※今回からこのシリーズではキャラの頭文字がつきます
例
菅生修…修
クレア・フォートラン…ク
"ハヤト、久しぶりに富士岡で走らないか。ルーキーの顔見せとニューマシンのテストレースがしたい。by新条"
修「新条から直接?この開幕前の忙しい時期にか。」
ハヤ「はい。毎年この時期になると恒例なんです。流石に僕が大けがを負っていたあの年だけは連絡が来ませんでしたが初参戦以降は毎年のように。お断りばっかり入れるのも癪なので、何回か行ったこともあります。」
修「本来であれば、ルーキーを敵地に送り込むことはできないのだが、あちらもニューマシンを見せてくれると言っている。最終調整というより、本番と思って走って来い。スタッフは同行させる。」
真「修さんは?」
修「俺はブーツホルツと約束があるんでな。」
真「ということはロシアですか…わかりました。ハヤトさんに連れていかれます。」
修「しっかり頼むぞ、ハヤト、真人。」
二人『了解!』
ハヤ「というわけで、富士岡に来ては見たものの…」
真「ハヤトさん、加賀さんって引退したんですよね。」
ハヤ「僕の記憶違いでなければね。」
真「なんでオーガが置いてあるんですか!」
加「そいつぁ俺のマシンだ。今回新条のやつに呼び出されてな。オーガを超えるマシンが出来上がったらしい。この前からひっさびさに運転してたら超ピーキーなのなこいつ。」
ハヤ「久しぶりに運転する加賀さんじゃ厳しいですよ…」
真「私はそうとは思いませんけどね。」
加「アレ?あすかちゃんは?」
ハヤ「あすかなら多分そろそろ。」
真「それじゃ多分先にコースにいる…」
ハヤ「サーキットの不死鳥に…」
加「会いに行きますか!」
数分後…
ハヤ「新条さーん!」
新「お、来たかハヤト。朝早いな。」
ハヤ「もう待ちきれなかったんです!」
新「ハヤトらしいな。加賀の隣のが?」
ハヤ「噂のルーキーです。あいさつしな。」
真「金脇真人と申します。ガーランドに搭乗予定です。」
ハヤ「こいつ凄いんですよ。アスラーダ01に乗せたら僕のファステストを10km/hは更新されました。」
新「ほうそれは凄い。だが、レースは早く走るばかりではないぞ。速さに、駆け引き、コーナリング、運。すべてがかみ合って先頭でチェッカーフラッグを受けれる。」
真「もちろんそれはわかっています!今日は新条さんを超えるつもりで行かせていただきます!」
新「よしその心意気だ!こっちも負けてられないぞ!」
加「お、久しぶりに不死鳥様にも火がついたかなぁ?」
新「加賀も悪いな、わざわざアメリカから。」
加「いやいやそんなことねえぞ。あと今日は1チーム見学に来るらしい。」
ハヤ・真「え?そんな話聞いてませんよ加賀さん。」
加「あれ?言ってなかったっけか?」
新「加賀、あれほど事前連絡は重要にとだなぁ…」
?「あら、ドライバーの皆さんお揃いのようね。」
ハヤ・新「その声は…」
真・ハヤ・加・新「今日子さん(女王様)!?」
今「久しぶりね、新条君、風見君、金脇君。」
ハヤ・加・新「知り合いだったのか!?」
真「昔サーキットで声をかけてもらってアオイのアカデミーに入っていたことがあったんです。」
新「へぇ~。ということは後輩にあたるのかぁ…。」
真「あれ?てことは…アオイ3のスゴウ1ってことになりませんか?」
ハヤ「新条さぁん?」
新「俺は知らないぞ…」
ハヤ「加賀さん?」
加賀、逃げ出す
ハヤ「真人?」
真「いやこれは想定外でしたよ…ただ、一回だけ加賀さんがアカデミーに来た時があってその時に顔を覚えてもらってましたね。」
ハヤト全力で加賀を追う。
加「お前修さんから何も聞いていなかったのかよおおお!!!!!!」
そんな叫びが朝のサーキットにこだました。
時は進んで、朝9時ごろ。
?「Hey!サムライボーイ!」
ハヤ「お!グーデリアンさん!今日見学のチームっていうのは!」
ハイ「私たち、シュトルムツェンダーのことだ。久しぶりだな風見、新条、加賀。」
真「初めましてハイネルさん!」
ハイ「今日はルーキーも走ると聞いていたがそれが君か。なかなか早そうな見た目をしている。今日は期待しているぞ。」
グ「あら?ハイネルが見た目で早そうっていうのはなかなか珍しいな。これは警戒しとくべき相手か?」
ハイ「間違いなく風見、新条、加賀、ランドル、それにグーデリアン。ブーツホルツもか。あのレベルの実力は間違いなく持っていると感じた。今日のレース、改めて期待しているぞ。」
真「ありがとうございます!今日は頑張ります!」
ハイ「できればそのままシュトルムツェンダーのファーストシートに入ってほしいものだなはっはっは!」
グ「そりゃないぜハイネルー!」
ハイ「貴様はまずこのレースで己に何が足らんかを学ばんか!」
いつもの漫才が始まったところで撤収…
ク「おはよう真人くん。調子はどう?」
真「絶好調です!フリー走行いつでもどうぞ!」
ク「わかったわ。ガーランドの調子はかなりいいセッティングにしてあるから浮く部分があったら是非言ってちょうだい。」
真「わかりました。風見さんたちに引けを取らないタイムを出してきますよ!」
"風見ハヤト選手のタイム、1:42:38"
真「相変わらずハヤトさんはええなぁ…」
新「ハヤトのタイムは流石だな!真人、いっそのこと更新して来い!」
言われなくとも…
真「そのつもりです!真人、ガーランド、行きます!」
エンジン音がうなりを上げ、ガーランドがサーキットへと飛び出していった。
さぁ…ここか…来たなイリュージョンストレートのあとの…トルネードバンク…!
