自称王(笑)と友達になろう!   作:めたるぅ

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戦闘描写についてアドバイスください!
好きな漫画の能力あったら是非教えてくださいワンチャン出します笑
ついでに投票も…(^^;


第7話

 

 

 

 

 

 

 

 

 男──ソウスケ=ツクモは、今しがた潰した男の頭部をみやりため息をついた。今回も満足いかなかった。そう呟き、階段を降りアジトへと戻っていく。

 彼は芸術家である。とは言っても、他者からそれを理解されることは無く、結局はいつも言い合いの果てに相手が黙る。喋る頭部がなくなるので当たり前だ。

 

 

 

 

 

 ごく稀に、人は生まれながらに念能力を持つ事がある。作中には、ネオン=ノストラードという、他者を占う能力を無自覚に使用すると言う例もある。

 彼は幼少期から彼は念能力を使用する事ができた。それはずばり、無生物に命を吹き込むという、かなり特殊なものである。彼の身の回りのものは、皆動き出し、彼に尽くし、危険からその身を守った。彼にとってその力は、自身の理想の具現化であった。幼い彼は、その無生物が動く様に芸術を見出した。この力の芸術性を理解して欲しいと、身の回りの友達にそれを見せれば、きみ悪がられ、次第に周りから人は減っていった。

 彼の父母は、彼に愛情を注がず常にお互いにいがみ合っていた。彼はなんとか気を引きたくて、この力を使っておもちゃを動かしてみたり、家具にダンスを踊らせてみた。両親にとってそのような超常現象は認められるものではなく、息子に嫌悪感を抱き、その力はお前の血筋だと罵り合っていた。

 ある日、彼は再び両親の気を引きたくて、今度は数々に調理器具に命を与え、それらを互いに戦わせる様子を、いつも通り喧嘩し合う2人の前で披露した。母親は、部屋へ戻れと彼に怒鳴り、父は全くもってくだらんという顔をしてこちらを見ていた。しょんぼりとした彼は能力を解除した。

 何事もタイミングというものは大事である。

 偶然、包丁と砥石が互いにぶつかり合った時。偶然、そのタイミングで能力が解除され。偶然、包丁が母親の方に跳ね返り。偶然、切先が母の心臓へと向き。偶然。

 父親はその瞬間の母親の顔を見て哄笑する。突然な死を迎えた母親は、ただ驚愕と苦悶の死顔を晒していた。

 一部始終を呆然と見ていた彼は、雷に撃たれたかのように天啓をえる。

 無生物を生物にするんじゃない。生物を無生物にすることこそが、人を喜ばす芸術となり得るのだ、と。

 手始めに彼は父親をその場で殺害。だが、父親は狂気に染まった笑顔のまま動かぬ物となってしまった。こうじゃない。これでは人は喜ばない。

 彼は家を出て、近隣の住民を殺害。ただ、10人目を殺したところで、このやり方では自らの望む芸術を生み出すことはできないと悟り、裏社会の闇へと姿をくらました。齢十二の頃である。

 

 

 

 

 

 

 ソウスケは、先程の戦闘で利用した階段とスーパーボールたちにねぎらいを言って階段を降り切る。

 先程の戦闘時、火をつけられた時は焦った。だが結果オーライだった。

 自身の念能力『八百万の神々(ノーライフキング)』は、無生物にオーラを分け与えることにより、その物体に自我を与えるものである。自我を与えられた物体は、オーラが尽きるまで自立行動ができ、基本的にはソウスケの命令に服従する。

 先程パドモアは、彼の能力は地面に潜るものであると推測したが、それはソウスケに誘導されたミスリードである。

 地面に沈み込んだのではなく、階段が彼を取り込むように形を変えたのである。地面から生えた手も、階段が作り出したソウスケの手のダミーである。彼にはカーミラの念能力は発動していなかったのである。

 もちろん、スーパーボールにもオーラを込めて、簡単な命令を与えていた。自然に動けというものを大多数のボールに命じ、数個に自由意志を与え動かした。2人はスーパーボールの単調の動きのブラフに引っかかり、本命のボールを防ぎ切れずあえなく終わった。

 ソウスケは今回も満足できる顔が見えなかったことを残念に思いながら、アジトへの階段を降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 本日の能力はこちら。

 カプセルを開けると、よくわからんものが出てきた。

 あー、あれだ。知らないやつ引いた感じか。見た目はただの小槌だが、使い方がわからん。とりあえず机を叩いてみたが変化なし。

 うーん、じゃあ人かな。自分にやるのは怖いな。これが相手を即死させるようなチート武器だったら、僕は即お陀仏である。

 困ったな。ふと床を見ると、黒い物体がカサカサ動いていた。

 あー。Gか。うん。まだ子供かな?うん。

 自慢ではないが、生まれてこの方虫に触れたことはない。爬虫類やミミズには何も感じないが、虫にはものすごい嫌悪感を感じる。

 そんな自分がGを前に取った行動は、すなわち右手に握りしめた小槌を全力で振り下ろすことである。そこにもはや躊躇はない。あるのはただ殺意のみ。

 自身の全霊を持って振り下ろされた小槌は、正確かつ無慈悲にGを砕いた。

 が、しかし。

 その手応えの軽さに訝しみながら小槌を持ち上げると、そこにはもはや大型のカブトムシと呼べるサイズにまで肥大化し、硬そうな外皮と異常に長い触覚を持つG2とも呼べる存在が、盛んに触覚を振り回していた。

 終わりだ。何もかも。

 全てを諦めた僕は両親に早く帰ってきてくれと天を仰いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「ダンジョンで出会いを求めるのは間違っているだろうか」出典
 持ち主…春姫 『打ち出の小槌』
 対象にバフをかける。
 全体的な能力の向上が認められるが、何度叩いてもそれ以上は強くならないし、2時間で効果は消滅。

 原作では小槌の形をとってないです。
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