黄金の憧憬    作:幻想境界と禁書目録

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原作キャラの口調があってるか不安


師と弟子

ふざけんな!クソマーリン

 

失礼、取り乱してしまいました。あの日、アーサー王に救われ騎士して欲しいと頼み、何故かマーリンに興味を持たれた私は、彼らと共に現在のアーサー王の居城であるコーンウォールのティンタジェル城に連れられそこで暮らす事となりました。

 

どうやらまだブリテンにはキャメロット城はなく現在のブリテンはアーサー王が平定する前、卑王ヴォ―ティガーンが倒される以前の様です。私はティンタジェルの下町でマーリンに育てられることとなりました、アーサー王や騎士たちは何度も反対されていましたが、これが騎士になるための唯一の道だったので彼らには悪いですが譲るつもりはありませんでした。

 

それでティンタジェルでの生活ですがアーサー王たちにはその後会えていません。まあこれは仕方ありません彼らも大変忙しい身です、たかがマーリンに拾われただけの村娘かまっている暇などないでしょう。私も騎士になるためにティンタジェルに来たわけですし、

 

ただマーリンあなたはダメです。

 

私は一応マーリンに育てられることとなったはずですが、そのマーリンときたら、ティンタジェル来て私に家を用意し金を与えたあとまったく音沙汰がありません、あなたも忙しい身でしょうが、齢10歳にもなっていない小娘を一人で数か月放置とはいったいどういう神経をしているのでしょうか、わたしを疎んでいた今世の親ですらまだましでしたよ、ティンタジェルの治安が良かったことと、私が特殊な身の上の少女であったことがなければどうなっていたことやら、原作でもクソ野郎だといわれていましたが、実際にあってもクソ野郎でした。アーサー王と同じ相手に指示できると一人盛り上がっていた自分がバカみたいです。

 

そんなマーリンですが、今朝急に連絡があり今日会いに来るそうです。どうやら完全に忘れ去られていたわけではないようで一先ず一安心といったところです。

 

「やぁ、アーチ―久しぶりだね、元気にしていたかい」

 

おっと噂話をしていたら、ようやく本人が来たようだ

 

「お久しぶりです。マーリン様」

「ハハハ、そんなにかしこまらなくていいよ、僕の事は気軽にマーリンお兄さんとでも呼んでくれればいいよ」

 

この野郎、殴りたい、いったいどれだけ放置してたと思っている、つい数か月前まで感情と呼べるものがなかった私ですら怒りを覚える笑顔だ。だが落ち着け私、こいつはクズでも私の保護者であり後見人だこいつには私を騎士にしてもらわなければならない。

 

「では、マーリンと呼ばせていただきます。」

「何かとげを感じるような、まあいいとしよう。それで君を騎士に育てるという話だけれども」

「はいなんでしょう」

「おっと、すごい反応だ」

 

当然である、待たされて数か月、そのために私はここに来たのだから。

 

「基本的には夢の中で君を鍛えることになる」

「夢の中ですか」

「ボクもこう見えて、忙しい身でね、残念だけど、君の事ばかり見てあげられないんだ」

 

それはわかる、こいつはこれでもアーサー王の師であり、相談役のような存在だ、私のような存在にそうそう時間を取れないだろう、むしろなぜ私を育てることを引き受けたのがわからないくらいである

 

「だから、夢の中で君に騎士となるために必要なことを教えよう。ボクは夢魔だからね人の夢の中に入ることができるんだ」

 

そういえばこいつそんな事が出来るのだったな、たしかアーサー王を鍛える時もそんなことをしていたのだったか

 

「わかりました、鍛えてくれるならそれで構いません」

「ああ、たまには夢だけじゃなく現実でも見てあげるから、安心してくれても大丈夫さ」

 

となると剣の振り方などを夢の中でならい、それを現実で自分で復習するといった感じになるのか、体は自分で鍛えなければ。

 

わたしは自分の体を見下ろす、ただの少女の体だ、わたしは本当に騎士になれるのだろうか、アーサー王も女性だが彼女は王になるためにデザインされた存在だ、強大な魔力を生まれつき持って生まれている、このfateの世界では女性の英雄も多いことは知っている、だが自分は前世の記憶があるのと妙な直感があるが、生まれ自体は一般人の親から生まれた存在だ。英雄になれるだけの能力があるのかはわからない。そう思うと少し不安になる

 

「大丈夫さ、ボクが見たところ君には才能があるよ」

 

わたしがそんなことを考えているとそれを読まれたのか、マーリンがそんなことを言う

 

そうだわたしは騎士になるのだ出来るできないではなく、なるのだたとえ才能があろうがなかろうが、彼女のようになりたいと、彼女に恩を返し、ともに戦いたいと、そう決めたはずだ。

わたしは改めて自分にいい聞かせる。

 

「はい、ありがとうございます、これからご指導よろしくお願いします。」

「ああもちろん、任せてくれたまえ」

 

 

 

 

 

 

 

「これからご指導よろしくお願いします。」

 

フフフ、たまたま立ち寄った村で面白い拾い物をした、不思議な魂、おそらくこの世のものではない魂を宿した少女。彼女はどんな物語をボクに見せてくれるのかな。これからが楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 




執筆遅いですがこれからもよろしくお願いします。

マーリンは主人公の魂がこの世のものではないと気付いています。そんな不思議な存在がこの世界にブリテンにアーサー王にどんな影響を与えるのかを楽しむために主人公を拾いました。

主人公が抑止力に排されないのは現地住民の皮をかぶっているから
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