アーサーその名を私は確かに知っている、誉れ高き騎士たちの王、円卓の騎士達を率いてブリテンを治めた王、アーサー王伝説に語られるいずれ甦るイングランドの王である。
彼女はその名をかたった。そして彼女の姿、何故か既視感を覚えたその姿を私は確かに知っていた、その理由は彼女が私が前世で好きだった作品、f■teの登場人物にそっくりだったからである。
つまり私が転生したのは、fa■eの世界の神秘・幻想ある最後の島、ブリテン島であり、時代は、ちょうどアーサー王が活躍する時代そのものだったというわけである。
その後、私たちは生き残った村人は、アーサー王率いる騎士たちに護衛され別の大きな村へと連れられた、これからは、ここで過ごせということらしかった。
突然色々なことがあり混乱していた私の頭も時間がたったことでひとまず落ち着き整理することができた。この世界がどういう世界か、私はこれからどう生きたいのか、そう今まで無意味に生きてきた私にも目標が、生きる理由が見つかった、私はアーサー王に救われた、ならば、アーサー王に救われた命の恩を返すべきだ、いや返したい私自身がそう思った、そして私もいつかは彼女のように・・・・・わたしはこの世界に生まれて初めて自分から何かをしたいと思った。
ならばどうやって彼女に恩を返すのかを考えなければならないわけだが、その方法はうかんでいる、私もアーサー王に従う騎士たちの様に騎士となり彼女のために戦いたい、ただの小娘が、生きていくだけでも一人でできないような物がなにを言っているのかと思うだろうだが、私は決めたのだそのためだったらなんだってして見せる、それに何となくだが出来そうな気がするのだ。
しかし、そうすると今の状況はまずい、もうすぐアーサー王たちはここを去る、そして何のつてもない小娘が騎士になるのは非常に難しい、否ほぼ不可能なはずだ。わたしは今や身寄りのない少女でありこのまま新しい村にはいれば、一生農作業をして過ごすことになりかねない。だが誰か騎士の者の庇護下に入れればチャンスができるかもしれない。いまが唯一のチャンスなのだアーサー王や円卓の騎士たちにかかわれる今こそが唯一の
それに私の中の何かがここで行動するのが「正解」だと訴えている
村人の移住の護衛も終わり生き残った村人を移動させ、移動先の村への説明なども終えた、残念だが我々にできるのもここまでだ、それにだいぶ本来の予定より時間をかけてしまった、はやく次の目的地に向かわねば
「ねー、アーサーまだ終わらないのか~い」
すると馬車からマーリンのせかす声が聞こえる
「マーリン、せかさずとも、もうすぐ出発します」
「ならいいんだけどね~ボクはもう待ちくたびれたよ」
まったくマーリンには困ったものだ我が師であり、優秀な魔術師でもあるのだがどうもかってが過ぎるというか。そんなことを思っていると一人の少女が駆け寄ってきた、その少女は村で助けた少女であり、私に話しかけてきた少女であった、何かあったのだろうか
「あの、アーサー王さま」
「どうかしたのですかレディ」
「わたしを騎士にしてくれませんか」
少女の放った言葉に私も周りの騎士たちも目を見開き驚く、はじめはただのたわごとかと思ったが少女のその目は本気だった。
「レディ、なぜそんなことをおっしゃられるのですか」
ガウェイン卿が少女に問う、当然だ少女がいきなり本気でそんなことを言い始めたら、みな聞き返すだろう
「わたしはアーサー王様に命を救われました、その御恩を返したいのです、そしてわたしもアーサー王様や騎士の皆さんのように強くなりたいのです」
「レディあなたはそんなことをせずとも好いのです。あなたのような少女は花と戯れ健やかに過ごされて下さればそれだけでよいのです、戦などの血なまぐさい行いは我ら騎士の仕事、何よりご両親が心配されましょう」
ガウェイン卿がそう言う、そうだ彼女のような少女を助けるのは我ら騎士にとって当然の事であり、恩に思う必要などないのだ、それでも返したいと願ってくれるなら、彼らが健やかに過ごしてくれることこそ我ら騎士の本望
「父と母はこたびの件でなくなりました、どうか私を騎士にしてください」
その言葉にガウェイン卿を含め皆が顔を歪め言葉が出なくなる、そんな静まった空気の中、軽薄な声が聞こえてくる
「へ~、その子面白そうじゃないか、なんだったら僕が面倒を見てあげようかい」
「なっ、いったいどういうつもりですかマーリン」
マーリンが軽薄な態度で馬車から出てきました、いったいなにを言っているのだこの男は、周りの騎士たちとともにマーリンをにらんでしまう、いったいなにをするつもりだ
「怖い顔しないでおくれよ、どういうつもりってそのままの意味さ、ボクがその子を育ててあげようって話さ、何やら面白そうな中身をしているようだからね、で、どうだい」
「ふざけないでくださいマー「ぜひお願いします」」
「じゃ決まりだね、これからよろしくね」
そういうとマーリンはにやりと笑った
ちょっと強引だったかな
マーリンは主人公の中身の特異性にきずいて観察対象として近くに置くことにしました
主人公のがいきなり突撃かましたのは■■から得た情報でそうすればうまくいくと無意識に分かったから、最短ルート突撃かましたということで