テラフォーマーズ RTA [宇宙の覇者]獲得チャート 作:アルさん
宇宙最強になるRTA始まるよ〜
前回、化け物が誕生しましたが戦闘力に関してはゴキブリ達の一般モブよりちょっと上ってぐらいです。ですので学生時代はひたすらに修行して貰います。
まずは生まれた家庭ですね。
パッと見たところそこそこのお金持ちと言ったところでしょうか。まぁまぁな感じです。
「瑞花、今日は入学式でしょ早く起きなきゃダメじゃない」
親からの好感度は高めっぽいですね。
これはかなりありがたいです。
体重210キロ、握力399の娘を育てるのは大変苦労した事でしょう。自分を愛してくれたお礼に感謝の念を込めながらタックルを繰り出します。(乱数調整)
さてキャラを操作して小学校に向かいます。‥‥無事に何のイベントもなく学校にたどり着けました。
長ったらしい入学式も終わり、クラスが決まって周りの子供は浮き足立ってますね。
帰りの挨拶が終わったら速攻で次の行動に移りましょう。小学生時代は5時までに帰宅しないと外出禁止、お小遣い制限等のペナルティーが課せられてしまうので注意が必要です。
さて、このゲームにおいて最も重要なことは何でしょう?(M.O.手術除く)
そう、習い事です。習い事(特に武芸)してないとマジで簡単に死にます。
このゲーム、キャラクターの強さは特技×能力見たいなところがあるので能力にかまけて普通の暮らしをしようものならゴキブリの引き立て役にしかなりません。
原作における火星編のドイツ班にいた昆虫界最強と呼び声の高いリオックの能力持ちでさえ武術を体得しておらず結構あっさり死んでますからね。
というわけではい、着きました。マップの真ん中に存在するかなり大きな日本家屋の前に来ています。ここに住んでるおっさんは宮本武蔵の子孫を自称しており、二天一流という宮本武蔵が使っていたとされる剣術を基にした武蔵流(ほぼパチモン)とかいう剣術を教えてくれます。
このおっさんの良いところは人望がないところですね。
矛盾してない?と思った視聴者の皆様に説明しておきますが、この能力値の小学生が同年齢の子供と訓練なんかしたら相手が死んでしまいます。なので、練習相手が誰もいないという本来マイナスにしかならない要素が今回のチャートだとプラスになるんですよ。
さて、おっさんが出てきたら早速弟子入りを志願しましょう。
お願いします入らせてください何でもしますから(なんでもするとは言ってない)
そう言うといきなり竹刀を渡してきて、いきなりミニゲームが始まります。
練習用の防具に一分間攻撃してダメージが一定数を超えたら入れてやると言われますのでここは真面目にやりましょう。
おら パン
ありゃ、一撃で竹刀がぶっ壊れちゃいました。これだから化け物ステは……まぁ規定ダメージは超えたので良しとします。
さて正式に門下生になることができたので今度は親の許可をもらいに家に帰りましょう。
えっ?普通順番が逆?
細かいことは気にすんな
さて家に帰るまで暇なのでその間このゲームの武術を説明しましょう。優先順位はまぁざっとこんな感じです……
1 膝丸心眼流
2 空手
3 柔道
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.
最下位 剣道
何故剣道がここまで優先度が低いのか?それにはいくつか理由があります。
まず一つ目は剣道と相性のいい虫が居ないことです。剣を振るう事に特化した虫とか居ませんし、というか物を振り回すことが出来る生物自体人間と類人猿ぐらいしか居ません。なのでM.O.手術との相性が非常に悪いんですよ。
しかも剣道の強さは一対一の際発揮されるのですが、テラフォーマーズは武器を持ってる人間を優先的に攻撃してくるので直ぐに周りを囲んできます。その結果死にます。
では何故剣道を選んだのか?
それは剣道がテラフォーマーズに対して一番有効な攻撃手段だからです。
さっきと言ってること真逆じゃんと思ったかもしれませんが少し話を聞いてください。
まず、テラフォーマーズと能力無しでやり合って勝てるのは剣道か膝丸心眼流ぐらいです。これはテラフォーマーズの体が硬すぎるので武器による攻撃か柔術による関節技しか基本効かないからです。
先程も述べたように応用の効く膝丸心眼流と違い剣道とM.O.手術の相性は非常に悪いので、剣で戦おうとすると実質素の力で戦う事になってしまいます。
ですが、膝丸心眼流を会得するのは消化しなきゃならないイベントが非常に多いためRTAとは非常に相性が悪いので剣道を習い事に選んだわけですよ。
筋力あるならボクシングとか空手とかしろよって?
