすい』『すいちゃん』「すいせい様」

各々の呼び方ですいちゃんを呼ぶホロメン達。

「え?あれ?ここって学園?」

すいちゃんが周りのホロメン達を見て驚く。

「お久しぶりです」

「ん?

あ、この前会った」

「はい、突然呼び出してすいません」

「なるほどね、キミが呼んだなら納得いくよ。

なんせそれ持ってるもんね」

すいちゃんは俺の胸元を指差して言った。

「みんなも久しぶり元気だった?」

すいちゃんはホロメン達に挨拶していた。

さぁ、これでメンバーは揃った。

「それじゃ、みんなに集まってもらったので、学園祭の出し物を発表します」

その声にホロメン達が俺に注目した。

 

「えぇ~ライブするの」

やっぱりきちんと説明してないじゃん、ちょこ先生。

大声をあげるスバルちゃんをにこにこ顔で見ているちょこ先生。

確信犯ですね。

「みんな知ってた?」

すいちゃん以外は頷く。

直接会ったメンバーにはきちんと説明したからな。

「ちょこ先~」

「まぁまぁ」

スバルちゃんをなだめるちょこ先生。

「でも、すばにゃん。

ライブをするって決めたのは、まつりと一緒にすばにゃんが夜、音楽室で練習してたの見たからなんだって」

「ええ、あれ見られてたの?」

「うん、卒業クエストの1つだから」

「な、何をクエストにしてるんですか!

次からは違うのにしてください、まつり先輩!」

「はいはい」

はは、スバルちゃん顔真っ赤だ。

「な、何笑ってるんだ~」

怒られた。

「で、どういう感じでするんだい?」

すいちゃんが俺に聞いてきた。

「はい、一応、ホロメンのみんなに順番に歌ってもらおうかと思ってます。

順番も考えているんですが…」

「ちょこはパスね」

「え?そうなんですか?」

「うん、ちょこは先生だし流石に生徒の中には入れないかなぁ」

「ずるいぞちょこ先。

こんな時だけ先生ぶって」

ちょこ先生に抗議するスバルちゃん。

「分かりました。

それでしたら、司会進行をお願いします」

「え?」

「頑張れよ~」

狼狽えるちょこ先生に今度は笑顔のスバルちゃん。

ま、ちょこ先生には司会進行してもらおうと思ってたからよかった。

「で、順番は?」

はあとちゃんがにこにこ顔で聞いてくる。

「はい、こういう順番でお願いします」

僕は机の上に順番を書いた紙を広げた。

1、まつり部長

2、おかころ

3、はあとちゃん

4、すいちゃん

5、スバルちゃん

6、全員

「へぇ、まつりを1番に持ってきたんだ」

「はい、まつり部長の元気な声でまずは観客を引き込んでほしいので」

「なるほどね」

「2番目のおかころコンビの楽しい歌で盛り上げてもらって、3番目ではあとちゃんの不思議な歌でぐっと心をとらえてもらう」

「えっと、私不思議ちゃんじゃないんだけど…」

はあとちゃんがぼそっと言ってるけど。

「そして、すいちゃんの最強の歌姫の力を披露してもらって、スバルちゃんにあの音楽室で練習していた歌を披露してもらうと」

「ええぇ~それもすいちゃんの後ってめちゃくちゃ緊張するじゃん」

今度はちょこ先生がにこにこ顔をしてスバルちゃんの頭を優しく撫でてる。

「で、最後にフィナーレでみんな一緒に歌ってもらえるといいかなと」

「いいでしょう、本番は?」

腕組みしていたすいちゃんが真顔で聞いてくる。

「後、6日」

「こうしちゃいられないわ。

みんなレッスンするわよ」

すいちゃんがみんなに言う。

力強く頷くみんな。

「舞台の用意は俺がするので、こういう感じにしたいとかあったら教えてください」

『オッケー』

そして、俺達は学園祭に向けて準備を始めるのだった。

俺はエリトアに相談して機材や舞台の準備、手伝いをしてくれる人を集めた。

そして、ホロメンのみんなの意見を聞きながら舞台の準備をした。

怒涛に時間が流れる。

ホロメンのみんなも影ながら歌のレッスンをしてライブに備えてくれた。

さぁ、残すは本番。

俺は前夜祭にわく学園で最後のステージ調整を行う。

「頑張ってるわね」

「明日は楽しみにしているのです」

「え?シオンちゃんにるしあちゃん?」

そんな俺のところに2人が来てくれた。

「2人ともまだこの学園にいたんだね。

いたんだったらライブ頼めばよかった。」

「それは魅力的だけど」

「るしあ達は学園関係者じゃないですから」

「そっか」

「なので楽しみにしてる」

「ですね」

2人は笑顔でそう言ってくれた。

「2人にも楽しんでもらえるように頑張るよ」

俺はそう言って2人に見守られながら最終調整を行った。




ステージで最終調整を行うあなたを、少し離れた場所から2人の人物が見つめていた。
「はぁ、このまま行くと卒業しちゃいますね」
「ええぇ、もっとここで遊びたかったのになぁ、まだまだ俺食べたりない」
「それでは、邪魔しちゃいましょうか」
「そりゃいいや、先輩達の味見もしたいしな」
そう言って2人は後夜祭に賑わう学園へと消えた。
学園祭も一筋縄ではいかないようだ。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。