自称王(笑)と友達になろう!   作:めたるぅ

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第12話

 ヘンリー達のド派手な試合に、湧き上がる会場をあとにした2人。

 

 「いや何でついてくんの?」

 「君とは仲良くなりたいし、君の友達にも興味があってね❤︎」

 

 選手の退場用の通路はそれぞれ用意されているのだが、なぜかヒソカはヘンリーと同じ通路を歩いている。

 

 「いや、変態はちょっときついんだけど。友達についても嘘だし」

 「確かにキミ友達いなさそうだもんね♣︎」

 「もぎるぞ」

 「なにを!?」

 

 原作では見たことないヒソカのツッコミに少し気を良くしたヘンリーはヒソカと会話を続ける。

 

 「まぁ情報の出どころは秘密。これからも仲良くしたかったら、内緒の方がいいこともあるしね」

 「ふぅん、まあいいけど♦︎ところで、キミは一体何系なの?ボクの性格診断だと、変化系か操作系かと思うんだけど、当たってる?」

 「ぶっぶぅ。正解は特質系でしたぁー。あんまし当てになんないみたいだね、その診断(笑)」

 「あいにく特質系についてはよく分からなくてね♣︎ならますます謎なんだけど、あの能力は何?」

 「いや、教えるわけないじゃん?系統知れただけでも大盤振る舞いなのに、欲張りすぎだよ」

 「それもそうだね❤︎」

 

 そのままエレベーターに乗る2人。

 

 「この後はどうするつもりなの?」

 「僕はとりあえずここで雑魚闘士たちと実戦訓練を積もうかなと思ってるんだけど」

 「確かにキミの能力なら、余裕で蹴散らせちゃうね♠︎また僕とも戦って欲しいなぁ♦︎」

 「またいつかね」

 「えぇー、そういわずにさ❤︎なんならボクが念能力の修行手伝うよ?」

 「股間おったてながらいうなよ、キモいわ。パスだわ」

 「ククク、残念❤︎」

 

 エレベーターがチーンとなり、目的の階にたどり着く。

 ヘンリーが降りると、ヒソカも一緒に降りる。

 

 「ここでの修行を終えたらどうするの?」

 「いやいや、なんで教えなきゃなんないのさ」

 「えっ、ボク達友達だろう?」

 「えぇ…」

 「ほら、よく言うでしょ?昨日の敵は今日の友ってさ♦︎」

 「まだ1日経ってないんですけど」

 「つれないなぁ♠︎」

 

 2人で廊下を歩く。

 

 「そうだ、ケータイ番号交換しようよ♣︎」

 「メリットは?」

 「友達なんだから、利害関係なんて味気ないじゃん♦︎」

 「だから、股間鎮めてからそれ言えよ」

 「あれ?これが通常サイズなんだけど…♣︎」

 「ヒソカ先輩…」

 「大丈夫❤︎これからキミも大きくなるよ♠︎」

 

 ヘンリーに割り当てられた部屋の前で2人は足を止める。

 

 「…いや。いつまでついてくんの?」

 「キミの能力について知りたいから、もっと仲良くなれるように、今夜は一緒に寝ようかなって❤︎」

 「わかった!僕のケータイ番号やるから!友達大歓迎!フレンド申請中!だから、ね?今夜のところは部屋へ帰ってくれ!」

 「ククク、つれないねぇ❤︎まあいいや♣︎これからもよろしくね、ヘンリー♠︎」

 「お、おん、よろしくね!」

 

 ヘンリーはヒソカに部屋は押し入られるのを恐れて、番号を渡した直後さっさと部屋へと引きこもった。

 ポツンと1人になったヒソカは、心底楽しいそうにしながら、今後のことを考えるのであった。

 

 

 

 

 

 *************************

 

 

 

 

 

 

 いや、ヒソカやべぇわ。

 原作で読んだ感じ、強いのは分かっていたが、まさかここまでとは思ってもいなかった。しかも、まだ全盛期でもなさそう。コワスギィ!

 やれやれ、記念すべき友達第一号がヒソカか。

 いやまぁいいけど。股間さえ見なければ。

 なんだかんだ言うこと聞いてくれそうだし、所構わず襲われるよりはマシだ。

 実は、試合中にヒソカと格闘していた時、密かにメモリDASHを発動させてみた。メモリが流れ込んでくるスピードで、大体その人の空きメモリがわかるのだが、どうやらヒソカの念能力にはまだまだ空きがあるようだ。一瞬触れただけだから、本当にごくわずかしか奪ってないので、彼の能力作成には影響しないだろう。

 あの感じだと、多分『薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)』は作ってる。

 多分能力が単純だからこそ、まだ空きがあるのだろう。もしかしたら、もう一つ能力を開発するかもしれない。

 ちなみに、もうヒソカからメモリは奪えない。同じ人間から奪えるのは一回だけだ。

 といっても、ヒソカからメモリを奪う気はないけど。

 なんたって、友達(笑)だもんな。

 

 

 

 

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