術式が『百式観音』ってマ?   作:隣の家に晩飯凸する止まらないゴルシ

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告白されました。最高です!!!!!!!


地獄の中で

どうしたものか、と藤井は考える。

花御───特級呪霊との戦闘に、百式観音を使うのは構わない。

だが、リスクが大きかった。仮に原作通り花御が何とか逃げおおせたとして、術式の情報をもらされると、渋谷事変時に厄介。

手段は大きく分けて二つ。

 

1.百式観音を使い、確実に花御を殺す。

 

2.百式観音は使わず、体術のみで戦う。

 

前者はさっき語った通りリスクがある。後者に関しては虎杖、東堂が無事であれば、勝てなくはない。

 

・・・鬱憤を晴らすかな…?

 

 

どちらにしろ、全力でやる必要がある、か─────!虎杖!

 

 

轟音。

藤井が見たその瞬間、花御へと繰り出した虎杖の打撃は、黒い火花を散らし、空間を爆ぜさせた。

 

虎杖(ブラザー)!強力な助っ人が来たぞ───」

 

「よう、虎杖、東堂────こっからは任せとけ」

 

「先輩…」

 

「何となくだが、状況は把握してる…………今、ここで、奴を潰すぞ」

 

「ウス!」

 

「それでこそ、ライバルだ…!」

 

「東堂、虎杖を連れて下がれ」

 

「……術式、か」

 

「…ああ」とだけ言い、虎杖と東堂を下がらせ、特級呪霊───花御と向き合う。

 

『…仲間は良いのですか』

 

「…ああ、アイツらが近くにいるとやりにくいんでな」

 

そう言って、()を合わす。

 

 

 

百式観音

 

九十九の掌

 

 

刹那にも満たぬ速度で、いくつかの動作があった。

 

まず、藤井が持てる脚力を全て振り絞り、空へと跳ぶ。

時を同じくして、藤井の背後に発現した金色の観音が、その全ての掌を使い、弾幕のような張り手を花御に浴びせた。

 

それは木々をなぎ倒し、大地をえぐった。

 

それは実にたった数分の打撃だった。だがそのたった数分の打撃は、既に花御を呪力でできた血肉の塊にしていた。

 

 

「…一丁上がり」

 

「んあぁー・・・」、と口をあんぐり開け、変に声を出す虎杖―――を横目に、東堂は感心したように、腕を組みながらうんうんと首を縦に振っていた。

 

「それでこそ俺のライバルだな、藤井」

 

「いやオメーのライバルにいつからなってんだよ俺は」

 

東堂のバカみたいな発言から軽い談笑が始まる。それにのめり込む藤井はまるで、何かから逃げているようだった。

 

ぴくん、と少しだけ動いた気がした。

 

肉塊と化した花御が少しだけ、動いた気がした。無論、それは『気がした』である。だが、原作で五条の茈を喰らっても何とか生き延びたやつである。

 

油断はできない。慢心もしない。

 

その考えが、もう一度金色の観音を呼び出していた。

 

百式観音

 

一乃掌

 

その手刀は既に抉られた大地をさらにえぐり、血肉を赤い霧のように霧散させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




すいません、動画投稿の方に集中してたら遅れました

別途投稿中の「何か貧乏神拾ったんだが」について

  • 消してこっち優先して
  • 消さずに一生放置してこっち
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