術式が『百式観音』ってマ?   作:隣の家に晩飯凸する止まらないゴルシ

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ドゥゥゥゥルゥェルゥゥェッルゥェッ
晩凸ゴルシでこざる。
二日連続風邪とかマジ…?


事後

「今回の襲撃、どうしたものか」

 

「我々の遥か想定外をゆく戦力での強襲、やはり目的は例の呪物の回収だったのだろう」

 

「それよりも襲撃に来た特級呪霊だろう。奴は東堂葵、藤井名入、虎杖悠仁によって祓われた。別段これは聞こえがいいが実際は大問題だ。藤井名入…唯一奴の術式について分かっているのは『術式がある』と言う事だけだ……鴉によればトドメは奴一人が刺したそうだぞ」

 

「左様、奴を野放しには出来ん。だが奴は五条悟から巨大なパイプを引いている。奴を殺せば必ずや五条悟が出てくる……どうしたものか…」

 

「あるがままにすることはできん。奴と五条悟がいる限り我々の幸福が最大化されることはない。早急に奴を殺さねばならぬ」

 

「ではどうする。鴉を使うか」

 

「冗談を言うな。鴉程度では奴は殺せん………色仕掛けでもさせるのならまだしもな」

 

「ならばどうする…奴の近くにいる禪院を使うか」

 

「ふん……あそこの直毘人ならば条件次第で命じるだろうな」

 

「奴はあそこの娘に惚れておる…後ろを刺せば良いだろうが…奴は気づくだろうな」

 

「何…?」

 

「奴はあの娘に惚れ過ぎているが故に些細な変化に気づくだろう…策はなかろうて……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぶぅぇっくしゅん!!!」

 

「あれ先輩、どしたの?風邪?」

 

「いやなんか…悪寒が………で?何だっけ虎杖、人生相談?」

 

「まぁ、そんな感じ─────俺は、友達を───見殺しにしちまったんだ、自分のせいで」

 

「んー……気負うな、とは言わん。大いに気負え。だが、そのせいで余計自分が原因の人死を増やすな」

 

「でも…」と、虎杖。その顔は俯き、どのような表情かはわからない。

 

「お前は───光を、目指しているか?」

 

「光────?」

 

「自分の希望だよ…あるだろう?推し、だとか守りたい物だとか」

 

「わかんねぇ……有ったのかもしれないけど…思えば、ずっと不思議だったんだ、じいちゃんが死んだ時、悲しい気持ちはあったのに、涙は出なかった。でも、順平が死んだ時、真っ先に出て来たのは涙とか、悲しい気持ちじゃなくて、殺意だった」

 

「……これ、アニメからの引用だがな────『光に向かって一歩でも進もうとしている限り、人間の魂が真に敗北する事など断じて無い』…そんで、こっちは京極夏彦の小説からの引用。『この世には不思議なことなど何もないのだよ』」

 

「俺だけが…光に向かっても、それで順平が帰ってくるわけじゃ…」

 

「そうだ!たとえお前が光に向かおうと、順平が蘇るわけじゃない。たとえお前が泣こうと、お前の爺さんが帰ってくるわけじゃない─────これ、見てみろ」

 

左腕に長く巻いている包帯をほどき、虎杖に見せる。

そこには、縦に伸びた線がいくつもあった。

 

「リスト、カット?」

 

「そーだ、俺が今回の襲撃で救えなかった人間の数だけ、切った。まー家入先生に見つかったけど」

 

「なんで…」

 

「自己満足さ…俺がこうした所で人が蘇るわけじゃない。でも、せずにはいられない。ならそれで良い。俺は今までもこれからも、身勝手に、自己満足を追求し続ける。だが、これからのその行為に少し変化があるとしたら、それは人助けが自己満足の選択肢に追加された事だ」

 

「…」

 

「たとえお前が何百人、何千人、何万人殺そうが、それはお前の責任だ。その責任を投げ出さず、進み続ける限り、お前は心に希望を持っている。それがたとえ、呪霊を殺す事だろうがな。光に向かえず、贖罪するなら、生きろ。生きる事で生じる罪悪感は、お前にとって贖罪になるだろう」

 

「……分かった。もう吹っ切る!だからさ先輩、一回、手合わせしてくれ」

 

「……良いぜ、だが、俺が真に本気を出すまで、精魂果ててくれるなよ」

 

「応」

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、審判僕ね────ルールは呪力なし、術式なしの打撃戦。両者一方が、十秒間ダウンしたらダウンさせた方の勝ち」と、目隠しを外し、サングラスをかけた五条が告げる。

ここは高専の訓練場。今その土俵には、藤井と、虎杖が立っている。

ちなみに一応念の為、保険医である家入硝子も同席している。

その中での、模擬戦。

 

「それじゃー、スタート!」と五条が告げると共に、土俵に立った両者が駆ける。

 

虎杖は個体としての能力が凄まじい───だがまぁ、ゴリ押しでいけるだろ

 

試合が始まって僅か数秒、その間に虎杖と藤井は数度拳を合わせていた。

まず虎杖が藤井の顔面に向かって右ストレートを繰り出し、出来るだけ最小限の動きで藤井が虎杖の懐に入る。懐に入った藤井は出来るだけの全力を振り絞り、右拳を繰り出す。

が、それを本能的に察知した虎杖が左腕と腋を使い、凄まじい力で右拳を挟み込み、体を後ろへと傾けた。

 

すると、それにつられて少し前に出た藤井の腹にもう一度全力の右ストレート。勿論、もとより凄まじい程の筋力等を備えている虎杖の全力の右ストレート。それを妨害しようと、藤井は空いた左手でその右ストレートに横から手刀を繰り出す。

だが、だからといってダメージを無効化出来た訳では無く、藤井の右の横っ腹に掠る。

挟み込まれた右腕を引き抜き、藤井は後ろの方へと跳ぶ。

 

「ふぅッ!」

 

それを見た虎杖はどうやってマットに叩き落とそうか、と策を考え始め、一方藤井は末恐ろしい奴だな、と思い、此方もまたカウンターを繰り出す為どの様に戦うか考え始めていた。

 

 

 




_(:3 」∠)_

吐き気スゲェ

別途投稿中の「何か貧乏神拾ったんだが」について

  • 消してこっち優先して
  • 消さずに一生放置してこっち
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