「それじゃあ、フラン。博麗神社に行ってくるわね」
「宴会?」
時計を見て、あっといった表情を浮かべ言う御姉様を見て、行くであろう場所を言ってみる。
「あら、よくわかったわね」
わざとらしい驚いた表情を浮かべる御姉様に、
私も怒りなんてこれっぽっちも含んでいないわざとらしい怒の表情を見せる。
「博麗神社に行くなんて宴会くらいしかないじゃない!」
「フフッ、そうね。からかってごめんなさいねフラン」
「いいけど··········早く帰ってきてね·············」
「えぇ、明日帰ってくるわ。明日の朝、ここに来るから心配しないで待ってなさい」
「うん!」
私は快く返事をし、部屋から出ていく御姉様の背中を見つめていた。
―ザザッ―
「咲夜さんとパチュリーさんが!?お嬢様も!?どういうことなんです!?」
朝になっても御姉様が来なかったので、何処にいるのだろうと館内を探していると、
カーテンに覆われた窓の向こうから、美鈴の声が聞こえる。
どうしたのだろう?
玄関から傘を持ち出し、外に出る。
外に出ると、門の向こうには雨の中で呆然と立ち尽くす美鈴がいた。
その足元には傘が転がっていて、なにか異常が起こったのではないかと心がざわめく。
「美鈴···········?」
「妹様·············妹様ぁ··········!咲夜さんが····パチュリーさんが···お嬢様が··········」
美鈴がこちらを向き、震えた声で言葉を発する。
その言葉の続きを私は予想した。否、予想してしまった。
足が震え、歯がカチカチと音を鳴らす。
あれ?心臓の鼓動の音ってこんなに大きかったっけ?不安ってこんなに怖かったっけ?
どうしよう。怖い。聞きたくない。言わないで。言わな―
「殺されたそうです··············」
―ザザッ―
「妹様、どうするつもりですか?」
固く閉じられた地下室の扉の外から美鈴声が聞こえる。
少し前まで、向こうから閉じられていた扉。紅霧異変の後に開け放たれた扉。
ずっと行きたかった外に続くその扉は今、私の手によって閉じられていた。
「壊してやるんだ···········御姉様を殺した奴を···········」
「············そうですか」
一瞬の沈黙の後、美鈴が少し暗い声で返事をする。
「なら、私も行かせてください。
咲夜さんを、パチュリーさんを、レミリア様を殺した奴を私は許せません。
私もお供します。お嬢様」
聞き慣れない。いや、私に向けられないはずの言葉に私は戸惑い、沈黙する。
「レミリア様が亡き今、紅魔館の当主はあなたです。
フランドール·スカーレットお嬢様。私はスカーレット家に忠義を尽くすと決めております。
何なりと御命令をお嬢様」
御姉様の背中が思い浮かぶ。
あんなに小さな背中が今では大きく感じられる。
これが当主の重みなのね、御姉様。
私の中でプツンと何かが切れる音がする。
顔を扉の方へ向ける。
扉の向こうで姿は見えないけれど、片膝を下ろし深く頭を下げている美鈴が見えた気がした。
私はゆっくりと扉に歩み寄り、ゆっくりと扉を開ける。
そうだ。御姉様がいないのだから私が当主にならなくちゃいけないんだ。
私が壊れていてはいけないんだ。
なら、これからの戦いは私の個人的な復讐ではない。
予想通りの姿でいた美鈴が顔を上げる。私はその顔を微笑みながら見つめ、言う。
「さぁ、美鈴。報復戦よ。皆を殺した奴だか連中を八つ裂きにしましょう。紅魔館の名に懸けて」
―さぁ、報復戦だ。紅魔館の敵を全て殲滅しよう―
赤くて朱くて緋くて紅い血統
即効クオリティだからね。粗いのは仕方ないね(白目)
(小説で)コラボしたいし、(G EXVS FBで)コンボしたい。
因みに愛機はX1改。フルブでは弱体化しましたね。
マキシでどうなったかすっごく楽しみだ(フラグ)
Zのビームコンヒューズとは当たると思うんです。
あと、個人的にブー格が強い。