大正解です。
正直筋力399もあれば生身でもゴキブリどもを殴り殺せるので空手を習えば無双できます。
しかし、本RTAの目的はジョセフと祈る者の殺害です。そして、ジョセフは自身に与えられた打撃ダメージをそっくりそのまま返すことができるというチートじみた特技を持っています。なのでボクシング等の習い事は逆に自分の首を締めることになるんですね、はい。
さて、説明も終えたところで家に帰りつき、親の許可をもらいましょう。
入れて? ダメです。
ありゃ?この好感度なら一回でいけそうなものなんですが?
まぁいいですもう一回 ダメです
さらにもう一回 ダメです
………
………
……
…
わかりました。いいですよ
はぁ、やっと許可をもらえました。まぁとりあえず今日はここで終わります。
ありがとうございました。
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入れさせてください
そう言って頭を下げる子供はランドセルをからっており、どう年齢を高く見積もっても小学一年のガキだった。
(うちもここまで落ちぶれたか)
別に子供が嫌いなわけではないし、子供の受け入れを断っているわけでもない。むしろ強くなるにはこれぐらい、いやもう少し幼い頃から竹刀を振らせるべきであると思っている。
だが、それでも悲しかった。
昔…俺の祖父がこの道場を持っていた時は人も多く、常に道場から悲鳴とも雄叫びとも判断のつかない叫び声が聞こえ子供は怖がり、せいぜい肝試し気分で少年がチラリと覗こうとするぐらいだった。
それが今ではこんな小娘がのほほんとした顔でうちの門を叩けるようになった。それがどうしようもなく悔しかった。
「入れ」
そう言って道場に入れてやり竹刀を渡し、ボロボロの練習用の面を被らせたマネキンを指差す。
「あれに向かって5分間全力で打ち込め」
剣道というのは見た目以上にハードだ。竹刀を振るうには普段の生活では動かさない筋肉を使うため、初心者、それにただの子供は30秒もしないうちに根を上げるだろう。だが、この程度で泣き言をいうような奴は入れてやっても長くは続かない。
(1分もてば入れてやってもいいか?)
そんな事を考えていると……
ドン!!
というまるで太鼓でも叩いたような音が聞こえた。
「………はっ?」
開いた口が塞がらないとはまさにこの事だった。
「あの…これってどうなりますかね?」
と困ったような顔をする小娘の手にはバラバラになった竹刀だったものが握られていた。
小娘には合格だと告げて一旦帰らす。
これはなんだ?
自身の手にはバラバラの竹刀が握られている。一見ただの馬鹿力で折られたように見えるが違う。
竹刀に使われている竹の一部が薄い繊維になっている。
「竹が破裂した…?」
いや、違う。そんな訳がない。
これはあの小娘の握力と竹刀を振るう風圧によって竹の一部が繊維化してしまったのだ。
聞くところによるとご先祖の宮本武蔵は切りたての青竹を一振りでサラサラにしてしまったらしい。これは……
「同じだ」
あの小娘がしたことはご先祖の宮本武蔵がしたことと同じ原理だ。それは自分が数十年の修行の末に立たなかった場所に小娘はすでに立っている事を示していた。
もし、男が若かったら小娘を嫉妬で殺しているところだった。
だが、今は違う。曲がりなりにも指導者となった自身が思ったことは一つだった。
(育てたい)
あの小娘は初めて竹刀を持った時から自身の目指した高みにいるのだ。では、そこから修行を積めばどうなるのか?
見たかった。
剣の道を歩んで来たものとして、その頂きに立つことが許されたあの小娘がどうなるのかを見届けたかった。
だから誓った。自身の経験を、数百年の家の歴史をあの小娘につぎ込む。何をしてでも彼女を高みに押し上げてみせる。
その果てに誕生するものを想像すると自然と口元が上がった。
「蓮華瑞花、俺がお前を化け物にしてやる」
原作の続きはいつ出るんですかね?