活殺シリーズ 二次創作   作:金脇真人

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いやーついに来ちゃったかー…


最高峰の夢

場所。フランス。

 

そして、時間。午後三時。

 

今見えているもの。辺り一面アホほど目に優しいクソ緑。

 

つまり今起こっていること。

 

迷子である。

 

「どこだよここおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

シャンティイの森内でのことである。ゴルシのやつ…俺置いてとっとことっとこ走っていきやがって…まあスマホ使えばどこかわか…アレ?

 

「圏外じゃねえかああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

森でちょうど電波ないとこに入っちまったか…?

 

いやでもこういう時は…

 

右側から水の音?

 

五分ぐらい歩くとそこに小さな川があった。

 

この水の流れに沿って行けば…

 

ニ十分ぐらい歩いた後…

 

シャンティイレース場到着である。

 

「あーつかれた。マジで疲れた。車でこればよかったけどタカ結構するからなぁ…アイツに荷物持ってもらってて本当によかった…」

 

そして窓口へ。

 

「Excusez-moi.」

 

「Ce qui s'est passé?」

 

「Je suis un entraîneur de Gold Ship, où se trouve le vestiaire des hommes ?」

 

「Quelque chose est arrivé?」

 

「Je me suis perdu dans la forêt de Chantilly et j'ai erré pendant environ une heure.」

 

「Oh, c'est un gros problème... Si vous allez vers la droite depuis ce comptoir, vous trouverez probablement un panneau pictographique pour les hommes, alors allez-y.」

 

「Merci.」

 

にしてもなんで俺これしか着替えがないんだよ…まあしょうがないけど…

 

「ゴルシー!!!!始めるぞー!!!」

 

「ってトレーナーそれって!!!」

 

「?ああこれか。ユニフォームだな。プロ時代の。」

 

「それって貰えるのか?」

 

「一応俺自由契約だからね?まあもらえはするさ。まだ引退届も出してないし。」

 

「はよ出せよー。」

 

「まだトライアウトの受験する権利はあと一回残ってるから、そんなにあせることスタート!!!!」

 

「うおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!」

 

ちっ…

 

「2:18:3。」

 

「世界レコード更新!!!」

 

「雨の馬場も考えたら2:24:00ってところだな。」

 

「それでもまぁまぁか…トレーナー一体全体どんな計算してるんだよ…」

 

「なんとなく」

 

「なんとなくでそんな計算できるのかよ…」

 

それから二週間後。最終トレーニング。

 

「よーし目標タイム-1s。十分なタイムまで縮めた。後は。全力で勝って来いよ。」

 

「任せとけ!!!」

 

凱旋門賞へ

 

凱旋門賞の枠順発表でいまだ内枠5番以内まではなし、次はゴルシの番だ。

 

「ゴルシ、俺に引かせろ。」

 

「いいのか、トレーナー。」

 

「ここでいい枠引けないで何が、運の神だ。」

 

そしてその番号を見た瞬間少し笑った。

 

「Premier dans un seul cadre.」

 

会場がどっと沸いた。

 

「ゴルシ、どうだ。最高の枠を引いてきたぞ。」

 

「トレーナー、どんどん前に行くぞ。」

 

「この場で話していいのか。」

 

「関係ない。とあるやつに既に特訓はつけてもらった。」

 

「本当に大丈夫かよ…」

 

あーめっさ緊張する。向こう正面にゴルシがいるんだよな…しっかりここまで走り切ってくれよ…

 

「さあまずゴルシが一番最初にあっさりゲートに収まりました。」

 

「ゴールドシップ、宝塚の時は中々ゲートに入ろうとしませんでしたからね。今回はあっさりとゲートに入りました。」

 

「さあ枠入り順調ですね。最後に大外のトーセンジョーダンが入りました。」

 

「日本の届かぬ夢をゴールドシップが届けてくれるのか…。」

 

「今、スタートが切られました!!!!」

 

「さあ各ウマ娘綺麗なスタートを切りました!!!」

 

「おおっとゴールドシップ好スタートからどんどんと後続との差を広げていきます!!!」

 

『マジかよ!』『アタシは落ち着いて番手をキープしてゴルシの邪魔をさせないようにすればいい…!』

 

「ヒャッハー!!!!!!!たまんねえええ!!!!!どんどん加速するぜええええええ!!!!!」

 

「ゴールドシップ、レースが始まってわずか600mで後ろとは12~3馬身程度の差!最後方とは25馬身近くあります!」

 

『このままジョーダンの後ろについて三番手キープ…』

 

なんか後ろから来てるな…ナカヤマか…しっかり真後ろについてこい。ゴルシに対して一人足りとも近づけんなよ…!

 

まだまだ脚は残ってる!大体1600m地点か…こっから上がってくるのも多いけど…まだまだああああああ!!!!!!

 

「1600m地点、フォルスストレートでさらにゴールドシップの速度が上がった!!!!現在のタイムは2:00:52!!!余裕のレコードペースだ!!!!」

 

晴れで良馬場だからこそのこの超ハイペース!!!ゴルシが逃げに徹するとこんなにもハイペースになるのか…

 

「さあ一人ゴールドシップだけが残り600mの標識を通過し最後の直線へ!!!!」

 

「後ろからナカヤマフェスタとトーセンジョーダンの二人しか見えない!!!」

 

「ほかのウマ娘たちは塊になっている!!!」

 

「先頭ゴールドシップが圧倒的な差で残り400m!!!!」

 

ゴルシ…すまねぇ…ここまでだ…でも、逃げ切ってくれ!!!!!

 

「さあ、ナカヤマフェスタとトーセンジョーダンの二人が飲み込まれたが、まだはるかかなた先にゴールドシップだ!!!これはもう届かない!!!!ちぎったちぎった大ちぎりだ!!!!圧倒的な着差を付け!!!!レコードタイムで今!!!ゴールドシップがゴールイーン!!!!!!!!!!!これが世界最強の黄金の船!!!まさに沈むことのない最強の逃亡劇!!!!!!!」

 

「タイムは、2:20:37!!!!!破られることはあるのでしょうか!!!!まさに大レコード!!!!」




はいというわけで凱旋門賞編だけで一話終わっちまったw

本来であればもう少し長くやるつもりだったんですがねぇ…

というかこの小説よくよく考えたら第一話多分イクイノックスのデビュー年なんですよね。で、そこからこの話にたどり着いたらイクイノックス引退って…滅茶苦茶イクイノの引退が早いのか、この話の更新ペースが遅いのかどっちなのかよくわかりませんが、まあ素晴らしいバケモノがこの小説でも生まれてしまいました。次回以降はスズカ編へと突入(予定)
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