術式が『百式観音』ってマ? 作:隣の家に晩飯凸する止まらないゴルシ
今年から私は受験生ですので、それなりに投稿空くかもどす
遅い。
そう思いつつ、目の前の術師を見る。
────五条悟、今世紀最強であろう術師。
奴を殺せば、我々にとって───呪いの、呪いによる、呪いの世界が訪れる。
漏瑚は嗤う。
あと一歩で、あと一歩で手に入るのだ!
奴等が支配者の世界など、虫唾が走る!
奴等などに───
刹那、漏瑚の頭上を、数多の瓦礫が襲った。
「な───」
「邪魔だ」
金色の平手が漏瑚を襲い、それをまともに喰らった漏瑚は壁に叩きつけられる。
壁に叩きつけられた漏瑚が見たモノは───
この世界での百式観音が何故そうも呪力を食い潰すのか。原因は幾つかある。まず百式観音自体の構成。例えるならば少し胃もたれがする程度の感覚で構成は済む。
だが問題はここからで、構成自体はそれで済んでも、その百式観音を動かす為更に呪力が必要なのである。これが重い。高度なパフォーマンス───例えば素早い動き───等を実現する際、それ相応の呪力を取られるのだ。
その量が半端で無いほど重い。しかも足りない分は内臓へダイレクトにダメージが発生する形で徴収される。
その大きなデバフを背負い、名入は今ここにいる。
己の百式観音に吹き飛ばされた漏瑚を横目に、左足で落下の衝撃を受ける。
この様子だと、まだ先生はやりあい始めたところか。となると、何処かに偽夏油が隠れてる。まだ、何とかなる───
「…何で名入さ、上から落ちてきてんの?」
「いや、これが早かったんで。あ、ちゃんと一般人は避難させてますよ」
「そりゃあね」
さっさと偽夏油を殺す。それで、チェックメイトだ。
「あれー漏瑚、やられてるじゃーん。大丈夫ー?」
「たわけ。儂がこの程度で死ぬものか」
早いな、予想はしてたが───だが、何故張相がいない?配置が変わっているのか?
だがやることに変更はない。
今ここで、この場で全員を叩き潰す。
―――俺は何で、宿儺と戦ってみたかったんだろうか。
本心は己でもわからない。でも、多分この
それが叶ったら如何するつもりだったんだろう。
わからない。
ああ、何て
しょうもない理由で、戦っている。何も背負っていない。他人から見たら「反吐が出る」んだろう。
「―――でも、人間そんなもんだよな」
その時名入が何を思ったのかは分からない。
だが一言言えるのは今この時、彼の脳内は異様にすっきりとしている。
何かを完結した―――何かを
そこに、真人が追い付いた。
「あれ?漏瑚どうし―――」
ツギハギ面はその言葉を喋り終えることなく、吹っ飛ばされる。
補足を入れるならば、今殴ったのは名入である。そしてその名入は素手で殴った。
五条はそれを神妙にみて、名入も成長したな、と思った。
小説本編完結後について。第八話後書きの選択肢からお選び下さい。
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