フルスロットルだとすごいGだ…!!!!!これが体感7G…!
ヨシ…何とか抜けた…行くぞ…!
加「コントロールライン!通過!」
第一コーナーいきなりインに切れ込むがここは三速で…イナーシャル…!
ハ「僕のイナーシャルドリフト!?」
次の第二はS字だが…ここは強引に…!
加「俺のラインどり!?」
そして…第三コーナーここからちょっとだけ長い直線に入るから…ブレーキタイミング…3,2,1…ここだ!
新「俺のブレーキタイミングまで…」
さぁここからは複合コーナーだ…ここは細かなカーブが多いから6速全開で走り抜ける!
グ「Fu!ミーのような大胆さまで持ち合わせているとはやるねぇ!」
ハイ「それだけではない。私のような正確なラインどりまでやってきている。」
さぁ…ここのS字カーブを抜けたら…
加「来るぞ、イリュージョンストレート。ルーキーにとってはここのストレート、トルネードバンクが一番キツい!」
じゃぁ…行くぞ!
真「ブーストオン!」
ハヤ「落ち着け真人!」
牧「570、580、590、600!600キロを超えました!」
ハヤ「何ぃ!?」
真「まだまだ!」
アクセルをどんどん踏み込んでいく
牧「700キロ!限界です!」
ブースト全開のトルネードバンクはきちいが…!いやキツイ…!でも!まだ!まだ!
真「踏み込める!」
牧「710キロ!アスラーダの最高速を超えました!」
ブーストカットまであと…3,2,1…
ここだ!
牧「ブーストカット!トルネードバンクを抜けて!コントロールライン!」
ハヤ「タイムは!」
"金脇真人選手のタイム、1:05.38"
ハヤ「僕のベストタイムを軽く超えて来た!」
新「ハイネルの観察眼以上の速さだな!」
加「おまけに俺らの技術丸パクリかよぉ!こりゃ負けてらんねぇなぁ!」
予選タイム
1 金脇真人 1:05:38
2 風見ハヤト 1:05:39
3 新条直輝 1:05:42
4 加賀城太郎 1:05:47
決勝は真人がスタートから飛び出し、大逃げ切り。最後に風見、新条、加賀の猛追を受けながらもしのぎ切り、テストマッチは幕を閉じた。
真「やった!勝った!」
ハヤ「いやぁ負けたね。君は素晴らしいドライバーだ。僕以上かもしれないけど、僕はそう簡単には超えさせないよ!」
新「いやぁ見事に逃げ切られたな。素晴らしいドライビングテクニックだった。見事に寄せ付けない圧巻の逃げ切り術。これは本番のアメリカが楽しみだ。」
加「いやぁ俺は最下位かぁ…まぁでもお前らとタイム差なしだからなぁ…悔しさはあるが、こういうルーキーが出てきた、それだけでも十分、今後のサイバーが楽しみだ!」
ハイ「いやぁ、素晴らしい走りだったな真人!」
グ「hey Kamikaze man!グッドレース!これはミーも警戒しなきゃいけない相手がまた増えたな!homeで負けるわけにはいかないんでアメリカは譲らねぇよ!」
真「皆さんありがとうございます!今日この後ご飯だそうなので皆さんで行きますか!」
全員『いいなぁ、今日子さんの奢りだろぉ?』
今「あなたたちは十分稼いでいるんだから全員出しなさい!」
あ「そうよハヤト、あなたなんか一番優勝してるんだからしっかり出しなさい。」
ハヤ「あすかぁ…」
新「今日子さんにそう言われてはしょうがないですね。皆さんでご飯食べに行きましょう!今日はお肉です!」
加「お!やった!久しぶりの日本の焼肉!」
ハイ「なかなか故郷でも味わえない日本の本格的な焼肉。楽しみだな。」
グ「ミーたちも味あわせていただきます!」
この後、焼肉屋でだれが払うかでもめて結局今日子さんが払うことになるのは秘密。
続く
サイバー感ちょっとは出てたか…?まぁ今回は日常パート多めにしてしまったからなぁ…次回からは厳しいレースの始まりです。最初はアメリカGP。グーデリアンさんの故郷で行われるレース。書くのが楽しみ。
次回予告
遂にアメリカGPの開幕とともに告げられる年間12戦の第20回サイバーフォーミュラグランプリ!予選開始直前真人がおらずスゴウは大混乱、そんな中渦中の真人は!?
次回、starting!
サイバーフォーミュラSKY 空をかける一羽の蝶のように舞え