ホロライブ・オルタナティブver.IF正式版   作:天野空

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あなたは真・第五世代組となんとかアサシンドラゴンを討伐する事ができた。
双犬ベルフェは星街すいせいによって撤退した。
次の裏世界は【魔界】
あなたはGMバイクに乗って【魔界】の入り口、大霊園に向かうのだった。


【魔界】のヒロイン達

俺は今、大霊園の入り口に立っていた。

【樹海】でスターズフォーを倒した俺達の元に大跳躍ですいちゃんが戻ってきた。

ベルフェの事を聞くと「ごめん、逃がしちゃった」とごまかし笑いで言われた。

ま、本人は何故か気分良さそうだったのでそれ以上俺達も聞かなかった。

その後、俺は次に【ファンタジー】にある裏世界【魔界】に行く事を伝えた。

ねぽらぼのみんなはそれぞれの場所に戻る事になった。

すいちゃんは何か胸騒ぎがするらしく少しこの辺りを見て回ってからまた世界を回ると言っていた。

ペンダントの中のアロエちゃんはしばらくはペンダントの中で眠るらしい。

今回出てきたのもまだ情報が結合した直後だったので、まだ完全ではないと言う事だ。

ただ、眠っているといってもペンダントの外で起こっている事は分かっているのでいざって時は助けてくれると言っていた。

そして、俺はみんなと別れGMバイクに乗ってここに来たわけだが。

相変わらず霊園だけあって静かだなぁ。

るしあちゃんはここに1人で管理の仕事している訳か。

ま、ガイコツはいるけど。

掃除道具を持ったガイコツは相変わらずうろうろしている。

俺は霊園の道を歩きながら、るしあちゃんがいる建物に急ぐ。

「こんにちは」

建物に入る時に中に声をかける。

この一帯はいつも暗いから今が朝か夜なのか分かりにくい。

「はいなのです」

建物の奥からるしあちゃんが出てきた。

「あ、お久しぶりなのです」

「はい、ご無沙汰してます」

「スターズフォーの事ですよね?」

「知っていたんですか?」

「はい、なのです」

スターズフォーの事はミオちゃんから連絡があったらしく、その後、るしあちゃんは霊園内のすべてのモンスターの登録を確認していたと言う。

「それで分かったのが、どのモンスターがスターズフォーになっているかです」

「そんなこと分かるんですか?」

「ふふん、この大霊園の主ですから」

「すご」

「ま、かなり調べるのに時間はかかってしまったのですが」

るしあちゃんは疲れたようにふぅとため息をついた。

「それで、そのモンスターは?」

「ちょっと待つのです。

【魔界】への門に行く間に話しますから」

そう言われ、俺はるしあちゃんと共に門へと向かう。

道中、るしあちゃんからモンスターの事を聞いた。

スターズフォーになっているであろうモンスターは全部で5体。

その内の三面オーガとアサシンドラゴンはもう討伐している。

残りは【魔界】にいるであろうキングヒュドラ。

【海底都市】にいる皇帝イカ。

【天界】にいる大怪鳥ロックフェス。

皇帝イカは俺が第三世代組と海に出た時に、レヴィと一緒に出現して出会っている。

という事は今から行くところはキングヒュドラがいる確率が高いのか。

「さ、着いたのです」

【魔界】への門の前に着く。

「今回共に行く他のメンバーは向こうで待ってるはずです。

ま、【魔界】なので魔族関係のホロメン集合になると思いますけど」

と笑うるしあちゃん。

ん?

なんか寂しそうだな?

今回は裏世界に行く条件は満たしているのでそのまま行ける。

ゆっくりと【魔界】への扉を開くるしあちゃん。

そして、俺達は【魔界】へと旅立った。

 

「ここも久しぶりになるのかな?

最近来た感じもするんだけど」

「それだけ短時間でいろいろと行ってるからだと思うのです」

るしあちゃんは【魔界】を見ながら言った。

「るしあちゃんは懐かしい?」

「そうですね、大霊園の管理をしているといろんなところにはあまり行けないのです。

なのでキミには感謝してるのですよ。

るしあをいろいろなところに連れて行ってくれてますから」

「そっか」

俺達はしばらく門の前で【魔界】を見ていた。

「なぁ~に2人で黄昏てるのよ」

『え?』

振り向くとそこにはマリンちゃんが笑顔で立っていた。

「マリンちゃん?」

「え?

マリン、なんでここに?」

「はぁ?

船長がここにいたらいけないんですかぁ?」

そう言いながら船長が笑う。

「私達もいるよ」

そう言って門の裏から出てくるフレアさん、ノエルさん、ぺこらちゃんの第三世代組。

「第三世代組全員集合じゃないですか?」

「あれ?

今回は魔界組で行くって聞いてたのに」

「変更したぺこ」

るしあちゃんの言葉にぺこらちゃんが即答する。

「なんかさ、みんなで会いたくなっちゃって」

そう言ってノエルさんがるしあに近づく。

「ん?」

ノエルがるしあを抱きしめる。

「ちょっとどうしたのです?ノエル?」

「別に」

それを見た第三世代組もその上から抱きついた。

「寂しくなったんだって」

「え?

ロボ子さん?」

いつの間にか横に立っているロボ子さんが声をかけてきた。

「今回は彼女達の引率かな」

「引率って、あの5人には必要ない気がしますけど」

「まぁね。

ほらほら、みんなそろそろ行くよ」

ロボ子さんが第三世代組に声をかける。

『は~い』

だんご状態の5人がこちらに来た。

「さぁ、エネルギー充電出来たし頑張るぞ」

笑顔のノエルさん。

「るしあはエネルギー吸い取られた感じがいなめないですけど」

「ええ~」

るしあちゃんの言葉にノエルさんが驚く。

「うそうそ、元気分けてもらったのですよ」

とるしあちゃんは笑った。

本当になんか元気出たみたいだな。

「さ、それじゃ、行こうか」

「向かう場所は?」

俺はロボ子さんに聞く。

ここから東にずっと行ったところにある魔晶石が乱立する広場に、キングヒュドラが出現したと言う情報が入ったらしい。

「じゃ、そこに」

「ええ」

ロボ子さんが頷く。

俺達は気合いを入れ直し、その広場に向かった。

第三世代組が歩く後ろを俺とロボ子さんが歩く。

今からスターズフォーと戦うのだが、第三世代組のみんなは普段どおり和気あいあいと賑やかだ。 

「余裕ありますよね、彼女達」

俺は隣を歩くロボ子さんに言った。

「そうでもないと思うよ。

彼女達なりに戦闘準備してるんだと思う。

ただ、あの5人は仲間がいるとほぼ無敵だからね」

そう言ってロボ子さんは微笑んだ。

「彼女達、第三世代組は不滅だと思うよ。

だから、今回も彼女達とスターズフォーを倒してね」

「え?」

ロボ子さんは広場に向かう森の中で立ち止まる。

「ボクは少し野暮用が出来ちゃったから」

「ロボ子先輩」

フレアさんが俺達のところに来る。

「後はよろしくね」

「はい、行こう」

そう言ってフレアさんは俺の手を引き第三世代組の元へ。

みんなロボ子さんの方を見ていた。

笑顔で軽く手を振るロボ子さん。

俺はロボ子さんに頭を下げた後、第三世代組と共に先を急ぐのだった。




更新が遅くなりました。
今回の裏世界は【魔界】となります。
次回は1人その場に残ったロボ子さんのお話。
では、次回お楽しみに
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