霧雨魔理沙は救われない   作:parui

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恋色マスタースパーク


星色マスタースパーク

「おうおう、ルーミアのやつはおっ始めてやがる。

こっちもやろうじゃないか、魔法使いよ」

「魔法使い魔法使い五月蝿い、私は名は霧雨魔理沙だぜ」

「わかったわかった霧雨。わかったからやろうぜ?」

 

つくづくこいつはイカれてると思う。

一般人の妖怪のイメージからしたら妖怪らしいんだろうが、

私からしたら妖怪はこんなんじゃない。もっとマトモだ。

だからこそ、私はこいつをイカれてると思ってしまう訳だが。

ただ、こいつはイカれすぎていて、更にそれを隠そうともしないのでいっそ清々しい。

お陰で下手にイカれたやつとか馬鹿とかよりはやりやすいからまだマシか。

 

「戦いたくてたまんないだな········いいぜやってやる」

「おし、それでこそだ霧雨。在此、手ぇ出すなよ?」

「はいはい」

 

少し呆れて武器を構えると鬼淵は笑い、在此に言う。

在此は露骨に呆れたような様子で、後ろに下がっていく。

そして、

 

「下がったぞー」

 

というと同時に、闘争は始まった。

いや、鬼淵の先手で始めさせられたというべきか。

鬼淵は拳を後ろに下げ、正拳づきでもするかのような構えを取る。

だが、間合いは正拳づきどころか蹴りも届かないような距離だ。

私は直感で理解する。

 

―飛び道具か!?

 

「アースライズ!」

 

咄嗟の判断で大地を隆起させ、岩の壁を作る。

壁に阻まれ、鬼淵の姿は見えないが、小さな声でやつはこう言った。

 

「風当て身·········」

 

瞬間、突風は吹き荒れたかのような風の音が聞こえる。

次に聞こえた音は岩が砕ける音。

ヤバい。

ただ私はそう思い、思い切り大地を蹴って、右に飛ぶ。

着地し、もといた場所を見ると岩には大きな穴が空いていて、

私はもし、飛んでいなかった場合の私の姿を想像し戦慄する。

やっぱりこいつ、化け物かよ。

 

「·······ミラージュ」

 

私の体は消えていく。否、見えなくなっていく。

水·炎·光の順で合成すると使える魔法だ。

 

「おぉ、こいつを避けるか。一回打ち出したら天狗でも避けられないんだがな。

やはり、魔法使いは賢い。直感で理解し、壁を作り、避け―」

 

透明になったのを見ても動揺せず、称賛を称え、笑いながら話す鬼淵の言葉は途中で切れる。

私が思い切り蹴り飛ばしたからだ。

その衝撃は恐らくは人の体など一瞬で破壊するようなもので、

鬼淵の体はまるで蹴り飛ばされたサッカーボールのように後ろに向かって飛んでいく。

 

「肉体強化魔法ストレングス」

 

私は蹴る直前に使った魔法の名を言う。

そして、もう一度飛ぶ。

鬼淵の前に行くと、岩にめり込んでいた。

常人。いや、そんじょそこらの妖怪なら死亡·······か。

 

「いたたたた···········首の骨が一回折れちまった···死んじまったかな·······」

 

全身から血を流す鬼淵は、見た目に反してピンピンしている。

口ぶりからして、何度かは生き返るのか。長い戦いになりそうだぜ。

少し厄介だと考えていると、鬼淵が話し出す。

 

「おい、霧雨。そこにいんだろう?教えといてやるがな、私はあと3回死ねる」

 

バレてるし。やはり、狂ってるとはいえ最強クラスの妖怪か。侮れない。

もうバレてるのならと私は答える。

 

「なんで教えるんだ?」

「その方が楽しいじゃないか」

 

鬼淵は腕を振り上げ、

 

「················やっぱりお前はイカれてるよ」

「誉め言葉だ!」

 

力一杯降り下ろす。

対象は私ではない。

対象は、大地。

鬼淵の拳は容易く大地に入っていき、大地は割れる。

ヒビが広がり、地震のように揺れる。

 

「なっ!?」

 

私はバランスを崩しそうになり、箒で体勢を立て直す。

だが、遅かった。

私の目の前には鬼淵は立っており、握った拳をこちらに飛ばしてくる。

マズイ。

これは避けられない。かといって守れるものもない。

死を目前にし、背後に感じる。

当たれば死ぬ。魔法使いに耐えれるはずはない。

鬼淵の動きが何故かスローモーションに見える。それに昔の記憶が頭の中を駆け巡る。

死を目の前にしたら時が遅く感じ、思い出が思い浮かぶ。

走馬灯というのがあるらしいが、それか。本当にあったのかよ。

なんだよ。死ぬのか私。100年ちょい生きたけどほとんど研究してたなぁ。

しかも、これで無駄になっちまうってか。

頑張ったかな、私。鬼淵を一回殺せただけで役満だったかも。

ってそんな訳にいくかああああああああああああああああああああ!!!

今死んでどうなる?霊夢にしばかれて終いだ。

あいつにしばかれてたまるかよ。私は勝って生きるんだ!

ゆっくりと、拳が近づいてくる。

考えろ、考えるんだ霧雨魔理沙。この状況を、死を免れる方法を。

 

―そうだ。あれがあるじゃないか。

 

「当たるかな!?」

 

鬼淵が振り抜いた拳は当たるかと思われた。

だが、それは空を切ることになる。

彼女の拳は魔理沙の体をすり抜けたからだ。

 

「うぉ!?」

「ありがとうな··········青娥」

 

魔理沙が避けられた理由は鑿。青娥のすり抜ける鑿。

それを使い、鬼淵の拳をすり抜けたのだった。

 

「鬼淵!戦いはこれからだぜ!」

 

私は勝つんだ。皆の力を借りて。




皆と共に









相変わらずの低クオリティ。

熱が下がらない。助けてえーりん(°∀°)o彡º

真·ガンダム無双のDXのSP技の威力に落胆。
サテライトキャノンよえぇ··········。
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